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 インレー湖の美しい自然

 水上タウンと古代遺跡 首長族に遭遇!?



     

  シャン州にあるインレー湖は、ミャンマー第2の湖で面積は琵琶湖の3分の一。しかし水深は浅く、
  4メートルほどだそうです。
  湖の上で生活する人々はインダー族(湖の人という意味)で、オールを足で漕いで舟を進めながら
  漁をしたり、浮き島の畑で野菜を水耕栽培しながら生活しています。



     

  縦に5人乗りの細長い高速艇に乗って水上レストランに向かいます。
  水面が近いため、疾走感抜群でちょっと怖いくらいでした。
  30分のクルージングです。



     

  水上レストランに上陸。湖を眺めながらのランチは最高!!の気分でした。
  青い空、穏やかな湖水。まさに風光明媚という言葉がぴったりです。



     

  これが極楽浄土だ。と思ったくらい美しい風景です。
  快晴ですが、インレー湖は標高1328メートルの高地にあるためとても涼しいです。



     

  休憩を終えて再び乗船。エンジン付きの舟と人力の舟が何隻も見えました。
  どうやら浮き草の畑地帯の側を通っているようです。水質もとてもきれいです。
  水耕栽培の野菜は虫が付かず、品質も良いそうです。



     

  浮き畑地帯を過ぎると水上の町に入ってきました。学校も郵便局も全部、湖の上にあります。
  町の人たちは玄関に直接、舟を乗り付けて出入りします。本当に道路がそのまま水に、車が舟に
  なってしまった町です。水上マーケットや織物工房、ショップなどもあります。
  ハスの繊維で作った織物と袈裟が最高級品として売られています。ショルダーバックを購入。



     

  町をこえてインディン遺跡を目指して水路をのぼっていきます。水はかなり濁ってきました。
  水牛がいたり、ジャングル探検に来たような感じです。
  ワクワクしながら小1時間、寺院の門前町に上陸しました。



     

  参道から横に入っていくと、2000年前からの仏塔が並ぶインディン遺跡に入ります。
  レンガで造られたパゴダ群で、草木に覆われ、崩れかけている感じが雰囲気を出しています。



     

  1000以上ある仏塔は、黒い民族衣装を着るパオー族が建てたものです。



     

  牛が放されていて道の草刈に役立っています。彫刻類もそのまま保存されています。



     

  遺跡地帯を下ってさらに歩くと首長族こと、パダウン族の村に到着しました。
  途中の竹林では子どもの僧侶たちが川遊びをしていました。



     

  首長族のお母さんはリングを17本つけていて、重さ9キロだそうです。
  彼女たちはコブラの姿をイメージして首飾りをしているそうです。手足にもリングをつけています。
  右側はラタ族の二人です。この村は観光客向けに彼女たちが出張してきている村なのです。



     

  少し日が落ちてきて再び舟に乗りました。
  目指すは巨大な水上建築、ファウンドーウー寺院です。



     

  左の写真、ここが水上寺院のエントランスです。ここから裸足になります。
  右の写真、中央の台座に乗っているのがご本尊です。金ぱくを購入して貼ることができます。
  5体ある仏像は、金ぱくの貼りすぎで金の雪だるまみたいです。



     

  毎年10月にファウンドーウー祭りが開催され、5体の仏像は金で装飾した船に乗せられて水上の
  町をめぐっていきます。
  夕日が湖面に反射してとてもきれいです。
  帰りは途中で真っ暗になりました。満点の星空の下、無灯火で舟は走っていきました。




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