えびちゃんの山行記録

建部山はどうなった?
遠望はきかなかったが・・・
建部山(丹後富士)から望む西舞鶴市街

日 付
 平成16年 5月1日(土)
ルート
 登山口〜山頂をピストン
天 候
 晴れ(霞あり)

概 要
 夏山に登らなくなって1年以上、このままではHPも店じまいしなくてはならない事態に危機感を覚え、そろそろ山歩きを再開する事にしました。「なぜ山に登らなくなったのか?」その理由はここでは述べませんが、再開する理由は「やっぱり山歩きが好きだから」ということでしょうか?
 再出発の山はやっぱり丹後富士でしょう。鈍った体にはピッタリだし、前回の山行でもう1度登ろうと誓った山であるし、オカリナの練習にもピッタリだし、静かだし・・・・最近、更に整備されたという噂も聞いていたので、その確認もしなければならないし。
 「そう、建部山はどうなった?」

15:00 登山口
 建部山の登山口に標識が出来たと聞いていたが、噂通りありました。シシヨケのトタン板の奥に舞鶴ライオンズクラブ製の登山口標識が立っており、これならば遠くからでも何とか分かりそうです。しかし、このシシヨケのトタン板にはドアが無く登山口まで行くには短い足を精一杯のばして乗り越え無ければなりません。どうせ標識作るんだったら、農家の人と交渉してドアも取り付けてくれれば良かったのに・・・もしかしたら、どっからか回り込めば楽に入れる道があるのかな?まあ、いいや・・・・そんなことより、こんな柵があるくらいだから「建部山ってどう猛なイノシシいるのかな〜?こわいな〜」 などと、とりとめもないことを考えていると、登山道の更に奥になんか凄い看板が立っているのに気がつきました。

何じゃこりゃ〜
な、な、なんと!「車両乗り入れ禁止」の鉄柵が構築されているではないですか!車両とはエンジン付きのバイク以上と解釈する人もいますが、MTB(いわゆる自転車)も含むと言われても仕方ないので、これからはMTBで登ることは控えなければならないでしょう。(*今回は最初から歩きの予定)
 前回MTBで登ったときには確かにこの看板は無かったし、人にも出会わなかったので問題は無かったのですが、登る人が多くなると問題があるでしょうし、実際に危ないことがあったのかもしれません。3回目の建部山にして初めて人に出会ったのが良い証拠です。それも10人近く・・・・

16:00 山頂にて
 登山道は更に整備され、途中から安寿塚への分岐道も作られていました。ベンチも作られていて倒木で塞がれていた道も通れるようになっていました。
 山頂にも子供の声が響きわたり、その声がしなくなるまで山頂を散策して三角点を探しましたがやっぱり発見できなかったので、どうやらここの三角点は無くなっていると思われます。どなたか知っておられる方がおられれば連絡を頂きたいものです。静かになった山頂で久々にフル音量でオカリナの練習して、相変わらず上達してないのを確認してから、下山することにしました。

整備されてま〜す

17:00 下山。そして変わったこと
 登るときよりも下るときの方が良くものが見えるものです。それは足に負担がかかる以外は肉体的に楽で心にゆとりがあるためでしょう。キノコを発見する確率が高いのも断然下りの時です。しかし、今回気がついたのはゴミが増えていることでした。というか、前回登ったときはゴミは皆無でした。
 登る人が増えるとゴミも増えるのは当たり前のようで当たり前ではありません。確かにエベレストみたいな立っているだけで苦しい極限の山では、使わなくなったものを置いてくるのは、ある意味仕方のない事かもしれません(いいとも言いませんが)。ただし命には代えられないから・・・・。また自分も川を遡行中にゴミを流してしまって拾えなくて「ごめんなさい」ってことはありました。しかし、たかだか300m級の山にそれは無いでしょう。

終わりに
 何はともあれ、今回の山行でやはり山歩きは楽しいと実感しました。どんなに忙しくても月に1度は山に歩きに行く心のゆとりを持ちたいものです。

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