<例会山行報告>
−−2006年6月−− ・清掃登山:天狗岩 ・南比良 
三国岳〜経ヶ岳 
水質調査:奥の深谷源流 
ぶらり比良探訪 K ・夜叉ヶ池
<清掃登山報告> 金勝・天狗岩コース 
平成18年6月4日
 参加者:(会員)藤田・山本・山田・尾畑・岡・田中政・堀部・松田昭・松田裕・浅場・菅・浅原:計12名
岩本・村上・河野・川端(岳友会):計4名・(一般)21名:合計37名 
 一週間前の天気予報では、雨の確率が高かったが、当日は強い日差しが照りつける中での清掃登山になりました。この地域は比較的市内からも近く、展望も良いため、子供連れの方や、グループの方々が来る、人気のある山。
 作年も同じコースで清掃登山が行なわれましたが、今年も1年間の汚れを綺麗にするため30名を越える方々と一緒に、清掃登山を行ないました。
 9時過ぎ桐生の駐車場を2班に分かれて出発。ゴミを拾いながら沢筋を登り、まずは滝の見物へ。その後足場がすべる登山道をゆっくり登って、見晴らしの良い稜線へ出ました。眼下には栗東のトレセンが見え、また草津の町並みもはっきりと見ることができました。太陽が真上に差しかかってきた11時過ぎ、予定より早く天狗岩に到着しました。参加された一部の方は、大岩が重なる天狗岩の頂上に登り、琵琶湖と湖岸の町並みを堪能しながら、重たかったお弁当をおいしそうに頂きました。
 昼食後は、カラッとした風が時々吹く心地よい尾根道を歩き、竜王山目指して歩きました。
 竜王山のそばで、参加者全員が集合し、ミーティングを行いました。今回のプログラムの趣旨、及び今までの活動の報告を聞きました。
 その後再び、尾根道を歩き、そして駐車場のあるポイントに出ました。駐車場にはタバコの吸殻が多く、皆で清掃開始。瞬く間に綺麗になりました。            
 後は車道をゆっくりと歩きながらこんぜの里へ15:00頃到着しました。
 今日一日の成果を計測し、15:30分解散となりました。個々の心の中では、登山者のマナーの向上と更なる健康維持の手段としての山歩きが適当性を感じたのではないでしょうか。来年も清掃登山を通じて更なる山と人間のかかわりを大切にしていきたいと思いました。ゴミの量は15.7kgでした。
 お疲れ様でした。    浅原:記                


不法投棄の粗大ゴミ

リーダーの一口感想

 37名の参加者は金勝コース始まって以来の多数となりました。元会員の岩田氏の職場の「よれよれ登山クラブ」から11名の参加があり、浅原君の友達でネパールの青年の参加と国際色豊な清掃登山となりました。登山道にはゴミは少なく、林道には相変わらず大型ゴミのポイ捨てが目立ちました。こちらの手に負えない大型ゴミは栗東市に回収を申し入れました。担当部署で対処するとの回答でした。      

                  やまもと記
<清掃登山報告> 
南比良コース(小女郎ヶ池)
6月4日(日)うす晴
参加者:土方・西村・中西・馬場・秋本・山口夫妻・西尾夫妻・木本
・本田・田中・金井・近藤・上川:会員15名・一般15名:合計30名
  8:40  堅田駅集合
  8:50  江若バス発
  9:25  坂下バス停下車
  9:50  登山開始
 12:40  小女郎ヶ池到着:昼食
 13:40  出発
 15:00  打見山ゴンドラ乗場:下山
 15:30  解散

コースタイム  
堅田駅前で受付けを済ませ、8時50分発の定期バスと臨時バスに分乗して、坂下バス停で下車。2台のバスに分かれたため、下車場所が違いましたが、9時35分合流。坂下集落前で開会式を行い、清掃登山のコース説明等がありました。ストレッチ体操をしたのち、9時50分から歩き始めました。
坂下橋を渡り、せせらぎを聞きながら、サカ谷へと入りました。登山道入口あたりに空き缶などのごみがありましたが、途中にあまりゴミは落ちていませんでした。10時15分休憩。立ち止まると汗が吹き出てきます。衣類調整をして出発。雑木林の中を木漏れ日が差し、木々の緑がきれいです。時折吹く風が気持ちよく、銀リョウ草があちらこちらに咲いていて目を楽しませ、疲れを癒してくれました。途中、気分が悪くなった人がいて、ブドウ糖菓子など差し入れを口にされ、ほどなく元気になられました。急登なところがあって体調を整えたり、サカ谷道ポイント?地点では小腹を膨らしたり、何度か小休憩をして12時40分小女郎ヶ池に到着しました。
小女郎ヶ池ではたくさんの登山者がお弁当を広げていて、私達もそこで昼食にしました。「さぁ、お昼」って思ったところ、西尾さんが山ヒルに足首を吸われていました。白い靴下が赤く染まりとても痛そうでした。登る前にヒルがいると聴いていたので用心されておられただろうに。30分の休憩後、参加者みんなで池周辺のごみ拾いをしました。隠れた所には空き缶、紙ゴミ、中には酒瓶まで捨ててありました。その後全員で記念撮影。クリーンハイクアピール書が読み上げられました。
1時40分、打見山ゴンドラ乗場へ向け、出発しました。小女郎峠の広い尾根道では、JRの参加で権現山からどうだんつつじを見ながら稜線を歩いて来た大勢の登山者に出会いました。可憐なちごゆりも咲いていました。蓬莱山山頂からパラグライダーが3機4機と風に乗って飛び立ち、気持ちよさそうに飛行していました。3時にびわこバレー山頂駅に着き、ゴンドラで下山。山麓駅にて皆でゴミの分別作業をしました。ペットボトル、空き缶、ビンなど16.5kgのゴミが集まりました。閉会式後3時30分解散しました。かけがえのない自然を大切にして、誰もが爽やかな気持ちで登山出来るよう願っています。
                                                     上川:記

  <例会山行報告>
2006.06.11
目的地:三国岳(959m)〜経ケ岳(889m)
参加メンバー:(CL)菅宏、(SL)西尾保、天岡茂、岡和子、田中操、本田英子、松田昭子、
西尾智津子、近藤ひろみ、菅泰子(7月入会予定)、(記録)秋本邦和:計11名
《実行タイム》
 事務所(7:00)=古屋(8:15−30)〜倉ケ谷分岐(9:00−05)〜着生地点(9:40−50)〜岩谷峠(10:10−20)〜三国岳(11:20)〜昼食地点(12:10−40)〜丹波越〜経ケ岳(13:20−35)〜丹波越(13:50−14:00)〜桑原(14:55−15:40)=現地解散
     
《感想》
 入梅後しばらく晴天が続いていたが、本日は曇天。降らずにもてば良いが…。
 事務所集合後、菅車、天岡車、西尾車に分乗し、途中峠経由で葛川渓谷を北上、梅ノ木を左折し針畑川沿いにドライブ。桑原で1台デポし、残り2台で古屋登山口に移動。準備運動後、秋本トップでスタート。倉ケ谷分岐までは林道歩き。少しペースが早かったのか隊列が長くバラケてしまった。 (反省)
 登りはじめは花も無く、何の変哲も無い山かと思われたが、よくよく見るとイワウチワの群落が其処此処にあり、石楠花やミヤマカタバミも開花時期には素晴らしい眺めとなる事が容易に想像出来る。今回も登山道の道脇にギンリョウソウ、キエビネ、白糸草。見上げるとヤマボウシ、ホウの花。 特筆すべきはギンリョウソウが全山いたる所に咲いており、薄っすらとピンクがかったもの、ブルーやパープルがかったものなど、思わず足が止まってしまう素晴らしさであった。経ケ岳から桑原への下山途中がよいので、是非行って見られたらよいと思います。(梅雨の止み間に)それともう一つ。この山域は倒木更新が見られる。 雨量豊な自然林であると云う事である。倒木の上に種子が着生し、幹が伸び、枝を伸ばし、根は気根となり地表に伸び……。

 ふかふかした柔らかな登山道のすぐ傍に、自然と云う天才芸術家の手になるオブジェの数々が現れる。急登、急下降があり、結構しんどい山なのかもしれませんが、歩いていて飽きない山でした。
 今回、経ケ岳から南へ延びる県境尾根をヘラ谷奥(イチゴ山)まで辿り、平良へ下山のルートも検討されましたが、準備不足との事で次回に譲る事とし、丹波越まで戻り桑原へ下山。古屋に停めてあった車2台を回収し、桑原再集結後精算、現地解散しました。帰途の車窓からは白い卯の花が満開でした。
【トピックス1】
今回のコースは危険箇所なし。若干踏み跡のはっきりしないところはあるが、迷うほどではない。
【トピックス2】
もう少し早い時期だと根曲がり竹のたけのこが取り放題。ただし、熊も好物なので取り合いにならないように。
【トピックス3】
最後に…みなさんの日頃を反映して、雨に遭わずにすみました。有難うございました。
                  記:秋本

経ヶ岳にて
<一口感想>      記:近藤ひろみ

 朝の曇り空と雷雨予報に、いまいち行く気がしなかったのですが、晴れ間が出て雷雨もなく、個性豊かな会員の人々、 きれいな花や変わった木々に、楽しませてもらいました。


 *素晴らしい自然のオブジェの写真等

  写真提供:天岡さんでした!

<県連水質調査山行報告> 
6月13日(火) 天候:うす曇後晴れ
  比良・八雲ヶ原(奥の深谷源流)
参加者:西村高(リーダ、記録)、近藤、西尾保(報告):計3名
コース及び時間
 事務所集合(5時30分)→正面谷・トイレ前駐車場(6時02分)→大山口(6時23分)→青ガレ下(7時32分)→金糞峠(7時48分)→八雲ヶ原下・奥の深谷源流(8時10分)→金糞峠(8時45分)→大山口(9時58分)→
正面谷・トイレ前駐車場(10時7分)→事務所(10時20分)

 朝5時30分に事務所で西村さんと落ち合い、同氏の車に同乗して、途中、蓬莱駅でピックアップした近藤さんと共に正面谷へ向かった。車窓から見る比良山は朝靄でかすんでいたが、天気はよくなる気配であった。正面谷のトイレ前駐車場に到着すると、辺りには、弁当箱や菓子類の包装紙等が散乱していることに気づいた。つい先日清掃登山に参加した者にとつて、早朝から、何とも嫌な気分に襲われた。ともあれ、時間の制約からそそくさと身支度を整え、出発となった。早朝の寝ぼけまなこと1昨日の例会(三国岳)登山の疲れで、駆け足気味(気持ちだけ)の時間制限登山はかなりこたえる。
 青ガレでは、足元ばかりに気をとられ花など見る余裕がなかったが、それでも青ガレ上に至り、金糞峠方面の空が明るく抜けると、急勾配も終わりに近づいたとの安堵感からか、眼前の赤いタニウツギの花が目にとまり、それまでの疲れが一度に癒される感があった。八雲ヶ原下の取水場所近くの斜面には、以前は目印の電柱があったそうであるが、復元工事で撤去されたのか、今は、くぼ地があるだけであった。今後は、くぼ地横の70cmほどの白いオニギリ形の砂岩を目印にするしかないものと思われた。15分位の時間をかけて所定の取水作業と測定を終えて帰路についた。水温は12℃、気温は15℃であった。岐路の金糞峠で、またしてもゴミや空き瓶、ジュース缶の散乱に遭遇した。中には、一部地中に埋められた状態で放置されているのもあった。登山家の仕業でないことを願うだけである。
 下山中の青ガレで、下から登ってこられた雪稜会のMさんと偶然出合い、冷えたトマトをご馳走になった。岐路、蓬莱駅で近藤さんと別れ、事務所に10時20分に到着した。 私はそこでお役御免となったが、西村さんは、そのまま、検体を届けるため草津保健所へ向かわれた。西村さん、近藤さんご苦労さまでした。
                                          記:西 尾
<臨時例会山行報告>  ぶらり比良探訪 K 
 村井〜地蔵峠〜横谷峠〜横谷
6月18日(日)天候:曇り後晴れ
参加者:CL西村高・藤田・中西・本田・菅宏・金井・山口弥・堀部・松田祐
・松田昭・近藤・菅泰子(7月入会予定):計12名
コース&タイム
 事務所(9:30)=ビラデスト今津=平池・カキツバタ鑑賞=ビラデスト今津=

 村井=林道・地蔵峠への尾根道取付き(12:50〜13:10(昼食))〜地蔵峠(14:45〜15:00)
地蔵山(15:03〜08)〜地蔵峠(15:12)〜横谷峠(15:40〜50)〜横谷(堰堤)(16:35〜45)〜林道(17:13)
地蔵峠への尾根道取付き(17:23)=事務所

 前日の天気予報で昼前には雨は上がるとの事から集合時間を7:30から9:30に変更。 更に先に平池へ行きカキツバタを見てから、昼頃に村井林道より登山開始の計画とする。 早立ち原則には反するがゆっくり歩いても5時間もあれば充分な事、最も日が長い時期であることから良とする。
 安曇川あたりで、登山靴を積み忘れたことにはっと気付く。大チョンボ! 今津のアヤハに寄り道、取り敢えずそれらしき靴を購入。
 空はどんよりしているものの雨は止んでいる。平池周辺は車が一杯である。見頃で日曜日でもある。年々人気が高まっているようだ。雨上がりの少し霧が残る水面から、浅い緑が立ち上がり青紫の花が付く様は清楚で上品な美しさだ。 
 丁度見頃で幸運であった。池に張り出した枝には白い泡状のモリアオガエルの卵がいくつか見られる。カキツバタを堪能したところで、村井に向け出発。
 朽木から367号を南に向う。村井の崩落現場は 迂回路が付けられている。
 林道村井線に入り、ヘアピンカーブの所が登山口である。まずは腹ごしらえとする。空はどんどん青空が広がってくる。

平池のカキツバタ
13:10予定より遅くなったが、登山開始。25分程林道を歩いた所で最初の休憩。噴き出す汗を拭う。
再び歩き出してすぐ、林道と分かれ、細い山道に登り付く。急登である。
道はずっと尾根を辿る。 ゆるやかになりだすと左側は緑の自然林が続き、林床は落ち葉で敷き詰められ、幹の黒さと葉の緑を際立たせて美しい。右は残念ながらスギ・ヒノキの植林帯となっている。
足元にはギンリョウソウが見られる。大きくて立派なものもある。
2つ3つ小さなアップダウンを過ぎると縦走路に当る。 展望が開けびわ湖が望める。
地蔵峠は右へ10m程下ったところだ。更に縦走路を南へ3分程登ると地蔵山である。 三角点があるが、山頂を示す小さな札が掛かっていなければ見過ごさそうな地味な山である。東側(びわ湖側)だけ開けている。記念写真を撮り、峠に戻る。
横谷峠への縦走路は美しい自然林を縫うように続く。ほとんど平坦に近く散策気分。この下を林道村井鵜川線の横谷トンネルが貫いているとは想像し難い。
横谷峠は疎林のゆるやかな鞍部だ。清々しい感じさえする美しいところで、「野点にエエなあ」との声があがる。

ヨコタニ峠にて

ヨコタニ峠より下山にかかる
ゆっくりしたいところだが、時間が押しているので左へ横谷に向う。
これより横谷へのルートは10年程前の地図には破線(難路)で登山道が表示されているが、最近の地図には載っていない。歩く人はうんと少なくなっているのであろう。 私は たぶん20年程前、一度下りに歩いたことがある。テープも所々あり、浅いものの道が残っている。すぐに道は小さな沢沿いとなる。痕跡を辿り慎重に下りる。
大きな谷(横谷)に降りる少し手前で、沢を離れ左斜面を巻くように進む。
踏み跡が判読出来なくなり、小さな沢筋跡(崩れ?)が進行方向を断っている。さてどう進むべきか しばし辺りを観察しながら思案。 進路を求めて横谷へ下りたトップの菅氏に声をかけ、崩れ跡を横断し、トラバース気味に斜面を進むことにする。崩れやすく慎重を要するが再び踏み跡もはっきりしだす。
菅氏はそのまま、横谷を下る。視界の範囲にあり、又数十m先の堰堤で合流するので問題ない。
堰堤に下り立ち、一息いれる。 真上が林道の横谷トンネル入口である。
ここからは横谷に沿って、広い過っての工事車両用道路を歩く。
舗装された林道に出て、10分程上り返すと車の待つ登山口に到着。
誰にも出遭わない静かな山旅の終了となる。
カキツバタと緑のシャワー、そして変化にも富んだルートと、満足の一日であった。
< 報告 西村高行 > 写真提供は 金井さん
<例会山行報告>  夜叉ヶ池
日 時:6月25日(日)曇り
参加者:武藤(CL)・浅原(SL)・山田・天岡・中西・菅・西尾・山口(弥)・本田
・松田(昭)・田中(操)・上川・近藤(記録)・武藤(美):14名
 07:30 事務所集合、3台の車に分乗する。6時半頃降りだした雨は止んでいる。
 09:45 夜叉ヶ池登山口到着。途中、谷間の白いシシウドと思われる群落がきれいだった。登山口には、思いの他多くの車が止まっていた。とても人気のある山らしい。
 10:05 鳥居をくぐって、さあ、出発!
沢沿いに歩くとすぐにササユリに出会う。一枝に二輪ついたのもある。涼しい音を立てる夜叉ヶ滝を左に、2つの丸太橋を渡る。
 10:35 トチの巨木で小休止。推定樹齢300年! ここから、急登始まる。ササユリ、ヤマボウシが多い。
 11:13 急登の途中、「池まで1000M」の標識で、小休止。
ここの道は、500Mごとの標識があったり、倒木の処理をしたり、とても良く整備されている。
 11:41 急登が続く中、小休止。フーフー!


登山道脇に咲くササユリ

夜叉壁に咲くニッコウキスゲ
 12:05 木々の背が低くなったかなと思ったとたん、真新しい木道に出る。そして、すぐに池が見えた!ブナの原生林に囲まれ、二つのピークの間に満々と水をたたえた幻想的な池だ。雨がパラパラ降ってきて、風が強い。汗をかいた体には寒い。
 ボランティアパトロール員がいて、自然環境保護のチラシを配っていた。火気の使用一切禁止など注意事項を伺ったついでに、世界でここにしかいない上、国内希少動物に指定されている、ヤシャゲンゴロウの居場所を案内していただく。いるいる、丸いかわいいのが。池の周りの木にはモリアオガエルの卵もいっぱい下がっていた。ボランティアの方々、お疲れ様です、ありがとうございました。 
 12:30 昼食後、いよいよニッコウキスゲを見に行く。雨は大丈夫そうだ。池を左に巻き、少し登るとすぐ稜線で、視界が開け、美しいお花畑が飛び込んできた!山肌に沿ってたくさんのニッコウキスゲが咲いている。ここで、山を下って花を楽しむ人と、右手の夜叉が池山に登って花を見る人とに別れる。私は後者を選ぶ。うっかりすると飛ばされそうなぐらいの風の中、足場の悪いところもあり、怖い怖いと叫びながらも、可憐なニッコウキスゲと眼下の美しい池を見ながら、30分(ちょっと時間がなくて慌てた)で往復した。
 13:10 後ろ髪を引かれつつ、元の道を下る。
 13:38 小休止。朝には聞こえなかったセミの声がする。
 14:15 トチの巨木にて、小休止。近づくと迫力があってすばらしい!ただ、大きな枝の一本が折れてしまって、周りの道をふさいでいた。今年の大雪のせいでしょうか、元の姿はもっとすごかったんですねえ・・・
 14:50 登山口に帰着。雨もちました!途中、今庄のやすらぎ温泉による。肌がつるつるする美人湯で、極楽極楽!
 皆さん、お疲れ様でした!

夜叉ヶ池にて全員集合
<一口感想>

 一時は、雨の予想で中止かと想われた例会でしたが、幸い天候も回復、夕方からの雨の予報で夜叉ヶ池での休憩時間もあまり取れず忙しいニッコウキスゲの散策でした!
 今年は、雪が多く山開きも例年より1ヶ月近く遅れ、ニッコウキスゲの満開の時期には少し早かった様ですが夜叉壁の斜面を黄色く彩るニッコウキスゲに皆も満足してくれた様です?また、登山道には、ササユリの可憐な花も多く、まずまずの花見山行でした。
 晴れ女・晴れ男の皆さんに感謝です!         記:武藤