高見山 1248m

2005年1月9日(日)〜10日(月)

 高見山登山口=(45)=小峠=(20)=杉谷平野分岐=(40)=高見山山頂=(25)=大峠=(25)=小峠=(35) =高見山登山口 (実働 約3時間10分)

 05年、初登りは霧氷で有名な高見山。民宿の予約も取ったし、1時半にken先輩と待ち合わせて、車を走らせよう・・・
 車で走ること2時間半。目的地の民宿までつきました。まだ時間があるので、登山口のある大峠まで車を走らせることにします。でももう雪が積もっていて、『4WDやし、マッドアンドスノーやから大丈夫』とken先輩はのたまいますが、全然あかんやん(>_<)『ひきかえして!頼むから・・・僕、恐がりやし・・・これは登れんでしょ・・・おねがい・・・ガードレールがないぃ〜!』
 ということで、明日は結局、大峠からは登らず、コースタイム4時間ほどの、杉谷登山口から登ることに決めました。登山口までためしに、いっといて良かった。これが、朝やったら、事故してたかもわからん。
 その日の民宿は、懐かしい豆炭のあんかまで布団の中に入っています。夕食の美味しい鍋をつつきながら、しばし雑談。ビール、日本酒の量が増えたのは言うまでもありません。やっぱり次の日は、二日酔い気味(^^)
 今日は登山口の標高が468メートルやからだいたい高低差は780メートル。楽やって言いやったけど、けっこうあるやん。と思いながら8時に登りはじめました。
  

 私たちらしく、最初から登山口を間違えたりとロスがありましたが、だらだらと45分登り、小峠に到着。雪はまだあまりありませんが、もうすでにマイナス5度。さむいわぁ・・・ペットボトルのお茶が凍り始めてる。  小峠から登りは急登になります。意外ときつい登りでした。杉谷平野分岐を超える頃には、ゆき、ゆき(^^)アイゼンを付け始めているグループもいました。 だんだん雪が積もってきて、こんな道を歩くのが初めての私は、何とも言えない気持ちです。
 『これはもう雪山って言ってもいいよね。なんかうれしい。』一歩足を踏み出すと、ずるずるっと滑ったりしながらの登りになりました。ken先輩は『寒いから、休憩もできん!』と言いますが、私は休みたかった。だってしんどいんやもん。  なんだかんだで、頂上に近くなるとほんと霧氷がきれいです。途中、その霧氷を手にとって食べたりしながら、てくてく歩きます。  ガスってます。一面真っ白。
 風がほほにあたって痛い。こんな景色が見えるなんて思ってなかったなぁ。もうすぐ頂上だ!  頂上には、避難小屋があり、たくさんの人でいっぱい。いつもならお湯を沸かして、ゆっくり休憩するのですが、そんな余裕もありません。すごい寒い。手がかじかんで、バーナーに火をつけるのもおっくうです。前の人がつくっているインスタントラーメンがうらやましい。おにぎりだけでもと思い、取り出したのですが、なんかじゃりじゃりします^^;  『えびのしっぽ』というらしい。
でもこの後、デジカメを氷の上に落とし、液晶が割れた。(修理代1万2千円!これは痛い)
 下山コースは大峠に向かうコースを降りたのですが、つづれ折りの道で、とっても降りやすいいい道でした。今日はあんまり膝も痛くない。快適でした。
 高見山は、うわさ通り、初心者でも雪山気分を味わえるとっても素敵な山でした。新年、初登りはまずは成功と言うところでしょう。
 新年度の目標としては、『毎月、ひとつの山に登りたい。』を目標にがんばりたい。これからのスケジュールを見ると、思ったより時間が自由になってないので、3月、4月をどう休むかやなぁ・・・目標達成にむけて、がんばろう!
(山なんかに目標たてるな!と、ken先輩には叱られそうやけど)(^^;)