■TOPへ戻る 世界三大仏跡のひとつ バガンを訪ねて 寺院と人々の生活 ![]() ![]() バガンの仏塔群は、カンボジアのアンコールワット、インドネシアのボロブドゥールとともに 世界三大仏跡に挙げられる仏教遺跡です。赤茶色のレンガで造られたパゴダや寺院は、11世紀から 13世紀にかけて繁栄したパガン王朝時代に建設されました。 右はバガンで最も有名なアーナンダ寺院です。レンガの上に漆喰が塗られており、頂上部は金ぱく で覆われています。 ![]() ![]() バガン観光の拠点はニャンウーです。空港、長距離バス、フェリーの拠点です。 朝のマーケットでは様々なものが売られており、とても活気があります。 ![]() ![]() 日用品、食料品、なんでも売っています。物価もとても安いです。 近年は中国、インドとの国境貿易が盛んで、市場の物資も増えているそうです。 ![]() ![]() ニャンウー近郊で最初に訪れたのはシュエズィーゴン・パゴダです。 大規模なパゴダで、すべて金ぱくで覆われています。 左は、紙に挟まれた金ぱくです。仏像に貼ることができます。 ![]() ![]() 仏像が着ている袈裟は、満月の夜、一夜のうちに織られるものです。 一晩のうちに、一生懸命努力して袈裟を織ることで、たいへんな功徳を積むことができるのです。 ![]() ![]() ここは町の漆工房です。竹を編んで形を作り、その上に漆を塗って形にします。 細密な模様を描いて色付けすると完成です。 中が竹なので見た目よりも軽いです。 ![]() ![]() 漆の上に黄色で模様を描き、黄色の上に金ぱくを貼っていきます。 漆塗りの技術は日本の輪島塗に学んでいるそうです。 ミャンマーは金も漆も竹も豊富な国です。 ![]() ![]() ミンナントゥ村を訪ねました。家はチーク材、竹、レンガなどを組み合わせてできています。 家の中には結婚式などの家族の写真、お坊さんになった時の写真などが飾られていました。 仏様の祭壇もあります。日本の神棚のようです。 ![]() ![]() 托鉢のお坊さんは、毎日どの家に来るのか順番で決まっているそうです。 ![]() ![]() バガンで最も有名なアーナンダ寺院です。本堂は1091年に建てられました。 一辺63メートルの正方形で、塔の高さは50メートルあります。 ![]() ![]() 東西南北の4面に高さ9メートルの巨大な仏像が4体建立されています。 微笑んでいるような優しい表情をされています。2体が創建当時のものです。 今はライトで照らされていますが、もとは自然光が堂内に入り込むように設計されています。 ![]() ![]() 4体の大仏像以外にも、さまざまな表情の仏像がたくさん作られています。 お釈迦様の生涯をつづったレリーフなど、壮大な彫刻群です。 ![]() ![]() バガンタワーから一望。3000のパゴダがあります。これらのパゴダ群は11世紀から250年 かけて作られました。13世紀、モンゴルの侵攻によってパガン王朝は滅ぼされました。 今はアンコールワット、ボロブドゥールとともに世界三大仏跡に挙げられ、世界遺産への登録を 申請中です。 ![]() ![]() バガンの朝、熱気球に乗ってパゴダの平原、エーヤワディー川の流れを一望することができます。 右は、パゴダと御来光です。 ![]() ![]() ここはアマラプラのマハーガンダーヨン僧院です。ミャンマー最大級の僧院で、1000人の僧侶 が修行しています。10時になると、托鉢から帰ってきた僧侶たちが一斉に食事をします。 ![]() ![]() ほとんどの僧侶は赤茶色の袈裟を着ています。まだ得度していない幼年僧侶は白い袈裟、尼僧は ピンク色の袈裟をしています。無言のまま、静かな食事です。 前へ ■TOPへ戻る 次へ |
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