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大戦隊ゴーグルファイブ(PART2)

ゴーグルファイブのPART2のページを作成しました。PART1はそういえば何年前にアップしたのか・・・。とにかくメチャクチャ久しぶりです。さてこ

のPART2ですが、恐るべき強敵、デスマルク大元帥が登場した第15話を振り返ってみる事にしたいと思います。

 

早い登場

強敵が途中から現れるというのは戦隊シリーズではよくある事ですが、だいたいそれは終盤、早くても後半になってからが主で、第15話という早い

段階で登場するのは実に珍しいです。そしてその強敵というのは、第3勢力である事が多いのですが、このデスマルク大元帥は完全にデスダーク。

しかも、総統タブーに誰よりも忠誠を誓う男でした。

色々と凄い

そのデスマルク大元帥ですが、色々と凄いです。まず2000年の眠りから目覚めたという事ですが、その間ただ眠っていただけでなく、総統タブー

から睡眠教育を受けていました。睡眠教育なんてなかなか出来そうもない事を2000年もやっていたというのが凄いです。そして、やる事もえげつな

いです。何と復活して早々、人間たちの命のエキスを抜いてそれを自分のものにしようと企みます。それをイガアナ博士とザゾリア博士に命じます

が2人は失敗し、最終的には1滴もエキスを手に入れることは出来ませんでした(出来てたら困ります)。しかし、エキスを注入しなくても当然普通に

強いです。突然天候を狂わせて大爆発を起こしたり、その空に自分の顔を幻影で映し出したりと・・・。こんな事はデスギラーもマズルカも絶対に出

来ないでしょう。ホントに強敵が復活しました。

2人の博士死す

今話があったように、人間のエキスを奪い取る役目をイガアナ博士とザゾリア博士にやらせたデスマルク大元帥ですが、2人はそれに失敗しまし

た。いや、初めは子供1人のエキスだけで充分だろうと思っていて、そのエキスを持ち帰ることは成功したんですが、デスマルク大元帥は全く満足せ

ず、大人の人間のエキスをことごとく奪うように、もう一度2人にやらせました。今までのこの2人の功績の悪さからしたら、そんな事はとても無理。

現に2人も愚痴をこぼしていました。最後にはデスマルク自らの手でアッという間に消され、処刑された2人。その後に言った「役に立たない奴は常

にこうなる。」というデスマルクが何とも印象的。次回あたりデスギラーやマズルカも消滅させられてしまうんじゃないかという程の勢いでした。

レッド対デスギラー

イガアナ博士とザゾリア博士も、1つだけ貢献していた事がありました。実は奪い取ったという子供1人のエキスというのが、ゴーグルファイブの仲間

コンボイの達也のものでした。それを利用しようと総統タブーに提案したマズルカ。そしてそれは、達也のエキス争奪をかけたゴーグルレッド対デス

ギラーの決闘へと進展していきました。戦隊シリーズのレッド対敵幹部の一騎打ちは、よくあるパターン。このゴーグルファイブでも実現されました。

この時のデスギラーの正々堂々ぶりが意外というか、やけに勇ましく見えましたが、結局は一騎打ちなんてものはそうそう決着がつくまでいくもので

はなく、途中でハチモズーが邪魔したり、レッド以外の他の4人が加勢に入ったりしていました。

メガトンボールだけが・・・

そしてやはり、ゴーグルファイブ5人対ハチモズー&マダラマンの対決となりました。この対決を見て・・・いや、それ以外の戦いでもそうなんですが、

イエローだけはオパールのパワーを、つまりメガトンボールを使いすぎのように思えます。それもモズー相手ではなく、マダラマンたちに使っています

から・・・。それに比べてレッドはルビームチをいい場面で、ピンクがハチモズーにやられそうになる場面で使ってきました。しかも今回は、それまで

に2回レッドロープが出てきていたので余計カッコ良く見えました。5人の合体技のイナズマロープ、とどめはビクトリーフラッシュでハチモズーを撃

破。リフレッシュパワーで巨大化したハチコングにも、多少苦戦はしましたが勝つことが出来ました。このリフレッシュパワーも、これまではイガアナ

博士やザゾリア博士が担っていましたが、これからはデスギラーやデスマルク大元帥が行うことになりました。

ほんの挨拶代わり

戦いが終わり、達也の命のエキスは無事取り戻せたものの、デスマルク大元帥の復活はゴーグルファイブにとって脅威なものとなりました。当のデ

スマルク本人も、今日の事はほんの挨拶代わりだと言っていました。いやいや、今日だけでもうどれだけ凄まじいものを見せてくれたか・・・。じゃあ

次回以降はどうなってしまうのかというほど恐ろしさの残る第15回の最後ではありましたが、ゴーグルファイブの面々は次なる戦いに向けてみんな

いい顔していましたので、心配はないなといった感じでもありました。

   

以上、第15話のポイントとなる部分を順番通りに書いてみました。こうして後から振り返ってみても、やはりデスマルク大元帥の復活、そしてその存

在感が凄まじかったなと思います。でもそれだけではなく、レギュラーであった2人の博士の死、そしていつもと違ったデスギラー将軍など、見どころ

満載であったと言えた回でもありました。


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