えびちゃんの山行記録

段ヶ峰、再び!
段ヶ峰
達磨ヶ峰から望む段ヶ峰、フトウガ峰

日 付
 平成13年2月12日(月)
ルート
 国民宿舎「生野荘」跡地〜達磨ヶ峰〜フトウガ峰〜段ヶ峰〜千町峠〜林道〜
林道途中からパジェロミニ〜登山口
天 候
 曇り、風弱し
同行者
 水谷さん、大加茂さん(ML低俳メンバー)

概 要
 2月11日の夜、琵琶湖バレースキー場の蓬莱山から権現山までの縦走計画(もちろんスキーで)を立て、準備を終えたえびちゃんに、ML低徘の大加茂さんからのメールが届いた。どうやら千町ヶ峰(段ヶ峰の西にある山)の雪は固まり、予想よりも積雪は少なかったらしい。まてよ、来週も再来週も日曜は用事があって山に行けない。もしかして3月になると段ヶ峰にはスキーできるほどの雪はなくなってしまうかも・・・。悩み抜いた末に、1通のメールを大加茂さんに送る(20:35)。返事が来れば段ヶ峰へ、来なければ予定通り蓬莱山へ・・・。
 20:39、大加茂さんから「行きましょうか」のメールが届く(う〜ん素早い)。大加茂しゃん、これも運命なんですね・・・。こうしてえびちゃんの二度目の段ヶ峰が始まった。

運命は続く・・・
 装備を段ヶ峰用に組み直し、22:00頃興奮しながら床につく、眠れるだろうか?と思うまもなく意識は無くなる・・・・ZZZzzz、私は不眠症とは無縁のようだ。
 03:40明神平の夢を見た瞬間に目が覚める。ちょっと早いけど、もう起きよう。目覚まし時計を止めておこうと持ち上げると、目覚まし時計はセットされていなかった・・・。

07:00頃、たいこ弁当
 前回と同じく、たいこ弁当の駐車場で大加茂さんを待っていると、見覚えのあるパジェロミニが入ってきた。ずっばっはぁ〜ん!なんと出てこられたのは水谷さんだった。みっ水谷はん・・・たしか、昨日アメリカから帰ってきたばっかりじゃ?あんしゃんには時差ぼけというものが無いんでしゅか・・・?(訛り入ってます)おぉっ神よ!低徘の人って・・・・ものすごい人ばっかりです。ほんと感謝します(;_;)なぜか涙・・・

08:25 出発
 いつになくシリアスに始まりましたが、これが限界。いつものように、正確な記録は大加茂さんの記録を確認くださいm(_ _)m。
 今回は2台の車(雪仕様)があるので、大加茂さんの提案で水谷さんの車を下山する林道の途中にデポする事にしました(グッド・アイディア!)。デポ地から私の車で国民宿舎跡地に向かい、準備をしていると、姫路の登山会(ご年輩)の方も来られた。この方達は、林道終点(千町峠)まで歩いて、そこから段ヶ峰を往復する計画のよう。あの長い林道を往復される計画とは・・・頭が下がります。
 今回は、前回の教訓を生かして、私が先頭で最初の急登をユックリ登りました。お陰様で息は上がりませんでしたが、近畿地方特有の重い雪のためか、木が倒れたり枝が折れたりして所々登山道は分断されていてビックリ!先の大雪の凄さが偲ばれます。
 今日も雪が降るという予報でしたが、出発前の最新予報は1日中曇り。その通り太陽はほとんど見えませんでしたが、視界は良くて雄大な風景を楽しむことができました。大加茂さんと行くときは必ず好天に恵まれます(^^)ありがたいことです。

達磨ガ峰にて

09:25 達磨ヶ峰
 前回に比べると雪も豊富で、スキーへの期待が高まります。達磨が峰に到着すると、真っ白に雪をかぶったフトウガ峰、段ヶ峰が望め、「来てヨカッタ(^^)」と早くも感激です。
 達磨ガ峰からフトウガ峰へはスキーで行ける!ちょっとした急登もシールを付ければ楽にトラバースできました。スノーシューやワカンでは、時々膝まで雪面を足が突き抜けますが、スキーはそういうことが無く、どこでも好きなルートが選択できるのが強みです。やっぱりテレマークスキーは素晴らしい!!
スキーとスノーシュー

11:30〜 フトウガ峰で昼食
 フトウガ峰は最高でした。。。まさに雪の砂漠!こんな世界が近畿にあるなんて・・・。明神平の樹氷とはまた違った壮絶な風景でした。
フトウガ峰

 少し時間は早いですが、あまりの絶景のためフトウガ峰で昼食にしました。う゛〜寒い!やっぱり山頂は寒い。私のストーブの調子が悪く、お湯がなかなか沸かなくて、水谷さんにはもっと寒い思いをさせてしまいました・・・m(_ _)m反省。

13:10頃 段ヶ峰山頂
 段ヶ峰の山頂では、マンモス化した一本木が迎えてくれました。段ヶ峰の雪原で滑ってみますが、急斜面のため雪にまみれて中止、後で来られた西脇岳人の方々と素晴らしい景色を楽しみました。千町峠への下山では、大加茂さんが名残惜しそうに写真を撮っておられ、どうやら降りたくなさそう、私と水谷さんが先行して降りていきます。出発の時に会った姫路の登山会の方々は段ヶ峰山頂を目の前にして下山されたようです。つぼ足でかなり苦労されたのでしょうか。

山頂にて

14:10〜 林道を(傍目には)華麗にテレマーク!
 前回に比べると、林道の積雪量は圧倒的でした。ガードレールが雪で隠れるくらい(^^)。「行くぜ〜!!!」と、先行している水谷さんと大加茂さんを追い抜いて、華麗に林道を下っていきますが・・・・。「ホントは、きついんです〜(;;)」気持ちよく滑っているように見えても、クロカンスキーは疲れるんです。途中、雪が少なくなると、ためらわずにスキーを外します。スピードは遅くなるけど。。。もう石混じりの雪でジョリジョリは嫌だし。。。歩く方が楽ですし。。。(本音)
 まあ、クロカン・スキーは自転車で坂道を登っていくようなものだと考えてください。(つまり、軟弱者にはつらい^^;って事です)
林道
 姫路の登山会の人に追いついて、いろいろ話をしつつ、パジェロミニに到着。ここで、水谷さん達を待っていると、約20分くらいで到着されたので、車で登山口まで移動しました(楽チン^^楽チン)。ただし姫路登山会の人たちを車で追い抜くときには、一抹の罪悪感を感じましたm(_ _)m。

おわりに
 本当に、段ヶ峰行って良かったです。突然の山行におつきあい頂き、水谷さん、大加茂さん、ありがとうございました。dameさん、リベンジ果たしましたよ(^^)

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