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◎コント「ぼくドラえもん2」   正黄:のび太  金森:ドラえもん

正黄「あー暇だねぇ、ドラえもん。」

金森「そうだなぁ、正黄。」

正黄「実名で呼ぶなよ! もうコント始まってんだぞ!」

金森「いや実はさ、俺今回のコントってやる気がしないんだよ。」

正黄「なんで!?」

金森「だって今回のって、俺達の親分がろくに手直しもしないで速攻に作ったにわかコントだぜ。そりゃぁ、やる気もなくなるよ。」

正黄「にわかコントって・・・そういう裏事情は言わなくていいから!」

金森「あいつ、いつも忙しいだの何だの言って、ろくに相互リンクの依頼とかしようとしないからね。バカなんだよあいつ。」

正黄「いやもういいから!!」

金森「・・・あ、そうそう。1つ大事なことやるの忘れてた。」

正黄「え? 何?」

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◎コント「ぼくドラえもん2」   金森:ドラえもん  正黄:のび太

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正黄「ちょっと待て!何だよこの扱い!?」

金森「前から言ってんだろ。俺が主役なんだから、ついに順番入れかえたんだよ。」

正黄「あのさ、順番入れかえたのは百歩ゆずって許すとするよ。でも、この大きさの違いは何なんだよ!」

金森「・・・・・・・。」

正黄「黙るなよ!!」

金森「でもさ、これで約20行くらいコントの行数かせいだぞ。俺達も卑怯だな。」

正黄「うるせー! 共犯みたいな言い方すんな! 100パーお前のせいだよ!」

金森「思えば小学生の時も似たような事をしたもんさ。作文の時に全部ひらがなで書いたり、おまけに行の一番上に「。」を持ってきたりして・・・」

正黄「せこずぎるわ!! ありとあらゆるテクニックを使ってんな〜! もういい、そろそろ始めるか。・・・あー暇だねぇ、ドラえもん。」

金森「そうだなぁ・・・。そうだのび太、いつものようにドラ焼き買って来い。」

正黄「嫌だよ!! いつものようにって何だよ! 俺、お前の弟子かよ!」

金森「弟子みたいなもんだよ。俺の方がはるかに年上だからな。」

正黄「どこがだ!! お前、俺より1世紀ぐらいも年下じゃねーか!」

金森「早く買って来い。じゃないと、机の引き出しの中にある大量の0点のテスト、お前のママにバラした・・・ってことをお前に教えちゃうぞ。」

正黄「もうバレてんじゃねーか!! 意味ねーだろ! お前、やってる事が一段階おかしいんだよ!」

金森「もしくはアレだよ、着せ替えカメラでお前の裸の写真撮って、しずかちゃん家に送りつけちゃうぞ。」

正黄「なんて奴だお前は!!」

金森「なんて奴だじゃないよ。最近そういうのハヤってんだから・・・。」

正黄「ハヤってねーよ!!」

金森「いいじゃねーか。 いつも彼女の入浴シーン見てんだろ? たまにはお前が裸見せてやれよ。」

正黄「嫌だよ! もっと嫌われるよ!!」

金森「実はな、今日はお前に大切な話があるんだよ。どら焼き食べながらじゃないと出来ないほどの大切な話なんだよ。」

正黄「そんなことあるか! 大切な話なら、のんびりどら焼きなんか食わねーだろ! ・・・でもちょっと気になるな。その話って何だ?」

金森「実はな、今お前をアニメ界から追放しようって方向で話が進んでんだよ。」

正黄「何サラっと物凄いこと言ってんだ! アニメ界から追放!?」

金森「ああ。96.86%決定だってさ。」

正黄「ほとんど決定じゃねーか! 96.86%って中途半端だな・・・」

金森「でも心配すんな。残りの3.14%の可能性がある。俺がこの円周率のように丸くおさめて、お前を助けてやるよ。」

正黄「お前、円周率が言いたかっただけじゃねーのか!? ・・・でも、一体どうすんだよ?」

金森「そうだなぁ・・・。とりあえず、お前はもうドラえもんのキャラは無理なんだよ。だから他のアニメのキャラになってもらおうと思って・・・。

   そうすりゃアニメ界追放だけは免れるからな。そうだな、今のところサザエさんのキャラが一番いいなぁ。」

正黄「サザエさんの!? なんだか不安だな・・・。」

金森「今ドラえもんの放送開始が7時、サザエさんが6時30分。だから30分早く起きる必要がある。寝ぼすけのお前にはちょっと荷が重いな。」

正黄「それ夕方の話だろ! 何うまく朝の時間のように言ってんだよ!」

金森「フフフ、甘いな。だってお前いつも昼寝してるだろ。」

正黄「いくら何でも6時30分には起きるよ! で、俺は何の役をやるんだよ?」

金森「カツオの役だよ。全部じゃなくていい。今やってるカツオの役の一部をやってもらう。」

正黄「一部って?」

金森「代わりにテストを受けたり、波平に叱られたり、花沢さんとラブラブになったり・・・」

正黄「損な役ばっかりじゃねーか! 嫌だよそんなの!」

金森「花沢さんとLOVELOVEになったり・・・」

正黄「英語にすんなよ気持ち悪い!!」

金森「そう言うなよ。何しろ他のアニメ界に行くんだからな。プロ野球で言えばトレードだ。契約金だって悪くないんだぞ。」

正黄「契約金って?」

金森「今までが1ヶ月300円。サザエさん一家なら、それが500円にアップするんだよ。」

正黄「小遣いの話かよ! そんなの契約金なんて言わねーよ!」

金森「あと、こっちの事は心配いらないからな。市役所で戸籍の手続きも済ませてある。もうお前の名前もないよ。」

正黄「早いなおい!」

金森「あとそれから、お前主役の映画があったろ? 『のび太の恐竜』、『のび太のアニマル惑星』、『のび太のねじ巻都市冒険記』、etc・・・。

    あれ全部『たけしの』に変わるから。」

正黄「よりによってジャイアンかよ!! 任せらんねーなぁ!」

金森「大丈夫大丈夫。あとは任せてけって。な?カツオ。」

正黄「もう呼ばれてる!!」

金森「さて、そうと決まったら今日は盛大にお前の送別会をやるか。食べ物もいっぱい用意して盛大にな。じゃ、ドラ焼き買って来い。」

正黄「なんで俺が行くんだよ!! (ぼくドラえもん3はどうなるんだろ・・・?)」


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