えびちゃんの山行記録

赤坂山GPS
赤坂山山頂にて
濃霧の中かろうじて山頂に到達

日 付
 平成15年 2月 9日(日)
ルート
 マキノスキー場〜寒風山〜粟柄越〜赤坂山〜△483.6〜マキノスキー場
天 候
 曇、濃霧、強風

概 要
 週末の天気予報は思わしくなく、スキー場で遊ぼうかと思っていたら、マキノ町のスポット天気予報が0900から晴れとなっているのに気づき、登ってしまいました赤坂山。
 今回は氷ノ山アタック用に購入したGPSの取り扱い練習も兼ねてのテレマーク登山だったのですが、気象庁のバカヤローってなもんで、GPSの練習どころかGPSが無かったら絶対に途中で引き返していたような天気の中の山行となってしまいました。この記録は今までとは趣向を変えてGPSのトラックをメインに紹介します。

今回のルート

07:20 マキノスキー場出発
 2年前に赤坂山に登った時の反省から、今回は早めの出発。余力があれば大谷山まで足を延ばす予定。このコースは歩く人が少ないらしく、トレースは消えている。積雪も1mはあった。前回と同じく雪で倒れた木の枝が邪魔で歩きにくい。思わずため息が漏れた。
かなり深い
 

11:40 大谷山分岐の稜線
 視界は全くなし。ここまでくるのにすでに4時間以上経過している。大谷山は諦めて粟柄越を目指したが・・・・一面真っ白で、道が無くなりブッシュになった。北に進んでいるつもりが、いつの間にか南に向かっている。。。リングワンディリング状態だ。。。頭が混乱してウロウロさまようが、GPSとコンパスを頼りになんとかコースに戻ることができた。
 今度は・841をトラバースしようとしたら、ブッシュにはまりこんだ。そういえば前回もトラバースしようとして崖から落ちそうになったっけ。進歩無いな〜

ここをスキーで進む辛さは分からないでしょうね〜

12:20 昼食
本当は素晴らしい眺めの稜線滑りも、烈風で背を屈めながら直滑降。粟柄越手前の木陰で昼食にした。後は赤坂山に登るだけ。この雪質と視界ではスキーも楽しめそうにない。

昼食はカップラーメンとおにぎり(定番)

13:30 赤坂山
 やっぱり視界は皆無、下山しよう。粟柄越まではスキーも楽しめるが、視界も悪く登り返して楽しむほどではない。粟柄越から休憩小屋のある△483.6までは、スキーの達人でないと滑れないと思う。トレースもたくさんあるので板をはずして歩いて降りた。休憩小屋からは傾斜も緩いので狭い道幅でも何とか滑れる。まあ、滑りを楽しむというより、楽をして下山するという感じである。
 15:20マキノスキー場に到着した。振り返ると赤坂山の霧は晴れていた。そりゃないよな〜。

なんと霧がはれている

終わりに
 赤坂山は私にとって関西スキー登山の辛さを味わう山のようだ。しかし、前回と同じく無事下山したときには「また一つ強くなった」気がした。

メインへ