百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊
この百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊は、以前ほんの少しだけ見ていて、また見る機会があれば、今度は一通り見てみようと思っていまし
た。こないだCS放送でやっていましたので、録画して見てみました。ということで、本当ならもう少し色々と感じてから完成させるべきだったかもしれ
ないので、ちょっとおぼつかない仕上がりになってるかと思いますが、どうぞご覧下さい。
☆特撮ものクイズその5
この番組で登場した変装が得意のビッグワン。実際に変装したのは次のどれでしょう?
@警官 Aお坊さん B医者 C看護婦
正解はこちらです。
分かりやすい展開
どちらかと言えば、メインはガオレンジャーよりもスーパー戦隊という感じです。レッド以外のガオレンジャー4人が敵の罠にはまり、戦う気力を失っ
ていまいます。そんな時、歴代の先輩戦士たちが現われ、彼らを叱咤激励し立ち直らせ、最後はやはり敵を倒します。ということで、見てて分かりや
すい展開だし、私のようにガオレンジャーのことをほとんど知らない人でも、見てて楽しんでいただけるんじゃないかと思います。特にこの頃の戦隊
ものになると、色んな武器やメカが登場して複雑なんですが、そんな複雑さを見事にカバーした90分(実際は90分もないけど)と言えるでしょう。
先輩戦士たち
その先輩戦士ですが、5人登場しました。ビッグワン、レッドファルコン、メガピンク、ギンガブルー、ゴーイエローの5人でした。皆さん相変わらずで
した。いつも余裕でちょっとキザなビッグワン、仲間思いで捨て身で戦うことを忘れていないレッドファルコン、巨漢だが穏やかなギンガブルー、ゴー
ゴーファイブのモットーである気合いを忘れていないゴーイエロー。変わっていたのはメガピンクくらいでしょうか・・・。すっかり大人の女性になってい
ました。見た目の変わり具合でいえば、ギンガブルーとゴーイエローはまだ年月も経っていないためか、まだまだ若いなという感じでしたが、ビッグ
ワンとレッドファルコンはさすがにちょっと太ってしまったか、でもいくつになってもカッコいいです。その先輩戦士たちに、ガオレンジャーが出会いま
す。ガオイエローはレッドファルコン、ガオブルーはゴーイエロー、ガオブラックはギンガブルー、ガオホワイトはメガピンク・・・と、色が全部合ってな
いところが逆に面白いです。何はともあれ、ガオレンジャーはこの出会いにより、立ち直ることが出来ました。
アカデミア島の4つの墓
レッドファルコンがかつての友の墓参りをするシーンがあるということで、私は特に注目してみました。すると、ライブマン時代には卓二と麻理の2つ
の墓しかなかったのが、もう2つ増えているではありませんか! それは、敵方だったケンプとマゼンダの墓でした。やはり敵対していたとはいえ、2
人も昔は科学アカデミアの仲間でした。命の尊さをよく知っているライブマンが、彼らの墓も作ってあげたのでしょう。そしてこの4つの墓には、彼ら
がこの世にいた期間を西暦で書かれていたのですが、これも正しく記されていました。卓二と麻理は1967−1986、ケンプとマゼンダは1967−1
989。4人とも同期なので全員1967年生まれ。ライブマン結成が1988年で卓二と麻理が亡くなったのが2年前だから1986年。ケンプとマゼンダ
は年を明けてからの死亡なので1989年。細かい設定も充分行き届いています。
24人の赤い戦士
これはすごいものがありました。ゴレンジャーからタイムレンジャーまでの24人のレッド戦士が出てくるという豪華版。ちょうどいいことに、今回レッド
ファルコンがいましたので、先導となって彼らを紹介してくれました。24人全員が順番に決めポーズを披露。さすがにレッドファルコン以外は当時の
VTRも重ねてのポーズとなりましたが・・・。やはりレッド戦士というのは男の憧れ。これを見せられてはガオレンジャーも黙っているわけにはいきま
せん。もう一度やる気を取り戻し、今度こそ本当に敵を倒しました。
スーパー戦隊魂
スーパー戦隊魂なんて言葉は、通常回では決して出ないでしょう。まさにスペシャルならではのこと。歴代のスーパー戦隊が地球を守るためにがん
ばってきた、その魂を受け継ぐ者としてガオレンジャーにもしっかり闘ってほしい。この番組で一番伝えたかったのが、このことでしょう。
以上、百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊のことを書いてみました。この特撮もののページでは、初の特番を書いてみました。もしこれ以外
に、特番をまた見る機会があったら書いてみようと思います。