鉄塔観察の奨め

鉄塔いろいろ・・・


あなたは番目のお客様です。
ごゆっくりどうぞ。


電線を空中にとどめるためだけに存在する送電線鉄塔・・・・
多くの人はその存在にすらまったく気付かないかのように生活している。
しかし、そんな鉄塔たちは実に表情豊かな芸術品だったのである。
まわりを良く見てください。きっと、あなたのそばにも
そんな鉄塔たちが静かに佇んでいるはずです。


更新履歴



 雨竜発電所から幌延変電所まで
 送電線を結ぶ、100kv
宗谷1,2号線の104号鉄塔

中川郡美深町

北海道内各地から電力大消費地
札幌への送電線を受ける
北海道電力 西野変電所

札幌市西区



鉄塔への思い

 私の鉄塔、高圧送電線への思いは、つい最近まではこれといったものは無く、小さい頃、山奥の川に魚釣りに行ったときなど鉄塔や電線の下に来ると、何か恐怖に似たものを感じていた。
 雨の日などはビーーンというなんとも異様な音を放ち、大きく立ちはだかる鉄塔は怖かったものである。
 しかし、自分では意識はしていなかったものの小さい頃から興味を示していたのは確かなようだ。祖父に連れられて汽車に乗っているときなどは、しきりに「あれは、なあに」と聞いていたし、送電線に限らずラジオ、テレビの送信アンテナやNTT(当時は電電公社)の無線中継アンテナの鉄塔にも興味があったようだ。
 今思えば、山頂の中継アンテナを見に自転車で山を登ったことがある。


送電鉄塔観察の目覚め


 そんな中、送電鉄塔を観察してみようと思うようになったのは、ある日、古本屋で変わった題名の本を見つけてからだ。それは 「鉄塔武蔵野線」 という本で主人公の小学生が武蔵野線という送電線路の鉄塔一本一本を見て歩く、というような内容だった。読み終わってまず、この無機質な、ただ電線を空中にとどめるためにだけ存在する鉄塔に着目し、小説を書いてしまう感性を持つ著者に驚いた。
 さらに驚いたのは鉄塔にその見かけや特徴を生かして 「男鉄塔」、「女鉄塔」、「コックさん鉄塔」 などと名前を付け区別している観察眼だった。
 私は目からウロコが落ちた。この誰もその存在にすら気づかないように静かに存在している鉄塔を、このように見つめている人がいるという事に驚いたのだ。



送電鉄塔観察開始


 無機質な鉄塔達にそんなに豊かな表情が存在しているものか? 私は早速、高圧送電線の鉄塔を観察してみる事にした。私は外で仕事をしているので、割と鉄塔の近くに行く機会も多い。意識して鉄塔を見てみると、実に多種多様な表情を持っていることがすぐにわかった。大きいもの、小さいもの、赤白に塗り分けられたもの、電線を90度に方向を変えているものはまた変わった格好をしている。変電所の近辺のものは、さらに異様だ。
 意識して鉄塔を見ると実におもしろい。私は送電や変電、発電、また、鉄塔に関する専門的な知識は持ち合わせていないが、とりあえず、一般の人たちにもいろんな表情を持つ鉄塔を見てもらうべく、このページを設けた次第であります。専門的なことはわかりませんが、勉強して随時更新していく予定です。




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