◎俳句
正黄「俳句の宿題、明日までだったよな。お前、できた?」
金森「もちろんだよ。」
正黄「俺の聞いてみてくれる?」
金森「いいよ。」
正黄「枯葉散り 肌に身に染む 雪景色」
金森「へー、季節感あふれるいい俳句じゃねーか。でも、俺だって負けてねーぞ。
テレビもろくに見ないで、ずっと考えてたんだからな。」
正黄「ホントか? 聞かせてくれよ。」
金森「カフェオレは 得意なんです ブレンディ」
正黄「絶対テレビ見てるだろ!」
◎手品
金森「ここに、52枚のトランプがあります。」
正黄「はい。」
金森「この中から、40枚だけ引いて下さい。」
正黄「40枚!? 普通1枚でしょ! 40枚も引くんですか!?」
金森「そうです。」
正黄「・・・は、はい、引きましたけど・・・??」
金森「では、そのカードを覚えて下さい。」
正黄「無理だよ!!」
◎プロポーズ
正黄「俺さ、実は結婚する時のプロポーズ、もう決めてあるんだ。」
金森「何て言うの?」
正黄「一緒に僕の車に乗って下さい!」
金森「何だよそれ、思いっきりダセェよ。まるで昭和初期だな。
正黄「そんなことないよ、俺は格好いいと思ってるよ。じゃあ、そういうお前はどんなプロポーズすんだよ?」
金森「一緒に僕の大八車に乗って下さい!」
正黄「昭和よりも遥かに前だろ!!」
◎さしすせそ
金森「お前、料理の『さしすせそ』って知っているか?」
正黄「あ、聞いたことあるねぇ・・・。でも、全然言えないよ。」
金森「ったく、お前はホントに何も知らないんだな。」
正黄「そんな言い方しなくてもいいだろ。だったらお前、知ってんのかよ。」
金森「当たり前だろ。砂糖、塩、酢、しょうゆ、味噌、卵、チーズ、つみれ、天かす、唐辛子・・・」
正黄「タ行まで答えるな!」
◎珍しい自動販売機2
金森「あのとき置いていった880円、取りに行ってみようか?」
正黄「もうあるわけねーだろ!!」
◎英語の先生
正黄「今日から新しい英語の先生が来るって言ってたけど、どんな先生だろう? ・・・あ、来た来た。」
金森 (入ってきて、黙って教卓に立つ)
正黄「・・・。」
金森「Hello! My name is Shinichi Kanamori. T’m from New York・・・
(長々と5分くらい話す)
・・・Let’s study English with me. Thank you!」
正黄「・・・。」
金森「・・・・・・・・びっくりした?」
正黄「したよ!!」