<個人山行報告> | ||||||||
−2008年10〜12月− | ・紅葉を求めてみちのく山旅&温泉 ・小野村割岳 ・ハイキングセルフレスキュー ・比良全山縦走 |
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<個人山行報告> 紅葉を求めてみちのくの山旅・温泉も:2008・10・9〜13 かねてから行ってみたかった、青森県の 白神岳・岩木山・八甲田山・の山行が実現しました。 呼びかけに7名の方が賛同していただき、8名・車2台での出発となりました。 |
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10/9日AM10:00 フェリー敦賀港発に乗船、秋田港まで20時間の船旅です。 トランプ・卓球・入浴とそれぞれ思い思いに過ごし22:00 就寝 |
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白神岳 10/10 AM 5:50 秋田港着 コンビニのテーブルにて朝食・昼の弁当を買って白神岳登山口に 8:45 登山口を出発 さすがにブナの山 高度が上がるに従って黄葉が増えてきます。圧倒的に黄葉の世界です、紅葉は影が薄い感じです。 森林限界で視野が広がり頂上の避難小屋が目に飛び込んできました。 周り一面に赤・黄・緑と色とりどりの厚化粧です。 時間の関係で今在家・濱島両氏だけ頂上にあとの者は分岐まで。黄葉を存分に楽しめました。それにしても一番いい時期に来たもんだ・・・ 楽しみにしていた黄金不老不死の温泉には時間切れのため入れずじまい。 民宿・田中の総出の出迎えを受け今夜の宿に魚料理のオンパレード女将さんからの地酒の差し入れもあり明るい女将・若女将・仲居さんらが入れ替わり立ち替わりの大サービスです。すぐ裏が千畳敷の岩場でカモメが沢山降りていました。 |
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岩木山 10/11 AM8:00 民宿田中 出発 登山口9:40着 ドライブウェー経由八合目登山組と分かれ 9:45 スキー場登山口を今在家、濱島、山本の三名で出発。 ブナ林の比較的歩き良い登山道を歩きます。こちらは白神岳と異なりナナカマド系統の紅葉が多く見られます。山ブドウ アケビの宝庫です。ちょっぴり収穫。 森林限界を過ぎれば沢沿い歩きになりました。このあたたりから風が強く吹いています。頂上手前の分岐のところでガスっていたため方向が分からずルート探しに苦労するがガスが上がって登山道を発見ヤレヤレでした。 頂上へ20分の地点の避難小屋に到着。頂上から降りてくる人に状況を聞くと強風のため吹き飛ばされそうだと聞き登頂を残念する。百名山を目指している濱島君は、実に残念そうでした。(その時ラクラク組の5名は頂上にいたとの事・後で知る)八合目の駐車場に降りる。浜島君諦めきれず八合目から頂上にアタックするもドライウェーの閉門時間の関係であと少しの所で泣き泣き引き返す事に。ドライブウェーの紅葉を堪能しながら今晩の宿の嶽温泉・山楽へ |
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八甲田山 10/12 AM 5:40 八幡平にも登る予定ため早朝出発。 7:50 酸が湯温泉登山口出発。温泉の周りは見事な紅葉で染まっています。八甲田山の頂上には初冠雪が。 登山道は紅葉のトンネルです。こんな贅沢があっていいものかと誰かが・・・ところが頂上が近付いてくるとまたもや昨日に続いて強風の洗礼を受ける。かろうじて記念写真を撮り早々に下山開始です。避難小屋まで降りてきてやっと一息つける状態です。湿原の木道歩き八甲田山を背にしながら快適でした。 酸が湯温泉に降りる手前に素晴らしいブナ林、幹の白っぽさと黄葉が何とも言えない素晴らしさです。いつまでもたたずんでいたい心境です。 次の八幡平への予定があるので有名な酸が湯温泉には入らずじまいでした。 八幡平 10/12 14:00 八幡平登山口着、ドライブウェーでの、らくらく登山になりました。 往復一時間で百名山のの一つのピークを制覇・あっけないものですね・ 岩木山みたいに4時間歩いて頂上踏めなかったのとえらい違いがあるものです。 そう思うと武藤さんの百名山制覇は大したものとつくづく感服する所です。 これで自分の今年の東北の山旅は終わりました。後、鳥海山と岩木山が残っています。来年挑戦するつもりです。どなたか 同行お願いします。やまもと 記 |
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白神山 |
岩木山をバックに |
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八甲田山にて |
八幡平にて |
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〔日時〕 平成20年11月8日(土) 〔目的地〕 佐々里峠〜小野村割岳(県連/安全登山講習) 〔メンバー〕 (CL) M・K(県連事務局長)、S・A、Y・Y他25名程 |
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〔行程〕堅田駅(7:00)=坊村=佐々里峠(8:45)〜赤崎中尾根分岐〜神の庭園〜佐々里峠=往路戻り 〔報告と感想〕 報告者 K・A お天気は小雨模様であったが、決行する旨のメールが入り、堅田駅に集合した。 「受付及び開会式は坊村で」と云う事で5台の車に分乗し、出発。私は山口さん他と一緒に天岡さんの車に乗せて頂いた。道中の話では天岡氏は雪稜会を辞めてからも山を続けられ、最近では3日に1度は入山されているとか、達者なものである。 坊村での開会式後、再び車で梅ノ木から葛川を渡り西進。山間部の見事な紅葉に歓声の連続。赤黄緑の山肌の錦と真っ赤な楓のトンネル。山が最も美しく装った姿を見せてくれている。今年は紅葉が例年にも増して素晴らしい様に思う。 ほぼ一時間で佐々里峠に到着。登山準備後、4班に班分けし柔軟体操後、出発した。 本日は天候すぐれない為、赤崎中尾根を少し下った所にある巨杉群を見学し、そこからピストンするという短縮コースとなり、その分地図読み訓練を重点的に行うとの事。 |
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実は以前この山域には何度も来ていて、小野村割岳にも登っているのだが、その時道迷いを4,5回繰り返し、やっとこさで頂上まで辿り着いた思い出があり、巨樹観賞の余裕などなかったので、今回は地図読みの先生もいる事で、前回間違った所の見極めもしながら、ルート確認し、巨樹も見たいとの思いで参加した次第です。 佐々里峠から少しの登りで尾根筋に出、ゆるやかな稜線漫歩となる。しばらくして灰野への分岐だが、明らかに灰野への道の方が踏まれている。うっかりしていると間違う。(以前の間違いポイント2だ) 地図をよく読み、そろそろ分岐があるぞと予想が立っていれば、気付く。(木の2,3mの高さの所に赤いテープも巻いてあった) そこからP840、P832まで細かな起伏と右に左にとコース取りがあり、その都度地図とコンパスで現在位置の確認と方向決めを繰り返し、赤崎中尾根への分岐点にある内部が焼けて空洞になった大杉ポイントで小休止。ここからは右手の方向に小野村割岳への標識が付いている。(以前の間違いポイント3で、結果的には赤崎中尾根に踏み込んだのだが、大杉を見つける事無く、あまりの急下降にルートミスに気付き、元に登り返したものだ) |
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今回は意識的に赤崎中尾根に取り付き、急降下していく。そのうち何となく雰囲気が変わってくる。・・・それはそこにあった。ではなく、それはそこにいた。・・・何本もいた。 何千年もそこにいるのだ。神々しさに圧倒されて声も出ない。小島さんはこの辺りを‘神の庭園’と呼んでいる。まさにそんな雰囲気だ。 その神の庭園の千年杉の下で昼食タイムとなった。雨天を想定して大きなビニールテント5張が用意されていたが、幸いにも不要となり、皆各々の場所でお弁当を広げた。 そのうち何処からか‘良い匂い’がしてくる。見てみると小島さんがフライパンでお肉を焼いている。参加者に焼肉のおふるまいだ。実に美味しかった。 食後のコーヒーも楽しみ、ゆったりとした昼休憩の後、Uターンし、元来た道を戻った。勿論、帰りも地図読み訓練は続き、わざと間違った所での判断など講習は続いた。 私も、コンパスの使い方は知っているが、日頃の雪稜会の例会では使っていない。踏み後とか赤いテープを頼りにしている事が多い。今後は地図に記載されていない道を辿る時は当然として、一般ルートでも地図読み(コンパス操作)の癖をつけようと思う。 |
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〈滋賀県勤労者山岳連盟〉 〈ハイキング・セルフレスキュー講習会参加報告〉 2008年11月8日(土) 天気:小雨 生駒山麓公園 ふれあいセンター 参加:4名 |
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滋賀労山と奈良労山が共同開催した、ハイキング・セルフレスキュー講習会に参加してきました。 | ||||||||
<講師の紹介> 負傷したIさんの救護をする新保 司さん。新保さんは、(社)日本山岳ガイド協会 公認上級登攀ガイドをしておられます。 「ハイキングレスキューの目的は負傷者をヘリコプターの到着可能点まで、運ぶこと。」 「体に触ったときから、救助隊に引き継ぐまで、救護と安全確保の法的責任が生じます。」 |
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<雨具とザックでの担ぎ> か弱いHさんが30分背負えるすぐれもの。 雨具とザック、紐2本(靴ひも)だけで作れます。比良雪稜会の皆さんもマスターしましょう。 <様子を見守る人達> 50人ほどの参加者。滋賀労山、奈良労山、大阪労山、兵庫労山の各山岳会の仲間達です。 |
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県連: 比良全山縦走 2008年11月9日(日) 参加者:当会からM.S、S.I(記録)、参加者総数20名 |
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コース:和邇駅(7:10 受付)=栗原バス停(7:45出発)〜権現山-蓬莱山〜打見山〜比良岳〜北比良峠(13:20)〜釈迦岳〜ヤケ山〜元気村(15:50) 今年は例会と予定が重なったこともあり、当会からの参加は2名、全体の参加者は20名、天候は曇りで少し肌寒いものの縦走には良好な気象条件。紅葉は後半の盛りで、曇天の中しっとりとした落ち着いた感じの紅葉でした。参加者の中には、走ってタイムを競う人もいましたが、我々はそこまでは頑張らず、紅葉を楽しむことができる程度の余裕を持って歩きました。その結果、全体の |
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