西穂高岳 独標 2701m

2007年9月22日(土)〜24日(月) 曇天

 前回の常念岳から約1ヶ月ぶりの山。今回はken先輩に加え、新しいメンバー『Cayo姉さん』が参加することになる。Cayo姉さんは、私の仕事の先輩で、過去には、赤岳や富士山、駒ヶ岳などに登っていたそうです。ひょんな事がきっかけで、私たちの山行に参加することになりました。昔は少しきれいだっただろうなぁと思わせるときもある素敵な?お姉様です。今はやりのサポートタイツ、ダブルストックで登場したときは少しびっくりしました。さぁ、人数も多くなったし、楽しく登ろう!でもやっぱりken先輩との山行は天候に恵まれません・・・・     

一日目 新宮から高山市に移動 そして飛騨牛  

 一日目は車で高山まで車で走らなくてはなりません。朝てきとうに出発して、夕方からは『飛騨牛の焼き肉』を食べることを密かな目標にしていたken先輩と私。だって、山以外の目標も作っておかないと、行く前から雨だったり、思いっきりガスってたりしたら登のやめるタイプがそろってるから・・・Cayo姉さんの仕事の段取りの都合で、午後1時過ぎに出発。7時には高山に着きました。さぁ、飛騨牛、生ビール・・・ 
 おいしかったですよ〜 お肉が運ばれてくる前に生ビールを2杯も飲んだ私たち。

二日目 西穂高 独標へ 
昨日はよく飲んだ。2件目に入ったことをken先輩は覚えていないらしい。六時にロビーで待ち合わせをするが、Cayo姉さんが下りてこない。何か今日の登り、嫌な予感がする・・・
車で1時間と数十分走り、新穂高ロープウエイに到着。始発の時間が8時30分という事で、これはもう少し早いとありがたいんだけどなぁ。2階建てのロープウエイで高度を稼ぐ!

 
ロープウエイの駅でカレーライスを食べ、9時に出発。登りではやっぱり私がみんなの足を引っ張る。小屋に到着したのが10時10分。でも『蓼科山』の時に比べると、息はあがってなかった。 ガスっていてあまり展望はよくなかったけど、かすかに見える上高地方面。独標から上高地に下りるコースもあるんですね。 西穂山荘から歩くと、何ヶ所かケルンを積んだ休憩したくなるような場所がある。ガスってなかったら、独標も見えると言うことだが・・・ 今回はだめです。
独標へあと少し。私もなんやかんやと言いながらついていく。前の女性がCayo姉さん。 独標の手前に、ちょっとした岩場があります。私は少し緊張しながらも、なんか『登ってるぅ〜』って感じで楽しかった。 独標到着!小屋を10時25分に出て、休憩しながら12時着です。
 なんか私、すごく太ってる。帽子からはみ出る顔の輪郭がいやなのよ〜
独標からの下りは渋滞。小さな二人の子どもたちがさっきの岩場を下ってる。すごく頑張ってる二人に思わず声をかけた。 独標の上では、人がたくさんいて休む場所もないくらい。ken先輩曰く、『なんにも見えんし、下りよら〜』とのこと。 少しガスが晴れて、登ってきた稜線が見えました。
下りで、あまり膝が痛くなかった私は、ご機嫌です。少し遅れたCayo姉さんを待っていると、えらく時間がかかっている。どうしたのと周りに目をやると、私たちに気づかず下ってるではないか! 
 この人、一日の行程の中で何回かはぐれる人だったのね。そのたびにken先輩とさがすことになる。
 この日はこのまま高山に戻って、居酒屋で乾杯!みんなお酒も控えめ。今度は冬の上高地に行こうと盛り上がる3人。冬の上高地は昨年行くつもりでいけなかったから、今年こそ行ってみたいな。

 

 帰り道、職場が近くなると嫌な気になるというken先輩。日曜日のサザエさんをみてるときの気持ちと同じかな。山はもうすぐ寒くなり、私のレベルでは近寄れなくなります。近くの山でてくてくして、メタボを少しでも治しておこう。冬の上高地目指して!