10月22日  改造2!


先日、持ってる円錐浮子のほぼ全てに環を取り付け、環付きに改造しました。
ところが、0号や、00号といった軽い浮子は、環の重さに負けて、本来の浮力よりも遥かに早く
沈んでいくことが、先日のフィールドテストでわかりました。

うまいこと言って会長に売りつけてやろうかと思いましたが、時々このホームページを自らチェック
している会長、私が浮子の浮力調整に失敗したこと、ちゃんと知ってやがりました。

そこで仕方ないので、浮力調整に失敗した浮子は全て環を一回外し、なんとかならねぇかと
浮子の下の方をドライバーでほじほじやってたら、浮子の下についているセラミックリングが外れました。

「お、これは、セラミックリング分だけ浮子の浮力が軽くなるんじゃね?」と、前に失敗した浮子の
全てのセラミックリングを外し、環も小さいものに交換することにしました。

そしたら予想通り、バッチリ浮力調整に成功!!!
メーカーごとのセラミックリングの重さの違いによって多少の誤差はあると思いますが、私にはその
多少の誤差まではわかりません。浮子を沈める時にはガン玉打って、浮かせる時にはガン玉外す。
そんな感じで十分です。 よっしゃよっしゃ。


で、ついでと言っちゃーなんなんですが、棒浮子の、キザクラチヌにも改良を施しました。
バカでかいキザクラチヌの2号棒浮子の改造です。

前に一度、浮子の下に糸鉛を巻きつけて浮力調整を行いましたが、今回は浮子の中に鉛を仕込み、
トップを、風の影響を受けにくい仕様に変更しました。

そして今回完成したのが、ずばり、下の写真の棒浮子です。
田吾作ブランドの最新作です。

名前は、遠矢 AND GREXの「TAGMA」に対抗した、田吾作 AND KIZAKURAの「TAKMA」でいこうと
思いましたが、個人的には田吾作とキザクラを合体させた「田吾クラ」の方がしっくりくるので、
「田吾クラグレ」でいこうと思います。

浮力は、瞬間接着剤の量を入れすぎて重たくなりすぎてしまった0000号と、予想よりも少し軽くなりすぎて
しまったB号。そして最後に行き着いたのが全層ホルダーをつけて風呂の真水でバッチリシブシブな、
今回の改造で一番良くできた0号の3種類です。

ここに行き着くまでに、4つものキザクラチヌの棒浮子がゴミ箱行きとなりました。
瞬間接着剤の僅かな量で浮力って変わるんです。

「これで良いかなぁ〜?」って仕上げて風呂でテストしても、ストーンって風呂の底に沈むんです。
浮子の浮力って、凄く微妙なんだなと、良い勉強になりました。

しかし、ほんとにこの「田吾クラグレ」の0号は、かなり良い感じだと思います。

25日のサンラインカップではこの浮子を使って、100人の参加者中、本気で95位以内入賞を狙いたいと
思うのですが、予報ではまたも時化気味的な・・・

時化るな〜 時化るな〜


浮子の下についているセラミックリングを外し、
適当に浮力を調整しました。
これらが、その環付き仕様の完成品です。
こちらはその名も「田吾クラグレ」

キザクラさんから、勝手な事をしないでくれと、
クレームが出てもおかしくない絶品であります。
この絶妙な浮力。
全層ホルダーをつけて、真水でこの浮力。
早く海行って使ってみて〜!