高速戦隊ターボレンジャー
ライブマンの次作となるシリーズ第13弾の作品ですが、これが地上波放送されていたのは、私が中学3年の時でした。さすがに受験の年だったの
で、ポツポツとしか見ていません。特に後半のほうは、もうテレビすらあまり見てないくらい勉強していた(つもり)ので、あまり詳しくは書けないかなと
思っていました。ところが現在、東映チャンネルで放送されていることを知り、それを見ていますので、何とか書けるんじゃないかなと思ったわけであ
ります。というわけで、ちょっとおぼつかない内容になるかもしれませんが、どうぞご覧下さい。
☆特撮ものクイズその3
ターボレンジャー5人の担任である山口先生(女の先生)が初恋した相手は、次のメンバーの中の誰でしょう?
@レッド Aブラック Bブルー Cイエロー Dピンク
正解はこちらです。
意表を突かれた初回
ターボレンジャーは、実は第1話からストーリーが始まったわけではありませんでした。実際にスタートしたのは第2話からで、第1話は過去10作品
のヒーローが全員出るという超豪華版の特別編でした。これには、さすがに意表を突かれました。過去10作品のヒーロー+ターボレンジャー5人と
いう総勢53人の戦士が登場しました。(バトルフィーバーJからライブマンまで。サンバルカンは3人なので、こういう計算になります。) そして放送
時間のわずか30分で、今までの10回の戦いぶりをVTRで一挙に振り返るという、まさに高速放送でした。最後には、サブタイトルにもある通り、
これから頼むぞ!という感じで締めくくりました。この時出てきたターボレンジャーの敵の暴魔百族は、幹部であるレーダ、ジンバ、ズルテンの3名。
悪役とはいえ、53人もの相手と向かい合わなければならない彼らは、何だか見ててちょっと可哀想な感じでした・・・。
5人は高校生
戦う5人は普段は普通の高校生。同じ学校の先生や生徒達には、ターボレンジャーであることは秘密であるという設定です。一番気になったのは、
メンバー全員の身長です。女戦士であるピンクターボは置いとくとして、それ以外の男4人を見てみても、175センチを超えている人はいないんじゃ
ないかと思います。これは割と低めのほうですね。やはり高校生、これからが成長期ということでしょうか・・・。あるいは、学校内のシーンも多く、他の
生徒達とも違和感なくさせるために、わざとこういう人選にしたのかもしれません。一方、逆に高身長だったのが、特捜戦隊デカレンジャー。名前の
通り、男3人全員がとにかくデカいです。無理だとは思いますが、この8人を並ばせてみると、明らかに差があることが分かるでしょう。
主力幹部が早々と倒される
全51話あるわけですが、第28話でジンバ、第29話でジャーミン、第30話でレーダと、中盤で連続して悪役幹部陣がやられてしまいます。普通幹部
というのは、終盤あたりまでしぶとく生き残るもの。早々とやられるとしてもせいぜい1人くらいで、また復活したりするものです。それが、3話連続で
いっぺんにやられてしまう・・・見ている人もきっと意外に思ったことでしょう。特にレーダなんかは、雰囲気からして、最後まで生き残りそうな感じでし
たし、大ボスのラゴーンを裏切って自分が頂点に立つ展開を期待していましたが、残念ながらそうはいきませんでした。逆に主導権を握ったのが、
ヤミマル、キリカという途中から登場した流れ暴魔。もし彼らが現われなかったら、幹部はズルテン1人になっていたわけだし、早々とターボレン
ジャーに倒されていたかもしれません。しかし、そうはさせず番組を上手く成り立たせていた。番組側もちゃんと考えてくれていました。
壮絶!レッド対ラゴーン
悪役のボスであるラゴーンは一度やられますが、のちにネオラゴーンとしてパワーアップし、復活します。このレッド対ラゴーンというのは、ネオラゴー
ンになる前のラゴーンとの勝負。暴魔百族のっとりを企てるヤミマルとキリカが、まずはレッドを暴魔城に連れていき、ラゴーンと会わせます。そし
て、怪しげな赤い糸で2人を閉じ込めて戦わせました。この糸は、どちらかが死ななければ決して破れないという不思議な糸でした。なので、当然2
人は必死に戦うというわけです。実は、レッドだけが敵の本部に行くというパターンは、ライブマンでもありました。しかし、決定的に違うことが1つだ
けあります。それは、ライブマンのほうのレッドファルコンは、12個目である最後の千点頭脳を渡すことを阻止するために自らヅノーベースに乗り込
みましたが、ターボレンジャーのほうのレッドターボは、今言ったように、ヤミマルに無理矢理連れていかれてしまいました・・・。この差はちょっと情け
ない気もしますが、それでも連れられた後のラゴーンとの戦いは凄かったです。何度も攻撃を受け死にそうになりますが、最後には決定的ダメージ
を与えて勝ちました。まあ、ネオラゴーンになる前のラゴーンとは言え、さすがはターボレンジャーのリーダー。見事な勝利だったと言えましょう。
早く最終回まで見たい
冒頭でも言いましたが、私はターボレンジャーは後半のほうはあまり知りません。ですが、今CS放送で復活して放送されている。毎週2話ずつやっ
ていますが、出来れば一挙放送でやってほしいくらいです。どんなクライマックスを迎えるのか、今からウズウズするくらい楽しみです。
ラゴーンの逆襲
はい。これはもう、第46話のサブタイトルをそのまま使わせてもらいました。やはり復活を成し遂げたラゴーン改めネオラゴーン。まず第一の作戦と
して、ターボレンジャーと、暴魔百族を乗っ取った流れ暴魔とを戦わせます。次第に体力を失っていく両者。ついに限界にまで達してしまいました。
ターボレンジャーは変身できなくなってしまい、流れ暴魔のヤミマルとキリカも人間体に戻ってしまいました。そして、再び暴魔城のボスとなるネオラ
ゴーン。しかし、確かにパワーはアップしていますが、見た目は以前の方が強く見えるのは気のせいでしょうか・・・? 以前は腕も何本も持っていま
したが、復活後は何だかスマートな感じで、やはり以前のほうが奇怪で強そうだなというイメージがあります。とにかく、作戦を成功させ不気味に笑う
ネオラゴーン。しかし、やられた両者も負けてはいません。ターボレンジャーは必死になってまた変身できる状態に戻り、ヤミマル達もまた、何とかパ
ワーを取り戻すことができました。この時のヤミマル達は本当にすごかったです。大雨の中、雷に打たれながら、自分たちの限界に耐えることによっ
て、復活しましたから・・・。普通の人間なら、雷直撃なんて絶対に死んでいるでしょう。いずれにしてもこれで、ターボレンジャー、ネオラゴーン、流れ
暴魔の激しい三つ巴の戦いとなってきました。
流れ暴魔危うし・・・
さっきは三つ巴になったと言いましたが、幾分は流れ暴魔が不利な展開に・・・。やはり一度暴魔城を征した彼らにとっては、ネオラゴーンの復活は
相当な脅威だったのでしょう。さらに、流れ暴魔の秘密を知って動揺するキリカ。段々戦いたくなくなってきました。これまではヤミマルとの連携プレイ
が光っていた言っても過言ではない2人。しかし一方が動揺してしまえば、一気にそれが崩れてしまいます。ついには戦うことをやめてしまったキリ
カ。反対に意地でも野心を捨てようとしないヤミマル。いや、ヤミマルはついに自らの命を捨て去る戦法に・・・。最終血戦の舞台は暴魔城へと移り、
いよいよクライマックスが目の前にやってきました。
以上、今回はターボレンジャーのお話でした。ダイナマンの話をなかなか出せないと言っていますが・・・いや、これだけしつこく言ってますので、逆に
本気でやってみようかという気にもなってきました。まあ何でもそうですが、モチベーションの上がってる時にやるのがいいかもしれませんね・・・。