<例会山行報告>
−−2008年12月−−  ・ホッケ山南尾根〜ホッケ谷
 ・一口感想
 ・高島トレイル:湖北・武奈ヶ岳
<例会山行報告>
ぶらり比良探訪Vol.22
ホッケ山南尾根〜ホッケ谷コース
12月6日(土) 天候:晴れ 
参加者:(CL)T.N、(SL)H.S、(SL)K.A、 S.I 、S.N 、Y.S、
K.M、S.Y、K.F、 T.O、K.I、T.F、K、M(体験) 、T(体験)計16名
 コース:事務所7:30=無線中継所=下山口(南船路集落最上部)配車=無線中継所(霊仙山取付)9:00〜霊仙山9:45〜分岐(10:20〜35)〜権現山(11:15〜30)〜ホッケ谷コース入口(11:45〜50)〜735m12:20〜25〜ホッケ谷・昼食(12:58〜13:20)〜林道13:50〜駐車地点14:15=霊仙山取付( 車回収)=事務所             

 体験2名を含め、16名の参加は、ぶらり比良の最多記録である。
前回11/29に続き、今回もホッケ山手前からの下りは道のないルートである。17年前の91年版昭文社の地図に今回コースが破線(難路)で載っているが、それ以降は地図から消えている。
今回も地図読み必須なので、同地図の200%拡大コピーを準備する。
そして記念すべきGPSデビューの日でもある。担当はT.F氏。

 天気快晴であるが、たぶん今冬1番の冷え込みではなかろうか。空気が冷たい。
無線中継所で運転手組を待つグループは寒さに震えていたとの事。
いつものぶらりペースでスタート。霊仙山の登りはほぼ直登なので結構急登である事を再認識。霊仙山山頂で暫し展望を楽しんでいると、10数名のグループが追いかけて来た。狭い山頂なので、休憩したかったであろうが、通過される。権現山に近付くと、立派な霜柱が散見。
権現山からのびわ湖展望はいつ見ても素晴らしい。

 ホッケ谷ルートの入口に到着。ほとんど見落とす位にテープが付けられているだけ。ここからが今回目的のルートだ。地図・磁石を取り出し、先ず735mを目標にコンパスの方向を定める。林の中に入った所に 「ホッケ谷道」の小さな板がぶら下がっている。当会のマーク入りで、10周年記念に取り付けたもの。懐かしい。
735mまでは尾根を辿る。少し進むと、掘り込みの立派な道である。但し、人の手は入っていなくて、倒木や折れ枝などはそのままである。尾根が狭くなり、ほんの僅かに上がった所が735mと思われる。そのまま尾根を進むと、多分栗原方面へ下りるのだろう。ホッケ谷へは、735mより数十m手前の僅かに鞍部状地点から、尾根を離れ、左に下りる。なんとなく道らしき形状を感じ、それに沿って急斜面を慎重に下る。途中の一部分だけはっきりした道が現われるが、ほとんど見当で進む。ガラガラの広い沢状となり、雨水の集水路や崩れ防止の階段状の石積が続き、ホッケ谷に下り立つ。峡谷の雰囲気漂う気持ちのよい休憩ポイント。ここで昼食とする。

 そこからも道は無いに等しい状態。谷沿いにしばらく右岸を進んだ後、左岸に渡り谷に付かず離れず、歩き易そうなところを選び下る。
ポンとU字状の林道に下り立つ。右方向は車が通れそうな道で、たぶん栗原方面に出られるのでは。 我々は左方向の植林帯の中のちょっと車は無理な感じの道を行く。大きな堰堤が近付くと谷に寄っていくようにルートをとる。

 堰堤の下部で谷に下り、対岸に渡る。植林帯の中を進むと配車地点の水道施設に到着、山行の終了である。
今回も間違える事なく、予定のルートをきっちり辿ることが出来、ほっとしている。
その夜、F氏からGPSのトレースが記録された地図が送られてきた。林道に出た地点までは正確に読み取っていました。                     

権現山頂上にて

ホッケ谷への下り
  <一口〜三口感想>
  地図に無い道 ホッケの下り
    ほゝに冷たい木枯し受けて
      今年を仕切るか ぶらり比良
                 SN
今日は会長の下調べのおかげで不安もなくコースを歩くことができました。ありがとうございました。天候も良く、素晴らしい景観と道なきところを歩く満足感を味わうことができました。
一方、鹿の被害を防ぐテープや、土砂流出を防ぐ石垣などを見て、山で仕事をしている人の苦労を再認識しました。                  SI


 好天に恵まれ、久しぶりに「ぶらり比良」を楽しみました!ホッケ谷の旧道の尾根道は深くえぐれて往時の賑わいを忍ばせてくれました!
 しかし、尾根筋からホッケ谷に下ると道は崩れ沢筋は土砂崩れ防止の堰堤が築かれかっての登山道を見つける事が難しい状態でした!
 雪稜会10周年の時、歩かれた当時の古びた標識も残っておりました、ホッケ谷の荒れた道?を迷う事なく無事目的地に下山できたのも大したものです!
 今回、初めてGPSに例会山行の歩いた軌跡が記録されたのも記念すべきものでした!これからの例会山行の記録がデジタル化され雪稜会の記録として公式に残るのも楽しみです!
 来年の比良雪の30周年記念に色を添えるものと想います!      KM
<例会山行(忘年山行)記録>
2008年12月21日(日)
高島トレイル・水坂(みさか)峠 〜 湖北・武奈ヶ嶽(865m)
参加者:H.S(CL)、T.N(SL)、K.M(SL)、O.Y、Y.Y、Y.S、S.H、S.M
    T.S、K.I、T.F、E.K、T(体験)、M(体験)、M.K(ゲスト) 計15名(敬称略)
コース&タイム
 7:30事務所=今津=保坂=(石田川ダムに配車)水坂峠登山口出発9:20→11:40赤岩山西峰(角川・光明寺コース合流点)→12:20武奈ヶ嶽山頂(昼食)12:50→13:10ワサ谷コース分岐点→南東尾根→ワサ谷→14:20石田川出合→14:30石田川ダム(配車地点)=水坂峠(車回収)=今津=事務所

 思わしくない天気予報にもかかわらず、今年最後の例会山行に多くの方が参加された。水坂峠の登山口を出発し、暫くは緩やかな尾根道を歩き、赤岩山へ向かう急坂も余裕のあるペースで登りきり、道中、歩行を中断して、自生する「なめたけ」を採取するという、和やかなハプニングもあった。
 曇天ではあったが、高度を上げると、琵琶湖、竹生島、比良山系、朽木の渓谷、高島トレイルの山々や小浜方面をも望むことができた。
 ほどなく武奈ヶ嶽山頂に着き、風を避けた場所で昼食を摂った。かねてから噂で聞いていたKさんのフライパンも登場し、本日のメニュー「餃子」を皆で頂戴した。謝々!食後に山頂で記念写真を撮り、雨雲を気にしながら、三重嶽への快適な稜線を進み、ワサ谷分岐からワサ谷方面へ下山した。結局、雨には遭わず!
 高島トレイルは全長約80kmもあるそうで、来年は全12山の縦走も・・・
 今年最後ということで、帰路途中、今津のcafe cozy に立ち寄って歓談した。
最後に、雪稜会のリーダーの方々に対して、毎回のお骨折りに感謝の気持ちを記しておきます。深謝御礼!!来年もよろしくお願いいたします。記録:藤田(直)        

収穫!

武奈ヶ岳山頂にて