乗鞍岳 3026m

2004年8月14日(土)

 それまでの私の趣味の中心は音楽や星見でした。でも04年夏、ひょんな事から乗鞍岳に登ることになりました。乗鞍岳は、バスで標高2700メートルの畳平まで運んでくれ、気軽に標高3026メートルの乗鞍岳に登ることができます。私は私なりにしんどいところもあったのですが、その時思ったのはなんという開放感でしょう。正直、感動しました。(あとから考えると、すごく天気が良かったのが幸運でした。)その感覚が忘れられず、『どこかいきたいなぁ』の毎日が続いております。何より、山登りって、仕事を忘れられますよね(^_^;)

  観光センター〜畳平〜剣ヶ峰(乗鞍岳)〜畳平〜観光センター

 朝、畳平までの往復のバスチケットを購入し、約一時間ほどで畳平に到着です。すでにここは標高2700メートル。吹く風もひんやりしていて、すごく気持ちがいい。まずは売店めぐりをしました。さすが観光客やなぁ。
 売店で携帯酸素を売ってたのにはびっくりしましたが・・・それに本格的に登山靴を履いている人と、ハイヒールの方が混在してるのにもびっくり。私はスニーカーです。
 畳平にはお花畑が広がる遊歩道がありますが、私は富士見岳に登ってから、剣ヶ峰を目指しました。富士見岳までは、今から考えると、立派な道なのですが、私はもうすでに、はぁはぁ言っています。日頃の運動不足がたたりますね。それに、持ってきたお菓子の袋がぱんぱんにふくれあがっているのにもびっくりしました。それにしてもいい天気だ(^^)
 富士見岳に登ったところで、すでにバテはじめた私の息子。この子は父に似て『病は気から』タイプなんです。売店の携帯酸素を見たとたん『ここ、空気が薄い・・・気分悪い・・・』とこんな状態になってしまいました。
 『乗鞍登ったら、夜はレストランで、生ビールとジュースで乾杯や!』と励ます私。急に元気になりました。ほんまに『病は気からや』
お盆だというのに残っている雪渓にびっくり はじめて見る山小屋
こんなところを登っていったよ。私は何回もすべって転んだ。 頂上から見えるすばらしい展望。ヘリコプターが視線の下を飛んでいたのに、驚いた。


 乗鞍岳でなく、白骨温泉、乗鞍高原にも立ち寄りました。私をこんないい気持ちにさせてくれた乗鞍岳に感謝です。これからも、私のてくてく日記を順不同でアップしていきたいと思いますので、皆さんよろしくお願いします。