柔軟性の大切さ
今回は柔軟性の大切さについてお話します。簡単にいうとストレッチによって柔軟性が身につきます。ストレッチをする理由としては,傷害予防・パフォーマンスの向上などがあります。
みなさんが気になるのはやっぱ,パフォーマンスの向上でしょう!強くなりないですからね!まず,ストレッチによって筋緊張を和らげ,筋の柔軟性の向上に伴って関節可動域が広がります。手首が柔らかい選手は台上処理がうまかったり,サーブがうまかったりしますよね。手首が柔らかい=手首の周りの筋肉が柔らかいのです。(一部関節の構造にもよります。)他の関節,筋肉も同じことが言えます。関節,筋肉,身体が柔らかいと技術の幅も広がります。柔軟性が高まることによって,筋の収縮・弛緩(縮む・伸びる)がスムーズに行われれば,より大きな力が発揮できます。たくさん身体を動かすことができ,しかも,スムーズにダイナミックに動かすことができれば,力強いボールが打てるというわけです。(基本的な筋力もお忘れなく!)
しかし,卓球は常に動きながら競技を行います。片方の足しか着いていない瞬間も多々あると思います,動きの中でバランスを保ちながら,なおかつ,柔軟性も発揮しなければなりません。ですから,前回お話したように,動的なストレッチ,ファンクショナルストレッチングが重要になってくるんですよ〜。
小さい頃から身体を酷使してたくさん練習し、オーバーワークになり、関節がゆるくなり、故障につながる場合もあります。その場合はゆるくなった関節を筋肉で補強しないといけません。身体が柔らかければ柔らかいほうが良いというわけではありませんが、せめて故障につながらないための柔軟性、関節可動域は保つべきです。
皆さん、パフォーマンス(卓球に技術)の向上のためにしっかりと柔軟性を身につけていきましょう!!