『ワールド・イズ・ノット・イナフ』
監督:マイケル・アプテッド
石油王が殺され、以前彼の娘を誘拐した元KGBのテロリストのレナードの犯行であることが突き止められるが、彼の目的が誘拐事件の復讐であると思ったジェームズ・ボンドは彼女の護衛にあたるが、レナードの動きをつかみ密かに潜入した先は核研究所。そこでレナードに会ったボンドは確信が持てないまでも、レナードの真意をつかむが・・・ |
『ワイルド・ワイルド・ウェスト』
監督:バリー・ソネンフェルド
時代は西部開拓時代。常に自分の腕に自信を持つ肉体派のウェストと自分の頭脳に自信を持ち数々の発明品を駆使する頭脳派のゴードンの二人の連邦特別捜査官は大統領命令により協力し、合衆国乗っ取りを企むラブレス博士捕縛に向かうのだが・・・ |
『わが谷は緑なりき』(1941年・米)
監督:ジョン・フォード。 ウェールズの炭鉱地帯に生まれ50年をその村で過ごしたヒュー・モーガンは今まさにその地を後にしようとしていた。彼の心の中に深く刻まれた古き良き時代まだその谷が緑に覆われ、死んでいった者たちが生き生きと輝き息づいている思い出と共に・・・。 |
『我が道を往く』(1944年・米)
監督:レオ・マッケリー ニューヨークの下町にある小さな教会。そこの牧師フィッツギボンが45年かけて作り上げた教会だか今では献金も少なく借金も返すことが出来ず抵当権を行使される日も近いような状態だった。そこに副牧師として赴任してきたのは若いオマリー。元は音楽を志していたという彼の破天荒な行動に頑固な老牧師フィッツギボンは馴染めずおもしろくない。そこで彼は司祭にオマリーを転任させてくれるように頼みに行くが、実はオマリーは自分の代わりにこの教会を建てなおすために着任したということを知る。しかしそのことをきっかけにオマリーの優しさ行動力を認め始めるフィッツギボンとオマリーは見事に教会の再建を果たす。 |
『私が愛したギャングスター』(1999年・英/アイルランド)
監督:サディウス・オサリヴァン。
アイルランドのダブリン。その街に暮らすマイケル・リンチは妻クリスティーン。妻の妹リサ(なんと彼女は実質上もう一人の妻)、そして3人の子供の良き夫であり父親である。事実上の定職を持たない彼は失業保険の給付を受けているのだが、実は彼はこの街で有名な強盗団のボス。警察に捕まり裁判にかけられるが、裁判官を裏で買収し、まんまと無罪を勝ち取る。なんとしても彼を捕まえたい警察をあざ笑うかのように犯罪を繰り返すリンチ。そんな中国立美術館のカラヴァッジオの絵画「キリストの逮捕」に魅せられた彼はその絵画を白昼堂々と盗み出す。ところが今までリンチに煮え湯を飲まされていた警察は遂に徹底してリンチを追い詰め彼を逮捕する強攻策へと出る。 |
『ワイルド・レンジ 最後の銃撃』OPEN RANGE(2003年・米)
監督:ケビン・コスナー。
アメリカの西部。草原から草原へと移動しながら牛を育てる“オープン・レンジ”という牧畜を行っている4人の男たち。リーダー格の初老の男ボス。彼の右腕ともいうべき拳銃の名手チャーリー。体は大きいが気の優しいモーズ。英語も話せずこき使われていたところを拾われたメキシコ人の少年バトン。そんなある日近くの町へ買出しに出かけたモーズが帰ってこないので様子を見に行くと、商店で暴れたのだと留置場に入れられていた。しかし気の優しいモーズが自ら喧嘩を起こすことなどありえない。留置場に入れられたモーズは殴られ重傷を負っていた。案の定“オープン・レンジ”に嫌悪感を示す町の顔役であるバクスターと彼の片棒を担ぐ保安官の嫌がらせだった。モーズを町の医者に見せ、なんとかキャンプへ戻る三人だが、遠くから彼らのキャンプを威嚇する覆面の4人の姿があった。その夜ボスとチャーリーは森で待機する4人の男たちを痛めつけるが、彼らは二人をおびき寄せる罠だった。キャンプ地に戻るとモーズは撃ち殺され、バトンは瀕死の重傷を負っていた。このままにする訳にはいかない。バトンを医者に預け、バクスターとの決着をつけに行く二人。 2004年7月19日(ホクテンザ2) |
『私の頭の中の消しゴム』(2004年・韓国)
監督:イ・ジェハン。
建設会社の社長の娘スジンは、妻ある上司との恋に破れたその日コンビニで1人の青年と出会う。傷心を抱えたまま過ごすスジンはある日父の会社の建築現場であの日の青年チョルスと再会する。やがて恋に落ちる二人。スジンの父の反対はあったものの目出度く結婚することになった二人は、チョルスが建築士の試験にも合格したことで幸せいっぱいの日々を過ごしていた。しかし、幸せな日々は長くは続かなかった。スジンが若年性アルツアハイマーと診断される。 2005年10月24日(千日前国際劇場) |