高見山 (1248b)

2008年2月9日(土) 雪 〜 2月10日(日)曇り

 08年度初めてken先輩、Cayo姉さんと出かけました。
やっぱり一泊二日です。しょっぱなからCayo姉さんが『出るのが遅くなった』と電話がかかってくるし、この日はなぜか全国的に大雪になって、高速道路も走れなくなるし、渋滞に巻き込まれるしと出がけから不安がつのります。『高見山』は以前にも登ったことがあるので、大丈夫かなぁと思っていたのですが、大丈夫じゃありませんでした。

 予定では大峠まで車で行き、大峠→小峠→高見山→大峠 というルートで登ってこようと思ってました。高見山登山口から登ると、2時間弱往復でかかりますので、その分ゆっくり登ろうというわけです。

しかし、やっぱりハプニング!大峠から小峠まで目指すつもりが、ぜんぜん正反対の林道を歩いて2時間のロス・・・なんてきずかんのよ〜1時間近く歩いてから、なんかおかしいと『保険』のためにもっているGPSをみた私。あぁ・・・小峠と反対の方向に延々と歩いてる・・・私ももっと早くみたらよかった。この足慣らしは厳しかったです。

 さて、次はまじめな高見山情報。これくらい雪が積もると大峠までの林道は、4WD+スタッドレスじゃないときついかな・・・途中で動かなくなった車もあって、少し気をつけなければ行けません。

 そして、この日はほんとにたくさんの登山者がいて、登山道が渋滞するほどでした・・・ 私は相変わらず遅れてしまい、また迷惑をかけることになりました。息が切れるのではありません。足があがらないのです。 

 この日も曇り。いつものことだからもう気にしないようにしよう。この林道を少し歩けば小峠のはずだった。4本爪のアイゼンをつけて歩き始める私。  途中、日も差し始め、少し期待が出てきた。このころはまだぜんぜん違う方向に向かって歩いてるなんて気づいていない三人。すぐに小峠に着くさなんて気楽な私。  そして間違いに気づいてしばし休憩。ひとりで着ていたら、絶対引き返して車で家を目指してるとぶつぶつ言う私。おまけに引き返しは登り道。いい加減うんざり。
 やっとの思いで大峠に着き早速登り始めました。滑りまくり・・・わたしは思いっきり前に向かって転んでしまいました。歩き始めて数分。どんどん後ろの人に道を譲るいつもの私になりました。  登山者が多いからトレースがしっかり着いて良いけれど、結構つもってるなぁ・・・前回来たときもよくつもっていたけど。前回に比べたら寒さはあまり感じません。  私の前をどんどん歩いていくみなさん。このころはken先輩、Cayo姉さんとも離れてしまった。トランシーバー気にしといてね。ken先輩!
 写真ではわかりにくいですが、少し空が開け、ここからは頂上まであともう少し。ken先輩に連絡を入れる。頂上で待ってくれているとのこと。  頂上は人でいっぱい。私を待って寒い中我慢してくれていた二人。あまりそのことを口にも出さず、優しい人たちです。  下山中、展望台で休憩。すごく小さな子供さんを連れてきている家族に会いました。お父さん、お母さんすごいね。子どもたちも元気いっぱい。バテながらも笑ってみせる私。負けず嫌いなんです。

 青い空をバックに写真を撮ったことのない雪山。あと少しで大峠です。
                       

  

『独りだったらまよわんのやけど・・・』というken先輩。う〜ん、私もなんのためらいもなく正反対の道を歩き始めてしまった。
ほんと危なげだなぁ・・・

 このごろ、山にいくたびに肥満を感じてショックを受ける。みんなに迷惑かけたくないよ〜

 みんなで池に帰ったあと、『三月はどこ行く?』とCayo姉さんからメールが入る。まぁ、優しい人たち。私も連れていってくれるのね(T_T)
 
この二人のおじさん、おばさんに尽くしていこうとかたく心に誓う私でした。