八尾市立埋蔵文化財調査センター
発掘情報
平成26(2014)年度
邪馬台国時代のムラ跡などを発見!
古墳時代初頭〜前期の居住域ほかを確認
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萱振遺跡(かやふりいせき)<第31次調査>
緑ヶ丘(みどりがおか)四丁目
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萱振遺跡の南東部の緑ヶ丘四丁目で、分譲住宅建設に伴う発掘調査を行いました。
調査では、弥生時代中期後葉(前1C)〜中世に至る遺構・遺物が見つかりました。なかでも、古墳時代初頭後半〜前期前半(3C後半)の土坑や溝からは、在地の土器と共に吉備地方や東部四国地方から搬入された外来系土器が見つかっています。
古墳時代後期では、二次堆積層から数多くの円筒埴輪片が発見され、調査で検出さえれた溝などが古墳の周溝であった可能性があります。
奈良時代の遺物としては、祭祀に使用された墨書人面土器(土師器甕)が見つかっています。
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古墳時代初頭後半〜前期前半(3C後半)の土器類が多数出土した土坑<SK1301>
古墳(6C)の周溝の可能性がある土坑<SK1201>
奈良時代(8C)の墨書人面土器が出土した土坑<SK2201>
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