心のふるさとを求めて
真宗大谷派(東本願寺)正 覚 寺
都市部では、近所付き合いが無くなってきているといわれて久しくなりますが、新聞でも時々お年寄りの一人暮らしとか、老人世帯の問題が大きく取り扱われるようになりました。
日本が高齢化社会になるということは、特に都市部だけの問題ではありませんが、横浜では今後急速に高齢化が進むと予測されています。
そのような時代に生きる者として、今までと同じように自分の生活だけを考えていればよいというわけにはいかないと思います。
やはり隣近所の人達がいろいろな形で理解・協力していかなければ、私達の街はスラムと化してしまうかもしれません。
昔のお寺には、みんなが集まれる公民館や情報センターとしての役割や、寺子屋といわれるように学校としてや、あるいは病院の役割を持っているところもありました。
現在、お寺がそのような機能をすべて持つわけにはいきませんが、やはり多くの人が気軽に立ち寄れる場所であるべきだと思います。
特にたいした用事がなくとも雑談ができる場所、ちょっと休んでいける場所・・・・そんな人と人とのふれあいの中から、“いっしょに”という気持ちが出てくるような気がします。
浄土真宗のお寺は、昔からそのようなふれあいの場として作られてきています。
決して、儀式執行や修行だけを目的とはしておりません。お葬式や法事でお経を読むことだけが僧侶の仕事ではありません。
儀式そのものより、そこから生まれてくる人間関係のほうが大切なのです。
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真宗大谷派(東本願寺)正 覚 寺
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