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超電子バイオマン(PART2)

最近パソコンの動画で、バイオマンを何話か見れるサイトを見つけました。バイオマンは子供の頃よく見ていた戦隊シリーズの1つなので、ついつい

懐かしくて見てしまいました。オープニングの曲も、やはりいいですね。毎日聴いていても飽きません。そこでこのPART2では、その動画を見て感じ

たことや、それ以外でも改めて感じたことがありますので、紹介していきたいと思います。

 

バイオロボ(登場編)

さっそく第1話を見ての感想です。何と言っても、バイオロボに驚きでした。地球でバイオ粒子を受け継ぐ者5人(それが後にバイオマンとなる)を探

しにくるわけですが、5人を見つけた時のバイオロボにちょっと恐ろしさを感じました。というのは、いきなり彼らの前に現われて、あの巨大な手で捕

まえていました。それも5人いっぺんにではなく、1人ずつだったので、これはさすがに孤独感と恐怖感が頭をよぎるだろうなと思いながら見ておりま

した。いやいや、誰だって巨大ロボが現われて自分を捕らえようとしたら、平静ではいられないでしょう。さて、もう1つ驚いたのは、いきなり合体ロボ

として現われたということです。普通戦隊シリーズというのは、まずロボになる前の何台かの戦闘機があって、それから実は合体システムがあるん

だというパターンになるんですが、バイオマンでは逆でした。やはりバイオロボというのは他の作品の合体ロボとは違い、それ自身が生命を持って

いますので、あまり合体ロボというイメージが強くありません。やられそうで本当に危ない時は、乗っていたバイオマンを降ろしてあげたこともありま

した。ロボットですが、バイオマンと同じく正義の心を持った立派な戦士でした。

バイオロボ(必殺技編)

そのバイオロボですが、他にも戦隊シリーズにない特徴を持っております。それは、剣でとどめを刺すときの必殺技が多数あったことです。私の記

憶では、デンジマンから少なくともファイブマンあたりまでは、巨大ロボの必殺技は1つ、多くても3つ程度でした。しかし、このバイオマンでは10個く

らいあったんじゃないでしょうか・・・。名前も「〜剣」ではなく、スーパーメーザー。そこからして、もう違うなという感じです。ただ後半になると、最大の

必殺技「スーパーメーザーバイオ粒子切り」が定着してしまい、多彩な技が見れなくなったのが、少し残念でした。この「バイオ粒子切り」をする時、リ

ーダーのレッドワンは「スーパーメーザー」という言葉を3回口に出します。まず剣を出すときの「スーパーメーザー」。続いて「スーパーメーザーエネ

ーチャージ」。そして、実際に切る時に「スーパーメーザーバイオ粒子切り」。1回だけで充分な気もしますが・・・あまり言わないでおいてあげましょ

う。

2人のイエロー

第10話で初代イエローが亡くなってしまいます・・・。実はこのイエローの死には、バイオマンの天敵でもある反バイオ粒子というものが大きく関わっ

ていました。その反バイオ粒子がこの第10話で出てくるわけですが、イエローが他の4人への犠牲を防ぐために、自らの体を盾にして浴び続けま

す。そしてついに命までも・・・。最後は変身したままの姿で棺桶に入っているのが印象的でした。しかし、イエローはこれで反バイオ粒子の存在を絶

ったつもりでいましたが、実はそうではありませんでした。強力な反バイオ粒子を発射できる銃を持ったシルバが現われたり、最終話では、それより

ももっと強力な反バイオ粒子を備えたキングメガスも出てきました。こうしてみると、イエローの死がちょっと報われない気もします。そして、次の第1

1話では、さっそく2代目のイエローが登場します。彼女の武器は、何と言っても弓矢を得意としたバイオアロー。このバイオアローは、敵を相当に苦

め、仲間に大いに貢献をしていました。私はどちらかと言うと、初代よりも2代目イエローのほうがよく頭に焼きついています。まあ、第11話という

早い交代であれば、それも無理はありません。

サイゴーン

サイゴーンというのは、敵のジューノイド5獣士の1人です。5獣士と呼ばれるくらいなので、他にあと4人いるわけですが、私はこのサイゴーンが一

番印象に残っております。やはりあの、3つの顔・・・特に不動明王のような奇怪な顔立ちが忘れられません。これ、キン肉マンで言うところの絶対に

アシュラマンだろという感じなんですが・・・。人によっては下手をすればトラウマになるかもしれない顔をしております。ただ、それほど強くはありませ

ん。声も特別迫力があるわけではないですし、私はバイオマンのカラオケバージョンを東映チャンネルで見たことがあるんですが、その歌の最後の

ほうで、バイオマンの攻撃を受けてダメージを負ったサイゴーンが、「シェーー!」のポーズをしていました。そういった結構面白い面も見せてくれて

います。そのサイゴーンですが、後に強化改造をしてパワーアップしました。パワーアップはしましたが、不気味さはやはり以前のほうが増していま

した。まあ何だかんだ言っても、5獣士の中で最後までいたのは、このサイゴーンでした。ということは、少なくとも5人の中では一番実力があったの

かもしれません。

銀色

これは敵である新帝国ギアのほうに言えることなんですが、銀色の戦士といった感じが非常に強いです。ちょっと順番に振り返ってみましょう。

 ・まず、ボスであるドクターマン。顔の部分が銀のメークになっております。

 ・続いてビッグスリーの3人。モンスターはもう完全に銀色。メイスンとファラも半分くらいですか、銀色になっています。

 ・それからジューノイド5獣士。サイゴーンとジュウオウは、モンスターと同じく全くの銀色。ただ、メッツラーは例外のようです。彼は赤と黒が大きく

  目立っています。あとの2人は、あまり見たことがないのでちょっとよく分かりません。

 ・下っ端のメカクローン。銀の面で素顔を隠していて、その素顔もまた銀色です。

 ・そして第三勢力のシルバ。こちらはなんと、全身銀色です。

こうしてみると、もうほとんどが銀色と言っていいでしょう。やはり、新帝国ギア=メカ人間、メカだから銀色、ということなのでしょうか・・・。反対に超

獣戦隊ライブマンの武装頭脳軍ボルトを見てみると、ケンプ=青、マゼンダ=赤、アシュラ=だいだい色、といった具合にカラフルに分かれていま

す。バイオマン、ライブマン以外の悪役のほうもさらに調べてみると、もっと面白い点に気づくかもしれません。

 

以上、バイオマン(PART2)のお話でした。久々に、特撮もののページを丸々1つ作り上げました。やはりしばらく時が経てば、結構色んなことに気

づくもんだなと、改めて思いました。では、またいつかお会いしましょう。


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