東別府駅本屋 |
ぶらり:2010/11/14
東別府駅本屋 別府市指定有形文化財(平成15年2月5日指定) |
この駅舎は、明治44年(1911年)11月1日に豊州本線(現日豊本線)浜脇停車場 として開業したもので、大分県下の木造駅舎としては開業当時の面影を最も 残しています。当時の浜脇温泉は別府温泉に並ぶ大温泉地で多くの浴客で賑 わっていました。その隆盛を誇った浜脇温泉の交通の拠点として重宝である とともに、東九州の鉄道の歴史を知る上でも重要な建造物です。 大正の初期に浜脇駅、昭和9年には東別府駅と改称され、また大正14年にプ ラットホームを砂面からコンクリートに変更、平成16年3月には開業当時の 姿を残しながら全面改修されました。(別府市教育委員会) |
この石段の直ぐ左側(大分市方面)には駅裏に抜ける小さなトンネルがある。
このトンネルを抜け、東別府駅から更に1kmほど先にある小学校に通った
懐かしい思い出が蘇ります。
歴史を物語る/樹齢百年の カイズカイブキ と イヌマキ |
カイズカイブキ(ヒノキ科ネズミサシ属)
下り線(大分方面行)のプラットホームにある2本のカイズカイブキ。
開業当時に植えられたものと思われます。子どもの頃の記憶にある姿を
今もとどめていますので優に100歳は超えているでしょう。
イヌマキ(マキ科マキ属の常緑高木)
駅舎に寄り添うようにそびえ立つイヌマキ。写真では大きく見えませんが、
樹高は20mほどもあります。
駅舎を囲む桜の古木も必見です。