八尾市立埋蔵文化財調査センター
発掘情報
平成25(2013)年度
八尾街道に沿って成立した中世の
村跡を発見!
鎌倉時代(13C)の居住域を確認
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成法寺遺跡(じょうほうじいせき)<第27次調査>
東本町(ひがしほんまち)三丁目
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成法寺遺跡は八尾市のほぼ中央部に位置する弥生時代中期前葉(前2C)から室町時代(15C)に至る複合遺跡です。
調査では、鎌倉時代(13C)の居住域に関連した遺構・遺物が多数見つかりました。
調査地一帯は、奈良時代の河川の左岸に形成された自然堤防上にあたります。この地形に沿い、南東から北西に伸びる「八尾街道」に隣接する条件とも重なり、鎌倉時代以降に安定した居住域が形成されています。また近世以降は、この街道の東側を中心に、北から西郷・木戸・東郷・庄之内・成法寺・今井・別宮・八尾座の「八尾八か村」が形成されています。
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鎌倉時代の遺構検出状況
羽釜積上げ井戸(鎌倉時代)
素掘り井戸(鎌倉時代)
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