WEB日記  虫たちの不思議な世界


  2010/11/6 オオカマキリの産卵シーン



2010年11月6日、関崎岬にある公開天文台の関崎海星館の広場の一角にある
小さな倉庫に被せたシートをめくったところ産卵の真っ最中のオオカマキリ
が現れました。

 オオカマキリ(大蟷螂) Tenodera aridifolia 
  カマキリ目カマキリ科の昆虫。

ウセンカマキリによく似ているが、本種の方がやや大型である。鎌を構
えた姿が人間が手を合わせている姿と似ているため、別名「オガミムシ」と
も言われる。他にヨゲンシャ(預言者)、イボムシリ、イボジリ、イボムシ
と呼ばれる場合もある。

分布 日本のほぼ全域に生息する他、台湾、中国、東南アジアのも分布する。
形態・生態 体長♂68−92o。♀77−105o。前基節基部間は淡褐色で後翅
は紫褐色となる個体が多い。全体的に緑系の体色個体が多いが、 茶系統の体
色をもつ個体も少数存在する。

交尾を済ませた雌は、植物の枝に200個ほどの卵が入った泡状の卵鞘を産
みつける。卵胞は数時間で茶色く硬くなる。

交尾後の雌が雄を捕食するケースが一般的によく知られているが、これは自
然下において必ずしも発生する事態ではない。この場面がよく観察できるの
は主にケース内で本種を飼育した場合であり、これは雄の逃げ場がないこと
が原因で発生する。自然下でのこうした場面はむしろ交尾中に雌が雄を捕食
するケースで発生するパターンが多い。
                 (参考:Wikipedia の解説

    婚 姻 を し た ら お し ま ひ い ぼ む し り  陽鳥

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産卵を済ませた雌は腹部が大幅に小さくなり、その後数日で死亡する。


 虫たちの不思議な世界 海を渡って死出の旅を繰り返すウスバキトンボ

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