深谷ねぎ中瀬地区の販売

 深谷葱の特徴

1.産地中瀬地区

 度重なる利根川の氾濫で、沖積土が肥沃化しました。深谷ねぎを中心に野菜作りに最適な土壌が出来ました。深谷ねぎの生産は利根川流域で明治時代に始まりました。需要の拡大に伴い、生産量が10倍以上に増加しました。産地が拡大したことにより、残念ながら旨味の差が発生しています。中瀬地区は深谷ねぎの産地です。中瀬青果市場、上武青果市場の2つの生産者市場があります。

 甘くて美味しいねぎは、葉が多く、折れやすく、葉の中のヌルヌルが多いものです。お歳暮の季節になりますと、お歳暮用深谷ねぎとして全国に向けて出荷が年々増加しています。お歳暮用はねぎ料理のレシピを同封させて頂きます。 

2.深谷ねぎの調理法

 鍋物、煮物、焼き物に適しています。熱を加えることで、ねぎに含まれているアリシンが甘み成分に変化します。また、調理例は深谷ねぎを使った料理をご覧ください。おすすめは、甘い深谷ねぎの天ぷらです。一度お召し上がりください。土つき深谷ネギは、食べる前に土の付いている皮を剥くので、長時間保存しておいても新鮮味が保護されます。冷暗所や土の中に埋めておきますと長持ちします。大寒の時期には、地元では深谷ねぎの旨味が成熟した寒ねぎとして味わっています。

3.アリシンによる健康効果

 ねぎに含まれているアリシンが食欲を増進させるほか発汗が促され、解熱効果が得られ風邪の予防として、生ねぎを刻んで食べたり、ねぎを首やお腹に貼ったりしました。また、ねぎに含まれているビタミンには抗酸化作用や粘膜を丈夫にする働きがあるので、ガン・生活習慣病の予防効果が期待されています。

「てんとう虫(2006年2月号)」より

4.深谷ねぎの楽しみ方

 土付きねぎの根元から3cm〜5cm上を残してカットして、土の中に植えておきますと薬味用のねぎが伸びてきます。ベランダなどでお楽しみください。







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