立山(雄山(3003m)大汝山(3015m)


2010年8月6日(金)〜8月8日(日)
 

 今年の夏は久しぶりにどこか山にでも出かけようということになった。どこがいいかいろんな候補地を探してみましたが、『散歩程度がいい』というリクエストにお答えして、室堂から立山(雄山、大汝山)を登って室堂に泊まるコースに決定。
 初日は三重県の太平洋を眺めながら高速道路を乗り継いで、富山まで車を走らせること8時間強。その日のうちに日本海を眺めることができました。

 たくさんの登山客でにぎわう立山駅
 室堂へは、立山駅からケーブルカー、バスを乗り継いで約1時間。GWは2時間半もの待ち時間になると聞いていたのでまず立山駅に下見をしておきました。
 ちょっと注意しなければいけないのは、前日に切符は買えないということ。切符売り場は朝の5時過ぎから開いていて、ケーブルカーの始発は6時。私たちは5時過ぎに切符を買いましたが、ケーブルカーの始発には乗れず、6時20分発のケーブルカーに乗ることになりました。

    室堂は涼しい!

 これから登る一之腰・雄山を眺める
 7時20分頃に室堂に着き、ホテルで作ってもらったサンドイッチをほおばりさっそく登り始めました。吹く風が涼しい。室堂は標高は2450mもあるので涼しいのも当たり前ですね。この日も下界はうだるような暑さだったはずですが室堂の気温は約15度。吹く風が気持ちよかったぁ〜
 室堂周辺はまだ雪渓が残っていて、歩き始めて何回か雪渓を横切りました。

雪渓に子どもたちが歓声を上げてました

一之越ではもうすでにたくさんの人が休憩していた
一之越まではよく整備された道で、普通に歩いて一之越乗越まで約1時間ほどで到着します。私たちは休憩をはさみながらゆっくり歩きました。私自身久しぶりの山行なので体が重い。昨年末から始めたダイエットの成果もあまり感じませんでした。
 一之越乗越はすでにたくさんの人で、学校登山のグループもたくさんいて頂上への登山道は大渋滞。一歩進んでは休むって感じでした。頂上へはコースタイムの倍ほど時間がかかったんじゃないかな(^^)

 一之越〜頂上まではすごい人で渋滞

 頂上が見えてきました。
 この日は早く登り始めたので、登る方向への渋滞だけだったけど、案の定、下りは登り、下りの渋滞になっていてよけいに時間がかかってしまった。
 頭の中では12時過ぎには室堂に戻ってこれるかなと思っていたので、お弁当もなく、行動食も持たなかった私は途中でおなかがすいてこまってしまった。どんな山でも食べ物は必要だなぁ・・・

 頂上は学校登山のグループで賑わう
 
頂上に行くには500円必要
 頂上に着きゆっくり休憩と思いましたが、ほんとにたくさんの人がいて座るスペースがない。頂上入り口をくぐって頂上に行こうとしたら、拝観料500円が必要とのこと。これにはちょっとびっくり。頂上のスペースが狭いもんだから、係りの人のマイクの声に促されて頂上へ。神主さんがいるのに私はまたまたびっくりしてしまいました。
 みんな座って安全登山祈願!

頂上ではゆっくりできませんでした
 雄山頂上で御祓いのあと、御神酒をいただき、ここまでじゃちょっと物足りないねということで大汝山に向かいました。地図を見るとコースタイムが往復で40分です。私の前を歩いていた山ガールの身の軽さに感心しながら歩いた私でした。
 最近、山に登る方のファッションもかっこよくなりましたね。サポートタイツ、半パン、スカート、きれいな色合いのシャツ。かっこいいですね〜

 頂上で御神酒(^^) びっくりした

大汝山の頂上は少しガスってました
大汝山はちょっとガスってて、遠望もきかなかったので早々に戻りました。この頃から上り下りの渋滞で、なかなか進めずお腹のすいた私は閉口してしまいました。
 室堂に着いたのは午後2時過ぎ。時間かかったなぁ〜。お昼ご飯を食べるつもりだった室堂ターミナルのレストランが休憩時間にはいってしまっていたのは大きな誤算だった。喫茶店でカレーを食べ、今日の泊まりのロッジ立山連峰を目指す。室堂から地獄谷を経て約50分ほどの行程だ。地獄谷への下りの階段は結構きつかった。

地獄谷への階段の下りは結構きつい!

山はやっぱりこれでしょ!(^^)!
 ロッジ立山連峰はお風呂があって、汗を流せるのでとっても快適でした。八ヶ岳方面の山小屋もお風呂があるところが多くて快適ですね。お風呂のあと、今日歩いた行程を振り返りながら、生ビールをいただきました。至福の時ですね。でも立山往復でこんなに疲れていたら、あこがれの剣岳は、いつになったら登れることかなぁと少し反省・・・
今日歩いた行程を振り返ってみました。