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2009/07/31 |
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使えたり使えなかったり
当院にも時々交通事故の患者さんが来院されます。もともと患者さんだった方が
事故に遭われることもありますし、他に通院していて改善せずに、紹介されて
来院される方もいます。
交通事故の場合は、治療費は保険会社さんの負担となることが一般的ですが、
我々のような民間療法が保険の支払いの対象となることはあまりありません。
しかし私は柔道整復師の資格を持っていますから、それが認められ、保険での
施術がOKとなることがあります。ですがそれも必ず、というわけではなくて、
保険会社の判断によって、保険が使えたり使えなかったりするようです。
適用を拒否される際の理由は単純なもので、私がここを「整骨院」として保健所
に届け出ていないからのようです(整骨院じゃないんだから当たり前ですが)。
でも一部の保険会社では、免許証(柔道整復師)のコピーを提出すると問題なく
請求が通ります。資格の問題なのか保健所への登録の問題なのか、判断基準
がいまいち明確ではありません。(私が保健所へ登録すれば、それですむ問題
なのかもしれませんが・・・。)
まだ整形外科に勤務していた20代の頃、加害者が保険に入っていなかったため
自己負担で通院していた患者さんから五千円を受け取った時に、「こんなんじゃ
いけねえ!」と強く感じたのを思い出します。そうした気持ちをバネに、ムチウチ
の治療にもある程度の自信をつけてきたというのに、保険会社の判断次第で
通院を認められたり認められなかったりというのは、なんとも皮肉なものです。
とまあそんなわけで、損害保険が使えたり使えなかったりする当院ですが、
ムチウチで苦しんでおられる方は、一度ご相談下さい(あまり説得力ないね)。
さて、月末なので保険請求の書類書かないと。結構めんどくさいんだ、これが。
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2009/07/25 |
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吉報
先日家に帰り食事をしていると、結婚式の招待状らしきものを見つけました。
宛名は私だったので、食事をしながら見当をつけてみましたが、心当たりなし。
いったい誰だろう?と、わくわくしながら差出人をみると、見覚えのある名字が
二つ並んでいました。「川原」「土屋」と。
おーついに来たか!というのが最初の感想。この二人は共にユニバーサル・
カイロプラクティックカレッジの卒業生で、新郎の川原さんが私の先輩、新婦の
土屋さん(ツッチー)は後輩にあたり、どちらも私とは十数年の付き合いです。
もうベテランの域に達しているといって良いカイロプラクターカップルの誕生。
二人ともなかなか結婚の話が聞こえないと思ったら、いつの間にか付き合って
いたんだな(なんとなく察していたけどね)。川原さんはどうでもいいとして(笑)、
ツッチーのことは心配だったので、とにかく良かった良かった。
こうした吉報というのは、自分のことではないけどうれしくなりますね。
早く本人たちに会って、思い切り冷やかしを、いや、祝福をしたいものです。
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2009/07/21 |
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連休
昨日、一昨日と久し振りの連休でした。一年の内で連休が取れるなんてことは
数えるくらいしかないので、休み前には自然とテンションが上がります。
まず一日目は、妻が前々から行きたがっていた店へ行くために、早起きをして
横浜へ。開店から5時間もその店で過ごせば子供たちは当然飽きてしまうので、
私はその相手をする羽目になります(疲れる)。それでも折角早起きして遠出を
してきたのだからと、帰りに都内でちょっと寄り道。
家に着く頃にはさすがにへろへろでしたが、そこは連休。「明日も休みだぜ!」
と思うだけで、疲れも半減されます。「毎週連休だと人生2倍くらい楽しめそうだ」
とか言う余裕もその日はあります。
そして二日目。昨日遠くへ出掛けたから今日はゆっくりするか、と思うものの、
目の前にはヤツら(子供たち)がいる。ゆっくりなどさせてもらえるはずもなく、
朝から「あれをしろ。あそこへ連れてけ」と、少しも休ませてはくれない・・・。
で、結局2日目も一日中動きっぱなし(父親の威厳ってなに?)。
連休は確かに休日2日分の楽しみがありますが、慣れないせいか、疲れも2倍。
ああ3連休じゃなくて良かったって、まじで思うな。
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2009/07/17 |
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レギュラー獲得か?
このところ、少し前に思いつきではじめた新しい骨盤腰椎の矯正法が、なかなか
良い感じになってきました。以前から時間の短縮が私の中での大きな課題で、
もう少し短い時間で同じ効果を出す方法はないだろうかと、いろいろと思案して
いたのです。
今試している方法を使うと、骨盤腰椎の矯正にかかる時間が、若干ですが短く
出来そうです(ほんとにちょっとだけど)。肝心の効果の方は、今のところ満足
いくレベルに達しています。これは今までの方法よりも良いかもしれません。
これだっ!とひらめいて何度か試すものの、手応えが今ひとつだったり感触が
悪かったりで、結局使い物にならずに消えた幻のテクニックが圧倒的に多い中、
その後レギュラーに定着し、日々の臨床で大活躍するテクニックへと昇格する
ものが稀にあります。
今回は久しぶりにそうなりそうな予感がしますが、ただ肝心の時間短縮の方は
殆ど期待できそうにありません・・・。あと10分短くできると良いんだけどね。
さて、息子のことで各方面からお見舞いや激励の言葉を頂いております。
皆さまには余計な心配をおかけしてしまったようです。すみません。
そしてありがとうございました。
お陰様で息子の方は順調に回復しておりまして、現在右目の視力は裸眼で0.3
まで見えるようになりました。本人もいたって元気で、普通の生活にもどり、
毎日楽しそうに学校へ通っております。本当に良かった。
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2009/07/11 |
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不安な毎日だった
久しぶりの更新です。すっかりご無沙汰してしまいました。
実は先週から次男(8歳)が入院していまして、不安な毎日を送っておりました。
6/27の朝、次男が右眼に痛みを訴え、当日眼科を受診したところ、「視神経が
腫れて血行障害が診られる」ということで、月曜日に医大で検査をすることに
なりました。その際に医師から、「もしかすると突然視力がガクンと低下するかも
しれません」との指摘もありました。
月曜日の朝その通りのことが起こり、視力の低下どころか、次男は右眼の視力
を完全に失い、光すら感じることが出来なくなりました。当日医大を受診し、
そのまま入院することに。
初診時の診断は、「視神経炎」。8歳という年齢ではかなり稀な症例のようで、
血液検査を始め、MRIを2度に髄液検査等、原因を特定するための検査が徹底
して行われました。当初の入院期間は3週間の予定でした。
医師の話では、原因となる疾患についての可能性としては、「多発性硬化症」
「白血病」「急性散在性脳脊髄炎」などが疑われるということでした。それらの
疾患について自分で調べれば調べるほど、不安は増すばかりでした。
息子は小さな身体でいくつかのハードな検査を頑張ってこなしていきました。
幸いにも検査結果には、今のところ心配していたような上記の疾患を裏付ける
数値は表れておらず、おそらく「特発性視神経炎」つまり原因不明の視神経炎
だろう、ということになりました。
次男は3週間の予定だった入院も予定より大幅に短縮され、先日めでたく退院。
現在は眼の方も順調に回復していて、視力も徐々に戻ってきています。あとは
元の状態にまで回復することを祈ること以外、親としてしてあげられることは、
他になにもありません。
ジェットコースターのように感情がめまぐるしく上下したこの2週間でしたが、
愛するものが病気になるということは自分のこと以上に心が痛むということを
再確認した今回の経験でした。思うことはいくつもありますが、今はとりあえず、
この結果をありがたく受け止めようと思っています。
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