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 敬虔なる仏教徒の国

 ミャンマーを訪ねて 輝く黄金のパゴダ



   2006年11月、横浜市の浄光寺御住職・三浦公正師を団長とする
  ミャンマー仏跡参拝訪問団が計画され、当山副住職が参加いたしました。
   このたび私は仏教者の一人として大きな関心を抱き、ミャンマーへの旅に
  参加させていただきました。
   ここでは写真とコメントを通して、ミャンマーの美しい景色や仏教の姿を
  ご紹介していきたいと思います。
   共にミャンマーを旅したみなさまと、歓迎してくださったミャンマーの人々に
  心からの感謝を申し上げます。



     

  左はバゴーにあるミャンマーで最も高いシュエモード・パゴダです。高さ114メートルあり、
  先端付近には小さな鈴がたくさんついていて、風に揺れてカラカラと音が聞こえてきます。
  写りこんでいるのは菩提樹の木です。パゴダの周辺によくある木です。
  右はマンダレーのマハムニ・パゴダに隣接する寺院です。
  ミャンマーでは国中に黄金の仏教建築が建っています。
  丸い尖塔のような形がパゴダ(仏塔)、四角い形が寺院(中に人が入れる)です。



     

  ミャンマー最大のパゴダは、地震で崩れるたびに修理されて大きくなっていきました。
  僧侶は赤茶色の袈裟を着ています。手には托鉢の鉢、足は裸足です。



     

  パゴダの参道は東西南北にあり、屋根が付いています。内部は金の装飾、彫刻、壁画などで美しく
  飾られています。お釈迦様の生涯を語った仏教説話が題材になっています。



     

  豪華、荘厳な作りは首都ヤンゴンのスウェドー・ミャ・パゴダです。中央のケースには仏陀の聖歯が
  納められているそうです。一日中、お祈りをする人が絶えません。



     

  11月は雨期が終わり、乾期に入る頃です。緑の大地、青空の国です。
  学校に通う子ども達の制服も緑色です。



     

  水耕栽培が盛んなインレー湖近くの朝市です。とても活気があります。
  右側は朝食の屋台です。ビルマ語で「ミンガラーバ!(こんにちは)」



     

  ミャンマーの人は、欲をかかないことと、我慢強いことが幸せを呼ぶと信じています。
  托鉢の僧侶には喜捨をします。ミャンマーの人たちは、例え自分の食べるものが少なくても
  お坊さんに寄付します。自分で独り占めしないことで、功徳を積むことができるのです。
  学校の授業や新聞のコラムではお釈迦様の教えがよく取り上げられるそうです。



     

  こちらは首都ヤンゴンのアウンサンマーケットです。都会的なショッピングモールに宝石店や衣料店
  など、3000店舗が密集しています。



     

  ビルマ最後の王朝があったマンダレーは文化都市です。ビルマの竪琴と人形劇は来日公演も
  行われるそうです。



     

  織物工房です。伝統的な、はた織り機を使っています。人々の衣装は色とりどりでカラフルです。



     

  左はインレー湖の水上ショップです。ハスの繊維から作った織物が最高級品として売られています。
  右は町で見かける仏像工房です。買った人の希望にあわせて顔を作り上げ建立するそうです。



     

  左はバゴーのチャイプーン四面仏です。一体が改修中でした。セメントの上に色をつけます。
  右はマンダレーのマハムニ・パゴダのご本尊です。こちらは参拝者が金ぱくを貼っていくように
  なっています。



     

  チャイプーンの四面仏です。ミャンマーでは右のような鋳造の仏像は珍しいです。



     

  こちらもバゴーにあるシュエターリャウン寝釈迦仏です。
  全長55メートル。994年に建設され、イギリスが鉄道を建設する途中、密林の中で発見され
  ました。今では有名な観光地です。



     

  朝のパゴダでは若者が清掃奉仕をしています。人々はこうして功徳を積むことが、来世への幸せ
  につながると信じています。




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