大普賢岳(1780m)

2013年7月20日(土)(晴れ)

  若い後輩に囲まれ、若返った『大普賢岳』

 7月に入った頃に、後輩たちに『山に行きませんかぁ』と誘われた。山は大好きなんだけど、いつもは年上の先輩か、単独でしかいったことがない。う〜ん、こんな若い人と山に行って、逆に迷惑をかけてしまうのではないかなぁと思ったのですが、気分転換になるかもしれないと『いきましょうかぁ』ということになった。

 一番若い後輩は私の年齢の半分以下、マラソンなんかもしてるということで、足手まといにならないかだけが心配でした。

(なお、文中の名前は仮称ですので、その点よろしくお願いします。)
 
山の感相 朝から快晴。近くの道の駅で私の車のに乗り換え、車で約2時間半。和佐叉ヒュッテを目指す。さすが自分の娘ほどの人たちですね。完全に山ガール、山ボーイです。とにかく驚いたのが元気なんだなぁ。ほんと元気をもらうっていうのはこういうことなんだなぁ。
楽しい山行になりました。

 ヒュッテから歩くこと少し、最初の窟に到着。先頭を歩く私は少しうんちくを述べてみる。みんな、おじさんのいうことをいやがらず聞いてくれました。やさしいなぁ(^^)  途中でガッツポーズ。なんか元気さが写真からでも伝わるでしょう?笑顔がいいなぁ。おじさんは、なぜだか少し恥ずかしくなりながら歩くのでした。
 しばらく紀伊半島の登山道らしい登山道を歩きます。みんな体力には心配ないみたいだし、先頭を歩く私もお気楽なものです。  大普賢岳の特徴として、ハシゴが多いのです。はじめて山に登るというマッチャンでしたが、すごくバランスのいい歩き方で、私は感心しました。
 おじさん、ここでも長いハシゴの登り方を説明しています。『三点確保が大事なんだよ〜』なんてここでも、ほんとはてれてる私  気持ちのいい道です。日程的に暑さを心配しましたが、風が涼しい。はじめて登る山登り、山の魅力をちょっとでも知ってほしいなぁと思いながら私は登りました。
『石の鼻』でしばし休憩。ここはとっても景色がよくて、紅葉の時など、絶好のビューポイントなんです。 初めてなのにすごく安定した歩き方を見せてくれたマッチャン。景色を見てなにを思っているのかな?
笑顔がトレードマークのノンちゃん。登山中ずっと笑顔でした。なかなか決まってるよね、山ガール姿が。 4人の中でいちばん最年少のタニヤン。4人の中でいちばん元気だったんじゃなかったのかな。だって、登山中ずっと歌っていたものね。
やはりどこかくたびれてる私。そりゃちがうわさ。20歳以上年上なんだからね。もうくたびれてるよ。 青い空。白い雲。涼しいそよ風。私はそんな風景にあいに山に登るのです。みんなはなにを感じてくれただろう・・・
 頂上までにいったん鞍部に下り、その鞍部で一休み。ここからの登りをトライしたら頂上だから頑張って、ノンちゃん。 頂上につきました!
スマホで自分撮り。みんなの笑顔がうれしいね。 最後はおまけの写真。下りのハシゴをこわごわ下りるノンチャン。これの姿が私の気持ちをなごませてくれました(^^)


 正直、こんな楽しい山行ができると思っていなかったわたしはとってもいい気持ち。このあと、地元に帰り、夜、打ち上げをしたのですが、とっても楽しくお酒を飲むことができました。こんなに楽しくお酒を飲んだのは、何年ぶりだろう。

写真だけを見ると若さばかりが目立ちますが、仕事ではとてもまじめで、私なんかをもう追い越してますし、仕事に対しての考え方もしっかりしているこの三人。
 趣味も仕事も、今の情熱を忘れずにいってほしいと願う私。人生長いからね。マイペースを忘れずにね。

 今回の山行で、どんなことを感じてくれただろうか。機会があればまた登ろうね。

 みんなGOOD JOB !