<例会山行報告>
−−2006年4月−− ・鈴鹿:鎌ヶ岳 福井:経ヶ岳 
ぶらり比良H
<例会報告>   鎌ケ岳 (1161m)  
2006年4月9日(日)快晴
参加者:槇(CL)・菅(SL)・天岡(書記)・金井(会計)・松田昭(救急):計5名
 6:00 和邇滋賀銀行前集合。槙車に天岡、菅車に金井。松田さんを拾い
 7:40 大河原橋で、天岡・松田・金井下車、一台を武平峠に駐車の為二人は回しに行った。
 その間、元越谷林道を通行止めまで歩く。何も通れないほど頑丈な通行止めで待つ。
 8:05 菅車到着。8:18 通行止柵横を通って林道を行く。
      宮指路岳との分岐を左へ、右に渓流を見ながら進む。
 9:00 白滝山への細道、何時崩れてくるかわからない怖い路です。
 分岐?で小休憩。
 9:20 出発。谷川で小休憩。ちょっと路がわかりにくい。テープが頼り。
 ショウジョウバカマ 一輪。また一輪。2輪だけ。
 10:17 水沢峠到着。宮妻峡、宮指路岳との分岐。眺望少し。
 ここから少し急登となる。下見のときは雪があったようだ。
 10:30 眺望のいい場所に出た。入道岳等が見える。
 10:50 水沢岳到着、小休止、 鎌ケ岳の雄姿がみえる。
 強い風、飛ばされそう、お地蔵さんのような岩が綺麗。
 11:45 杖はザックに入れて、岩場を行く、
 快晴で 綿向山、雨乞岳、御在所岳 が すばらしい。
 12:00 鎌ケ岳手前の尾根の風の当たらないところで食事。12:25。
 12:56 岳峠。地図を落としてメクラで歩いているような感じ。 
 13:10 鎌ケ岳1161メートル登頂。全員握手。
 13:30 記念写真を撮って、出発。ちょっと急坂です。
 14:13 武平峠到着。右へ行けば湯ノ山温泉から蒼滝へ出られる。
 武平峠トンネル前の駐車場到着。
 14:28 出発してトイレのある場所。
 14:50 元越谷林道で、2台合流して帰路に付く。
 15:10 三上山下の小川コーヒーで清算した。
 17:15 コーヒー店出発。滋賀銀行和邇店で解散。楽しい山行でした。

 皆さん お疲れ様でした。有難うございました。後3ヶ月ほど宜しく。
                                       天岡 記

鎌ヶ岳にて
  <臨時例会山行報告>
期間 ‘2006.04.29(土)〜30(日)
目的地 経ケ岳(福井)
《参加者》(CL)山本修、(SL)岡、(SL)菅宏、(SL)本田、(会計)松田 、(救急)山口弥、
堀部、今在家、中西、仲西、浅場(会友)、宮下、菅奥さん、 (記録)秋本:計14名
《実行タイム》
(4/29)概ね晴れ
 事務所(9:05)=敦賀IC(10:45)=杉津PA(10:55〜11:15・休憩)=福井IC(11:45)=「十阡萬」(11:50〜12:40・昼食)=勝山資料館(13:35〜14:50・見学)=コンビニ(15:20)=六呂師高原温(15:50/到着)キャンプグランド(17:30〜・夕食バ^ベキュー)(KOA)コテージ 泊

(4/30)残念ながら曇り
  KOA(6:15)=青少年自然の家(6:45)〜(休・7:15−20)〜法恩寺林道峠登山口(7:35)〜(休・8:05−10)アダムとイヴ(8:23)〜保月山(8:55−9:05)〜杓子岳(10:10)〜中岳(10:30−11:15)〜保月山(12:20)〜(休・12:50−55)〜林道峠展望台(13:25)〜青少年自然の家(14:15)=六呂師(14:30−15:20・入浴)=南条SA(17:15−50・夕食)=敦賀IC(18:15)=事務所(流れ解散)
《感想》             
 初日は約3時間のドライブ、福井インター下りたところで昼食。明日に備えて各自大量のタンパク質を摂取し、腹ごなしに勝山城を模した資料館を見学後、コテージに到着。一休みして夕食バーベキュー。
 またもタンパク質大量摂取。………明日はみんなパワー全開できそう。
二日目、各自朝食後7時出発と云う事だったが、男性陣は5時前に起き出し
6時には出発準備完了。女性陣もそろい早目の出発となった。        法恩寺林道は雪で閉鎖の為、青少年  (バーベキューでスタミナつけて明日に備える)
自然の家近くに車を停め登山準備。山本CLの挨拶の後、菅SLトップでスタート。道脇には残雪とともに‘ふきのとう’が芽を出し、‘イワウチワ’や‘ショウジョウバカマ’などの可憐な高山植物も蕾を開き始めていた。かなりの急登だったがタイミングの良い休憩に救われ、約2時間で雪に覆われた保月山に到着。眼前に杓子岳が大きく、その奥に経ケ岳本峰と中岳が見える。
(下見登山時はここまでだったとの事)
そこからはかなり様子が変わった。両側の切れたヤセ尾根があり、岩峰の下部の巻道のトラバース(ここは足下が谷底まで一直線でヤバいので急勾配の別ルートを取ったが)、一部亀裂の入った雪疵が張り出した尾根など油断の出来ない箇所があり、緊張感一杯で杓子岳に到着。中岳までは道はなだらかだったが、雪面に亀裂が走り残雪期特有のいやらしさがあった。ここからは切窓へ下り一気の登りで経ケ岳本峰登頂となるところ   (荒島岳の堂々とした山容を望む)
だが、パーティーの全体状況と帰路の難渋を考慮され、リーダー判断で本日は中岳までとし、ここで昼食を取り下山することとなった。山頂はかなり寒く、ササの陰で風を避けながら昼食。展望はガスり気味であまりよくないが、荒島岳、部子山、銀杏峰など大野盆地を取り囲む雪斑の山々が眺められた。昼食後、青少年自然の家の方が2名状況偵察で登って来られ、「今年は1ケ月雪解けが遅れている。昨年は木の実が豊富で熊が沢山子供を産み、今年は熊との遭遇に注意をして下さい」との情報。下山後コテージに戻り入浴(ここは天然温泉で、しかも無料)。みんなさっぱりして大満足で帰路に就きました。今回、運転して頂きました、山本さん、今在家さん、菅さん、仲西さんお疲れ様でした。有難うございました。        記 : 秋本

(バーベキュウでスタミナつけて明日に備える)


(荒島岳の堂々とした山容を望む)

経ヶ岳をバックに全員集合(中岳にて)
<臨時例会山行報告> 4月24日(月) 天候:晴れ
ぶらり比良探訪 H
比良山系最北の山 阿弥陀山(安曇川町)
参加者:西村高(CL・記録)・菅(SL)・中西・本田・岡・秋本・松田祐・松田昭・山田・堀部:計10名
 コース&タイム                9:20出発   9:30〜40  9:50   9:50   10:00〜10
事務所=安曇川町中野=太山寺集落=あずまや・P〜案内板〜四ツ辻〜八田川〜太山寺城跡
  10:30    11:10〜20              11:40          11:50〜12:25    12:40   12:50
〜丁字路〜阿弥陀山三角点(453.6m)〜470余m(最高地点?)〜阿弥陀山三角点〜丁字路〜四差路
 13:00〜05  13:15
〜案内板〜あずまや・P
 
 比良山系の最北端にあるこの阿弥陀山は名前こそ知っていたものの、全く情報が無いことと標高も低いため、1年程前までは登山対象に考えられなかった。と言うよりもそもそも私のイメージとしての比良山系の範囲に入っていなかった。
 ぶらり比良探訪をスタートするにあたり、改めて地図を見ている中で、初めて比良山系の最北端に位置することを認識、ぜひ歩いてみたいと意識するようになった。
 登山口までのアプローチが分からないので、菅車に先導してもらう。
朽木へ通じる県道23号を中野地区から太山寺集落へ向う。集落のはずれの空き地に駐車。目の前の真新しいあずまやが登山口だ。そばに庚申塚もある。ぶらりと歩き出す。林道を10分ほどで、案内板がある。
 山道に入り、大きくカーブする所から谷向かい見える山が太山寺城跡と思われる。四差路で左に下る。阿弥陀山だけだとあまりに近すぎるので、太山寺城跡へ寄り道する為である。下り立った小さな谷は八田川(たぶん支流のアミダ谷)とある。谷を渡り、登り始めて5分位から、小さな平地が点在しはじめる。これが14世紀末から15世紀初頃、戦国時代に築かれたと言われる山城(太山寺城)跡。地形をうまく活用した土塁や空堀の跡が残されている。しばし戦国時代に想いを馳せる。
 八田川に戻り、阿弥陀山に向う。木馬道と呼ばれる浅いV字状の道を進む。自然林の中、ゆるやかに登っていくと、遅い春で桜の花びらが舞い、足元には花芽を持ち上げたイワカガミの群落が迎えてくれる。1週間後には一斉に花開くことだろう。
 11:10平坦となり見晴らしのよいところが、阿弥陀山三角点(453.6m)である。
25000地形図では、三角点より少し先に470m台のピークが2つある。どちらかが最高地点のはず。時間が早いので、予定どおりもう少し進むことにする。平坦から少し登りにかかるあたりから道は消えかかっている。
 突然 鉄条網のフェンスにぶつかる。自衛隊の管理地のようだが、かまわずフェンスの破れ目から中に入り込み、さらに進むと一つ目のピークらしきところに出る。二つ目のピークが見えるが、その周辺は全体に造成がされ、舗装道路が入り込み、建物まである。異様な感じで、引き返す。自衛隊の電波基地か無線基地のようだ。
(後で25000地図をよく見ると二つの470m台ピーク周辺は破線で囲われていて、破線は自衛隊の鉄条網フェンスを意味することを理解する。) 
 三角点ピークに戻り、昼食とする。食べ終わった頃、若者グループが登って来る。ところがすぐにグループどころでないことが判明。来るわ来るわ、なんと320人の高校生の大集団。それに先生や添乗員も。聞けば、大阪の学校で8クラス、バス8台で来ていて近江白浜(高島町)に宿泊との事。自然体験型研修旅行かと思われる。阿弥陀山はそんなにメジャーな山なのか!? おそらく高島市長が売り込んだものだろう。自然・環境・文化に大変前向きで、先取精神溢れる市長のことだから。
 静かな山が一変。とても一服どころでなくなり、大集団をやり過ごしながら下山する。T字路からは往路(谷沿い)とは別ルート(尾根筋)をとると四差路にでる。登山マップに「5分程行くとお地蔵さん」とあるので、左へ下りる。ところがお地蔵さんに出会わず、10分足らずで案内板の所に出てしまった。そこからは往路の林道を下り、あずまやに到着。ちょっと物足りなさを感じるくらいの のんびりした低山のぶらり比良であった。       
                                               報告 西村高
< 一口感想 > 中西:記
 阿弥陀山 昔を運ぶか 桜吹雪の木馬道
                                              き ば み ち

《一口感想》 秋 本
 雪稜会に入って初めての山行。昨年10月以来登山してないので、今回450mと標高も低く足慣らしとして参加。平日にもかかわらず、10名も参加しているとは少し驚きました。山は期待通りで急登もなく、暑くも寒くもない、のんびりとした陽気の中、楽しくお喋りをしながらのぶらぶら歩きでした。
 会のメンバーとはこれまでに幾度か同行させてもらっていたので、違和感なく話が出来てよかった。頂上で昼食。コンロで湯を沸かして味噌汁を作ったが、皆さんは即座にお弁当を食べだしたので、食後のコーヒーを淹れる余裕がなかった。ここしばらくは様子を見よう。食後、下山開始のタイミングで300人からの若者が登ってきた。大阪の高校生との事。白浜荘という宿に泊まって観光バスを連ねてやってきたとの事だがなんで阿弥陀山なの?という感じ。我々滋賀県に住む者でも今日まで知らなかったような山なのに。

<特記> コシアブラという木の新芽がてんぷらとか酢味噌和えにして美味しいらしい。女性陣が夢中になって取っているので、一緒になって取りましたがみんなあげてしまいました。帰宅して我が家の夕食がてんぷらだったので、少し持って帰ればよかったと思いました。