2020年
プロ野球ソフトバンクの周東選手が12試合連続盗塁の新記録を達成。阪急の福本選手の記録を46年ぶりに更新しました。その翌日には大リーグ記録を破る13試合連続盗塁。ここ数年力をつけてきて成績も急上昇でしたが、ついに世界の周東になりましたね。周東選手は薮小出身です。もしかしたら学校検診やクリニックの診察で会っていた可能性も?? 10月1日〜当院に慢性疾患で通院中の方、中3、高3の受験生のインフルエンザワクチン接種を開始しています。厚生労働省のインフルワクチン接種勧告さらには群馬県は65歳以上の公費接種が無料になったこと等で予想以上に多くの方に接種していただいておりました。今回、なんとかワクチンが工面できましたので11月4日(水)〜和賀クリニックの診察券をお持ちの方への接種を開始いたします。接種は予約制です。お電話でお名前と診察券番号をお願いします。予約は11月2日(月)〜受付です。なお、ワクチンがなくなり次第、予約を終了とさせて頂きますので、よろしくお願いいたします。(2020年10月)
将棋界のレジェンド羽生永世7冠が竜王戦の挑戦者となり、タイトル100期を目指す。カズ(三浦和良)がJ1最年長出場。同じ50代の私は?京都国際会議場での内科学会講演に参加しました。最先端の勉強と内科学会専門医の単位更新も兼ねてです。昨年の講演会は横浜でした。帰りに中華街に立ち寄ったのですが、ワールドカップラクビーの応援に来た外国人の方も多く、華やかな雰囲気でした。その後の新形コロナ感染拡大で、世の中は大きく変わり、今年はウエブでの参加でした。つまり、自宅でのパソコン視聴と言う事です。ウエブで大学の授業を行なった事はありますが、受ける側はどうなのか?初体験でした。視聴時間になり、ログイン。これで視聴できる。朝早く起きて会場に行く必要もないし、たしかに楽なのですが。う〜ん、どうなのでしょう。受講内容は確かに同じなのですが、アナログな私には今ひとつしっくりきませんでしたね。(2020年9月)
7月は長梅雨でそんなに暑くなかったのに、8月になり連日もの凄い暑さです。極端な気温の変化はこたえますね。この猛暑の中、保健センターでの乳幼児健診、園医を勤める近くの保育園と幼稚園で健診を行ないました。感染予防のため、ガウン、マスク、フェイスシールド着用してです。健診にきたクリニックかかりつけのお子さんが「和賀先生、なんでそんな変な格好してるの?」思わず吹き出してしまいました。やってる方は暑くて大変なんですよね。。。お盆休みは遠出せず、自宅でのんびりでした。本屋さんに行って、新作やお気に入りの作家の本を何冊も買い込みました。ベッドに寝転んだり、涼しくなった夕方に庭で一人、ビールを飲んだりしながら読書三昧です。。。芥川賞受賞作「首里の馬」今までにない斬新な発想で、なんとなく村上春樹のタッチに似ていると感じます。同じく芥川賞受賞作「破局」主人公のキャラが恐いくらいに立っている。実際にこの主人公に会ったら恐いんだろうなと感じます。30年来読み続けてきた宮部みゆき。この作家の本はほとんど読んだと思っていたのですが、本屋で未読書があるのを発見し購入しました。久し振りのミステリータッチはやっぱり面白かった。(2020年8月)
将棋の藤井七段が、渡辺三冠とのタイトル戦に勝利し、藤井棋聖になりました。まだ高校生ですよ。本当にすごい。最近は、コロナの暗いニュースしか耳にしていなかったので、史上最年少タイトル獲得は、久々の明るい話題と感じます。それにしても、現役最強、将棋界の魔王とも呼ばれる渡辺三冠を圧倒しての勝利はお見事でした。次に藤井棋聖を迎え撃つのは、現役最年長タイトルホルダー木村王位です。しかし、7番勝負で、すでに藤井棋聖が2連勝しており、夏休み中に2個目のタイトルを取っての二冠王は濃厚でしょう。その後、三冠をめざして勝ち進んでいた竜王戦決勝トーナメントで丸山九段と対戦しました。コンピューターの期待勝率は藤井棋聖の79%でしたが、丸山九段が熟練の技で、若者を翻弄しての見事な勝利でした。負けたら終了の高校野球の甲子園みたいなトーナメントなので、これで今年の竜王戦挑戦はなくなりました。若い才能が順調に開花していくのを見るのは、なんとも気持の良いものです。しかし、人生後半戦の私には、こんなに簡単に若者にやられてしまっていいのか?という同世代を応援したい気持ちもあったようで、なんだか少しほっとしているような複雑な気持ちです。(2020年7月)
6月になり学校が始まりました。学校によって、短縮時間での登校、生徒を午前午後に別けての二部制で、等、手探りでの再開のようです。6月中旬になり、授業がほぼ通常の時間割に復帰し、部活が始まったところもあるようです。予防注射等でクリニックに来院した学生からは、「久し振りの学校で疲れるんですよ。」「今年はプールがなくて残念です。」「7月31日まで授業で、夏休みは短縮みたいです。」学生も大変ですね。みんな、がんばれ。そんな中、絶好調の高校生が。。。。将棋の藤井七段です。デビュー後、驚異の29連勝、その後も凄まじい勢いで勝ちまくり、いつタイトルをとってもおかしくないと言われている天才高校生棋士です。しかし、愛知県在住の藤井七段は、緊急事態宣言で県をまたぐ移動の自粛が要請された後、東京と大阪にある2つの将棋会館に移動する事ができず、対局ができませんでした。やっと移動解禁後、棋聖戦で、現役最強と言われる渡辺三冠にタイトル初挑戦。いきなりの2連勝で、あっと言う間に角番に追い込みました。すごいのはその内容です。特に2戦目は、常識ではありえない5四金をくり出しての勝利。羽生永世七冠のデビュー時の、これぞ天才の1手と言われた、「羽生の5ニ銀」を思い出しました。藤井七段は、7月からの王位戦の挑戦者にもなり、30歳年上の木村王位に挑戦します。そして、竜王戦の挑戦者決定トーナメントにも進出しています。来年の今頃は、藤井三冠なんて呼ばれているかも。その可能性は高いと、私は感じています。(2020年6月)
3月上旬に図書館でいつものように本を借りました。その後、学校が一斉休校になり、医師会の夜の勉強会、講演会、昼休みに保健センターで行なっていた太田市乳幼児検診も延期に。スポーツクラブや図書館などの公共施設もお休みになり、4月上旬には緊急事態宣言が発令されました。みなさんも同じでしょうが、この間、本当にいろいろな事がありました。しかし、どんな事にも終わりはあるもので、長い自粛生活の後、ようやく緊急事態宣言が解除。市内の施設も少しずつ再開し始めています。返せないでいた図書館の本も返すことができました。学校もまもなく再開の予定とか。少しずつ日常が戻ってきていると感じます。これからも気を緩めずに、自分のできる仕事を続けて行きたいと思います。(2020年5月)
4月が終わろうとしています。長かったようにも短かったようにも感じます。今、私ができる事は自分の体調を管理し、職員とともに開業医としてできる事を続けていくだけです。クリニックに来院される方も、仕事の事、家族の事、大変な方が多いようです。そんな中でも学生は本当に辛そうだなと感じます。「4月から小学生になったのに、学校に行けないんです。同じクラスに誰がいるかもわかりません。」「大学生になったのに一回も大学に行ってないんです。授業はいつ始まるかわかりません。」私は、母校獨協医大で非常勤講師を務めています。先日、学生の授業のため大学に行って来ました。大学では、事務職員立ち合いで個室から授業を配信しました。学生は大学の個室または自宅で視聴です。大学の周りには、ツツジやはなみずきがきれいに咲いています。世界中がこんなに騒いでいるのに、我関せずで同じように花を咲かせるんだな〜と感じます。(2020年4月)
皆様ご存じのように、新型コロナウイルスの感染が日本でも拡大しております。当院では院内感染予防にできる限りの対策をしています。咳、発熱、倦怠感などの風邪症状で受診を希望の方は、直接院内に入らずに自宅や車の中からクリニックに電話(0277ー20−4370)をお願いいたします。その後、電話での問診等で感染隔離室にご案内、または医師が駐車場で診察等の対応をさせて頂きます。ご迷惑をおかけしますが、御協力お願いいたします。(2020年3月)
この冬は、今までに経験したことがないくらいの暖冬です。実際、平均気温は、例年に比べ観測史上最も高いとかで、朝、外に出て「うわ〜今日は寒いな」という日が、ほとんどなかったようにも感じます。20年くらい前に、水戸に梅を見に行ったことがあります。3月上旬でしたが五分咲きくらいでした。先日、外来に来た患者さんが「2月なのに、もう梅が散り始めてるよ」「え〜、もう散ってるんですか?」。。桜は4月上旬の入学式に満開だったのが、いつの間にか3月下旬には満開。温暖化が進んでいるなと実感します。この時期、新聞を開いて最初に確認するのが、スキー場の積雪情報です。よく滑りに行っていた上越では、年末年始でも雪がなく滑れないスキー場もあったようですが、このところのドカ雪で、ほとんどのスキー場が滑走可に。苗場、神立、石内丸山、上越国際、ガーラ湯沢、舞子高原。実際に滑るわけでもないのに、積雪が増えているだけで、なんだかワクワクしますね。(2020年2月)
松の内も明けた休日の朝、早くに目が覚めました。前日から迷っていたのですが、「よ〜し、やっぱり行くか」と、両毛号に乗って上野に向かいました。ゴッホ展を見ようと思ったのです。開館30分以上前に到着したのに、すでに90分待ちの大行列とは。。。残念ですが、ゴッホはあきらめ、かわりに両国の北斎美術館に向かいました。私は、昔から北斎や広重が好きでよく見ていたのですが、実物の迫力はすごかったです。北斎は75歳で(富士山で有名な)富嶽三十六景を完成させた。その後も90歳で亡くなるまで創作を続け、亡くなる少し前に「あと10年、いや、あと5年の寿命があれば納得する作品が完成できたのに」と、悔しがったそうです。見習わなくちゃだな、と思いましたね。美術館から少し歩くと、国技館が見えてくる。櫓太鼓が響き、ファンでいっぱいの中、お相撲さんが入っていく。天気も良かったので、両国から隅田川沿いに浅草まで歩いてみました。浅草は外国人がいっぱい。成人式帰りの着物姿がちらほら。着物の柄はカラフルでとてもきれいでした。神谷バーで、電気ブランを購入して帰宅しました。
明けましておめでとうございます。本年も頑張りますので、よろしくお願いいたします。(2020年1月)
2019年
毎年恒例のクリニック忘年会ですが、今年は飲み会の前に、職員でボーリングをしました。本当に久し振りで楽しかったです。私が小学生の時は、ものすごいボーリングブームで、須田加代子、中山律子などのスーパースターが活躍し、ゲームをするのに3時間待ちとかで、テレビでもよく放映されていました。いつのまにかブームが去って、ボーリング場がどんどんなくなっていきましたが、それでも大学時代は、けっこうやってましたね。そんな中でも思い出深いのは、深夜のマラソンボーリング大会に参加したことです。土曜深夜0時にスタートし、翌朝8時まで、たしか20ゲームくらい投げる試合だったかな?私は部活(バドミントン)の仲間と参加しました。夜中にもかかわらず、大勢の参加者にびっくりでした。最初の2〜3ゲーム目までは、真剣に投げるぞという雰囲気。さらに数ゲーム投げていると、しだいに眠気が襲ってくる。がんばって投げ続ける。午前4時に休憩で、おにぎりとみそ汁がでる。みんな無言で食べている。机に突っ伏して寝ている人もいる。休憩後は、なにも考えずにひたすら投げる。朝日が登り、外が明るくなってくる。最後のゲームを投げきり、終わった〜。やり遂げたという達成感がうれしかったです。10代のころの話です。本当に若かったなと思うのです。
今年も残すところ僅かになりました。1年間病気もせず、休まず診療できたことに感謝です。来年もがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。よいお年をお迎え下さい。(2019年12月)
「今年も職場体験実習をお願いしたいのですが。」クリニックの近くの中学校の先生から連絡がありました。当院では、毎年、職場体験の生徒を引き受けています。先生からいただいた本年度実習予定者の名簿を見ると、見覚えのある名前が。。。赤ちゃんの時から予防注射や風邪で通院している、かかりつけのお子さん達でした。月日が経つのは本当に早いもので、もう中学生なのですね。当院を希望して来てくれるからには、こちらもできるだけの事をしてあげたい。内科、小児科、眼科、事務、予防接種、薬局そして、私が嘱託医をしている老人ホームにも連れて行きました。ナースユニフォームや白衣を着てもらい、血圧をはかる練習もしました。皆さん、将来は看護師などの医療関係の仕事に就きたい希望だそうです。実習態度もまじめで、しっかりとした意見も言え、将来楽しみと感じましたよ。ご協力頂きました職員、患者さん、ありがとうございました。(2019年11月)
■ワクチン不足のため、11月11日(月)〜慢性的な病気で当院内科に定期的に通院している方および中三生、高三生のみの接種とさせていただきます。ご迷惑をおかけしまして申し訳ありません。(11月11日)
ラグビーさくらジャパンは、アイルランドとスコットランドに勝利し予選リーグを1位通過。私はどちらのチームにも勝つのは難かしいだろうなと思ってたので、大変失礼いたしました。決勝トーナメントでは南アフリカに敗れましたが、堂々の戦いでしたね。大男のぶつかり合いはもの凄い迫力。いろいろな国の人が混じり合い、身長や体格の違う選手がそれぞれのポジションをこなす多様性、ノーサイドの後は、お互い相手を称え合う。私は、今まであまりラグビーを見た事がなかったのですが、本当に面白いスポーツと感じました。日本代表で4トライと大活躍した福岡選手、来年のオリンピック後に医学部を受験して医師を目指すそうです。最近の医学部受験は倍率も高く、難易度も上がって本当に大変なのですが、彼ほどの根性があれば無事合格できると思います。医者の世界は本当に狭い。近い将来、どこかで福岡選手と医師対医師としてお会いできる機会があるかも。。。。(2019年 10月)
10月1日〜インフルエンザ予防接種行なっています。接種ご希望の方は、直接クリニックにお越し下さい。電話等での予約は不要です。接種時間は午前10時〜12時半、午後は15時〜17時半です。あらかじめ事務で問診票を受け取り、自宅でご記入いただけますと、待ち時間の短縮になります。当日体調の悪い方、体温37.5℃以上の方は接種できませんのでご注意下さい。65歳以上の方、中三、高三生は公費負担用紙をお持ち下さい。なお、ワクチンの入荷状況により接種者の制限をさせて頂く場合がありますので、ご了承御願いいたします。
先日、内科学会の教育講演に参加するため横浜に行ってきました。自分の勉強のためと、専門医の更新単位の取得のためです。会場は みなとみらい会議場だったのですが、かなり早く到着したので、海辺を少し散歩してみました。ベイブリッジがきれいに見え、潮風が気持ち良く、なんともいい感じです。30分前には講演会場に入ったのですが、席はかなりうまっており、ものすごい人。40分の講演が9回。最先端医療の話が聞けて、たいへん勉強になりました。帰りに中華街に寄ってきました。スコットランドの民族衣装やロシアと書かれたTシャツを着た方々が買い物をしていました。ワールドカップラグビーの応援にきた方々ですね。日本はロシアを破り、幸先のよいスタート。ただ、この後アイルランドかスコットランドのどちらかに勝たないと決勝トーナメントには進出できないとは。。。きついな〜と感じます。次戦は世界2位のアイルランドとの対戦です。日本頑張れ。(2019年 9月)
今年も太田は暑かった。しかし、お盆休みが終わると、猛暑もいくぶん落ち着いて過ごしやすくなってきましたね。ここ数年は、クリニックに熱中症で受診する方が少なくなってきているなと感じます。報道等で、さかんに熱中症に注意、注意で、用心深くなっている人が多いのだと思います。休みに行ったゴルフ場。ほとんどの人がペットボトルや水筒で水分を補給しながらプレーしている。氷嚢のようなもので首を冷やしている人もいる。日傘を差している人もチラホラ。ゴルフ場も氷、塩飴等を用意して「ご自由にお持ち下さい」です。「暑いからハーフで帰るね。」なんて人もいる。これは凄いと思ったのは、扇風機が内蔵されている洋服です。両脇の小型のファンから体と服の間に空気を循環させ冷却するという仕組みです。一緒にプレーした方が、途中で「秘密兵器に着替えます」ということで、この特殊スーツを着用。低いモーター音と供にスーツが膨れ上がり、まるで映画のアイアンマンが空に飛び立つ直前のような感じです。私も着用させてもらいましたが、たしかに風が通って涼しい。値段は2万円くらいするのに、工事現場等で大人気で、注文してもすぐには購入できない状態なんだそうです。(2019年8月)
6月からずっと雨ばかりでしたが、ようやく梅雨も明けて夏らしくなってきましたね。夏休みの自由研究には、どんな事をしよう?私も悩んだ記憶があります。(かなり昔のことになりますが)子供が小学校の夏休みに、上野の国立科学博物館に連れてってと言われた事がありました。自由研究用だったのかな?博物館の縄文式土器が展示してある部屋で、学芸員に「縄文人は後から渡って来た弥生人に滅ぼされたのですか?」子供がこう質問すると、学芸員は嬉しそうに微笑んで「よくぞ聞いてくれました。こちらにどうぞ」と自分の研究室まで案内してくれ、いろいろな資料を出して説明してくれました。この人、本当に自分の好きな事を職業にしたんだなと感じましたね。結論は縄文人と弥生人はゆるやかに混血していっただったかな。。。その国立科学博物館チームが凄い事をやってのけました。3万年以上前に台湾から日本に渡って来た時の我々の祖先と、同じ条件で航海を再現しようというプロジェクトです。私は以前からラジオの番組でこのプロジェクトを聞いて注目していました。地図もコンパスもない小さな丸木舟に、少しの食料と水を積んで、男4人女1人が乗り込み、星や太陽の位置を頼りに船出。40時間以上漕ぎ続け、7月9日に無事200キロ先の沖縄に到着したのです。失敗すれば確実に死が待っている過酷な航海に、我々の先祖はどんな事を考えて出発したのでしょうか。彼等の子孫が私達と考える不思議な気がしますね。(2019年7月)
ついこの前、年が明けたような気がするのですが、もう6月です。1年の半分が過ぎたことになります。本当に早いと感じます。先日、来年夏の東京オリンピックのチケットの抽選をネットで申し込みました。やってみると、けっこう簡単で、待たされる事もなく、すぐに予約できました。診療を休むわけにはいきませんから、水曜日の夜、土曜日の夜と日曜日に分散してバドミントン、卓球、バスケット、柔道の4競技に応募しました。席によって値段が違うのは「そうだよな」ですが、同じ競技でも予選、決勝では値段がまったく違くて、特にメダルが授与される決勝、3位決定戦が行われる日は、べらぼうに高いんです。けっこう悩んだのですが、バドミントンは奮発して男子ダブルスの決勝を申し込みました。きっと日本バドミントンは、何個も金メダルをとってくれると思います。6月現在の世界ランキングは、男子シングルスで桃田が1位、女子は、奥原3位、山口4位、混合ダブルスペアは3位、男子ダブルスでは2位と5位、女子ダブルスは1〜3位が日本人ペアで、3位はリオ五輪金メダリストの松友、高橋ペアとはなんと豪華なランキングなのか。現在、日本バドミントンチームは世界最強と言ってよいでしょう。金メダル5個も夢ではないと思っています。リオ五輪では松友、高橋ペアの金メダルには、本当に感動しました。もしかして、チケットが当たれば目の前で金メダルが見られるかも?今からワクワクしています。(2019年6月)
10連休はどのように過ごされましたか?私は名古屋で行なわれた日本医学会総会に参加してきました。医学会総会とは、明治23年から4年に1回開催されている医学関係では最も大きな学会で、今回が30回記念総会でした。3万人以上の参加者が名古屋に集まり、お祭りのような賑やかさでした。私はこの学会で講演するノーベル賞受賞者:本庶先生と山中先生の講演を、どうしても生で聞いてみたかったのです。1時間前に会場に到着しましたが、中はほぼ満席で、なんとか席を確保できて、ほっと一息。本庶先生は、癌治療の画期的新薬「オプジーボ」の開発に関わった日本の誇るべき頭脳で、本庶先生のおかげで多くの癌患者に福音がもたらされました。風貌からは、もの凄く厳しい方なのかなと思っていたのですが、話し方はとても穏やかで、少年のような好奇心を持ち続け「心の底から科学が好きなんだ」という気持ちが伝わってきました。山中先生は、世界に誇る iPS 細胞を開発し、その後、患者さんの治療や新薬の開発等にどんどん実用化されており、本当に凄い人なのに、腰が低くて、まったく偉ぶるようなこともなく「病気で苦しむ患者さんを、なんとか助けてあげたい」という医師としての強い信念が伝わってきました。すばらしい講演を聞けて、自分も頑張るぞ!と元気をもらって帰ってきました。名古屋では、ひつまぶし、味噌カツ、台湾ラーメン等食べましたが、どれも美味しかったです。(2019年5月)
4月1日午前11時半過ぎ、診療を一時中止しました。診察室の外に出ると、隣の眼科も診療を中止しており、待ち合い室の患者さんと、職員が、固唾を呑んでテレビを見ています。管官房長官が、新元号を掲げる。「令和」。。。すぐには馴染めない感じでしたが、その意味を聞いたり、何度か文字を見ているうちに、だんだんと好感が湧いてきました。もの凄いリセット感を伴い、「あ〜、30年続いた平成が終わるんだな。」と改めて実感しました。その後、肺炎球菌のワクチン接種に来た患者さんへ「このワクチンは約5年間持ちますので、5年後まで元気で長生きして、またワクチン打って下さい。次は、令和6年ですからね。」。大正生まれの患者さんが来院、新元号の話をすると「大正、昭和、平成、令和、ここまで元気でこられてよかったです。」と感慨深そうでした。ところで、私の苗字の和賀ですが、電話で話すと聞き取りにくいらしく「なんですって。ワダさん?」「いえ、違います。ワガです。」これが多いんですね。漢字を説明する時には「昭和のワ、賀正のガで、ワガです。」いつも、こう説明していたのですが、今後は「令和のワ」となるかもしれませんね。令和がよい年になってくれたらと思います。 (2019年 4月)
私が研修医時代に勤務していた病院は、都内有数の桜観賞スポット、靖国神社のすぐ側にありました。医局の窓からは、千鳥ケ淵の格調高い桜が真正面に見え、皇居のお堀の水面とのコントラストが見事で、うっとりするくらいの美しさでした。さすが「天皇陛下がご覧になる桜は違うな」と感じたものです。靖国神社の桜も開花したとの便りに、研修医時代を思い出し、春も近いなと感じています。ちょうどこの桜の季節にイチローが引退しました。「まだまだやれるのでは?」と思っていましたが、引退 は彼なりの美学なのでしょうか。オリックス時代に、7年連続首位打者、オールスター戦にピッチャーで出場、渡米した年に、いきなり首位打者、MVP、新人賞を獲得、2009年のWBC決勝戦では延長戦で執念のタイムリーヒット。数々の名場面が浮かんできます。平成の時代を駆け抜けた、スーパースターの引退は残念ですが、どんな事にも始まりと終わりがあるのは、世の必然なのだと感じます。まもなく平成も終わりです。4月1日のお昼に、新元号が発表になるとのことで、すこし落ち着かない気持ちでいます。(2019年 3月)
先日、妻と2人で東京日帰り医師会旅行に参加しました。朝、看護学校に集合、貸切りバスに乗り込んで東京に向かいました。東北道は渋滞もなく、スイスイと銀座に到着、自由時間となりました。妻と2人で銀座を歩くなんて本当に久し振りで、なんだか照れくさいような気がします。銀座は外国人観光客でにぎわっていましたね。ソニービルに、大阪なおみにプレゼントした というGT-Rが展示してあり、運転席に座ってみましたが、スピードが出そうな雰囲気満載でしたね。440馬力、時速300キロで走れるとか。1台1800万の値段にもびっくりです。その後、昨年オープンした銀座シックスで買い物、昼食後、バスに合流し、国立演芸場に向かいました。落語と鹿芝居見物です。鹿芝居というのは、落語家がやるお芝居で、私は初めて見たのですが、とても面白かったです。終了後は、料理の鉄人、陳健一のお店:四川飯店で、夕食です。鉄人の父が考案したという名物:麻婆豆腐は、やはり辛かったけど本当に美味しかった。芝居がはねた馬生一門の落語家も参加してくれ、私のテーブルには金原亭世之介師匠が座ってくれました。手品を披露してくれたり、話で場を盛り上げたりで、さすがプロの芸人ですね。本当に楽しい時間でした。
インフルエンザの流行はかなりおさまってきました。学級閉鎖もほぼなくなりました。治癒証明ご希望の方は、学校や保育園に間に合うように朝8時〜診察しますので、来院して下さい。かわりに、先週くらいから花粉症の患者さんが多くなってきています。今年は花粉が多い予想です。早めの対症をおすすめいたします。(2019年 2月)
明けましておめでとうございます。本年も地域医療に貢献していく所存ですので、よろしくお願いいたします。
平成最後の年越しは、家で紅白でした。高校時代、大学合格を祈願して明治神宮に行き、大混雑の境内で年が明けた事もあった。大学時代、大晦日から友人と飲み明かした事もあった。研修医時代、急変の患者さんに対応しているうちに年が明けていた事もあった。留学時代、ニューヨークのカウントダウンに参加した事もあった。いろいろあったけど、こたつで紅白が一番しっくりくるような気がします。DA PUMP 、MISIA 素晴らしかった。さぶちゃんの「まつり」これが最後なのかな〜。石川さゆりの「天城越え」魂の歌と感じた。ユーミンの「ひこうき雲」学生時代に戻った気がする。オオトリはサザンでした。桑田さん、いつまでも若いですね。ノリノリのステージは聞きごたえ満点で、ステージ終了時の、総合司会?Tうっちゃん?Uの言葉「なんだか幸せです」に、私も同じ気持ちでした。4日から診療が始まり、あっと言う間に普段の日常が戻ってきました。先週くらい〜インフルエンザが流行しています。過去最高の患者さんが発生した昨年度を越える勢いです。ワクチン不足で予防接種を受けていない人が多いのも影響しているのかもしれませんね。今年も1年間、元気でがんばって診療を続けていきたいと思います。よろしくお願いいたします。(2019年 1月)
クリスマスに、イオンシネマでボヘミアンラプソデイーを見ました。クイーンは私の中高時代のスーパースターでした。音域の広い格調高い音楽は大好きで、今でも時々聞いています。休日の映画館は結構混んでましたね。若い人も多かったです。大きなスクリーンに大音量で流れる数々の名曲は、やっぱり良かった。フレデイ役の俳優さん、始めの頃は「似てないな〜 ちょっと無理があるかな〜」でしたが、後になればなるほど似てきて、最後のライブエイドコンサートの場面では、もう本物のフレデイとしか言いようがない大迫力の演技でした。感動のエンデイングに、映画が終わっても誰も席を立たない。誰もですよ。私は、こんな素晴らしいバンドと同じ時代を生きられてよかった(大げさですみません)と本当に思いました。イオンは完全にクリスマスモードで大賑わいでした。クリスマスが終わるとあっと言う間にお正月ですね。今年良かった事、ゴルフで本当に久し振りに30台を出せた事。年に1回スキーに行くという目標を達成した事。なにより1日も休まず、元気で1年間仕事ができた事に感謝です。残念だった事。私の大好きな将棋の羽生さん、勝てばタイトル100期という大一番に負けてしまい、無冠になってしまった事。でも、来年はきっとタイトルをまたとってくれる事でしょう。まもなく平成最後の年越しですね。本年もお世話になました。来年もよい年でありますように。(2018年 12月)
「あれ〜、今年はインフルやれないの?和賀さんに来ればいつでもやれると思って来たのに。。。」「申し訳ありません。入荷しだい再開の予定です。」インフルエンザワクチンが十分確保できず、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。当院は、開院以来アクセスフリー(予約なしで、いつ来院してもインフル接種ができるという体制)でやってきました。しかし、昨年に続き、今年もワクチン供給が不安定で、卸会社の担当も、頑張って、可能な限り、供給してくれてはいるのですが。。。現在は、接種者を制限させて頂いております。本当にご迷惑をおかけしております。
7年後の2025年に、大阪万博開催が決まりました。前回から50年ですって。月の石、太陽の塔、ソ連館、三波春夫の「こんにちわ〜、こんにちわ〜」私は小学生でしたが、よく覚えていますよ。2年後の東京オリンピックに続いてのビックイベントです。「東京オリンピックまで元気でいられますか?」当院に通院されている御高齢の患者さん。「平成の次の年号を元気で迎え、2回目の東京オリンピック、そして2回目の大阪万博を見ましょうよ。」一方、若い世代では「大阪万博?なにそれ?」でしたけどね〜。(2018年 11月)
インフルエンザワクチン接種のお知らせ ワクチン不足のため 11月5日(月)〜当院内科に慢性的な病気で定期的に通院している65歳以上の方 + 中三生、高三生 のみに接種を制限させて頂いております。なお、インフエルエンザワクチン接種の予約は出来ませんのでご了承下さい。ワクチンが入荷次第、接種制限を解除していく予定です。ご迷惑をおかけしまして申し訳ありません。(11月28日)
10月14日に、赤城国際カントリーで開催された県医師会ゴルフ大会に出場しました。今回は、めずらしく練習場にも何回か行って、本番に挑みました。結果は参加125人中61位。自分の実力では上出来ですした。県大会は年齢順に組み合わせていくので、同世代で組むことが多くなります。私の組も2人は同学年、もう1人は1学年下の先生でした。2人はまったくの初対面の先生でしたが、やはり、同世代は話が合いますね。同じ時代を過ごしてきたのですから。あの時あんな事があった。こんな事があった。こんな音楽が流行っていた。これは、クリニックでも時々あるんですよ。患者さんが私と同じくらいの年代の時、つい昔の話で盛り上がることがあります。「江川は本当に速かったですよ」「テトリスよくやってましたね」「夏目雅子はきれいだったわよ」「私はジョンよりポールでしたね」「ポケベル使ってました」「男女7人は全部見ましたよ」「ドーハの悲劇は本当にガックリでした」「金妻、好きで見てました」「マイケルの踊りは天才です。別世界でしたね」「たまごっちよくやったな〜」「金八先生の最期は泣けました」皆さん何個わかりましたか?(2018年 10月)
テニス全米オープンで、日本人初の優勝を達成した大阪なおみさん。獲得した賞金が、4億2000万円とか。。。1回の大会だけで、こんなにもらえるの?あまりの高額にびっくりです。凱旋帰国し出場した、東レパンパシフィック大会では、残念ながら準優勝でしたが、今後の活躍を期待したいと思います。テニスだけでなく、私の大好きなバドミントンでも日本人選手が大活躍ですね。違法賭博事件で出場停止処分だった、桃田選手。世界選手権で優勝、アジア大会では三回戦負けでしたが、ジャパンオープンでは準優勝。世界ランクも1位となりました。女子もすごい。アジア大会で、女子ダブルスは、なんと日本人同士の決勝でした。団体戦では、常勝軍団の中国を破って、見事に優勝しました。個人競技のバドミントンの団体戦とはどのようなものなのか?ダブルス2試合シングルス3試合の5試合で、3勝したチームが勝ち上がる、という仕組みです。。。大学時代の事を思い出します。バドミントンをやっていた私は、東日本医科大学大会という、医学部の大会では最も大きな試合に出場していました。団体戦2勝2敗で迎えた第3シングルスに、私は出場。緊張感は半端じゃありませんでしたね。1年間この試合に向けて、皆で練習してきた。このシングルスで自分が勝つと自分の大学の勝利、負ければ敗戦。自分の肩に大学の勝敗がかかっている。応援するチームメートの声が聞こえる。「先輩、勝つしかないですよ」「ファイトですよ」こんな状況で、私は負けてしまった。ほろ苦い、若かりしころの思いです。2年後の東京オリンピックでは、日本バドミントンチームの活躍を期待しています。(2018年 9月)
今年の夏は本当に暑い日が続きますね。大げさでなく、今まで生きてきた中で一番暑い夏 のように感じます。先日、(今年2回目の土用の丑の日)つつじ観光バス主催のビール工場、うなぎツアーに参加してきました。太田駅に夕方5時集合でバスに乗車。向かうは邑楽町のサントリービール工場です。私は、こんな近くにビール工場があるなんて知りませんでした。工場に着くと、案内の係の人の話を聞いたり短い映画を見たりで「テーブルの上のサントリー伊右衛門をどうぞご自由にお飲み下さい」でしたが、誰も飲みません。当たり前ですよね。この後はこの工場でできたてのプレミアムモルツ飲み放題なのですから。工場内を案内してもらった後、お待ちかねのビールタイムです。次から次に注がれるプレミアムモルツを一気飲み。お代わり、おつまみも美味しかった。私は3杯、妻は2杯、頂きました。私の前のテーブルの人は6〜7杯お代わりしてましたね。ふと、横を見ると、なんとクリニックに通院している患者さんたちがいます。。。診察の時に「肝機能がひっかかってますよ。飲み過ぎは駄目ですからね」なんて言ってるのに、今日はお互いの顔を見あって「ハ〜ハハハ」でした。工場を出る時には、お土産として1人2本ずつ缶ビールを頂きました。その後、バスで館林のウナギ屋さんに移動。今度は、うな重タイムです。今年はウナギが高くて大変だというところが多い中で、ご飯が見えないくらいびっしりウナギが入っていました。美味しかったです。土用の丑の日にウナギはいいですね。店の入り口には茄子がいっぱい入った籠が置いてあり、「好きなだけお持ち帰り下さい」で、袋いっぱいの茄子をもらってきました。最後に太田駅まで送ってもらい解散。これでいくらでしょう?なんと、たったの3900円でしたよ。やるな、つつじ観光バス。(2018年 月)
6月19日の夜は、足利日赤病院での地域連携会議に出席していました。参加者は、なんとなく落ち着かない感じで、「今日の会議は9時までに終わりますよね」「大丈夫だと思いますよ」その日がワールドカップ:ロシア大会、日本対コロンビアの初戦でした。会議終了後、大急ぎで帰ってテレビ観戦。前評判のよくなかった日本ですが、なんと2ー1で勝利。次のセネガル戦は2ー2の引き分け。そして、ポーランドに負けるも僅差で予選リーグ突破。盛り上がりましたね。当然、決勝トーナメント、ベルギー戦も朝3時に起きて応援しました。後半、立て続けに日本が2点とった時には、「次のブラジルには勝てないかもしれないけど、思いっきりぶつかれば、なんとかなるかも。。」なんて考えていたんですよ。それが、悪夢の逆転負けとは。それにしてもベルギーは強かった。赤い悪魔と言われるだけありますね。和賀クリニック開院3回目のワールドカップでした。長いようで短かった12年と感じます。(2018年 7月)
私が医師国家試験に合格し、大学の医局に入局した時に教室の主任教授だった先生が先日お亡くなりになられ、葬儀に参列させて頂きました。本当にお世話になった先生でした。ご冥福をお祈りいたします。医学部6年生の秋のことです。卒業試験で忙しく、まだ入局先が決まっていなかった私に、なんと直接教授から電話がかかってきたのです。「一度ゆっくりと話しましょうか」食事に招待され、ご馳走になりながら、「よかったらぼくの教室にどうですか?」とお話される教授に(日本酒の酔いもあったかな?)「よろしくお願いいたします」で、私の運命が決まりました。医者になったばかりで右も左もわからない私にとって、先生はまさに「神」と言ってもよい存在でした。仕事が終わらず、夜遅くまで病棟に居残っている時、ふらりと立ち寄られ「頑張ってますね」と声をかけて頂きました。葬儀には医局の先輩、後輩も多数参列され、久し振りに近況を報告しあったりで、懐かしかったです。当時、第2生理学の教授だったS先生もお見えになり「先生の試験は本当に難しくて、たいへん苦労しましたよ」と言う私に「な〜に、本試は落ちても再試でみんな合格にしたんだよ。ハハハ〜」と30年以上前と同じ表情で話されたのです。(2018年 6月)
ゴールデンウイークは北海道(札幌〜小樽)へ旅行しました。数ケ月前にネットで、往復航空券と京王プラザホテル2泊を格安料金で予約できました。予約後、コンビニで入金すると確認メールが送られてきて、印刷したものを羽田空港の自動チェックイン機にかざすと航空券が出てくる。つまり、だれにも会わない、どこにも人件費がかかっていないのです。だから安くできるのか?でも、その分の雇用がなくなっていくのでは?とも余計な心配もしました。北海道では食べまくりでした。到着した日は、居酒屋で、お刺身(特に八角は見た目は悪いが美味)じゃがバター、アスパラ、ザンギ。翌日は、場外市場で朝から海鮮丼特盛り、昼は味噌ラーメン、夜は札幌ビール園で工場見学ツアー後、プレミアムビールを頂き、その後はジンギスカンの食べ放題。最終日は小樽でお寿司。締めは千歳空港でスープカレー。大満足の味の旅でした。札幌では観光バスに乗り、クラーク博士の羊ヶ丘展望台〜大倉山へジャンプ台に行きました。ジャンプ台のスタートゲートまでリフトで登ったのですが、上から見るとほぼ絶壁で、本当にこんなところから飛ぶの?でした。札幌の街がとてもきれいに見えましたよ。(2018年 5月)
先日、群馬県医師会俳句大会に参加してきました。会場は藤岡市の八塩温泉 神水館です。神流川のほとりに建つ神水館は昭和6年創業「日本秘湯を守る会」にも登録されている純和風の旅館です。駐車場から雨上がりの新緑がまぶしい庭を抜けると、歴史を感じさせる落ち着いた木の建物が現れます。館内は大正ロマン漂う、まさに俳句大会に相応しい会場でした。県内の各医師会からの参加者と久し振りの再開に盛り上がった後、前半は句会でした。投句したのは久し振りだったのですが、選者の先生が私の句を特選句のひとつに選んで頂き大満足でした。句会終了後は懇親会です。地元特産の郷土料理を頂きながら、楽しい一時を過ごしました。2月に俳句会の巨匠、金子兜太先生が亡くなり、沈滞ムードの俳句界だったのですが、現在、俳句は若者の間でもブームになってきているのだそうで、中でも夏井いつき先生の「プレバド」は人気の番組で私も時々見てますが、とても面白いですね。(2018年 4月)
今年は桜の開花が早いですね。まだ3月下旬なのに、もう太田市でも7分咲き〜満開のところもあるようです。例年より1週間くらい早い感じがします。クリニック開院時に小学校に入学したお子さんたちが、3月に高校を卒業しました。本当に早いもので、あれから12年の月日が流れたのですね。「大学入学の書類を書いてほしい」「予防接種をしてほしい」「花粉症です」「風邪ひいちゃったんです」等で来院されました。小学校の時の面影を残しながら、不安と希望が入り混じったような顔で「4月からは東京です」「青森に行きます」「茨城で寮に入ります」「九州に行くので、しばらく帰って来られません」。私は、恥ずかしいので、口には出しませんが「元気で頑張れよ」と、心の中で応援しているのです。。。話は変わりますが、4月からおたふく予防接種に太田市が3000円の助成金を出す事になりました。対象は太田市在住の1歳以上〜5歳未満のお子さんです。保護者によっては「おたふくは顎が腫れるだけなので、罹ってもたいしたことないから予防接種まではいらないのでは?」という事をおっしゃる方もおります。私は、予防接種を是非やるべきと考えています。おたふくに罹ると、たいていは軽症ですみますが、中には髄膜炎、睾丸炎、難聴などを合併し、後遺症を残す場合もあるのです。また、太田市からの「妊振を希望する女性とパートナーに対しての風疹予防接種助成金」も継続されます。詳しくはお電話等でお尋ね下さい。(2018年 3月)
史上最高のメダルを獲得した平昌オリンピックが閉幕しました。本当に満喫しました。楽しかったです。女子ジャンプでは、銅メダル高梨選手の涙に思わずもらい泣き。スノボの平野選手は、究極を追求する宮本武蔵のようでかっこ良かったです。ノルデイック複合の渡部選手も凄かった。ジャンプ1位で迎えたラージヒルの距離。後ろからドイツ人3人が猛烈な勢いで追撃してくる。恐怖すら感じるような凄まじい追い上げ、必死で逃げる渡部。最後は残念でしたが、本当によくやったと思います。羽生選手のフリーは、土曜日の診療が終わった直後の滑走でした。そのまま職員と居残り、待ち合い室のテレビで応援でした。みんなで金メダルの瞬間を見られて本当に良かった。スピードスケートもがんばりましたね。高木家は兄弟2人でメダル5個獲得とは、すごい。金メダル獲得のパシュート。こんなに日本人向きの種目があるとはびっくりです。個人の力では劣る日本が、全員メダリストのオランダをチームワークと技術で打ち破る。見ていて本当に気分爽快でした。カーリングの準決勝、3位決定戦は手に汗握る大接戦。藤沢選手の凛とした顔が本当に素敵でした。アスリートの皆さん。本当にありがとうござました。実は、私は「オリンピックを見に行こうか?」と本気で迷ったんですよ。2月10(土)の診療が終わってからの夜便でソウルに行き、翌日バスで平昌へ行き、フィギュアかスノボを観戦し、12日(祝)の夜中に帰国という弾丸ツアーを見つけたのです。なんと、観戦チケット付きでしたよ。でも、料金が高いのと、日程がハードなので断念したのです。2年後の東京では、なんとかチケットを手に入れ、生でオリンピックを見られたらと思います。(2018年 2月)
あけましておめでとうございます。今年も引き続き地域医療に貢献していけるようがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。今年は1月3日(水)当番医で診療、1月4日(木)〜通常診察とさせていただきます。当院の周辺でインフルエンザが流行しています。高熱、インフルエンザの患者さんと接触した等インフルエンザ感染が疑われる方は受付でお知らせ下さい。また、ワクチン接種もまだ可能です。公費接種は1月31日まで延長されました。
和賀クリニックの新年は3日の当番医から始まりました。お正月にもかかわらず出勤してくれた職員に本当に感謝です。インフルエンザの患者さんが多数来院されました。その後、学校が始まり学級閉鎖も出てきました。受験生はこれからが本番。感染しないように十分注意なさって下さい。当院では院内感染を防ぐ事にとても注意しています。高熱、悪寒等でインフル疑いの方は受け付けでお知らせ下さい。他の患者さんとの接触を避けるために感染隔離室でお待ち頂きます。インフルエンザと診断された後は、その日から学校、保育園、幼稚園は5日間のお休みになります。この間は解熱して元気になっても極力外出せず、家庭内での感染にもご注意下さい。4日目と5日目が解熱していれば、6日目から登校、登園可となります。治癒証明の書類は、朝8時から対応しますので、6日目の朝、登校、登園の用意をして来院して下さい。ところで、半年くらい前〜待合室に素晴らしい写真が飾ってあるのをご存じでしょうか。患者さんが「写真が趣味なので院内に飾って下さい」と毎月持ってきてくれるものです。月ごとにテーマがあって、「桐生宝徳寺のゆか紅葉」とか「北アルプスの風景」とか趣味というよりはプロ級ですね。来院時は、是非ご覧になって下さい。(2018年 1月)
2017年
インフルエンワクチン接種のお知らせ
■ワクチン不足のため、今年度の公費接種(市役所から書類が郵送されてきた65歳以上、中三生、高三生等)は、来年1月31日まで延長されました。
■12月12日(火)〜全ての希望者に接種再開させて頂きます。電話等での予約は不要ですので、接種希望者本人が直接クリニックに来院お願いいたします。午前の受付10時〜、午後の受付3時〜となります。
■12月4日(月)〜和賀クリニックの診察券をお持ちの方の接種を再開とさせて頂きます。
■11月27日(月)〜中三生、高三生の接種を再開とさせて頂きます。
■11月20日(月)〜慢性的な病気で当院内科に定期的に通院している方の接種を再開とさせて頂きます。
■ワクチンの供給が少なく、11月2日(木)〜接種を一時中止とさせて頂きます。
インフルエンザワクチン接種では、ワクチン不足のため、ご迷惑をおかけしています。当院なりに、なんとかできるだけ多くの方に接種できるよう頑張っています。院内で処理できる人数を考え、看護師さんの地元ママさん情報や、接種に来院した受験生に「同級生はどれくらいワクチン打ってます?」と聞いたりで情報を集め、基本的には新型インフルエンザ発生時の優先接種順位を参考に、接種者を決めさせて頂きました。「ワクチンがなくて、どうしたらいいんですか?」と逆ギレする私を、申し訳なさそうな顔で見つめ、精いっぱいの誠意でワクチンを納入してくれた卸会社のMさん、本当にお世話になりありがとうございました。。。
本当に早いもので、今年もあと僅かとなりました。先日、郵便局で年賀状を購入したのですが、(12月17日〜1月8日に投函するという条件付きで)なんと1枚10円引きでしたよ。年賀状を出す人は減少しているとかで、郵政省もなんとかしなくてはと考えているのでしょうね。SNS等でサクッと新年の挨拶をして終わりという人も多いのでしょうが、アナログな私は、年賀状派です。もう何十年も会っていない人と、毎年年賀状だけのやり取り。正月に葉書を手に取って、「あ〜、まだ元気でいるんだな」と、安心する。素敵な慣習だと感じます。今年一番うれしかった事。私が、心から尊敬する羽生善治19世名人が竜王戦でタイトルを奪取、永世7冠となり、国民栄誉賞を受賞されることです。永世7冠なんて、凄すぎて言葉もありません。私は、羽生さんが中学生で将棋界にデビューした時からの大ファンです。来年も、きっと大活躍してくれる事でしょう。残念だったのは、小学校4年から続いていた、毎年スキーに行くという記録が途切れてしまった事。3月に友人家族と草津に行ったのですが、私も滑るはずが、子供達だけ滑ってもらい、私は妻と草津温泉外湯めぐりへ行ってしまったのです。賽の河原露天風呂、御座の湯、大滝の湯はよかったですよ。来年は、是非スキーをやりたいと思います。
本年もお世話になりました。来年も頑張りますのでよろしくお願いいたします。良いお年をお迎え下さい。(2017年12月)
先日、五師会(医師、歯科医師、薬剤師、看護師、柔道整復師)による災害時研修に、太田市医師会の代表として参加しました。前橋日赤病院で日曜日の朝8時半〜夕方5時までですので、参加お願いします。とのことでした。せっかくの休日が、とほほ。。。と思っていたのですが、参加してみると、大変ためになる有益な講習でした。災害が発生した時に出動するDMAT、携帯がつながらなくなった時の衛星電話、無線の使用法等の講習後、実際に衛星電話や無線を使用しましたが、やってみると結構難しいですね。トリアージの方法も勉強しました。トリアージとは、災害の現場に多数の負傷者がいた場合、死亡している人や、助かるのは無理と判断した人を、そのまま放置し、それ以外の助かる見込みのある患者さんを緊急度によって治療の順番をつけ、対応するというものです。実際には、もうダメという人には黒、一番先に治療をという人には赤、その次は黄色、自分で動けるある程度元気な人には緑のタグを首につけます。これを1人の負傷者につき30秒以内に判定しなくてはならない。シュミレーションで負傷者の演技をする人を実際にトリアージしてみたのですが、30秒では短かすぎてとても大変でした。災害時の避難所の評価法も勉強しました。日赤の看護師が避難所に避難している人の役をやり、私たちが避難所を訪れたという設定で話し合いました。食料、衛生状態、居住空間、その他の問題点を評価し、できるだけ改善していこうというものです。前橋日赤病院は、群馬県の災害拠点病院として中核の役割を担っており、多くの医師、看護師、職員が災害に対応しています。大災害が発生した場合には我々開業医や医療関係のいろいろな職種の方々が協力して働かなくてはというような場合も想定されるということで、今回の講習が行なわれたものです。(2017年 11月)
雨が降りしきる中、6時50分に娘と自宅を出発。7時ちょっと前に投票場に到着。一番乗りかと思いきや、すでに投票場には大勢の人が来ていました。衆議院選挙、結果は皆さんご存じの通りです。群馬3区の小選挙区では自民党の候補者が当選。落選の立憲民主党の候補者が、比例復活したため、3区からの2人の候補者は、死に票なしの両方当選でした。娘にとっては人生初めての選挙でした。どこに投票したかは教えてくれませんでしたけどね。それにしても、同じ高校の同級生なのに、誕生日によって選挙権がある生徒と、ない生徒に別れるのはどうなのでしょうか?「同学年全員に平等に選挙権」は無理なのでしょうか。たしか、成人式は学年単位で式に参加ですよね。
10月1日〜インフルエンザ予防接種開始しました。診療時間内いつでも予約なしで接種できます。接種ご希望の方は、直接クリニックにお越し下さい。電話等での予約は不要です。あらかじめ事務で問診票を受け取り、自宅でご記入いただけますと、待ち時間の短縮になります。当日体調の悪い方、体温37.5℃以上の方は接種できませんのでご注意下さい。65歳以上の方は公費負担用紙の御用意をお願いいたします。今年から住所が太田市の中三、高三の年齢の方も公費負担(自己負担1000円)になりました。(2017年 10月)
連休は、軽井沢のアウトレットに行ってきました。初めてのアウトレットでしたが、さすがに人気の軽井沢ですね。有名ブランド店、しゃれたお店が軒を連ね、芝生スペースも良い感じです。そして、なぜか犬を連れている人が多い。せっかく来たのだからと、半額セールの籠から思いきって皮のポーチを手に取り会計へ。お店の入り口で渡された30%オフのカードを一緒に渡すと、半額からさらに30%オフ(つまり最初の値段から65%オフ)、すっかり得した気分でした。さらに松茸(なんと4本千円でしたよ)も購入しました。新幹線の駅から徒歩圏内ということもあるのか、人、人、人。すごい賑わいですね。私たちは開店ちょっと前に到着し、北側の駐車場にすんなり入れたのですが、時間によっては駐車場に入るのに数時間待ち、ということもあるのだそうです。昼食後は、小諸のマンズワインワイナリーに向かいました。私は運転だったので、テイステイングコーナーで妻に試飲してもらい「ソラリス千曲川メルロー」を購入しました。帰宅後、アウトレットで買った松茸をそのままホイル焼きにして、醤油をたらしてガブリと丸かじり。ソラリスと一緒にいただきました。とても美味しかったです。(2017年 9月)
夏なのに、梅雨のような天気が続いています。私が大学院生だった時の「米騒動」を思い出します。その年の夏は、今年と同じような冷夏でした。日照不足と長雨で、お米の収穫量が大きく落ちこみ、本当にお米が買えなくなったのです。政府が緊急輸入した「タイ米」は、あまり人気がなかったけど、チャーハンとかで食べると美味しくて、私はけっこう好きでしたね。まさか今年も「米騒動」なんてことはないと思いますが。。。さて、今年のお盆休み。私は、遠出せずにお墓参りに行ったり、自宅で本を読んだりで、のんびりさせて頂きました。13日はゴルフに行きました。ゴルフ場は空いてましたよ。日曜日にもかかわらずガラガラで、途中で休憩せずに、スルーでまわったら10時ちょっと過ぎには終わってしまいました。ゴルフ人口は、どんどん減っており、県内のゴルフ場では、閉鎖してコース全体を太陽光発電にしたところもあるとか。。。午後は、新田町民プールで泳いで(ここも空いていましたよ。50メートルプールに10人くらいしかいませんでした。みんなどこかにお出かけかな?)帰ってから自宅でのんびり。休みの間にハードカバーの小説を10冊も読みました。完全にリフレッシュして、充電完了。休み明けから、また頑張ります。(2017年 8月)
皆さんもニュースとかでご覧になったかもしれませんが、将棋の藤井4段、まだ中学三年生なのに百戦錬磨のプロ棋士と堂々と戦い、デビュー後なんと29連勝の歴代新記録を達成。相手は素人ではありませんよ。将棋1本で飯を食ってるプロです。本当にすごい。勝った翌日は学校で友達とどんな話をしているんだろう?部活やってるのかな?高校受験するのかな?関係ないことも気になったりします。幼少時からいろいろな体験をさせる。という方針の祖母が、経験の一つとして5歳の時にやらせたのが将棋。その時の態度や様子で「この子はものが違う」と判断し、将棋道場に通わせたのが始まりだそうです。スーパースターの誕生は、本人の才能と努力もあるのでしょうが、いろいろな経験をさせ、子供にどのような才能があるかを見抜いた保護者の力も大きいと感じます。中学三年生といえば、まもなく中体連夏の大会ですね。中三にとっては最後の大会。負けた瞬間に、中学部活は終了となり、引退です。なんとか最後は県大会、できれば関東大会までということで、暑い中の猛練習から熱中症になった生徒が今日も来院しました。気持ちはわかるけど、体も大切です。水分補給、休憩等に十分注意して頑張ってほしいと思います。(2017年 7月)
スマホやらない、テレビほとんど見ない私は、家では何をしているのか?本や雑誌を読んでいることが多いですかね。週刊誌や将棋世界、医学専門書などを読むこともありますが、小説を読んでいることの方が多いかな。お気に入りの作家は、桐野夏生、村上春樹、村上龍、貴志祐介、渡辺淳一、宮部みゆき、山本文緒、村山由佳などです。一日の終わりに寝室でハードカバーの本に囲まれ、好きな本を手に取り、眠くなるまで読む。至福の時間と感じます。普段は、市の図書館から借りてくることが多いのですが、2週間という期限があるので、じっくり読みたい時は本屋さんで購入することもあります。数週前に、村上春樹の「騎士団長殺し」を購入し、ゆっくりと味わって読み終えました。今回も独特の春樹ワールドが展開され、わくわくしながら読み進めました。自分で言うのもなんですが、私はハルキストだと思います。彼の小説は全て読んでいます。自分の中では、「ねじまき鳥クロニクル」がベストで、「海辺のカフカ」が、次かな。さて、「騎士団長殺し」ですが、“スバルフォレスターの男”という、ちょっと怪しい人が登場します。最近、妻が車を購入したのですが、それがなんと小説に出てくる“スバルフォレスター”なのでした。先日、都内で用事があり、妻と2人で出かけた時のこと。私がフォレスターを高速道路で初めて運転したのですが、本当にびっくりでした。車速と前の車との車間距離を設定すると、前方の車との距離を一定に保ちながら、勝手にアクセル踏んだり、ブレーキかけたりでスピードを調節して、さらにはセンターラインを車が認識して、はみ出すと勝手にハンドルが動いて修正する。つまり、自分は手放しで、なにもしなくても勝手に車が運転していく、自動運転なのでした。技術の進歩ってすごいなと思います。(2017年 6月)
ゴールデンウイークは、「お台場肉フェスタ」に行ってきました。3日の朝早く太田を出発、さほど渋滞もなくお台場に到着できました。午前中は海岸を散歩したり、ショッピングしたりで、お昼ちょっと前に「肉フェス」会場に向かいました。予想はしていたけど、ものすごい人、人、人です。会場のステージではアイドル、DJ、バンドなどが次々に登場、場を盛り上げます。入場料は無料で、1枚700円のチケットを必要なだけ購入し、料理によって必要な枚数を使い、購入するというシステムです。肉だけでなく世界のビールも売っています。さまざまな肉料理のブースが29店、どれももの凄い行列。なんと、ファストパスまで売ってるんですよ。でも、700円の肉料理を買うのに、500円のファストパス買うのもバカバカしい。ということで、家族でバラバラに別れて、各自好きなお店の列に並びました。私は、仙台極上霜降り牛タンの列に。これが進まない。あまりにも売れるので、焼くのが間に合わないのです。それに加えて、焼けると先にファストパスの人に渡すので、列が進まない。それでも頑張って並んでようやくゲット。自分の手に牛タンの皿が載った時には、感動でじーんときました。味は、本当に美味しかったです。他にアメリカンケイジャンステーキ。イベリコ豚ベーコンステーキ、ケバブ等頂きました。どれも美味しかったです。(2017年 5月)
私の大好きな市の倉の桜。あっと言う間に散ってしまいました。今となっては満開の桜は夢だったのか?という気さえします。間もなく5月です。5月1日から太田市検診が始まります。胃癌検診(胃カメラ)は予約をお願いいたします。昨年度は胃カメラ希望者が多く、検診終了間際に予約を入れられず、検査ができなかった人がおりました。早めの予約をお勧めいたします。特定、大腸癌、前立腺癌、ヘルスチェックは予約なしでいつでも検診できます。(2017年 4月)
病院でもクリニックでも、看護師さんは、なくてはならない大切なパートナーです。和賀クリニックの看護師さんは(手前味噌で申し訳ありませんが)たいへん優秀で人柄も良い方ばかりです。患者さんによっては、医師である私には聞きづらいような事も、看護師さんになら聞きやすいのか、長々と話している事もあります。私は、かってバドミントンでアキレス腱を切断、入院し手術をした夜。「いつ歩けるようになるんだろう?またスポーツできるのかな〜。」とドップリ暗い気分でいる時に「傷口痛みませんか?」と笑顔で巡視に来てくれた看護師さんが、冗談でなく後光がさしているように見えたものです。
太田市には医師会が運営する看護学校:太田看護専門学校があります。私は、今年から太田看護専門学校の担当理事になりました。2月の入学試験では筆記試験後の面接を行いました。ピリピリするような張りつめた雰囲気の中、真剣に、懸命に受け答えする受験生。そして4月になり、無事合格した生徒が入学式を迎えました。式で、私は司会担当でした。医師会では、厚生担当理事を7年間務め、納涼会、忘年会、理事会等数えきれないくらいの司会をこなしてきました。もう慣れたもので、まったく緊張することはありません。ところがところが。入学式では、いつもの司会の調子が出ません。なんとなく言葉がぎこちない。どうしたんだ〜。司会席の私の目の前に座っている新入生達。恐いくらいの真剣な表情です。今日から頑張るぞ〜のオーラがでている。その迫力に圧倒され、いつもの調子が出なかったのかもしれません。これから3年間の看護学校。辛いこともあると思います。国家試験合格を目指し頑張ってほしいと思います。(2017年 4月)
「熱があるけどインフルじゃないですよね」「お腹が痛いんですけど試験までに治りますよね」「毎日12時過ぎまで勉強しているんですけど、頭が痛くなっちゃうんです」悲壮感漂う表情で来院する中三の生徒たち。開院時に保育園だった顔なじみのお子さんたちです。今は、私より大きくなった方も多くなりました。そんな中三の県立高校後期試験が終わりました。その後、ほっとしたのか?気が抜けたのか?体調を崩し、中三生がけっこう来院しました。彼らなりに、人生をかけて戦ったのでしょうね。今はゆっくり休んで、4月からの高校生活に備えてほしいと思います。
話は変わりますが、3月12日〜道路交通法が一部変更になります。運転免許更新時に、75歳以上の方は認知症に関する試験を受け、その結果は、良い、中間、悪いの3グループに分けられ、一番点数の低い悪いのグループに入ってしまうと、原則免許は取り消しになる。というものです。取り消しをまぬがれるには、医療機関で自分は認知症でないとの診断書を発行してもらう必要があります。(不明な点はお尋ね下さい。)高齢者の事故が多発しており、認知症の方は安全のため免許を返納してくださいということなのです。その方針はわかりますが、公共交通機関が発達していない大田市では、免許がなくなると買い物、通院等が困難なってしまう方が多数いらっしゃいます。現在大田市には、おうかがい市バスという制度があります。事前に予約が必要ですが、自宅付近の停留所から目的地付近の停留所まで送ってくれる乗り合いバスです。和賀クリニックも停留所として登録されていますので、利用可能です。(2017年 3月)
今日は節分です。診療が終わった夜、コンビニに寄ると、数本の恵方巻が棚の上に載っていました。側にいる店員さんが「これで最後なんですよね」「え、最後なの」と買いそうになるも、1本598円は、ちょっと高いかな。ということで買わずに店を出ました。しかし、なんとなく落ち着かずに、しばらくしてもう一度戻ってみると、さっきのままの恵方巻が、ちょこんと棚に残っているではありませんか。これは、神様が私に恵方巻を食べろ、と言っているのか?ということで、生まれて初めて恵方巻を食べてみました。北北西を向いて黙って一気にです。思ったより、ずっと美味しかったです。そしてバレンタインデー前日。家で大量のチョコを作成する娘。こんなに作って誰にあげるの?最近は、友チョコと言って、小さいのを多くの友達にあげるのだとか。私の学生時代とは、いろいろな事が変わりましたね。そして迎えたバレンタインデー。数名の患者さんから、そして従業員からチョコを頂きました。ありがとうございました。しかし、驚いたのは、いつも利用しているコンビニです。会計が終わった買い物袋の中に、にっこり笑って「よかったらどうぞ」と小さなチョコを入れてくれたのです。(2017年 2月)
「今度の日曜日が成人式なんです。風邪ひいちゃったみたいで、咳がでるし、体がだるいし、薬をいただきたいんです。」「まだ何日かあるから大丈夫だと思いますよ。薬を処方しますから、暖かくしてゆっくり休んで下さい。当日は早いのですか?」「美容室が4時からなので、2時半に起きなくちゃなんです。」「2時半て、夜中の2時半ですか?」。。。大変なのですね。着付けをして成人式に出席するのは。(美容室の方も大変でしょうけど。)初めて来院した時は小学生だったのに。あらためて見ると本当に立派な成人になりましたね。おめでとうございます。晴れの舞台。無事に出席してほしいと思います。そういえば、ケンタッキーに勤務している方が12月23日に受診。「明日はクリスマスイブですから、いそがしいですよね?」「明日だけはしかたないんです。午前3時に出勤なんです。」どの業界にもいそがしい時期があるのですね。来月のバレンタインデーには数日で1年の約2割のチョコレートを売り上げるとか。。。
あけましておめでとうございます。本年も引き続き地域医療に貢献していけるようがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。本年は1月4日(水)〜診察とさせていただきます。(2017年 1月)
2016年
25日(日)は休日当番医で診療でした。休日にもかかわらず、出勤してくれる当院の事務、看護師のスタッフには本当に感謝です。インフルエンザの患者さんが多く来院されました。高熱、関節痛等インフル疑いの方は、受け付けでお知らせ下さい。院内感染防止のため、感染隔離室に案内させて頂きます。ところで、クリニックの入り口に立派な看板が掛かっているのに気付かれましたか。一枚板に、金色の文字で「和賀クリニック」と書かれた立派な手彫りの看板です。かかりつけの患者さんが「先生、看板作ったから飾りなよ」と持ってきてくれたのです。ありがとうございました。さて、今年もあとわずかとなりました。1年は本当に早いですね。ついこの前お正月だったような気がするのに。。。年齢とともに、月日が経つのが早くなるのは、皆さん共通のことのようです。一説によれば、5歳の子どもにとっての1年は人生の20%なのに、50歳の人にとってはたったの2%なので、早く感じるとか。。今年もお世話になりました。来年も頑張りますので、よろしくお願いいたします。良いお年をお迎え下さい。(2016年 12月)
診察やインフルエンザの予防接種、太田市検診の最後の追い込み等で院内が大変混雑し、来院いただいた皆様をお待たせしてしまい、大変申し訳ありません。職員ミーテイング等で何度も話し合い、職員一同できるだけ待時間が少なくなるよう頑張っております。どうぞよろしくお願いいたします。
先日、両毛5市ゴルフ大会に参加しました。太田、桐生、館林、足利、佐野の両毛圏は県境を接し、医療や行政で密接な関係にあります。その5市の医師会がゴルフで親睦を深めようということです。朝6時、まだ暗い中、自宅を出発。天気予報では雨だったのですが、ゴルフが終わる直前までなんとか天気は保って、よかったです。私は桐生、足利、佐野の先生方とラウンドしました。太田市からは14人が参加。僅差で桐生市医師会には敗れてしまいましたが、堂々の準優勝でした。(2016年 11月)
最近は、あまりプロ野球を見なくなってしまいましたが、中高時代は大の巨人ファンでした。世界の王貞治、安打製造機の張本(今は喝で有名かな)、小林投手、西本投手とかが大好きで、阪急(今のオリックス)との日本シリーズは、ちょうど学校の中間試験の時期にもかかわらず、よく見ていました。日本ハムの優勝で終わった今年のプロ野球日本シリーズ。久し振りに気合いを入れて野球を見させて頂き、楽しかったです。二刀流の大谷選手、本当にすごいですね。投げれば165キロ、打てばホームラン23本。そして背は高くてハンサム。威張ったところがなくて謙虚。これは漫画の世界か?というような1番ピッチャーで初球ホームラン。前代未聞のアスリートと感じます。将来はアメリカ大リーグに行ってしまうのでしょうけど、どこまで活躍するか、本当に楽しみです。
10月1日〜インフルエンザ予防接種開始しました。診療時間内いつでも予約なしで接種できます。接種ご希望の方は、直接クリニックにお越し下さい。電話等での予約は不要です。あらかじめ事務で問診票を受け取り、自宅でご記入いただけますと、待ち時間の短縮になります。当日体調の悪い方、体温37.5℃以上の方は接種できませんのでご注意下さい。65歳以上の方は公費負担用紙の御用意をお願いいたします。(2016年 10月)
10月1日〜B型肝炎が定期接種 になります。今年4月1日以降に生まれたお子様から接種対象者となります。接種は生後2ケ月〜計3回で、3回接種に約半年かかります。期限は1才の誕生日の前日までで、スケジュールがかなりギリギリのお子様もいらっしゃいます。対象となるお子様は10月になったら、なるべく早くの接種をお勧めします。B型肝炎は全世界で約20億人が感染しており、免疫の弱い幼少時に感染するとキャリアーとよばれる持続感染者になることがあります。一度キャリアーになると、慢性肝炎、肝硬変、肝臓癌と進む場合もあり、現在の医学では治癒することが困難です。B型肝炎は血液、だ液、汗、涙、尿などを経由して感染する可能性があります。ワクチン接種が、最も有効な対策になりますので、早期の定期接種をおすすめいたします。年齢を過ぎてしまっても、自費での接種が可能です。不明な点はお電話等でお尋ね下さい。(2016年9月)
夏休みに、伊香保温泉に行ってきました。石段近くの老舗の温泉旅館に家族で一泊でした。旅館に到着後は浴衣に着替え、鉄分を多く含む黄金の湯、そして上州の山々が一望できる露天風呂で、のんびり。夕食は、地酒を味わいながら山海の美味を頂きました。食後は石段街を散歩し、射的をしたり、路上パフォーマンスを見たり、お土産屋をのぞいたり。。。私は温泉が大好きです。まさに命の洗濯と感じます。世界に誇る日本の文化ではないでしょうか。翌朝、起きてテレビをつけると、日の丸が掲揚され、君が代が演奏されていました。女子柔道の田知本選手が金メダル。日本人5個目の金メダルを、伊香保温泉で見ることができました。今回のリオ オリンピックは、本当に感動的な場面が多かった。私は学生時代バドミントン部だったので、もちろん深夜の女子バドミントン決勝戦はライブで応援しました。最終セット16ー19。あと2点で負けてしまう。大舞台での、緊張でしびれるような場面で、前衛の松友選手が果敢に打っていった。ミスしたら終わりなのに。その勇気に、本当に感動しました。また、女子重量挙げの三宅 宏美選手もすごかった。前半のスナッチで、2回失敗後の最後の3回目。ここで失敗したら、記録なしで失格となってしまう。この土壇場で、根性でバーベルを挙げた。右ひざが地面に着きそうで、もう駄目か?という場面で、バーベルを挙げた。そして、その後のジャークで頑張って銅メダル獲得。最後に、満面の笑みでバーベルに頬ずり。スポーツって本当にいいなと思います。(2016年 8月)
今日は7月4日です。ちょうど10年前の今日、和賀クリニックを開業させて頂きました。月日が経つのは本当に早いものです。保育園生だったお子さんが、高校生に、かわいらしい小学生だったお子さんが、お母さんになっている。確かに、10年という時間は経過したのだと感じます。本日の診療中に、多くの患者さんから、開業10年おめでとうございます、との暖かいお言葉を頂きました。花束をプレゼントしてくれた方もいらっしゃいました。いろいろな人が助けてくれました。いろいろな方の御協力で今日までやってこられました。今後も、微力ではありますが地域医療に貢献していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。(2016年7月)
私は、大学で将棋部に所属していました。放課後や講義の合間に、学校や友人宅でよく将棋を指していました。得意戦法は、今でもそうですけど、四間飛車 美濃囲いです。ちょうどこの頃、コンピューター将棋ソフトが出始めました。その頃のコンピューターはとても弱く、どんなに適当に指しても最後は勝ってしまうほどでした。それが、今のコンピューター君、本当に強いです。最強モードだと、ほとんど勝てません。一応、大学将棋部では部長だったし、今でもそれなりに将棋の勉強はしているつもりなのにですよ。先日、将棋のプロ代表と、コンピューター将棋ソフトのどちらが強いかを争う公式戦、第一期電王線が行なわれました。プロ代表の山崎八段が最強ソフトPONANNZAと対戦するも、2連敗で敗れてしまいました。驚くのは、その内容です。公表された棋譜(対局の手順を記録したもの)を丹念に読みましたが、人間に、ほとんどチャンスらしいチャンスがない完敗でした。次期電王戦には、将棋界のスーパースター、羽生善治が出場することが決まりました。順等に勝ち上がって、人間代表になると、ラスボス羽生とコンピューターのガチンコ勝負になるのです。今から対戦を楽しみにして、ワクワクしています。(2016年 6月)
ゴールデンウイークは、妻と湯沢に行ってきました。温泉に入って、新潟の日本酒を飲もう!ということです。越後湯沢駅のショッピングモールに、ぽんしゅ館というお店があり、ここでは新潟県内90軒のすべての酒蔵の利酒ができます。受付で500円を払って、コイン5枚とお猪口を受け取る。日本酒の下にお猪口をセットしコインを投入すると1杯分のお酒が出てくる。カウンターには全国の塩、味噌が置いてあり、冷やした胡瓜1本100円に塩や味噌を付けながらお酒を飲むという仕組みです。始めの頃は、美味しいとか、辛口だね、とかやっていたのですが、昼酒は効きますね。最後の方はなんだかわからなくなってしまいました。そんな中でも、一番美味しかったのは、八海山魚沼で候 でした。八海山 は、超有名ブランドですが、魚沼で候 はネット販売も地方発送もしていない、地元に来た人だけが飲むことができるお酒なのだそうです。ぽんしゅ館の隅の方に、5種類の銘柄を当てて下さいという利酒クイズコーナーがありました。5連続で銘柄を当てるなんて無理だろう思っていたら、どの世界にも凄い人はいるのですね。壁に全問正解の方々の写真が多数張り出されていました。(2016年 5月)
本当に久し振り、今年になって初めてのゴルフに行きました。桜が満開の鳳凰CCでのラウンドでした。太田市の北部、八王子丘陵に作られたコースには2000本以上の桜があるそうで、満開の桜は、それはそれは見事でしたよ。ちょっと大げさかもしれませんが、私は満開の桜を見ていると、生きててよかったという気持ちになるのです。いったい何のために、こんなにも狂ったように咲くのでしょうか。あっと言う間に咲き、潔く散ってしまう桜。あまりの散り際の潔さに、ある程度の年齢になると、どうしても自分の散り際を連想してしまうのでしょうか。気が付けば、クリニック周辺では桜が満開です。私の桜お気に入りスポット。薮塚運動公園、太田双葉CCの入り口南、そしてクリニック南の市野倉。特に市野倉の桜は見事です。車で通ると、桜のトンネルを潜っているような気がします。今年も元気で桜が見られたことに感謝です。(2016年 4月)
先日、太田ではなかなか購入する事ができない医学書の購入も兼ねて、新宿の紀伊國屋書店で行なわれた、桐野夏生さんの新書“バラカ”発売記念サイン会に行ってきました。本の中に、これはどう考えても太田だよね、という群馬県0市がでてきたのにはビックリでした。作家のサイン会に参加するのは初めてです。なぜかとても緊張しました。初めてお会いする桐野さんは、聡明で物静かな感じで、私のイメージどおりの方でした。私の順番が来ると、購入した “バラカ”の表紙の裏にサインをしてくれました。私は、後ろに沢山の人が待っていたにもかかわらず、ずっと気になっていた事を質問させて頂いたのです。「1999年の直木賞受賞作“柔らかな頬”で行方不明になっている子どもは、死んでしまったのでしょうか?それとも、どこかで生きているのでしょうか?」桐野さんは、ゆっくりと答えてくれました。「あの子は死んでしまったのですよ。」そうだったのか。私は20年近く胸につかえていたことを、直接作者から聞くことが出来、なんだか納得して帰ってきたのです。紀伊國屋書店は8階建ての大きな本屋さんで、5階のワンフロアー全てが医学書コーナーでした。じっくり選んで何冊か購入。新宿は若者でいっぱいでした。
3月末で期限切になる予防接種にご注意下さい。4月から小学生になる年長さんのMRと紫の用紙が配付されている成人肺炎球菌の予防接種です。(2016年 3月)
例年、インフルエンザは12月中〜下旬に流行が始まることが多いのですが、暖冬のためか今シーズンは年が明けて1月中旬から流行が始まり、現在も減少傾向ですが、流行は続いています。例年A型が流行後にB型が流行する2峰性のピークになることが多いのですが、今シーズンはA,B同時に流行しています。A型にかかって5日間休み。治癒して登校したら、すぐにB型にかかった。なんていう生徒さんがおりました。A型にかかった後、B型にかかりますか?と聞かれることがありますが、答えは、YESですね。もちろんB型→A型もありえます。他によく質問されること。インフルエンザの人と一緒の部屋で寝ていいですか?。。。できれば別の部屋または布団をできるだけ離して寝るほうがよいでしょう。インフルエンザの感染形式は、主に飛沫か接触です。飛沫感染とは、患者さんの咳、クシャミのしぶきを吸い込んで感染すること。インフルエンザの患者さんと近い距離で寝ていると、知らないうちに咳やクシャミのしぶきを吸い込んで感染してしまうかもしれません。接触とは、患者さんの唾や鼻水を手で触ってしまい、その手で、自分の口や鼻を触ることでウイルスが体内に侵入するというものです。ですから、人込みから帰ってきたり、患者さんのマスクや服を片付けた後等のウイルスが着いているかもしれない手は、すぐに洗うようにして下さい。通常のマスクではウイルスの侵入を完全には防げませんが、マスクをしていればウイルスが着いているかもしれない自分の手で、口や鼻を触らないという利点もあります。また、食事の時は、同じ皿に直接箸をつけずに、患者さん用に予め小皿に取り分けてあげるとよいでしょう。なお、インフルエンザのまとめを去年の広報太田の健康手帳に執筆しましたので、ご覧になって頂ければと思います。太田市医師会ホームページ→左中段の健康手帳で、過去の健康手帳の記事を読むことができます。(2016年 2月)
年末年始は、本当に冬なの?と言うくらい暖かい日が続いたのですが、ついに冬将軍がやってきたようです。1月18日未明からの雪が、朝にはずいぶん積もりました。2年前の大雪の苦労がちらっと頭をかすめますが、窓の外を見て、これくらいなら大丈夫だろうと安心しました。私の車はスタッドレスを履いています。今シーズンは、スキーに2回行ったのですが、スキー場までの道には雪がなく、スタッドレスが活躍する場面はありませんでした。それが、太田で役に立つとは。。。 クリニック周辺では、15〜20センチくらい積もった感じです。雪かきグッズは前日から用意してありました。雪かきを始めてみると、久しぶりなので、結構キツイ。そうこうしているうちに、いつもより早い時間なのに、職員が次から次に出勤して来ます。何も言わないのに、雪かきに合流してくれる。ありがたいことです。しばらくすると、さらに強力な助っ人が登場。患者さんが重機に乗って駆け付けてくれたのです。機械のパワーはすごいですね。人間なら10人くらいで行なう幅の除雪をゴゴゴゴゴ〜と数十秒で完了です。皆さんの協力のおかげで、いつもと同じ時間に診療を開始することができました。本当にありがとうございました。 診療が終わってから、車でイオンに向かいました。クリニックの周りは、まだ一面雪景色です。太田記念病院の周辺では、それなりに雪が残っている。市役所の辺りでは、少し雪が残っている。イオンの辺りでは、ほぼ雪なしで、いつもと同じ感じ。同じ太田なのにずいぶん違いますね。
当院の周辺でインフルエンザの患者さんが多くなってきています。高熱、関節痛等インフルエンザの疑いのある方は、受け付けでお知らせ下さい。他の患者さんとの接触を避けるために感染隔離室でお待ち頂きます。(2016年 1月)
2015年
年末の忙しい中、苗場にスキーに行ってきました。まだ雪が少ないためなのか、スキー人口が減っているのか、スキー場は驚くほど空いています。“私をスキーに連れてって”のバブル時代にガンガン滑っていた私にとって、ワールドカップが開催され、毎年ユーミンがコンサートをやり、若いカップルでいっぱいの苗場は、特別な聖地でした。ゴンドラ1時間待ちもなんのその、でよく行っていたのにな〜。今は、空いているのでリフトの待ち時間ほとんどなし。どんどん滑れるので、休憩はリフトに乗っている間だけ。そのリフトも高速のため、あっという間に着いてしまいます。3時間で20回くらい滑って、終了。けっこう疲れました。私はスキーが大好きなのですが、この年になると、今年もスキーができた。まだ自分は体力的にやれるぞ。という確認の意味も大きいような気がしています。帰りに、猿ケ京温泉の まんてん星の湯 に寄ってきました。露天風呂から見える赤谷湖、とてもきれいでしたよ。本年もお世話になりました。来年も頑張りますのでよろしくお願いいたします。良いお年をお迎え下さい。(2015年12月)
先日、将棋文化検定という試験を受けました。自他ともに認める体育会系の私ですが、大学時代に将棋部にも所属していました。大学には、喫茶室という軽食と飲み物をとりながらくつろぐスペースがあり、将棋盤、囲碁盤が何個も置いてあり、授業の合間によく将棋を指していました。同級生にT君という将棋の強い友人がいて、なんとか彼に勝ちたいとやっているうちに、その面白さにはまってしまったのです。バドミントン部の練習後に、T君のアパートで深夜まで何番も何番も将棋を指したものです。5人対5人で対局を行なう、大学対校戦にも出場しました。大学卒業後は、人相手に指す機会はめっきり少なくなり、替わりにコンピューター君が相手となりました。しかし、最近はコンピューター君に、ほとんど勝てなくなってしまいました。もっとも、今の将棋ソフトは、プロ棋士相手に団体戦で勝ち越すくらいに、とてつもなく強く進化しており、もはや私が対抗できるレベルではありませんけどね。しかし、羽生名人は名人を何期獲得しているか?とか、江戸時代の将棋家元は何家あったか?とか、坂田三吉が好んで色紙に書いた文字は?とか、将棋の実力に関係ない雑学には、ちょっと自信あります。というのも、私は将棋世界という雑誌を、もう30年以上欠かさず購読していますし、NHK将棋フォーカス(乃木坂46の伊藤かりんさんが司会)もよく見ています。毎月2日に発行の将棋世界。発売されると、すぐに購入し、隅から隅までじっくり読みます。カナダに留学していた時にも、日本から郵送してもらっていました。今回の試験に備えて、将棋世界を読み直し、将棋連盟ホームページの模擬試験問題もじっくりやりました。池袋の立教大学で行なわれた試験では、けっこう難かしい問題もありましたが、なんとか合格する事ができました。どんな試験でも合格はうれしいものです。改めて、頑張ってコンピューター君に挑戦しようと思います。(2015年11月)
秋の太田市医師会旅行で、金沢に行ってきました。高崎から、3月に開業した北陸新幹線に乗り、2時間半で金沢に到着です。ずいぶん近くなったものですね。北陸新幹線の開業に伴いリニューアルした金沢駅では、地元で盛んな能楽で使われる鼓を モチーフにした「鼓門」、訪れる人に差し出す雨傘をイメージした造りで、もてなしの心を表わした「もてなしドーム」が出迎えてくれました。この駅は、世界で最も美しい駅の1つとして、唯一日本から選ばれているのだそうです。構内は沢山の観光客で、大混雑です。新幹線が通るというのは大きな事なのだなと感じます。市内では、兼六園や茶屋街を見学。兼六園では、もう数週で有名な雪吊りや冬の準備が始まりますが、最近は温暖化で雪が積もる事が少なくなって、絵はがきのような雪の兼六園は、なかなか見られないのだそうです。その後、輪島朝市を見学し、漆会館で買い物をしました。金沢から輪島につながる高速道路は、大英断で完全無料化になっていました。北陸新幹線開業に合わせて、100キロ弱の区間を全て無料に。ずいぶん思い切った事をやったものです。だまっていれば、そのまま入ってきた多額の通行料収入はなくなりましたが、無料化後、交通量は飛躍的に増えたそうです。
10月1日〜インフルエンザ予防接種開始しました。診療時間内いつでも予約なしで接種できます。接種ご希望の方は、直接クリニックにお越し下さい。電話等での予約は不要です。あらかじめ事務で問診票を受け取り、自宅でご記入いただけますと、待ち時間の短縮になります。当日体調の悪い方、体温37.5℃以上の方は接種できませんのでご注意下さい。65歳以上の方は公費負担用紙の御用意をお願いいたします。昨年度までのA型2種+B型1種(3価と言います)のワクチンに今年度からはB型が1種加わり計4種(4価)のワクチンになりました。効果は期待できますが、納入価格が大幅に上がったため、接種費用を値上げさせて頂きました。ご理解のほどお願いいたします。(2015年10月)
毎年秋に開催される群馬県医師会ゴルフ大会に、先日参加させて頂きました。大会は名門、伊香保カントリークラブを貸切って行なわれました。県内各地から医師150人が参加。プレーしている人が全員医者なんていうゴルフ場めったにありませんよね。時間になり、スタートホールへ向かいました。初めてお会いする、他の医師会の先生方と、ぎこちなく挨拶を交します。スタートホールには大勢のギャラリーがいます。一人目、ものすごい当たり。さすがシングルプレーヤー。レベルが違うよ。2人目、これも真ん中にナイスショット。そして、自分の番が来ました。よ〜し、いくぞ〜。と力が入ってたのかな?見事なチョロ。そして、2打目を林に打ち込む。なにやってんだか。2ホール目くらいからは同伴の先生方と少しずつ、打ち解けてきて、まずまずのプレーができた感じでした。なんだかんだで、ゴルフをしながら日頃の医療の話、趣味の話等で楽しい1日を過ごせました。最後は表彰式です。団体戦は、各医師会上位5名のスコアで争われます。私は、自分なりには、頑張ったのですが、太田市医師会の上位5名に入る事は出来ませんでした。来年また頑張るぞ〜。(2015年9月)
お盆休みは遠出せずに、近くのプールで泳いだり、映画を見たりして過ごしました。最近は、自宅でレンタルビデオを見ることはあっても、映画館で映画を見るということは、めったにありませんでした。それが、休みに3本も映画を見るとは。。。1本目は、息子と見た「ターミネータージェネシス」。学生時代に「ターミネーター1」を見てから全シリーズ見てます。シュワちゃん年取ったけど、いい味出してました。でも、ちょっとストーリーがわかりにくかったかな。2本目は、自分がどうしても見たかった「進撃の巨人」。お正月に泊った旅館で、初めて進撃の巨人の漫画を読んで、こんな凄い漫画があるんだと、どっぷり嵌ってしまいました。そして、あっと言う間に全巻(15巻)読破。映画も楽しみにしていたのです。漫画のイメージと違ってたらやだな、なんて心配無用でした。超〜リアルで恐かった。あんな世界に生まれなくて本当に良かった。3本目は、娘と見た戦争映画「日本の一番長い日」。本当に大変だったんですね。責任を持って物事を決定するというのは。帰り道、娘と戦争について少し語り合いました。大迫力のスクリーンで映画を見るのも良いものですね。(2015年8月)
40歳以上の太田市在住者に胃カメラとピロリ菌の検査を行なう太田市胃癌検診。和賀クリニックでも、毎日一生懸命胃カメラを行なっています。その胃癌検診、私も受けてみました。昨秋、大学で同じ部活だった同級生が癌で急逝。これはショックでした。自分もこういう事を心配する世代になったのですね。検査前日の寝る前、なんとなく重苦しい、すこし不安な気分。検査が苦しいのはいいけど、悪い病気だったら嫌だな。当日の食事は禁止だけど、食べちゃえば検査できないよな。でも、なにか食べちゃうなんてバカなこと、医者がやっていいわけないか。いろいろな事が頭の中をぐるぐる巡ります。なんだかんだで当日の検査の時間になり、意を決して病院へ向かいました。受け付けを済ませると、検査室へ。部屋では看護師さんと2人きり。これを飲んで下さい。注射します。大丈夫ですか。私は、小学生が答えるように、すべて素直な気持ちでハイと答えます。看護師さんが側にいてくれる、という安心感は大きいと感じました。いよいよ検査開始。私は寝ていて、検査をする先生は立って胃カメラを持っています。下から見上げると、ものすごい武器を持った、とても強い人のように見えます。こうなったら、すべておまかせ。よろしくお願いいたします。。。。。結果、異常なしでした。それを聞いた瞬間、じわ〜と湧き出る安心感。胃カメラを受ける人は、皆さんこんな思いで検査を受けているのでしょうか。和賀クリニックに、私を信頼して胃カメラの検査を受けに来てくれる患者さん。明日からの胃カメラ検査も、さらに気合いを入れて、一生懸命やろうと改めて思ったのです。振り返ると、検査自体もそんなに苦しくなかったですよ。(2015年7月)
非常勤講師の仕事で、母校 獨協医大の講義に行ってきました。今回は4年生の講義です。私が学生の時と変わったこと、変わらないこと、色々です。まずは変わったこと。私が学生の時は1学年約100人で、女子は10人。それが今は、半数以上が女子です。女子が多いと、落ち着いた真面目な雰囲気に感じられます。講義中に、スマホを机の上に出しっ放し。授業中は携帯禁止とかそう言うレベルでなく、講義でわからないところをササ〜とスマホで検索している。パットを使ってる生徒もいます。辞書代わり、ノート代わり。これでは文句言えません。大学と病院の間の桜並木だった所に、大きなビルが建っています。これも、学生時代にはありませんでした。次に変わっていないこと。今回の講義に使った200番 階段教室、学生課、学食、大学書房、廣川書店、喫茶室は、学生時代とほぼ同じ。帰りに大学の最寄り駅、おもちゃのまち(近くにおもちゃ工場がたくさんあるためにつけられた本当にこう言う名前の駅)周辺を散策しました。ここも、おおむね変化なし。かって住んでいたアパート、よく通ったお店、学生時代にタイムスリップしたようで、とても懐かしい。中華の永幸、焼き肉の南光苑、和食のフジタ、まだちゃんと営業しています。しかし、とんかつのたこ十、なんと閉店でした。本当に残念。部活(バドミントン)の新歓コンパで、ヘベレケになるまで飲まされたお店。友達と、よくトンカツを食べたお店。3センチくらいある分厚いトンカツを食べると元気が出たのにな〜。(2015年 6月)
太田市医師会 春の日帰り旅行で日光に行ってきました。朝7時に、バスで太田を出発。足尾経由、いろは坂を経て奥日光 湯滝に到着。何十年かぶりに見る湯滝は、結構大きくて迫力がありびっくりでした。ここから竜頭の滝までのハイキングです。このハイキングコースは、私が小学生の時に遠足で歩いたコースなのです。詳しくは覚えていないのですが、本当に楽しかったという記憶だけが残っています。自分にも小学生の時があったんだよな。なんて感傷に浸りながら湯滝を出発しました。今回の旅行は総勢31名の参加でしたが、歩き始めるとばらばらになり、いつのまにか妻と2人きり。小鳥がさえずる小川のほとりを、妻と2人で歩く。医師会旅行でもなければありえない状況に、なんだか照れくさくて、会話も少なめでギコチナイ。新緑の戦場ケ原を抜けて、竜頭の滝に到着しました。約7キロくらいのハイキングでした。その後は、中禅寺湖畔でお昼をいただき、華厳の滝、田母沢御用邸を見学して帰ってきました。天気もすばらしく、新緑もきれいで大満足の旅行でした。医師会事務局には、計画、準備等でお世話になりありがとうございました。(2015年 5月)
5月1日〜太田市の検診が始まりました。胃癌検診(胃カメラ)は、予約をお願いします。その他の検診は、予約なしで当日に検診できます。ご希望の方は、太田市からの受診券(4月末に送付された黄色の封筒)をお持ち下さい。今年もワンコイン検診(自己負担額が無料または500円)です。(2015年 5月)
太田から両毛号に乗り、東京駅へ向かいました。はとバス 桜ツアーに参加するためです。3月〜常磐線が東海道線に乗り入れるようになったため、山手線に乗り換えなくてもよくなり、北千住から15分くらいで東京駅に到着です。便利になったものですね。桜の満開の季節で、はとバス乗り場はものすごい混雑。10分刻みの時刻表で、10台くらいずつ各方面にバスが発車していきます。手際良い誘導で整然と乗車する乗客。時間きっかりに次々にバスが発車していく。日本人て本当にすごいなと思います。バスはまず、浜離宮に向かいました。都内の一当地に、こんな広い公園があるなんて驚きです。桜と菜の花がきれいでした。次に白金台の八芳園で桜会席弁当の昼食。桜満開で大安の日曜日。すばらしい庭園の桜の下で幸せそうな(結婚したての)カップルの写真撮影が行なわれていました。お弁当もおいしかったです。その後、バスで日の出桟橋に向かい、隅田川クルーズに乗船。吾妻橋、清洲橋などの橋をくぐり、浅草に向かっての川下りです。隅田川両岸の桜はまさに満開。ガイドさんの話によると、昨日はまだ蕾だったのが、一気に咲いたとのことでした。そして、サプライズです。よく見てて下さいね。すると、ビールジョッキに見立てたアサヒビールの金色のビルに、スカイツリーがくっきりと映し出されています。ほんのわずかの時間でしたが、乗客みんな大満足でした。一日の中で、ある時間に決まったポイントからのみ見られる、浅草のパワースポットなのだそうです。(2015年 4月)
3月は予防接種が多い時期です。3月31日までで期限が切れる公費予防接種がいくつかあり、いずれも4月1日になると全額自費になりますので接種をお忘れないようご注意下さい。年長さんのMR(風疹+麻疹)、今年度対象者の肺炎球菌、3,4才の水痘(水疱瘡)です。当院では、原則予約なしで接種できるように、院内にワクチンを常備していますが、当日たくさんの患者さんが接種に来ると品切れになる可能性がありますので、来院前に電話を一本頂けると助かります。当然ですが、予防接種はお子さんが多く、いかに泣かないで、いやな思いをさせないで接種できるかということに気を使っています。注射室に入ったら、看護師さんが場を和ませ、服を脱いで完全に用意ができたところに、私がささっと入って、診察後すみやかに接種するという手順です。それでも、やっぱり注射は痛いので、泣いてしまう子、がんばって堪える子、それぞれですね。成長に伴い、泣かないでできるようになるお子さんもいます。さあ、4月から小学生だよね。がんばってやろうか。で、MR(風疹 麻疹)接種。よし、泣かないでできたね。これで、立派な小学生になれるよ。お子さんは、えへん、すごいでしょという顔です。それを見守るお母さんの笑顔。私には、保育園から小学校に入る、この時期の親子がまぶしく輝いているように見えます。まさに、子育てで一番充実した、かけがえのない時期のように私には見えるのです。(2015年 3月)
当院では月、木の昼休みの時間に小児科予防接種、小児10ケ月検診を行なっています。この時間帯には、赤ちゃんや子どもと保護者しか院内に入らないように、早く来院した診察の患者さんは車の中等でお待ち頂くようお願いしています。風邪などの患者さんと接触しないようにという配慮です。院内の患者さんが全て赤ちゃんや小さい子どもだけ。なんだか、とってもほのぼのする時間ですね。この子達が大人になる頃には、日本はどんなふうになっているんだろうか。自分も元気でずっと見守っていきたいな。なんて考えながらやっています。では、その他の曜日の昼休みは何をしているのか。これが、結構忙しいのです。往診、面会、検診、学校医、産業医等、月の半分以上は仕事が入ります。覚悟はしていたけど、開業医って本当に昼休みの仕事が多いですね。和賀クリニックは午後1時までの診療なので、昼休みに用事がある時には、慌ただしく5分くらいで(時間のない時は移動の車中で)昼食を摂ります。何を食べているのか?セブンのサンドイッチなんかが多いですかね。ナナコでお願いします。ピピピ。レシートを見ると、ポイント2650円。ということは、26万円も使ったの。。。。当院の周辺では、インフルエンザが少なくなり、かわりに花粉症の患者さんが多く受診するようになりました。症状のある方は、ひどくなる前の受診をおすすめします。目の症状がひどい方は副院長(眼科医)が対応します。(2015年 2月)
You Tubeで、よく昔の洋楽を聞いています。その影響なのか、子供がビートルズのアルバムを買って聞いていることを発見。それなら本物のバンドを聞いてみようか。ということで、家族で東京六本木のビートルズ、ライブハウスに行ってきました。ヒルズ、ミッドタウン、私が学生の頃に比べ、六本木もずいぶん変わりましたね。それでもアマンド前は相変わらず待ち合わせの人でいっぱいでしたけど。ライブハウスは、そんなに広くないお店でしたが、満員のお客さんの一体感がすごかった。みんな本当に楽しそう。お客さんの多くは、私よりすこし年上といったところでしょうか。私が洋楽に目覚めた頃には、すでにビートルズが解散していたので、現役のビートルズを聞いていた世代でしょうね。それにしても、50年以上も経つのに、今もまだ聞き継がれているなんて、すごいことだと思います。ポール、ジョージ、リンゴ、ジョンレノンのそっくりさんが、目の前でビートルズメドレーを熱唱。開店から最後まで、3回のステージを堪能しました。最後に私の目の前数メートルで、ジョン(のそっくりさん)がスタンドバイミーを熱唱してくれました。よかった〜。で、ジョンの今年の抱負ですが、「一年間病気をせずに、来年もそして演奏できる限りこのステージに立っていたい」でした。そういう年代なのですね。
あけましておめでとうございます。本年も引き続き地域医療に貢献していけるようがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。(2015年 1月)
2014年
子供とその友だちを連れて、スキーに行ってきました。朝6時半に太田を出発。8時前には石打に到着しました。昔と違い、関越はすいていますね。12月なのに、たっぷりの雪でした。さっそくゴンドラで山頂へ。快適に滑ったのもほんの短時間でした。腰痛のため、私はあえなくリタイア。子供達には勝手に滑ってもらい、私は温泉でのんびり休養となりました。すっかり温泉気分になった私は、なんと愛用のスキーをスキー場にわすれてきてしまったのです。それも、気が付いたのは自宅に着いてからとは。ナントイウコトダ。。。本日、診察中に職員から「院長、宅急便でスキーが届きましたけど、どこに置きますか。」捨てる神あれば拾う神あり。スキー場の親切なスタッフの方、本当にありがとうございました。今年もあとわずかです。本年もお世話になりました。良いお年をお迎え下さい。年末は12月27日(土)まで通常の診察、来年は1月5日(月)からの診察となります。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。(2014年 12月)
太田市検診が11月末で終了になります。特に胃癌検診(胃カメラ)は駆け込みの方が多く、最後の追い込み。毎日がんばって胃カメラ検査をやらせていただいております。太田市では胃癌検診時に、ピロリ菌の検査も行うシステムになっています。ピロリ菌とはなにか?私が医学部を卒業してすぐの頃の話です。何の用事か思い出せないのですが、同級生と電話で話していました。(同級生)和賀君、胃の中にピロリっていう菌がいてね。胃炎とか胃癌に関係してるみたいで、僕その研究してるんだ。(和賀答える)は〜、胃の中は強い酸性だよ。菌なんか住めるの?。。。。その彼は今、大学の教授でご活躍中です。恐れ入りました。胃の中は、胃酸で強い酸性になっているので、菌が生息することは難かしいだろうと思われていたのですが、実は、幼少時に井戸水などから感染し住み着いてしまったピロリ菌が、慢性的に胃壁を刺激して胃炎を発症。その中の一部が胃癌に進展するということがわかってきました。ピロリ菌がいる人全員が胃癌になるわけじゃないけれど、いない人より確率がずっと高くなるということです。昨年から、ピロリ菌駆除に健康保険が使えるようになりました。当院でも多数の患者さんのピロリ菌除菌を行なっています。(2014年 11月)
お世話になっている先生から、クエが手に入ったので一緒に食べませんか、とのお誘いをいただきました。クエ?もしかして、九州で採れる幻の魚のこと?ワクワクしながらお店に向かいました。初めて食べるクエ。お鍋でいただいたのですが、身がしまっていて、コクがあって、あ〜これがクエか。美味しいです。しかし、それだけでは終わらず、最後の雑炊。これが絶品、大満足でした。その翌日、子供を連れて上野の美術館へ行きました。上野公園は、まだ紅葉には早かったけど、清々しい秋の天気でした。帰りにアメ横で、2本で千円の松茸を購入。太田に帰ってきて、松茸御飯、お吸い物で頂きました。これも美味しかったです。得した気分。ここで一句、幻の魚松茸贅沢す。(2014年 10月)
錦織選手やりましたね。全米オープン準優勝。おめでとうございます。久しぶりにテニスの中継を見ましたが、球のスピードに本当に驚きました。以前とは別の競技を見ているような感じです。私がよくテニスをやっていたのは、マッケンロー、コナーズ、レンドルの時代でした。特に、マッケンローの、柔らかな天才的なボレーが好きでした。ここに新鋭ベッカーが登場。サーブが200キロを越える、とんでもない新人。いきなりのウインブルドン優勝は、強烈に記憶に残っています。ところが、ところが、今のサーブは速いと230キロを越すんだそうです。どうなっているのかしら。今はやらなくなってしまったけど、4大トーナメントは必ずテレビで中継されていました。特に、全米オープンは、大学の前期末試験の真っ最中で、それも、ちょうど勉強に気合いの入る、夜中の11時くらいから2〜3時間の中継だったのです。明日試験なのに試合が始まっちゃったよ。1ゲームだけ見よう、とか。我慢して勉強していたら、マッケンローが負けちゃったよ、とか。なつかしい思い出ですね。
10月1日〜インフルエンザ予防接種開始します。診療時間内いつでも予約なしで接種できます。接種ご希望の方は、直接クリニックにお越し下さい。電話等での予約は不要です。あらかじめ事務で問診票を受け取り、自宅でご記入いただけますと、待ち時間の短縮になります。当日体調の悪い方、体温37.5℃以上の方は接種できませんのでご注意下さい。65歳以上の方は公費負担用紙の御用意をお願いいたします。
10月1日〜子どもの水痘(水疱瘡)、大人の肺炎球菌予防接種が公費負担になります。水痘:1歳(の誕生日)〜2歳(3歳の誕生日の前日まで)に3ケ月以上空けて2回接種です。今年度だけの特例として3,4歳のお子さんに1回のみ接種できます。水痘にかかったお子さんは接種不要です。肺炎球菌:今年度に65,70,75,80,85,90,95歳になられる方、および100歳以上の方が対象です。(2014年 9月)
この年になると“これは人生初めての経験です”なんてめったにないのですが、先日その初めての経験をしました。それは、ラジオ出演です。と言っても録音しただけですけどね。広報太田の教えてドクターというコーナーに記事を執筆したのですが、記事に関して、ラジオ(FM太郎)のインタビューがありました。私は、ラジオが好きでよく聞いています。特に、NHKのラジオ深夜便〜ラジオ朝一番は早朝からよく聞いています。中でも過去から現在までのその日に起こった有名な出来事を紹介する、今日は何の日? とか、リスナーからのお便り紹介は、好きなコーナーです。息子の誕生日に、思いきって“誕生日おめでとう”とお便り紹介に投稿したけど、読まれなかったな。。。インタビュー当日は、昼休みにラジオ局の人とインタビュアーがクリニックに来てくれました。不思議と緊張せず、結構すらすらとこなせました。質問と答えは事前にわかってたんですけどね。8月21日からの毎週木曜日、朝6時〜数回放送されるそうです。(2014年 8月)
太田市医師会俳句部に所属して4年になります。この私が俳句? 体育会系の私は、自分が俳句をやるなんて思ってもいなかったのですが、医師会の先輩方に誘われたのがきっかけでした。やってみると、これが結構おもしろい。私はテレビをほとんど見ないのですが、NHKの俳句さくさくだけは録画してでも見ています。先日、高崎で群馬県医師会俳句大会が行なわれました。県内の各群市医師会から多数の先生方が参加。大田市からは、ベテランの先生方と私の4人で参加しました。予め送っておいた俳句に、参加者と選者の先生が点数をつけて、点数の多い順に順位が決まるというシステムです。これはレベルが違うよ、というような素晴らしい句が並ぶ中、私の句を選んでいただいた方が何人かいらっしゃり、本当にうれしかったです。(2014年 7月)
昨冬に痛めた腰が完治して、今年は春から結構ゴルフをやっています。日曜の早朝、ゴルフ場での話です。スタートの直前に、クラブハウスのテレビで W杯日本初戦を見ていました。始まってすぐに、本田選手の矢のようなシュートがコートジボアールゴールに突き刺ささる。居合わせた人全員の絶叫。やった〜、これは勝ったかも。でゴルフスタート。その後、ショートホールで追い付いてきた後続組がスマホをみて、日本負けてるよ。え〜本当。勝ってたんじゃないの?で、クラブハウスにもどると、やっぱり日本は負けていました。そして、ギリシャに引き分け。運命のコロンビア戦でも大敗。日本のW杯は終了したのです。今回のW杯は、早起きの私には早朝5時〜の中継時間がちょうど良く、日本敗退後も結構見ていました。次回4年後はロシア開催だそうです。私、皆さん、日本、世界はどう変わっているでしょうか。(2014年 6月)
医師会の日帰り親睦旅行で、高尾山に行って来ました。太田市医師会関係者40名が、貸切バスに同乗して、朝7時に太田を出発、東松山インターから圏央道を経由、高尾山に向かいました。私は、初めて圏央道を利用したのですが、東松山から30分ほどで高尾山に着いてしまい、あまりの近さにびっくりです。高尾山は、中1の時に学校の遠足に来て以来でした。頂上までの約4キロの登り。山麓からは徒歩 or ケーブルカーが選べましたが、ケーブルカーに乗車。降りると30分くらいで、わりと楽に頂上まで行けました。頂上からの眺めはさすがにすばらしく、たまにはハイキングも良いなと思いました。お昼は、テレビでも紹介されたことがある有名な食事所、うかい鳥山で炭火焼を堪能。山間の澄んだ空気に包まれた自然の中で、炭火焼をゆっくりをいただき、その後、広大な日本庭園を散歩したりで大満足の一日でした。(2014年 5月)
あっという間に散ってしまいましたが、クリニック南の市野倉の桜、本当にきれいでした。華やかな色彩、そして惜しげもなく散る潔さに、やっぱり桜は特別な花だなと感じます。今年も元気で桜が見られたことに感謝します。5月1日〜太田市の検診が始まります。胃癌検診(胃カメラ)は、予約をお願いします。その他の検診は、予約なしで当日に検診できます。ご希望の方は、太田市から(黄色の封筒で送付された)受診券をお持ち下さい。今年も昨年同様ワンコイン検診(自己負担額が無料または500円)です。(2014年 4月)
3月16日、太田市医師会館、太田市保健センター竣工式に出席しました。飯田町の市民会館跡地に、太田市医師会と太田市が協力して建築した、大変立派な建物です。平日夜間診療所も併設されており、まさに太田市民の健康を担う、中核施設と言えます。今後、医師会の理事会、月例会、夜間診療所等で利用することになります。竣工式では、太田名物のやまといもを使ったスイーツがふるまわれました。甘さ控えめで美味しかったですよ。(2014年 3月)
皆さんもいろいろ大変だったと思いますが、当院も雪で大変でした。2月9日の記録的な大雪の後の、まだ完全に除雪が終わっていない駐車場に、2月14~15日にかけて、とんでもない量の雪が積もりました。15日(土)の朝、スキー場以外では経験したことがないような駐車場の大雪に、呆然。これは、どう考えても患者さんや職員が来るのは無理だと判断し、職員に今日は出勤しなくて結構ですの連絡後、電話番だけでもと思い、一人でクリニックに残っていました。ところが、その後、ぽつりぽつりと患者さんが来院しました。皆さん、ズボズボ と雪に埋まりながら、歩いて来院されました。こんな雪の中に来て頂いた患者さんに、なんとか少しでもと思い、一人でできる範囲でですが、診察させて頂きました。翌、日曜日はずっと雪かき。それでも、37台の駐車スペースの10台分くらいで降参。翌、月曜日は職員に早出してもらい、なんとか、15台分くらいは確保したものの、特に患者さんが多い月曜日なのに、この後どうなってしまうんだろう? そんな時、聞こえてきた ゴゴゴゴ という機械音。なんと、患者さんがブルトーザーで除雪に駆け付けてくれたのです。ものの30分くらいで、駐車場すべての除雪が完了。夢を見ているような気分でした。本当に助かりました。ありがとうございました。それにしてもすごい雪でしたね。
当院の周辺でインフルエンザの患者さんが流行しています。高熱、インフルエンザの患者さんと接触した等インフルエンザ感染が疑われる方は受付でお知らせ下さい。他の患者さんとの接触を避けるために感染隔離室でお待ち頂きます。(2014年 2月)
お正月に、自宅でのんびりしていた時の話です。カラオケバトルという番組を見ていました。本物の歌手が、カラオケ.マシンの点数で順位を競うという番組です。けっこう面白くて、家族で盛り上がって見ていました。その昔、大学病院勤務医時代は、2次会等でよくカラオケに行ったものです。シャ乱Q、グローブ、ミスチル、スピッツ等。盛り上がってたよな。日本の景気もよかったし。自分にもそういう時代があったな。なんて思い出しながら、パパが歌ったら結構いい点でるかもね。娘に得意げに話していたら、最近のカラオケはテレビと同じに点数でるよ。勝負する?.. は〜、お前に負けるわけないでしょ。ということで、本当に久しぶり(21世紀初でした)にカラオケに行ったのです。休日の午前中でした。iPadみたいな機械で、どんどん曲を入れていく仕組みになっています。お酒も飲んでおらず、エコーも効いていない自分の歌。うわ、こんなに下手だったっけ。結果は、娘に全敗でした。
本年もよろしくお願いいたします。微力ではありますが、引き続き地域医療に貢献していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。(2014年 1月)
2013年
早いもので、もう2週間ほどで今年も終わりです。忘年会もほとんど終わりました。今年は、アベノミクスで景気がいいので忘年会も増えているとか?太田は例年と同じように見えますけどね。毎年、年末にドタバタと忙しくなるのはなぜだろうか。今年は自分なりに考えてみました。そして、原因の1つが年賀状ではないかと分析したのです。いつも、クリスマス前ごろから作成、ぎりぎりで投函するの繰り返しでした。それならと、今年は11月から作成開始。なんと、もう完成しています。あとは出すだけ。そのせいか、例年に比べ余裕があるような気がします。本年もお世話になりました。来年が良い年になればと思います。
年末は12月28日まで通常の診察(29日は当番医で急患の方の診察となります)来年は1月6日(月)からの診察となります。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。(2013年 12月)
ぎっくり腰になりました。今では歩くのはなんとか大丈夫で、動き出しが少し痛むくらいには回復しましたが、初めの数日は結構ツラカッタ。院内をヨロヨロとゾンビのように歩き、ご迷惑をおかけしました。普段から運動不足なのに、しばらくやっていなかったゴルフを急激に再開したのも原因の一つなのかもしれません。大学勤務医時代、カナダ留学時代はけっこうラウンドしていたのですが、クリニックを開業してからは多くて年に1〜2回、間が空くと3年もプレーしていないといった感じでした。今年9月に県医師会のゴルフ大会があり、太田市医師会が当番幹事となり、医師会の厚生担当理事の私が、なんと責任者という大任を仰せつかりました。よし、ここで無様なプレーはできないぞ、と8月下旬から毎週コースでラウンドし、大会に備えました。幸い大会は盛会に終わりよかったです。(でも150人ものドクターが一か所に集まり、もし地震でも起きたら群馬県の医療はどうなるんだ。なんて変なことも心配しましたけど)ゴルフは不思議な魅力があるもので、ラウンドをすればするほど楽しくなってきて、もっとやりたい、の矢先でした。残念ですが、ゴルフは少しお休みとさせていただきます。せっかく誘っていただいたコンペ等、ドタキャンの連続でたいへんご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。また元気になったら再開したいと思いますのでよろしくお願いいたします。(2013年 11月)
10月1日〜インフルエンザ予防接種開始しました。診療時間内いつでも予約なしで接種できます。接種ご希望の方は、直接クリニックにお越し下さい。電話等での予約は不要です。あらかじめ事務で問診票を受け取り、自宅でご記入いただけますと、待ち時間の短縮になります。当日体調の悪い方、体温37.5℃以上の方は接種できませんのでご注意下さい。65歳以上の方は公費負担用紙の御用意をお願いいたします。(2013年 10月)
トウキョウ。やった〜。なぜか、ガッツポーズをしている自分。2020年のオリンピックが東京に決まりました。知らないうちに大きな声を出していたのか、日曜日の早朝なのに、家族も起きてしまいました。その後、余韻が残る中、ゴルフに出発。ゴルフ場でも東京に決まってよかったな。早起きして見ちゃったよ、等の声が聞かれていました。 先生、7年後まで生きたいんです。生きて、日本でのオリンピックが見たいんです。クリニックに来院する高齢者のお話です。大丈夫。一緒にがんばりましょうよ。地球温暖化、国家財政破たんの危機、生産年齢層の減少、年金減額、医療費自己負担額の増加、介護保険料の値上がりなど良いことがなかった日本の将来予想でしたが、暗い未来に一筋の光が差し込んだような気がしたものです。高齢者にとっての大きな目標となった東京オリンピックですが、今現在、部活や地元のクラブなどでがんばっている小中高生にとっては、もしかして自分が出られる可能性もあるかもと感じている人もいるのではないでしょうか。7年は長いようで短いのかもしれません。東京開催決定翌日の新聞を見てびっくりです。子どもの時から、風邪を引いたりで来院していたお子さん。バレーボールをやっているんですと言ってた、小さなかわいい小学生でした。その彼が、なんとオリンピック候補選手と書いてある。あの時から一生懸命練習を積んできたんでしょうね。オリンピックで活躍することを応援していますよ。(2013年 9月)
8月も下旬になり、朝夕はいくらか涼しく感じます。午後の診察を終えて外を見ると、曇り空の日にはもう薄暗くなっています。ずいぶん日が短くなりました。庭のミニトマトも、いつの間にか実をつけなくなっています。連日40℃越えを記録した、前橋育英が優勝した、あのすごい猛暑が、あっと言う間に過去のものになろうとしている。業者さんより、今年はインフルエンザワクチンを何本くらい納入希望でしょうか。え〜、もうそんな季節なの? でも、そう言えば、先週、医師会の忘年会の会場を予約しに行ったっけ。こうやって、あっと言う間に今年も終わるのでしょうね。年々早くなる(ように感じる)時間に流されないように、すこしでも充実した日々を過ごせたらと思います。(2013 年 8月)
7月4日で、開院7周年を迎えることができました。長かったような気もしますし、あっという間だったような気がします。開院時に保育園だったお子さんが、今、高校生です。なんて言われると、やっぱり確実に月日は経過しているんだなと感じます。従業員、妻(副院長:眼科医師)、業者さん、それに何と言っても地元の患者さんのおかげで今日まで診療を続けてこられました。ありがとうございます。引き続き、地域医療に貢献していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。今年は、もう?本当なの?というくらい例年にない早い梅雨明けです。今日も外は35℃くらいの真夏の天気です。こんな季節の、私のひそかな楽しみ。往診、検診などがない日の昼休みに、1人で屋外の市民プールへ。夏休み前の平日には、広い50メートルプールに、いつも2〜3人くらいしか泳いでいません。のんびりとした時間が流れる、まさにパラダイス。ゆっくりと疲れるまで泳ぎます。泳ぎ終わり、クリニックへ戻り、心地よい疲労感とともに午後の診療を開始。患者さんから、先生、目の周りに隈が出来てますよ。忙しくて、お疲れなのですか?ええ... まあそうですかね。(実は水泳のゴーグルの跡なんですけど)(2013 年 7月)
風疹の大流行への対策として、太田市ではワクチン接種費用が助成されることになりました。妊振を希望する男女、妊振中の女性のパートナーが対象です。接種希望者は、保健センターに連絡して接種問診票を頂き、都合の良い時間にクリニックに来院して下さい。本年4月1日以降に全額自費で接種した人も申請すれば、助成額が支払われます。接種助成には、年齢等の制限がありますので、詳しいことは保健センターに問い合わせ下さい。(2013年 6月)
母を連れて新緑の渡良瀬渓谷を旅してきました。母の日プレゼントというわけです。といっても日帰りの旅ですけどね。群馬県民ならみんな知っている わてつ。渡良瀬渓谷鉄道、トロッコ号に初めて乗車しました。混んでいて乗れないと嫌だったので、予め旅行会社で乗車券を購入しました。天気もよく、けっこう混雑している。中でも、遠く山形からの団体バス旅行の方が多数乗車していたのは驚きでした。わてつは第三セクターとなり、現在は、自分たちだけで経営していかないと なのだそうです。大勢の乗客は、まさに企業努力だなと思います。特製トロッコ弁当も楽しい。色鮮やかな新緑がすばらしい。まさに生命の息吹きを感じます。人間で言えば、思春期〜20代くらいなのでしょうかね。かって、自分にもそんな時代があった。ほんのちょっと前だったような気がしますし、信じられないくらい遠い昔のような気もします。(2013年 5月)
5月1日〜太田市の検診が始まります。胃癌検診(胃カメラ)は、予約をお願いします。その他の検診は、予約なしで当日に検診できます。ご希望の方は、太田市から(黄色の封筒で送付された)受診券をお持ち下さい。今年からワンコイン検診(自己負担額が無料または500円)となりました。予防接種(小児肺炎球菌、ヒブ、子宮頸癌ワクチン)が4月1日〜定期接種になりました。(2013年 4月)
今年は、花粉症がひどい。ここ数年で、こんなにひどい年はなかったように思います。去年は薬がいらなかった人、今まで花粉症がなかった人も今年は来院されています。急に暖かくなった、風の強い日は要注意。当院では、内科、小児科での診察→処方に加え、目の症状がひどい人は、眼科での診察→処方ができます。(2013年 3月)
全国的に風疹が流行しています。昨年の全国の風疹発生件数は、過去5年間で最も多く、今年になっても最悪のペースで感染が続いています。風疹は 3日はしか とも言われ、かかっても重症化することは少ないのですが、妊娠初期の妊婦さんが風疹にかかると、生まれてくる赤ちゃんに影響がでる可能性があります。風疹ウイルス→妊婦→胎児となり、感染した胎児に心臓、目、耳に障害がでる事があります。群馬県でも、昨年は18例の報告がありました。妊娠初期に風疹抗体値が低い(風疹に感染しやすい)ことがわかっても、この時点では、妊婦さんに予防接種はできません。ワクチン→妊婦→胎児と感染してしまう可能性があるからです。ですから、抗体値の低い妊婦さんの家庭では、風疹に感染しないように気をつけ、風疹にかかったことのない夫や家族にワクチンを注射する必要があります。出産を考えている夫婦は、妊娠前に風疹ワクチンの接種をお勧めします。その後、2ケ月は避妊の必要があります。(2013年 2月)
今年もよろしくお願いいたします。微力ではありますが、本年も地域医療に貢献していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。(2013年 1月)
先日、将棋棋士 米長邦雄先生がお亡くなりになりました。秋にコンピューターと公式対戦。まさかの敗戦に悔しがっていたお姿は、まだまだお元気そうだったのに、突然の訃報にたいへん驚いています。米長先生は、私が大学の将棋部で、盛んに将棋を指していた頃のスーパースターでした。数々のタイトルを獲得後、50才でついに悲願の名人位を獲得。その後、羽生さんに負け、名人位を明け渡しましたが、将棋連盟会長として将棋の普及に大きく貢献していました。私は、先生の将棋の技術だけでなく、著書などから、その生き方に大きく影響を受けました。特に人生の運のつかみ方という独特の哲学には、とても感銘しました。私の大好きな将棋指しの1人でした。慎んでご冥福をお祈りさせて頂きます。(2012年 12月)
毎朝、親子で特訓(子どもは走るけど、私はゴルフの素振りをしながらタイムを計るだけ)した成果がでたのか、子どもが、持久走大会で2位になりました。ご褒美に、週末に東京プチトリップへ。両毛号に乗りスカイツリー駅で下車。見上げると首が痛くなるような、ものすごい高さです。しかし、展望台に上るには4時間待ちと言われ断念。お台場ジョイポリスへ向いました。ジョイポリスは、かってマイケルジャクソンも来て遊んだという、室内型アミューズメントパークです。よせばいいのに、乗り放題一日券を購入。買ったからには乗らなきゃ損だとばかりに、まずはベールオブダークに。係員が、お待たせいたしました。危険ですから乗る前にポケットの中身を全てロッカーに入れて下さいね。携帯も、お財布も、鍵も、全てです。なに〜。スペースマウンテンでも、そんなこと言わないぞ。これからどうなるんだ?結果から言わせていただくと、まったく私の手に負えない怪物でした。どっちを向いてどこに向かっているのかもよくわからない絶叫マシンに、完全にお手上げ。よく見ると、まわりはみんな若者。この年で、こんなのに乗ってる人なんていないよ。と、降りてから気がつきましたが、後の祭り。その後は、占いとか、シューテイングゲームとか、そんなに過激でない乗り物とかで、なんとか勘弁してもらいました。夕方、ふらふらになりながらも、なんとか無事に、自宅まで帰還。お父さんは疲れたけど、子どもは楽しかったようです。がんばった甲斐があったかな。
胃癌、大腸癌、前立腺癌、肝炎検診、へルスチェック、特定検診は11月30日で、終了しました。(2012年 11月)
10月1日〜インフルエンザ予防接種開始しました。診療時間内いつでも予約なしで接種できます。接種ご希望の方は、直接クリニックにお越し下さい。電話等での予約は不要です。あらかじめ事務で問診票を受け取り、自宅でご記入いただけますと、待ち時間の短縮になります。当日体調の悪い方、体温37.5℃以上の方は接種できませんのでご注意下さい。65歳以上の方は公費負担用紙の御用意をお願いいたします。(2012年 10月)
数年前から、ささやかですが、子供と家庭菜園をやっています。今年の春、キュウリ、スイカ、カボチャ、パプリカ、セロリ、ナス、トマトを植えました。スイカは、かろうじて食べられたと言う感じ。クリニックの周辺は小玉スイカの名産地です。時々、患者さん(プロの農家)が持ってきてくれる、甘い甘いスイカとは全然違います。でも、大きな爆弾みたいな球状のスイカができて、楽しかった。キュウリは収穫時期が少しでも遅いと、ブカブカした味になってしまい、けっこう難しい。パプリカは(本当はもっといっぱい採れるんでしょうけど)1つの苗から1個しか収穫できず、スーパーで買ったほうが安かったかも。カボチャは、まずまずの味でした。ナスは、みそ汁、お漬け物、炒め物にして頂きました。美味しかったです。採りたてのセロリをサラダにすると、子供いわく、このセロリ苦くて食べられないよ。と言うけど、セロリって元々こういう味じゃないの?そんな中、毎年重宝しているのが、ミニトマトです。早朝に20個くらい収穫すると、翌朝には、また同じくらいの食べ頃のトマトが出来ています。なんと便利な野菜なのでしょう。毎朝、サラダで食べたり、パスタに入れたり。しかし、さすがの働き者のミニトマト君も、9月になると、めっきりと収穫量が減ってきました。秋になったんだな。と、季節の移り変わりを感じています。 朝摘みしトマト彩る朝餉かな (2012年9月)
まだまだ毎日暑いですが、朝夕は幾分涼しくなってきました。虫の鳴き声も聞こえはじめ、日没も少しずつ早くなり、クリニックが終わる頃には、もう薄暗い日もあります。早いもので、夏もそろそろ終わりのようです。今年の夏は、何と言っても、ロンドンオリンピックで楽しませてもらいました。壮大な歴史を感じさせる開会式。柔道、水泳、卓球、バドミントン、体操、レスリング、ボクシング。日本選手が大活躍でした。銀座で行なわれた、メダリスト のパレードはすごかった。見物客が50万人ですって。そんなに多くの人が、銀座の通りに入れるんでしょうか。そんな中で、私のロンドンオリンピックのベストシーンは、女子バドミントン決勝です。私は、大学時代、バドミントン部だったので、どうしても昔を思いだして、気合いが入って見てしまうようです。女子ダブルスの決勝。藤井、垣岩組。正直に言うと、まさか決勝まで勝ち上がってくるとは思っていなかったので、少し驚きながらも、ここまで来たらなんとか金メダルを取ってほしいと思いながら、応援しました。対戦相手の中国ペアは強かった。弾丸スマッシュを連発する中国ペア。スマッシュを打つ度に、会場から、うお〜、うお〜という地鳴りのような中国の応援。それを日本ペアが必死でレシーブする。たいへん興奮して見ていました。最後は、力尽きて負けてしまいましたが、堂々の銀メダル。日本バドミントン界初のメダル。おめでとうございます。(2012年8月)
7月4日、開院6年を迎えることができました。微力ではありますが、今後とも地域医療に貢献していく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。(2012年7月4日)
医師免許は、私が医師をやらせていただいている基本中の基本の資格。これがないと、医師として働けません。今でも、時々思い出すことがあります。大学6年生の時の卒業試験、その後の医師国家試験。私の人生の中でも、結構苦しい時期でした。幸いにも、合格することができました。医師になってからは、内科認定医、その後、内科認定医のさらに上、内科専門医を受験しました。この内科専門医の試験が難かしかった。一応、答えを書いたという感じで、できた実感まったく無し。自宅に郵送されてきた合否通知の封筒をじっと睨み、決心して開封。合格の文字にガッツポーズ。なつかしい思い出です。専門医は、取得後、資格を継続するには、学会や講演会に参加したり、試験問題で一定以上の点数を取るなどの条件があり、クリアしないと資格が取り消されてしまいます。苦労して取った資格を、失うわけにはいきません。先日、内科学会の生涯教育講座に行ってきました。専門医の資格継続のためと、自身の勉強のためです。東京国際フォーラムのA会場には、たくさんの人、人、人。朝9時半〜 45分の講演が9回です。学生時代なら、朝から9時間授業か。やれやれ。ですが、社会人が授業を受けると、これが楽しい。知ってることは知識が整理され、新しいことは新鮮です。学生の時に、こんな気持ちで勉強できれば、よかったのでしょうね。(2012年6月)
金環日食、ばっちり見ましたよ。指輪のような神秘的なリング。とてもきれいでした。明日が日食という前日。いくらなんでも日食メガネは売り切れだよね。イオンでもジョイフルでも、コンビニでも、本屋さんでも、どこにも売っていない。でも、偶然入った飯田町のセブンイレブンの棚に、10個くらいの日食メガネが無造作に並べてありました。うそ、まだ売ってるんだ。1480円でした。日食の当日、子どもの学校では、家で日食を観察してから、3時間目から登校して下さいとの指示。共働きの保護者は(3時間目に子どもを送迎できないので)朝7時に登校させ、学校で日食を観察させてもよいとの許可。共働きの和賀家は、当然7時登校となりました。学校に到着すると、校庭にはすでに生徒、先生が50人くらい。メガネをかけて太陽を見たり、紙に日食の変化をスケッチしたりしています。校門から中の様子を眺めていると、先生が、お父さんも入っていいですよ。ということで、日食観察の隅のほうに、まぜていただきました。7時半過ぎ、少しずつ欠けてきた太陽が、まさに指輪のような、神秘的なリングに。気温は7時からの30分で、22℃→17℃に低下。あたりは、なんとなくひんやりとして、いつもと明るさが違う、別の世界にいるような気がします。人間ってすごいね。こんなに正確に日食の時間を予測できるんだもの。娘の感想でした。次回は北海道で18年後に見られるのだそうです。そして、今回のように広範囲で見られるのは2300年だとか。その時には、今、地球上で生きている人は1人もいません。なんだか、不思議な気分です。(2012年5月)
いつのまにか、4月になっていました。義母の急逝後、季節の移り変わりを感じる間もなく、毎日が粛々と過ぎていきました。4月になり、保育園、小学校が始まり、環境の変化から体調をくずすお子さん。制服がだぶだぶの中学生。ピカピカの1年生たちが来院。なんと生命力にあふれているのか。気が付くと、クリニックの周辺で、桜が満開です。特に、クリニック南の、市野倉の桜並木はみごとです。今年も、桜が咲いて春になったのだな、と感じます。 (2012年4月)
母、長谷川容子が3月9日急逝いたしました。通夜、告別式には多くの方々の参列を頂き、ありがとうございました。深く感謝いたします。3月15日から、通常どおりの診療とさせて頂きます。この間不定期な休診等、皆様にはご迷惑をおかけしまして、たいへん申し訳ありませんでした。(2012年3月15日)
この冬は寒い日が多いですね。それでも、今週になり、だいぶ温かい日が多くなり、インフルエンザの患者さんもようやく下火になってきています。そうなると、気温の上昇に伴い、増えてくるのが花粉症です。私は、杉花粉症歴40年選手。(昔は春期カタルと言っていました。)毎年、杉花粉が飛び始めたな、杉花粉の臭いがするな、というのをなんとなく感じます。今年は、1月30日くらいに、初めてこの臭いを感じました。今年は、昨年に比べて花粉の量が少ないとの予測でしたが、多数の患者さんが来院されております。症状がひどくなる前の、早めの治療をお勧めいたします。目の症状がひどい方は副院長(クリニックでは眼科医、家庭では私の妻)が診察し、治療をさせて頂いております。ここで、当院を含め、太田市近郊のいくつかの医療機関がアレルギー検査を委託している検査会社のデータをお知らせしたいと思います。太田市近郊で、どのようなアレルギーの人が多いのか、だいたいの様子がわかります。以下ベスト10(ワースト10か?)の発表です。まずは吸い込むことで発症する花粉、動物部門。第1位は、予想どおりで杉、第2位はハウスダスト、そして3位はダニでした。続いてヒノキ、猫、オオアワガエリ、イネ科、蛾、カモガヤ、犬上皮の順でした。次に、食べ物系では、1位桃、2位りんご、3位カゼイン(牛乳などに含まれる蛋白質)、続いて卵白、クルミ、イクラ、キュウイ、ピーナツ、ごまの順でした。桃、リンゴは、え〜本当なの、と思われるかもしれませんが、最近は、けっこう多いようです。食物アレルギーは、ひどいと喉頭浮腫(喉の奥がはれて息ができなくなる危険な状態)に発展することもあるので、注意が必要です。おや、私もアレルギーなのかな?という方は、どうぞご相談下さい。(2012年2月)
当院の周辺、太田市内各地でインフルエンザの患者さんが発生しています。発熱、咳、咽頭痛、倦怠感などがあり、インフルエンザに感染した可能性がある方は、受付でお申し出下さい。感染隔離室にご案内させて頂きます。まことに申し訳ありませんが御協力よろしくお願いいたします。(1月23日)
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。本年も引き続き地域医療に貢献していく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。(2012年1月)
お正月は、家族で三重県の伊勢神宮にお参りしてきました。軽井沢、上田、更埴、岡谷、飯田、名古屋、四日市、松坂を経由しての、長い道のり。太田インターから伊勢インターまで(すべて高速道路)の570キロです。伊勢神宮にお参りして、赤福と伊勢うどんを食べる。これをやりたかったのです。江戸時代の人にとっては、ヨーロッパまで行って、最高級のレストランで食事をしているようなものだよね。娘のつぶやきに、なるほど、と感心。内宮の周辺には、おかげ横町という当時の街並が再現されています。伊勢のお土産屋、食べ物、屋台などが所狭しと並んでいます。しばし時間を忘れて散策。内宮に着き、橋を渡り、参道を進む。川辺で手を浄め、御正宮でお参り。身も心もひきしまる気がします。その後、鳥羽の浦村まで足をのばし、焼き牡蛎のお店に入りました。浦村には、道路沿いに焼き牡蛎のお店がたくさんあります。採れたての牡蛎を殻ごと炭火で焼いて、その場で食べさせるお店です。焼きたての牡蛎(1個100円)を口の中に入れる。濃厚な海の香りが,一気に口の中いっぱいに広がる。は〜うまい。はるばる運転してきてよかった。うどん牡蛎赤福うまし伊勢参り
今年もどうぞよろしくお願いいたします。(2012年1月)
早いもので、あと1週ほどで今年も終わりです。年とると1年が早いよ。子どものころ、お年寄りが話しているのをよく耳にしましたが、意味がよく解らなかった。今では、はっきりと実感できます。何事も自分で体験してみないと、解らないことがあるようです。今年もいろいろな事がありました。しかし、何と言っても東日本大震災という、強烈な出来事がありました。改めて、お亡くなりになった多くの方々の、ご冥福をお祈りさせていただきます。来年は、明るい日本になってくれることを期待しています。(2011年12月)
当院の周辺で、(特に小学生)マイコプラズマ肺炎が流行しています。長引く咳、発熱が特徴です。(天皇陛下が、かかった病気です。)適切な抗菌剤の投与で、軽快しますので、上記症状のある方はご相談下さい。(2011年12月)
ゴルフは、私の大好きな趣味のひとつです。最近は、やるより見る方が多くなってしまいましたが、学生時代から、すいぶんとプレーしました。始まりは、小学生の時にプロゴルファー猿を読んだのと、テレビのマスターズ中継を見たことでした。先週の太平洋ビザトーナメント。なんと、アマチュアの松山選手が優勝。並みいる百戦錬磨のプロを抑えて、堂々の優勝でした。最終18番の2打目は、ピン横50センチにつける、鳥肌が立つような超スーパーショット(ロングの2打目が8番アイアンですよ!)。楽々イーグルで優勝。かっこ良すぎる。アマチュアの優勝は、石川遼選手以来だそうです。大震災後、マスターズ、アマチュア部門で優勝した松山選手。半年前に比して、かなりがっちりした体格になり、必死にトレーニングしてきたなというのが、テレビの画面からもよくわかりました。また、顔がすっかり精悍になり、半年でこんなに変われるんだ、というくらいにかっこ良くなっていました。石川遼選手も、ホールインワンのど派手パフォーマンスで追撃しましたが、優勝にはとどきませんでした。10年前は、小学生だったのに。2人とも、なんとも立派な青年に成長したものです。........ あれ〜。ずいぶんと背が伸びましたね。成長期のお子さんが、久しぶりに来院すると、その変化に驚かされることがあります。無限の可能性を持つ子どもたち。そんなお子さんにお会いできるのも、日々の診療の楽しみのひとつです。この子たちは、将来どのように成長していくのでしょう。がんばれよ。密かに、心の中で応援していますよ。(2011年11月)
私は、3年前から太田市医師会の理事を務めており、厚生部門を担当させていただいております。毎年、医師会旅行を企画するのですが、今年は、JTBの担当者と相談し、仙台〜平泉〜盛岡〜十和田湖〜青森への旅行を企画しました。もちろん、微力ですが、東北を少しでも応援できれば、ということです。土曜日の診療が終わってから、バスで熊谷へ。新幹線で大宮経由、仙台に向かいました。熊谷〜仙台は、1時間半くらいで着いてしまい、拍子抜けするくらいの速さです。仙台は、大学病院勤務時代に、東北大学に来て以来です。骨髄移植バンクドナーの骨髄を取りに来たのです。東北大学でボランテイアのドナーから採取した骨髄液を、移植を受ける患者さんの待つ、母校、獨協医大まで持って帰りました。ドナーの骨髄が必ず搬送されてきて、移植できる。との前提で、患者さんには、すでに大量の抗癌剤投与、放射線照射が行なわれています。もし、ドナーの骨髄を持って帰れなかったら、患者さんは、そのまま死んでしまいます。あの時は、どんなことがあっても骨髄を無事に搬送しなくては。失敗の許されない仕事の責任感で、周りの景色を眺める余裕は、ありませんでした。今回の旅行で、仙台をあらためてゆっくりと眺めましたが、仙台は、びっくりするような大都会です。ビルが建ち並ぶ街には、ネオンが輝き、表面上は、地震の影響は、ほとんど感じられません。しかし、タクシーの運転手さんの話でも、翌日のバスのガイドさんの話でも、震災後1ケ月くらい、電気、ガス、水道等のライフラインが不通なところが多く、大変な苦労だったそうです。そして、数キロ先の海岸では、あの凄まじい津波の被害があり、今でも復旧していない所が多数あるのだそうです。その話しぶりに、東北ではとんでもない災害が発生したんだという事が、ひしひしと感じられました。そして、みなさん、少しでも東北に来て、お金を使ってほしいと言っておられました。翌日は、バスで平泉に向かいました。平泉は世界遺産になったばかりで、たいへんな混雑です。金色堂は、月並みな表現ですが、とてもきれいでした。五月雨の振のこしてや光堂。傍らに松尾芭蕉の碑がひっそり建っていました。その後、バスで盛岡に移動。昼食は椀子そばです。エプロンを着け、人生初めての椀子そばに、戦闘準備完了。店の人が、お椀に、次から次に蕎麦を入れていきます。私は、なんと50杯も食べたのですが、これでも、男子の平均とのことでした。その後、十和田湖を(2011年10月)
蝉の声が、いつのまにか虫の声に替わっています。今日はなんだかとっても月がきれいに見えます。そういえば、あの日も月がきれいに見えたな。3月の計画停電の夜でした。停電の時間が過ぎ、びくびくしていると、バチンという音とともに、電気が消えました。へ〜本当に電気を切っちゃうんだ。変なことに関心して、真っ暗な家の中で呆然としていました。これから福島は、日本はどうなっちゃうんだろう。明日からのクリニックはどうしよう。ガソリンをどうやって入れよう。ふと、外を見ると月夜でけっこう明るいのです。昔の人の生活はこんなだったのでしょうか。僭越ですが、ここで一句(一応、太田市医師会俳句部所属)披露させて頂きます。今日の夜も震災の夜も月を見る。(2011年9月)
毎日暑いですね。ここ数年、地球温暖化のせいなのか猛暑、猛暑でたいへんです。熱中症の症状でクリニックに来院される方もおります。炎天下での作業、学校のクラブ活動など、水分補給、休憩等に十分お気をつけください。インド、フィリピン、ブラジルなどから日本に移住されている方が、患者さんとして和賀クリニックを受診します。日本の方が暑いよ、と言う方も多いです。日本は、気温も高いのですが、湿度がとても高いと感じるのだそうです。最近、真夏の暑い日に、大学病院時代に留学していた、カナダ、モントリオールの冬を思い出すことがあります。モントリオールは、とても寒い街でした。真冬は、信じられないくらい寒く、最低気温がマイナス35℃(冗談でなく、本当ですよ。)なんていう日もありました。よく晴れた寒い日の朝、外に出ると、水蒸気が結晶になって空中で輝く、ダイアモンドダストを見られることがあります。ひっそりとした街並に輝くダイアモンドダストは、うっとりするくらい、きれいな宝石のように見えます。こんな寒い朝は、あまり長く外に出ていると危険なので、適当なところで家の中に入ります。あ〜寒かった。けど、きれいだったな。この情景をよく思い出すのです。すると、とても不思議なのですが、なんだか、かき氷を食べた後のように、ひんやりとしてきます。クリニックが終わり、後片付けが終わって、外に出ます。夕方なのに、もわ〜っとした暑い空気が身体にまとわりついてきます。あ〜、まだまだ暑いな。皆様、夏バテ等にご注意下さい。(2011年8月)
7月4日。開院5周年をむかえることができました。今後とも地域医療に貢献していきたいと思います。どうぞ宜しくお願いいたします。5年前のことが、昨日のように懐かしく思い出されます。開院準備。やるぞ〜 の気合いは十分でしたが、実は、初めてのことばかりで、不安がいっぱいでもありました。いろいろな人が助けてくれました。内覧会に来て頂いた患者さん。開院すぐに、受診してくれた患者さん。今でも通院して頂いている方も多く、もう5年も経ったんですね。早いですね。これからもよろしくお願いいたします。と、温かいお言葉をいただきます。よちよち歩きで小児10ケ月検診を受けた赤ちゃんが、今度、小学校に入るのでランドセルを買ってもらったの、と嬉しそうに話してくれます。小学生だったお子さんが、高校の部活で活躍しているよ、とお話してくれます。開院当時の総理大臣は小泉さんでしたが、安倍総理、福田総理、麻生総理、鳩山総理に管総理。自分も妻も、職員も患者さんもみんな確かに5歳、年をとったのですね。いろいろな思い出があり、長かったような気がしますが、過ぎてしまえば、あっという間だったような気もします。いろいろな方の手助け、御協力で今日までやってこられました。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。(2011年7月)
昨年から毛里田中学校の学校医の仕事をさせていただいております。春の全校生徒の健康診断、麻疹、風疹の予防接種、学校保健委員会への出席、インフルエンザの流行時の学級閉鎖の相談など、結構仕事があります。先日、学校保健委員会で震災ストレスとその対応法についての講演を行ないました。講演会や学会発表は大学時代にずいぶんやりました。昔は、スライドを作成し、写真屋さんで現像し、映写機で映したものですが、最近はずいぶん便利になったものです。パソコンのパワーポイントであっと言う間にスライドが作成できます。暑い中、全校生徒が体育館に集まってくれました。今回は、中学生に興味がもてるような内容、理解しやすいようにということに気をつけて資料を作成しました。難かしすぎなかったかな。みんな解ってくれたかな。数日後、養護の先生がわざわざクリニックまで来てくれました。なんと、生徒全員の感想文を持ってです。これには驚きました。一枚一枚しっかりと講演に対しての意見が書いてあります。クリニックが終わってから、300枚くらいの感想文を、一枚一枚ゆっくりと数時間かけて読ませていただきました。生徒の皆さん、勉強やクラブでいそがしい中、ありがとうございました。がんばって講演をやってよかったです。(2011年6月)
獨協医大(出身大学)の非常勤講師として、年に何回か大学に行っています。先日、全線開通した北関東道路を通って、今年初めての学生の講義に行ってきました。今までは、50号で佐野インターまで行き、東北道、北関東道で壬生インター、降りて数分なのですが、今回は大田から直接、北関東道に乗り、壬生インターまで直通。40分くらいで着いてしまいました。3月19日に北関東道が全線開通し、たいへん便利になりました。いつもよりずいぶん早く大学に着いてしまったので、久しぶりに大学の周囲をぶらぶらと散策してみました。とんかつのたこ十、中華の永幸、和食のフジタ、学生時代から通ったお店が、まだまだ営業しています。たいへん懐かしかったです。今回は、4年生の血液内科の講義です。4年生ともなると卒業試験、国家試験を意識し、かなり真剣な生徒が多い感じです。無事講義を終え、何十年か前には、自分もこの教室のこの辺で講義を受けていたな、と感慨に浸りながら黒板を消していると、バトミントン部です。宜しくお願いします。と数人の学生が私の前に整列しました。そうです。私は何十年か前に、この大学でバトミントン部でがんばっていたのです。いっぺんに懐かしくなって、部の後輩と少しお話ししました。みんなハキハキとして気持ち良い。こんな大昔の 先輩にまできちんと挨拶する。なんて感じがよくて、礼儀正しい学生なんだろう。きっと良いお医者さんになることでしょう。私も、彼等を見習って、患者さんが気持ち良く診療が受けられるよう、日々、接していきたいと思いました。(2011年5月)
東日本大地震より1ケ月です。ガソリンも入れられるようになり、計画停電もとりあえず終了の発表がありました。ゆっくりと日常生活が戻りつつあります。3月11日は、ずいぶん昔のように感じられます。それでも、私には地震の前と今が同じようには感じられません。自分の中の何かが変わってしまったような気がしています。今まで、当たり前と思っていたことが、実はいろいろな人々の努力で成り立っていたんだということが、改めてわかったような気がします。多くの人が、義援金を集めて送ったり、日本中が被災地に支援の手を差しのべています。そんな中で私が、これはすごいなと思った人がゴルフの石川遼選手です。多くの人が、多額の寄付をする中、なんと石川選手は今年自分が手にする賞金を全額すべて寄付すると発表しました。(昨年の彼の賞金は約1億5千万円)今、自分の持っているお金を寄付するのではなく、これから僕ががんばってゴルフをして賞金を稼ぐので、被災地の皆さんもがんばって下さい、という強烈なメッセージです。その石川選手が世界最高峰のマスターズトーナメントに昨年に引き続き挑戦しました。私は毎朝4時に起きて応援しました。小学校の時の文集に20才までにマスターズに優勝すると書いた石川選手は、今年みごとに予選を通過し、優勝こそできませんでしたが、堂々の成績で大会を終えました。彼の活躍が被災地の人々に大きな勇気を与えたと思います。しかし、今年のマスターズはそれだけではありません。被災地仙台から出場した松山英樹選手。彼はアマチュアでありながら、すばらしいプレーを連発し、みごと予選を通過。27位で大会を終えるとともに、世界No1のアマチュアの称号を手にしました。表彰式にベストアマとして出場した松山選手は、緊張のためか能面のような顔でしたが、被災地の皆さんを思いやる、すばらしい発言をしていました。石川、松山選手とも若干19才。日本の誇る若者です。私の年の半分にもならない彼等が、こんな立派な活躍をしてくれています。震災で苦しんでいる人々に大きな勇気と力を与えたと思います。私は、この日本の誇る若者に心から感謝の気持ちをいだくとともに、改めて被災された皆様の一日も早い復興を願っております。(2011年4月11日)
今回の東北地方、太平洋沖地震で被災された皆様、心からお見舞い申し上げます。一日も早い復興を願っております。太田市でも、物資、特に防災用品、食料品の一部、ガソリンが入手困難になりつつあります。市内でも閉まっているお店を散見します。計画停電も開始になりました。当院では計画停電予定時間であってもクリニックを開けて、できる限りの診療を続けさせていただく予定でいます。停電中は、検査(レントゲン、胃カメラ、超音波、視野検査、眼底検査等)はできない可能性がありますが、診察、投薬、予防接種、注射、点滴等は可能です。緊急でない方は、なるべく計画停電の時間を避けての受診をお願いいただけましたら幸いです。当院は本日の時点で第4グループです。どうぞ宜しくお願いいたします。(2011年3月15日)
昨日はバレンタインデーでした。なんと、娘に手作りのチョコをもらいました。学校ではチョコを配るのは禁止だそうです。好きな人に、こっそり渡したら楽しいのに。.... 私が医者になりたてのころは、日本中がバブルでにぎやかでした。本命、義理チョコ乱れ飛んでいました。ゴルフ場がどんどんできて、ニューヨークのビルを日本人が買い占めてひんしゅくだとか。日本が世界一の金持ちだと思っていました。それが、たった20年くらいで国家財政破たんの危機、医療費削減、年金はどうなる、就職できないとか景気の悪い話ばっかり。なんたる変化。.... 娘のチョコは、けっこう美味しかったです。朝起きると、一面の銀世界になっていました。クリニックに来院される方、足元にご注意して下さいね。当院周辺では、ようやくインフルエンザが下火になってきました。かわりに下痢や嘔吐のおなかのカゼが流行り始めていますので、どうぞご注意下さい。(2011年2月15日)
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。本年も引き続き地域医療に貢献していきたいと思います。1月4日から診療開始とさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。(2011年1月)
クリニックの周辺で、インフルエンザA型、胃腸炎(嘔吐、下痢症)が、はやっていますので、ご注意下さい。高熱のある方は受付でお話し下さい。感染隔離室にご案内させていただきます。(2010年12月22日)
早いものであと数週間で、今年も終わりですね。ついこの間、お正月を迎えたような気がするのに、たいへん早く感じます。この1年いろいろなことがありました。今年、うれしかったこと、楽しかったこと。医師会旅行で生まれて初めて奈良に行ったこと。(大仏様は大きかった。)太田医師会のゴルフ大会で優勝できたこと。子どもが学校の持久走大会で1位と3位になったこと。なによりは、家族共々、大きな病気をせずに1年過ごせたこと。皆様、来年もよいお年をお迎え下さい。(2010年12月)
各種検診(特定、胃癌、大腸癌、前立腺癌、肝炎検診、へルスチェック、胃癌検診:胃カメラ)は11月30日で終了しました。症状がある方は健康保険で検査ができますので、お電話等でご相談下さい。(2010年11月30日)
禁煙治療補助薬が、なんと品切れです。これは、和賀クリニック周辺だけでなく全国的に在庫切れです。それだけ多数の方が同時期に禁煙を開始したということのようです。10月のタバコの値上げは、ずいぶんインパクトが大きかったのでしょうか。当院でも、しばらくは新規の禁煙外来の受付を中止させていただいております。本年末くらいには、禁煙治療補助薬が流通するようになる予定だそうです。ご迷惑をおかけして申しわけありません。(2010年10月)
たばこが体に悪いなんて言われなくてもわかっていますよね。でも、吸わない人に比べて肺がん、肺気腫、胃潰瘍に何倍もなりやすいなんて言われると、すこしドキッとしませんか。なに、へっちゃらだ。今まで吸ってきたのに肺がんにはなってないし、吸わない人でもがんになることはあるよ。自分の人生好きに生きて何が悪い。でも、本当にあなただけの問題なのでしょうか。これは、3年前に私が広報大田に書かせていただいた健康手帳の記事(http://ota.gunma.med.or.jp/kenkotecho/20070220waga.htm)の書き出しです。私は、開院時から禁煙外来を行なってきました。今年の9月は今までの月の10倍くらいの方が禁煙外来を受診しました。10月1日からのタバコの値上げも大きな理由になっていると思います。皆さんやめたいと思っていても、ついつい吸ってしまう。これは意志が弱い強いもあるけれど、ニコチン依存症、つまり病気。だから治療に健康保健が使えるというわけです。何を隠そう、この私もやめて十年以上経っていますが、昔は1日60本の超ヘビースモーカーでした。禁煙が、どんなにたいへんなものか自分で実験済みです。自分の体験や、当院の禁煙外来でタバコをやめることができた人の成功談などを紹介し、禁煙補助薬の処方をさせていただいております。自分だけでは禁煙する自信がない人は、禁煙外来を受診してみたらいかがでしょうか。多くの方が、たばこと縁のない生活を手に入れていますよ。
10月1日からインフルエンザワクチンの接種を開始させていただきます。今年は1本のワクチンにに季節性と新型が混ざったものです。診療時間内いつでも予約なしで接種できます。あらかじめ事務で問診票を受け取り、自宅でご記入いただけますと待ち時間の短縮になります。当日体調の悪い方、体温37.5℃以上の方は接種できませんのでご注意下さい。65歳以上の方は公費負担の用紙が必要です。また、日本脳炎ワクチンを接種できずに対象年齢(3才〜7才半)を過ぎてしまったお子さんに8月27日〜救済接種が可能になりました。詳しくは、お電話等でおたずね下さい。(2010年9月)
まだまだ日中は暑いですが、朝夕はずいぶん過ごしやすくなりました。気がつくともう9月中旬。早いもので、今年ももう3ケ月とすこしで終わりですね。今年は猛烈に暑かったので、すこし涼しくなったころに、夏の疲れなのか体調を崩す方が、クリニックを受診します。私も体調管理のため、規則正しい生活、早寝早起きを心掛けています。 (2010年9月)
8月4日から、おおた100キロ徒歩の旅に出た私の子どもを含めた小学生全員が、8月8日、無事にこどもの国に帰ってきました。5日ぶりに見る真っ黒に日焼けしたわが子は、ずいぶんたくましく見えました。この猛暑の中、よくがんばったな。無限の可能性を持つ子どもに敬服。そして、このようなすばらしいイベントを企画してくれた太田青年会議所の皆様に感謝。(2010年8月)
毎日すさまじい暑さです。天気予報では最高気温37℃とか言っていますが、日なたでは45℃くらいあるのではないのでしょうか。熱射病の患者さんが、何人も来院します。幸い、症状のさほどひどくない方が多く、熱、頭痛、食欲の低下くらいなのですが、ひどくなれば筋肉のけいれん、もっと重傷になると意識障害を伴うこともあり、こうなると生命の危険すらあります。外での仕事、スポーツなどの際は十分な水分補給、休憩をとり、無理のないようご注意下さい。こんな酷暑の中、私の子どもは、太田100キロ徒歩の旅に参加しています。太田市内の小学生102名を、太田青年会議所を中心としたボランテイアの方々が引率してくださる総勢303名の徒歩の旅です。4泊5日で毎日20キロずつ、真夏の100キロを歩く過酷な旅です。8月4日の早朝、多くの保護者が見守る中、元気に太田市役所を出発していきました。出発後、緊急以外は保護者と子どもの連絡は禁止されています。疲れているんだろうな。元気でいるのかな。家では、夫婦2人だけで、ひっそりと過ごしています。そんな中、子どもからの葉書が届きました。初日の宿泊地、休泊小で、自衛隊が設営したお風呂に入ったよと書いてありました。まだ、字の感じは元気そうです。なんとかがんばって100キロを完歩して欲しいと思います。(2010年8月)
サッカーワールドカップ、PK戦で惜しくもパラグアイに敗れた日本代表、残念ですけど、勝負は時の運。ほんとうに、ご苦労様でした。でも、世界でベスト16ですよ。すばらしいじゃないですか。胸を張って帰国してくれればと思います。私も一生懸命応援しました。みんなかっこ良かったよ。日本もがんばれば、まだまだ世界の中でも(サッカーだけでなくいろいろな分野でも)やれるということを教えてくれたような気がします。思いおこせば、前回のワールドカップは、和賀クリニック開院直前でした。毎日とても忙しかった。早いもので、もうあれから4年です。7月4日で開院4年をむかえることになります。これも皆様方のおかげです。たいへんお世話になりました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。8年前は日本、韓国の共同開催で、大学で実験の合間にちょこちょこ見ていました。鈴木選手の目一杯足を伸ばしたゴールが見事でした。韓国も強かった。赤一色のスタンドが異様で、恐いようでした。その前(12年前)は留学先のモントリオールでした。日本は初出場で、カナダ人の同僚に自慢していました(カナダは出場していなかったのです。)が、3戦全敗、予選リーグ敗退でした。モロッコ人の同僚は自分の国の中継の時間になると、仕事の途中なのに帰ってしまいます。当時ワールドカップ慣れしていなかった日本人の私は、それありなの?と思いましたが、研究室のボスは、笑ってなにも言いませんでした。ワールドカップとはそういうものなのでしょうか。さらにその前(16年前)はあの有名なドーハの悲劇を目の当たりにしました。これはショックでした。ショックは今回のパラグアイ戦の100倍くらいありました。4年ごとに振り返ってみると私個人、日本、世界にもさまざまな変化がありました。次回4年後はブラジルでの開催だそうです。皆さん、私、日本、世界どう変わっているのでしょうか。(2010年7月)
子宮癌予防ワクチン接種をお願いします。子ども手当が支給されたので、そのお金で、子どもの命を守ってあげたいと思います。このような方が何名か来院し、ワクチン接種を行なわせていただきました。本来なら三種混合やMRワクチンのように子宮癌予防ワクチンも公費負担にしていただけると助かる人は多いのではないでしょうか。今後の医療行政に期待したいと思います。当院が開業してから、後期高齢者医療制度の開始、県内小中学校生徒の医療費自己負担の無料化、新型インフルエンザの対策、ワクチン接種、日本脳炎ワクチンの再開等多くの医療行政の変化がありました。我々の日々の診療は、行政で大きく変わるなとあらためて実感しています。今度の参議院選挙は各党、各候補をじっくり見極め、必ず投票に行こうと考えています。(2010年6月)
5月の連休に、東松山森林公園に行ってきました。新緑がとても気持ち良かったです。園内を自転車で2週(約35キロ)しました。翌日起きたら、身体が痛くて。。。。一時期がんばってプールに通っていたのですが、このところ、さぼりモードになっています。いつも糖尿病の患者さんに、適度な運動をしてくださいね、なんて指導している自分が、気が付けばすっかり運動不足です。最近、糖尿病の患者さんがとても増えています。当院でも健康診断で糖がでたので調べてほしい、糖尿病でお薬を服用している患者さん、インスリンを自己注射している患者さんが多数来院します。昨年冬に糖尿病の新薬(DPP4阻害剤)が登場して、よい成績がでていますが、基本は病気の自覚と食事、運動療法です。幸い私は、血糖値は正常で糖尿病の心配はありませんが、患者さんといっしょに、これからも運動がんばっていきたいと思います (2010年5月)
先日、太田市北部運動公園に行ってきました。芝桜、そめいよしの、菜の花の三色がとてもきれいでしたよ。その一週間後に、なんと雪がつもりました。41年ぶりだそうです。今年は寒い日、暖かい日の差が激しいですので、どうぞ体調をくずされませんよう、お気をつけ下さい。(2010年4月)
子宮頸癌予防ワクチンが接種可能になりました。癌はうつるんですかと、たまに質問を受けることがあります。ごく一部ですが、うつる癌があるというのは事実です。正確には、うつるのは癌ではなく、ウイルスですが、人から人へウイルスがうつった後、その中の一部の人がウイルスの影響で癌になるということです。HTLV-1ウイルスによる成人T細胞白血病、EBウイルスによる上咽頭癌や悪性リンパ腫、B,C型肝炎ウイルスによる肝臓癌などが有名です。子宮頸癌もウイルス(HPV:ヒトパピローマウイルス)でうつることがわかっている癌の一種です。性交渉を介して感染し、感染後、ほとんどの人はウイルスが消えてしまうのですが、一部の人で慢性的に体内にウイルスが残存し、数年〜数十年後に発癌します。感染の前にワクチンを接種して予防してしまおうというのが、子宮頸癌予防ワクチンです。当院でも10歳〜接種可能となっています。(2010年3月)
バンクーバーオリンピックが閉幕しました。浅田選手が銀メダルを獲った数日後、真央ちゃんに刺激されて、子どもを連れてスケートに行ってきました。スケート場はものすごい混雑です。売店の人が、ここまで混むのは珍しいよと言っていました。大昔の話ですが、実は私もフィギュアスケートを習っていました。何十年かぶりに滑るとけっこうそれなりに滑れるので楽しかったです。その翌週は、県医師会のスキー大会(川場スキー場)に子どもと参加しました。生まれて初めてのスキーの大会です。ぴ、ぴ、ぴ、ぷーという音とともにスタートゲートを出発し、ゴールには百分の一秒まで表示する電光掲示がある本格的なものでした。赤旗は左から青旗は右からまわって下さい?そんなの滑りながら考えられるのかな、と思っていましたが、大丈夫、ちゃんと雪の上に前の人の滑った跡がついていました。なんとか最後まで転倒せず滑りきることができ、大満足でした。準備をして下さった関係者の方々、寒い中ありがとうございました。子どもはジュニアの部で3位となり、賞品をいただき、帰りに温泉に入って帰って来ました。とてもよい一日でした。でも帰りの関越の渋滞はつらかったです。(2010年3月)
本日から基礎疾患の有無に関わらず、全ての年齢の方に新型インフルエンザワクチン接種可能となりました。ようやく一般の方にもワクチン接種の機会が回ってきました。ずいぶん時間がかかったなというのが実感です。接種希望者は、電話でご連絡いただくか、直接クリニックに来院下さい。当日の対応も可能です。(2010年1月21日)
年が明けて、インフルエンザの患者さんがぐっと減りました。代わりに、今度はおなかの風邪(嘔吐、下痢症)が多くなっています。手洗い等で感染予防に努めて下さい。第一次世界大戦時に流行したインフルエンザ(スペイン風邪)の例では、一度流行がおさまってから、第二波が発生し多くの方がお亡くなりになりました。流行のおさまった今、早めのワクチン接種をおすすめします。現在、65歳以上の方は疾患の有無に関わらずワクチン接種可能です。(2010年1月18日)
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
早いもので開院後4回目のお正月を迎えました。本年も引き続き地域医療に貢献していきたいと思います。1月4日から診療開始とさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。(2010年1月)
2009年
新型インフルエンザワクチンの予約および接種を行なっています。基礎疾患の有無、年齢等で予約、接種日等が異なります。とてもややこしいのですが、おまちがいのないよう詳細は、ホームページトップのお知らせを御覧下さい。(2009年12月)
太田市内各地で新型インフルエンザの患者さんが発生しています。発熱、咳、咽頭痛、倦怠感などがあり、新型インフルエンザに感染した可能性がある方は、まずお電話をお願いいたします。直接院内に来院頂きますと他の患者さんへ感染してしまう危険があります。まことに申し訳ありませんが御協力よろしくお願いいたします。(2009年10月)
7月4日で開院 3年を迎えることができました。これも皆様がたのお力添えのおかげです。開業当時の新鮮な気持ちで、初心忘れるべからずで今後も地域医療に貢献していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。(2009年7月)
5月16日、日本国内で初めて新型インフルエンザの発生が確認されました。発熱、咳、咽頭痛、倦怠感などがあり、海外から帰国10日以内の方、またはそのような方と接触後に症状出現した方は、まず発熱相談センター(下記)にお電話お願いいたします。直接院内に来院頂きますと他の患者さんへ感染してしまう危険があります。まことに申し訳ありませんが御協力よろしくお願いいたします。(2009年5月)
現在クリニック周辺の桜が満開です。開花が早いというわりには入学式にちょうど間にあった感じです。桜は、本当にきれいですね。ところで、今年は桜の前にはなみずきがさいていました。これも地球温暖化の影響でしょうか。(2009年4月)
ようやくインフルエンザが落ちついてきたと思ったら今年は早くも花粉症が始まったようです。早めの治療で花粉症を撃退しましょう。当院では内科、小児科での診察に加えて、眼の症状がひどい方には眼科の先生に丁寧に診察していただき、眼の症状、所見に合ったお薬を処方してもらうことが可能です。(2009年2月)
年明けから禁煙外来を多くの患者さんが受診しています。皆さん、1年の始めということで今年こそはと決意してやってくるようです。現在まで多くの人がタバコとは無縁の健康な生活を手に入れています。私もという方はどうぞご相談下さい。(2009年1月)
明けましておめでとうございます。おかげさまで開院後3回目のお正月を迎えることができました。本年も引き続き地域医療に貢献していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。本年は1月5日(月)から診療開始とさせて頂きます。
2008年
12月13日(土)太田松嶺短大で太田市民講座の講義を行なわせて頂きました。今回の演題はメタボリック症候群です。メタボという名前はすっかり有名になっていますが、どのような病気かを理解なさっている人は極めて少ないように思います。メタボは単に肥満の代名詞でなく、いろいろ複雑なメカニズムが存在します。病気を正しく理解し、是非メタボを克服して欲しいと思います。質問がある方はいつでもクリニックにいらして下さい。(2008年12月)
10月1日〜インフルエンザ予防接種開始しました。診療時間内いつでも予約なしで接種できます。あらかじめ事務で問診票を受け取り、自宅でご記入いただけますと待ち時間の短縮になります。当日体調の悪い方、体温37.5℃以上の方は接種できませんのでご注意下さい。65歳以上の方は公費負担の用紙が必要です。昨年はワクチン接種の患者さんがいっぱいで院内が大混雑となりたいへんご迷惑をおかけいたしました。今年は11月29日(土)12月6日(土)午後2時〜5時まで、臨時でインフルエンザ接種を行ないます。予約は不要です。来院順に行ないます。通常の診療時間に来院出来ない方は、この時間帯をご利用下さい。 (2008年10月)
7月から眼科午後診察を開始しました。火曜日と金曜日の午後に診察させていただきます。申し訳ありませんが、午後の眼科は予約の方のみとさせて頂きます。(2008年7月)
5月から経鼻内視鏡(鼻からやる胃カメラ)を開始しました。今までの口からの胃カメラは、嘔吐感(オエっとなってしまう)が強く苦しい検査だったのですが、鼻からやることで嘔吐感がほとんどなく、かなり楽にやれるようになりました。太田市の胃癌検診も5月から開始になっています。ご希望の方は電話等で予約をお願いいたします。 (2008年5月)
獨協医科大学の非常勤講師として、年に何回か大学に講義に行っています。先日、今年度初めての講義に行ってきました。50号で佐野インターまで行き、東北道、北関東道を15分くらい走り、壬生インターに到着。インターから数分で大学です。50号が混雑するとクリニックからは結構時間がかかってしまいます。数年後には群馬からの北関東道が東北道につながる予定です。そうなると、クリニックから大学まで、ほぼ高速だけで行けることになるので、完成が待ちどおしいです。久しぶりの母校は若葉がとてもきれいでした。若い学生を教えながら、自分も大学生時代にもどって若返ったような気になりました。 (2008年4月)
最近メタボリック症候群が問題になっています。当院でも4月からメタボリック症候群を意識した特定検診の開始に向けて準備中です。個人的な事になりますが、昨年秋から水泳を始めました。なんとか時間を作って週に2〜3回はプールに行くように心掛けています。半年で体重は約2キロ減りました。次回の検診で、コレステロールとかがどれくらい減少している(はず?)か、楽しみです。(2008年4月)
子どもが、保育園を卒園しました。保育園は楽しかった。本当に楽しかったです。毎日、生き生きと登園し、今日はこんな楽しいことがあったと教えてくれる、そんな子どもの笑顔をみているだけで幸せでした。クリニックが終わり、真っ暗な中お迎えに行くと、居残りの園児や先生と遊んでいるわが子。見つからないようにそっと近ずくのですが、見つかってしまい、’パパ’と満面の笑顔で私を見つめるわが子。ああ生きていて良かったと感じたものです。もう、そんなドキドキするお迎えの機会もなくなってしまいました。子どもは元気でいてくれれば、なにもいらない、とあらためて実感できる瞬間でした。元気がなによりのお子さんが病気になって、クリニックに連れてくるお母さんお父さん。どんな気持ちでいるのかな。自分の子どもだったら私自身はどう感じるだろう。こんなことを考えながら日々、診察しています。 (2008年3月)
平成20年3月、北関東道が伊勢崎から太田まで開通しました。並走する側道も同時に開通したため、当院へのアクセスがとても便利になりました。山之神交差点から側道を西に数分で、また、藪塚太田インターひとつ南の信号から側道を東に数分で到着です。(2008年3月)
3月1,2日は子ども予防接種週間で臨時に予防接種を行ないました。4月から小学校入学の年長さんは、必ず3月末までMR(風疹、麻疹)ワクチンを接種して下さい。MRワクチンは三種混合ワクチンに比べて、明かに痛みが少ないように思います。当院では、年長さんの接種で、泣いてしまう人は10人に1人くらいしかいません。(2008年3月)
1月下旬から続いていたインフルエンザの患者さんも、先週くらいからは、ほとんどいなくなりました。かわって花粉症の患者さんがいっぱいです。去年より症状が重い方が多く、今年は花粉の量がかなり多いように感じます。当院では内科、小児科での診察に加えて、眼の症状がひどい方には眼科の先生に丁寧に診察していただき、眼の症状、所見に合ったお薬を処方してもらうことが可能です。(2008年3月)
1月23日(水)太田市民教養大学で、インフルエンザの講義を行なわせて頂きました。人類とインフルエンザの戦いの歴史、インフルエンザの正体は?予防法、治療法、さらには鳥インフルエンザ、新型インフルエンザに関して講義させていただきました。ケーブルテレビの撮影もあり、すこし緊張しましたが、なんとか最後まで講義できました。寒い雪の日でしたが、多くの方に御参加いただきありがとうございました。人前で講義するにはそれなりの準備が必要です。今回の講義は、自分自身にとってもインフルエンザに関してもう一度勉強し直す、よい機会になりました。(2008年1月)
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