嶽ノ森山

2012年8月31日(金)(晴れ)

  夏の締めくくりに地元の山『嶽ノ森山』に登ってきました。 

 8月24日から硫黄岳に登ってきた私。今年の7月、8月中ふたつくらい山に登ってみたいと思ってたのですが、8月最終日に地元紀南地方、古座川にある『嶽ノ森山』に登ってきました。

 嶽ノ森山は372mの低山ですが、いろんな地形があり、楽しめる山です。このところ、天候が落ち付かず、いつも夕立が降ってるような毎日だったので雨だけは心配しましたが、幸運にも雨に遭わずいい天気の中で登ることができました。
 372mの低山と書くと、『そんなの山じゃないよ』っていわれそうですが、すごく気温が高くてバテまくりました。
 
山の感相 新宮発(7:36)〜国道42号線〜(8:40)一枚岩(9:00)〜(9:09)登山口〜(9:49)なめとこ岩・大休憩(10:03)〜(10:58)雄山(11:16)〜(11:41)雌山・大休憩(12:17)〜1:20(下山口)〜1:23(一枚岩)
 私の住む新宮市から、国道42号線を走らせること約1時間で一枚岩駐車場に着きました。雑誌では『登山口がわかりにくい』と記載されてることの多い山ですが、しっかり看板も立っており、頂上まで登山道も整備されているので迷うことはないと思います。ナメトコの部分は、前日までの雨などで濡れてさえいなければ、ステップも切ってくれてるので大丈夫だと思いました。私が登ったときは前日までの雨で、ナメトコ状の部分がぬれていて、ステップ以外のところに足を置くと滑りました。
 まぁいちばんつらかったのは『暑さ』 紀南地方の山はやっぱり秋から春までが登山好機だと思います。

今回の山行のまとめ動画です。ご覧ください。


『一枚岩』駐車場に車を停める。一枚岩は『日本のエアーズロック』といわれてるらしいけど、まぁほんものよりは小さい(^^;) でもけっこう迫力ありますよ。古座川がきれいだ。  駐車場からすこし歩き、トンネル手前を右折すれば登山口に到着。車も停めることができます。もうこの時点ですごい暑さ。  小さいですが、登山口を示す看板が立ってます。むかし『山と渓谷』で嶽ノ森山が紹介され、登山口がわかりにくいと書かれてましたが、しっかり看板が立ってますので、大丈夫です。
 やっぱりcayo姉さんは早い。今回は地元の山なので、車での移動時間が短いので、ほんとゆっくり歩きました。至る所で大休憩。  ナメトコ状の地形。こんな地形が出てくるからこの山はおもしろい。低山でも変化のある登山道は楽しいです。  ナメトコ状の地形にはしっかりステップを刻んでくれています。これがありがたいんですね。ステップ以外のところに足を置くと滑りまくりました。
 頂上直下は杉並木。熊野古道をはじめ、紀南地方の山はだいたいこんな感じの登山道が多いのです。  嶽ノ森山『雄山』に到着。顔がひきつってるのは、暑いから。頂上でゆっくりしようと思ったけどなんせ日陰がないので困りました。  雄山から見える『雌山』 あそこのてっぺんを目指していったん鞍部まで降って、登り返します。
 写真ではわかりにくいですが、ここからけっこう急なくだりになります。こんな場所が出てくるのも嶽ノ森山の登山道が飽きないところですね。  雌山からながめる『雄山』私は暑さにすっかりやられてしまい、大休憩です。とにかく暑くて汗だく。帽子のつばから汗が落ちるし、タオルは汗を絞れました。2.5リットルの水を持っていったのですが、このあたりで飲み干しました。  時間があったので下山後、車を走らせ三重県紀和町にある『湯ノ口温泉』にはいりに行きました。秘湯です。気持ちよかったぁ〜(^^)


 暑いのさえのぞけば楽しい山行でした。低山歩きも楽しいものです。低山だからしんどくないかというとそうでもなくて、前回登った『硫黄岳』よりもしんどいくらいでした。ここ2回、登山中の膝痛が出てません。これはうれしいですね。
9月は三連休があるのでどこか山に行こうよと計画しています。三連休をまるまる使ってしまうと次の日からの仕事がしんどいので、1泊2日で行ける山を計画中。『木曽駒ヶ岳』くらいかなぁ〜