『ブローニング・ハイパワー』 数あるオートマティック ハンドガンに
おいて 最も好きな銃の1つです。 特徴は自動拳銃としては珍しい複列
式弾倉(ダブルカラム)で、9mm×19弾を13発装填する事が出来ました。
天才銃器デザイナー、J・M・ブローニングの手による90年以上前の
設計にも関わらず、今尚 第一線で活躍、彼が手掛けたコルト・ガバメント
が、ベ レッタM92Fに その座を譲るまで70年以上、アメリカ軍の制式
拳銃であった事を考えても、如何に優れた設計であるかが 窺えます。
私が所有するのはM-16等 長物で定評があったJAC(ジェーエーシー)
のもので、この銃が発売された92、3年頃は MGCの「グロック17」が
ヒットした時期でもあり、ブローバック・ガスガンの黎明期に当たります。
構造は小林 太三 氏によるリアルなものですが、弾はブローバック後
に発射されるので 狙点より下方に着弾してしまう という特徴があり、
作動も確実で リコイル時のショックも相当なものでしたが、その衝撃に
スライドが耐えられず、破損しやすいという難点も ありました。
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