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2008/07/31



 夏が暑いのは・・・


  7月も今日でおしまい。子供たちの夏休みも、1/3が終了といったところです。
  あいつらは、宿題はしっかりやっているのでしょうか?


  子供たちは夏休みで毎日家にいるのですが、私の方は仕事なので、子供達と
  過ごすのは、朝食と、仕事を終えて帰ってからの数十分くらいしかありません。
  (夜は遅くなることもあるので、子供達は寝てしまっている時もありますが。)


  で、そんな子供達と共にする僅かな時間の中で、子供達の様子を見ていると、
  まー怒られる怒られる。母子のコミュニケーションの8割は子供が怒られている、
  というような状況ではないでしょうかねぇ(笑)。ま、こういうのは、お互い元気な
  証拠なのでしょう。夏休みは、どこの家庭も似たようなものでしょうね。


  夏が暑いのは、お母さん方が毎日「カッカ」しているから、というのも一因では
  ないでしょうかねぇ? このエネルギーで、発電とか出来ないものかなぁ・・・。
  そうすれば、うちはかなり電気代浮きそうだなぁ。





2008/07/26



 師匠


  先日、私の手技療法の師匠と、しばらくぶりに電話で話をしました。最近では
  年に1,2度電話連絡をするくらいで、その度に「来い、来い」とお誘いを受けるの
  ですが、遠方なのを理由に、もう10年近く顔を合わせていません。


  そんななんとも薄情な弟子に対しても、電話をかけるといつでも「おう!そっちは
  どうや?」と、不肖の弟子を気遣うやさしい一面も持つ師匠ですが、まっすぐな
  タイプにありがちな性格の持ち主なので衝突も多く、氏の噂を聞くたびに、私の
  方がハラハラドキドキしてしまうという、少々お騒がせな師匠でもあるのです。


  氏は現在、神戸でオステオパシー協会の会長として精力的に活動していて、
  オステオパシーの世界ではちょっと名の知られた存在となっているようです。
  当時私は、治療家として「妥協しない姿勢」というものを教え込まれましたが、
  氏はすべての面で妥協を許さないので、その分衝突も多いことでしょう。


  師匠と言えども、私とは性格的に相容れない部分が多く、クセ者で、周囲には
  味方も多いが敵も多い。職人気質で実力主義。自信家で、行動は身勝手。
  しかし、実は面倒見が良く、情にも厚い。そんなめんどくさい人物なのですが、
  人間味のあるこういう人が、なんだかんだ言って、私は好きなのだと思います。





2008/07/24



 心地よさの共有


  今月はここまで、いつもよりも新患の多い月でした(今週はなぜか「0」だけど)。
  今月の傾向としては、急性期の方は少なくて、慢性的に不調を抱えていて、
  身体的な緊張が強くなってしまっている方ばかりでした。


  私の施術は、要約すれば、主に骨格や関節をターゲットとして、そうした身体的
  な緊張を解きほぐしていくものです。その緊張が解けていく感触はうまく言葉で
  表現できないのですが、それは施術者にとっても心地よいものなのです。


  関節が緩む時の感覚もそうですが、特に頭蓋骨の緊張が解けていく時に感じる
  あの感覚は独特のものがあります。その感触も「ふっ」だったり「スッ」だったり
  「パッ」だったり、時には「ずるっ」と中で何か膜のようなものが動くような感じ
  だったりと様々ですが、とにかくそれが緩む時の感触いうものは、強い拘束が
  解かれた時の開放感に似た心地よさがあるのです。


  つまるところ、結局私は、その感触が好きで好きで仕方ないので、ただひたすら
  それを追い求めてきただけなのかもしれません。


  それが患者さんにとっても心地よいものであるというところが、この施術の良さ
  でもあるのではないでしょうか・・・。





2008/07/19



 今年の夏は


  もうすっかり夏ですね。暑いです。子供たちも今日から夏休みに入り、遊びたくて
  ウズウズしている様子が、見ているこちらにも伝わってきます。そんな子供らと
  一日中過ごす妻は、さぞかしピリピリしていることでしょう。


  さて、夏休みの計画はお決まりですか? うちは大まかですが決まっています。
  これまでの経験上、記憶に残っている出来事の多くは、「あれはきつかったな」
  という内容のもので、後から振り返ると、ただ楽しかっただけの思い出よりもよい
  思い出として記憶に残ることが多いように思います。


  そんなわけで、今年の夏は、ちょっとハードでワイルドに行こうか、ということに
  なっている我が家です(^^)。





2008/07/16



 歯がイタイ!


  歯が痛い。おそらく歯茎の炎症による痛みだと思うのですが、何の前触れもなく
  月曜日の朝から痛みがきて、ちょっと困っています。これまであまり経験のない
  レベルで左下の奥歯がズキズキしています(けっこう痛いんだ、これが)。


  慢性的な不調のない私は痛みに対する耐性がないので、こういう時に自分の
  脆さを実感したりします。昨夜はなんだか頭やノドまで痛くなって、珍しく一滴も
  飲まずにおとなしく寝てしまいました。


  今週いっぱい痛みが続くようなら来週歯医者へ行く時間を作らないと、と覚悟を
  決めたのですが、今日になったら少し痛みが引いてきたので、おそらく昨日が
  ピークだったのでしょう。なんとか治まるといいなぁ。


  たまにこういう経験をすると、他人の辛さが分かっていいのかもしれませんね。
  昨夜は痛感しました。痛みで焼酎の飲めない辛さを。(←そこかよ!)





2008/07/12



 暑いので、


  生ビールが飲みたい・・・。





2008/07/09



 oneness


  タック&パティの「Time After Time」を、Youtubeで見つけました。
  http://jp.youtube.com/watch?v=nW09gNfLyPc&feature=related


  最高のデュオですね。それにしてもタックのギターは凄すぎです。これがギター
  一本の演奏とはとても思えません。特に2分20秒頃からのソロはすごい!
  私は “Time After Time(何度でも)”感動できます。


  この時、ギターはタックの身体の一部となり、またタック自身がギターの一部と
  なって、音の世界を表現しています。そこに、パティの深くて温かいボーカル。
  この一体感が「場」を作り、周りを引き込みます。


  マニュアル的な演奏では、こうした音は奏でられないことでしょう。
  徒手療法も、きっと同じです・・・。





2008/07/05



 波乗りと触診


  実は、昔私はサーファーだった。まだ10代の頃、先輩に誘われラフォーレ原宿の
  サーフショップでボードとオレンジ色のウェットスーツを買い、足繁く海へと通った
  ものだ。青春真っ盛りだった当時の我々は、親指と小指を立てちゃったりして、
  気分はすっかりサーファーだったのである(決してスタン・ハンセンではない)。


  波乗りをする時には、波に身を委ねる。波を怖がったり、逆に波を制そうとしても
  決してうまく乗ることはできない。また、波を捉えようと足先に全ての意識を集中
  させても、波の動きは捉えられるものではない。海上に浮いているボードに身を
  任せ、波の動きに従うボードの上下動に身体を同調させ、その動きを身体感覚
  として捉えることで、波と身体が一体となる。サーフィンは、自然との同調だ。


  この波乗りの極意(知らんけど)と触診には、共通点が多い。特に頭蓋骨や筋膜
  の動きを捉えることは、この「波と同調し、身体感覚としてそれを感じ取る」という
  感覚とまさに一致する。指先に意識を集中してもダメなのである。相手の身体と
  自分の手(身体)を同調させ、それを自分の身体感覚として感知するのである。
  あの夏サーフィンで培った感覚が、今に繋がっているんだなぁ・・・。(しみじみ)


  さて、その後サーフィンは、いくらやってもちっとも上達しないので、1年でヤメタ。
  ボードの上に立って波に乗れたことはほとんどなく、ずっとボードにへばりついて
  プカプカしてたから、波の感覚は良く分かるのである。(てへ)
  今となっては、なるべく隠しておきたい恥ずかしい過去である・・・。





2008/07/02



 お見舞い


  先日、友人のお見舞いへ行った。彼女と会ったのは今から一年程前。ぼくよりも
  若い彼女は、もう何年も前から、厄介な病気と戦っていた。一般的にその病気の
  予後が良くないことを、本人も承知している。それでも会う時にはいつも笑顔を
  絶やさないでいる彼女を、ぼくは尊敬している。


  今回で4度目の手術。手術直後で大変だろうとは思いつつも、いてもたっても
  いられずに病室を訪ねた。手術が上手くいったことと、その後の経過については
  ある程度知ってはいたけれど、病室のベッドの上の、以前と変わらない素敵な
  笑顔の彼女を見て、ぼくはホッとした。


  やさしいご主人と二人の子供に囲まれて、一日一日を大切にいきいきと生きて
  いる彼女。山ほどあるだろう不自由や不満など、いっさい顔には出さずに・・・。


  病気とは何か、健康とは何か、幸せとは何か、家族とは何か。命は有限であり
  与えられた命を生きるとはどういうことか。彼女と出逢えたことで、ぼくは様々な
  気付きを与えられたような気がしている。




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