◎ウザい店員
正黄「こないだ靴屋に行ったんだよ。そしたら、そこの店員がすごいウザいんだよ。」
金森「どんなふうに？」
正黄「サイズはいくつですか？とか、こちらの靴はいかがですか？とか、
やたらしつこく聞いてくるんだよ。こっちはゆっくり見ていたいのに・・・。」
金森「分かる分かる。俺もさ、よく女性下着売り場に行くんだけど・・・」
正黄「はあ！？」
金森「すぐにさ、何かお探しですか？って聞かれるんだよ。」
正黄「それ、早く帰らせたいんだよ！」
◎会社帰りの夫と妻
正黄「ただいま。」
金森「あなたお帰りなさい。食事にします？ それともお風呂？」
正黄「腹減ったから飯にしてくれ。」
金森「食事ですね、もう出来てますわよ。」
正黄「おっ、美味そうだなあ。いただきまーす。・・・あっ、テレビつけてくれよ。」
金森「はい。（ピッ）」
テレビ「７時のニュースです。昨日の夜、会社帰りの夫を妻が包丁でメッタ刺しにするという事件で・・・」
正黄「消せ！！」
◎寄せ書き
正黄「これ見ろよ。俺が高校卒業した時の寄せ書きだよ。」
金森「あ、知ってる知ってる。これって、親しかった友人達から自分宛てに別れの挨拶を書いてもらうヤツだろ？」
正黄「そうそう。俺のは全部で５８人だぞ。」
金森「結構書いてもらったんだな。俺も、卒業した時の寄せ書きなら持ってるぞ。」
正黄「何人に書いてもらったの？」
金森「１人。」
正黄「たった１人！？」
金森「バーカ。こういうのはな、人数よりも書いてる内容なんだよ。」
正黄「ふーん。ちなみに、その１人って何て書いてあったの？」
金森「自分で自分にありがとう by金森」
正黄「実質０人じゃねーか！」
◎人数確認
正黄「先生、全員整列しました。」
金森「よーし、じゃ人数確認するからな。そのまま並んでてくれよ。」
正黄「はーい。」
金森「１、２、３、・・・、３０、３１。あれ？ １人足んねーな。」
正黄「そんなはずないでしょ。」
金森「１、２、３、・・・、３０、３１。やっぱり１人足んねーよ。全部で３２人いるはずなのに・・・。」
正黄「先生。どうせ、自分を数えてなかったっていうオチなんでしょ？ もう分かってんだから。」
金森「あ、正黄数えてなかった。」
正黄「ひでー！！」
◎出来の悪い子
正黄「進一！ あなたって子は、どうしていつも０点ばかり取ってくるのよ！」
金森「だって・・・」
正黄「先生からも連絡があったわ。授業中にマンガやゲームばかりしてるんだって？」
金森「げっ！」
正黄「いい？ 学校は遊びに行くとこじゃないのよ。」
金森「分かってるよ。」
正黄「まったくもう・・・」
金森「給食食べに行くとこだろ？」
正黄「違うよ！！」
◎順番
金森「６回目で初めて俺から発言したぞ。」
正黄「うるせーよ！」
◎珍しい自動販売機
金森「こないださ、自動販売機で１２０円のジュースを千円札入れて買ったんだよ。」
正黄「ってことは、お釣りは８８０円か。」
金森「うん。ただ、そのお釣りの出かたが面白いんだよ。」
正黄「どんなふうに？」
金森「１１０円ずつ８回に分けて出てきたんだよ。チャリンチャリンチャリン・・・チャリンって感じで。」
正黄「へー。でも、なんで１１０円ずつって分かったの？」
金森「金額表示の所があるじゃん。８８０、７７０、６６０、・・・って減っていったからね。」
正黄「なるほどね、珍しいな。」
金森「だろ？ だからさ、その自動販売機に敬意を表して、お釣り全部置いて来ちまったよ。」
正黄「バカだろお前！！」
◎名字
金森「ずっと気になってたんだけどさ、お前の名字何て読むの？」
正黄「マサキだよ。」
金森「珍しい名字だね。」
正黄「まあな。おそらく日本中で俺だけだろうなぁ。」
金森「俺の名字も一応聞いてみてよ。」
正黄「は？」
金森「キンシンかもしれないから・・・。」
正黄「絶対カナモリだよ！」
◎苦手なこと
正黄「お前、苦手なことってある？」
金森「俺はパソコンが出来ないよ。インターネットとかウィルスとか全然分かんないしさ、だいたい興味ないもん。」
正黄「おいおい。そんなことじゃ、今の世の中やっていけないぞ。」
金森「悪かったなぁ。でも、お前だって苦手なものの１つや２つあるだろ？」
正黄「俺は計算が駄目だな。」
金森「そうなんだ。じゃあさ、ちょっと問題出してみていいか？」
正黄「ああ、いいよ。」
金森「２５８９＋８２７は？あ、ホントに駄目だな。」
正黄「いや、もう少し時間くれよ！」
◎苦手なこと２
金森「そっか、お前は計算が駄目なんだぁ。」
正黄「ああ。」
金森「でも、いいじゃねーか。今じゃ計算もパソコンで出来るし・・・。」
正黄「お前が言うな！！」