<例会山行報告>
−−2006年02月−− ・鈴鹿:綿向山 ・参加者の一言
誰かわかるかな〜?
ぶらり比良:雪山編@蓬莱〜小女郎ヶ池
一口感想 
西方ヶ岳
 <例 会 山 行 報 告> 
綿向山
感動を求めて! 鈴鹿の樹氷を満喫は・・・果たして?
 日 時:2月5日(日)  
 参加者:槙(CL)、西尾(SL)、金井、松田、天岡、山本、藤野(記):計7名
コースタイム:
 6:50、事務所前出発〜8:40、綿向山駐車場出発〜9:35、綿向山登山口小屋〜10:30、3合目小屋〜11:50、7合目行者小屋〜12:30、頂上〜 13:10、出発〜13:55、3合目小屋〜14:20、3合目小屋出発〜15:08、駐車場〜15:22、帰路 
 綿向山は一度登ってみたい山だった。それも厳冬の晴れた日に。樹氷と展望を求めることが出来れば最高だと思っていた。
前日からの寒波の南下で冬山らしくなるのかと期待して目覚ましよりも早く目を覚ました。
大津南部の私は山本さんの車に便乗し定刻通り 三合目小屋出発。真野の事務所に近づくにつれかなりの積雪に驚かされる。   
到着した綿向山の駐車場にはちょうど車のドアがやっと開く程度なの40cm位の積雪と思う。
 案の定高度を増すごとに積雪量は増している様である。
三合目の小屋でアイスバーン状態を想定し全員アイゼンを装着。 珊瑚樹氷7合目の小屋を過ぎると樹氷が我々を歓迎するかのごとくで迎えてくれた。
皆「すばらしい!」「きれい!」を連呼し、カメラのシャッター音が鳴り止まなかった。頂上での展望は残念ながら得られなかったが皆、満足の笑みをして無事駐車場に戻った。
          (写真は山本さん撮影)    頂上にて
 

三合目小屋

珊瑚樹氷

頂上にて
<例会山行報告  綿向山追加項目>

 *参加者の一言

 山 本:樹氷が素晴らしかった!             満足度 100%
 天 岡:今までよりも良かった!              満足度 100%
 金 井:樹氷の登山は初めてでした。           満足度 100%
 松田昭:白銀の世界・着氷の世界に大満足!      満足度  95%
 藤 野:項上は非常に寒かった!             満足度  85%
 西 尾:凍ったおにぎりは初めて!            満足度  90%
  槇 :項上で太陽が出るはずだったのに!       満足度  95%

 日が変われば景色も変わるのは解っては居ましたが、この日は正にこの言葉がぴったりの一目でした。
感動をしっかり掴んで帰れました。
                           by 槇 一美
    <綿向山 この感激の表情 誰かわかるかな〜>




各々

「私は誰でしょう」

クイズです。




<臨時例会山行報告>
 ぶらり比良探訪 雪山編@ 
2月12日(日) 蓬莱〜小女郎ヶ池  往復
天候:ほぼ1日中 小雪  
参加者:CL 西村高・中西・西尾保・西尾智・金井・本田・山口弥・岡・小原:計9名
コース&タイム
  7:10                7:50      8:25〜35              9:10〜15
 事務所=湖西道路より少し上部(P)〜林道終点(堰堤)〜薬師滝〜1回目渡渉地点〜
     10:35     11:35〜40  12:40   12:45〜50    12:55      13:15〜50
 2回目渡渉地点〜 7本杉 〜小女郎峠〜小女郎ヶ池〜小女郎峠〜(峠下の昼食地点)
  14:07       15:00〜05         16:00
 〜7本杉〜渡渉地点(下りの2回目)〜駐車地点=事務所

 ほ場整備された かっての棚田が広がる所で駐車。びわ湖が眺望できる。日当たりのよい林道は雪が消えている。皆の装備を確認すると、3名がワカンなし。(アイゼンは持参)  ワカンは必要装備に書いておいたのだが、ちょっと残念であった。 迷ったが、パーティー人数と下見時の状況から3人は最後尾を歩いてもらうことでOKとした。

 雪はチラチラ。スパッツのみ装着で出発する。今日はトップは全員交代で行くと告げ、まずは3人組から指名。林に入ったとたんに、道は雪に覆われている。薬師滝はチラッと覗くだけで通過。 踏み跡多し。広い川原を横切り、右岸へ1回目渡渉。トレースを追って進む。
 トップからトレースが消えたとの声。20m程バックしてもらい、谷寄りに修正。 ここより1人か2人の薄いトレースとなる。
 2回目の渡渉地点と思ったところで、左岸へ渡り、ワカン装着。ゆるやかで歩き易いルートがあるはずなのに、無い。私を含め、何人か少し偵察するも急斜面ばかり。深い雪で渡渉地点を間違ったと気付き、右岸へ戻り、もう少しすすむ。
 程なく、渡渉地点が現れる。今度は間違いなし。夏道とおぼしき形状を辿る。ルート確認が必要なので、私は中間に位置し、トップはワカン組が交代で務める。1ヶ所、ちょっと危険なトラバースあり。ロープが張られているようだが、埋まっていて出せない。慎重に渡る。一部は高巻きしてもらう。

 7本杉まで100m位のあたりから、更に深雪でルートが判別出来ず、前進が困難。で、谷を進むことにする。本来、避けるべきだが、谷も浅くなっており、気温も上がらず雪の状態もよく危険は少ないと判断。 7本杉で軽く口に補給する。
 これよりルートは迷うことはないが、最後の突き上げが急であり、この雪で登れるかどうか、難関である。低潅木までも埋められて、邪魔するものはほとんどなく、歩き易い。しばらくあった1人か2人のトレースはいつの間にか消えてしまっている。風雪で埋められてしまうようだ。 純白無垢の中を進むのは気持ちよい。しかしながら峠が近づくにつれ、斜度も増し、また新雪も深くなり、さらに雪質がよくなるにつれ、蹴り込んでも押さえ込んでもずり下がる。トップは頻繁に交代。
しばし休憩で見渡せば、白銀の世界が視界いっぱいに広がる。疲れも吹き飛ぶ。平野部から望む真っ白の壁に立っている訳だ。しかしガスに包まれると、方向感覚や高低感覚が麻痺し、ホワイトアウト状態に陥る。
ルートを修正しながら進む。急になだらかになると、小女郎峠であった。
さすがに雪混じりの風がびゅうびゅう吹き荒れている。雪は飛ばされ地肌が覗く。
 12:45 目的の小女郎ヶ池到着。 人の背丈位の高さだったと思う小女郎ヶ池伝説の説明板はかろうじて屋根だけが出ている。 厚い氷と雪に覆われているであろう池の真中に立つ! でもはしゃいでいるのは私と金井さんと本田さんの3人だけ。あとの人は、風に背を向け、じっと立ちすくんでいる。早々に下山とする。

 風の当たらぬ所で、昼食とする。ここで山口弥さん準備の特製豚汁の登場。
ちょうどこの時、雪がよく降ってきたが、うまい!温まる! 感謝感謝!!
深い雪に足を取られないようゆっくりと慎重に下り、16時無事 車に到着。

 「ぶらり」というものの、今回はは本格的な雪山登山であった。
当日は小女郎ヶ池まで行けるかどうか、内心五分五分とみていたが、全員しっかりと歩いていただき、無積雪期の約2倍を要して、無事小女郎ヶ池に立つことが出来、ほっとしている。たっぷり雪と遊べ、雪山の素晴らしさ、楽しさ、そして恐さも感じさせてくれた満足の1日であった。
                   〈 報告 西村高 〉

新雪を交代でラッセル

寒風吹きすさぶ小女郎峠

見上げれば白銀無垢の尾根

凍りつきそうな記念撮影

池まで平坦な道のり

(写真提供:金井さん・小原さん)
  <一口感想>

 小女郎峠を目指して谷の急登‥.途中までは踏み跡が有りましたが中腹からはトレース無し、西村さんの適切な指導に従い交替のラッセルをしながら池まで標準2時間コースを4時間かけて小女郎が池へ到着、表示の看板の屋根だけが見えている‥.の積雪が有り凄い強風に戦意喪失、強風を背中に受けてペンギン姿が何匹か??
 西村さんに「イジケテイル」と笑われて・・・でも、さ〜む〜い新年に風邪を引いて長い間、暖かい炬燵のお守をしておりましたのでこの冷たい風は汗を冷やし尚、さ〜む〜い〜 しかし、この日を境に元気がでてきました。
また、ポッボツと歩きますのでお誘いの声をお待ちしております。
                                    おか


 ワカン装着の雪山登山が堪能出来ました。ワカンにも親しみを感じ、ワカンの歩きに手応えを感じました。お一人で奥深くまで下見をされた西村CLにも感服致しました。ぶらりではなく「どっこいしょ」シリーズに思える今回でした。
 小女郎峠の大雪と四つに組んで
  悪戦苦闘、とん汁いただき
   ビビィー・・・NO Side!!
                                   記:怜
<例会山行報告> 
 西方ヶ岳
 2006.2.25日〜26日
参加者:山本(CL)・山口弥(SL)・天岡・中西・石川忠・岡
・今在家・山口一・浅場・本田・堀部:計11名
コースタイム
 2/25 事務所7:30―登山口9:40―ピーク12:30―登山口3:20―宿舎4:30 泊  
  /26 宿舎10:00―昼食12:00―和邇15:00

 7:30 事務所に集合し、西方ヶ岳に向かった。
 9:40 登山口に到着、体操をして出発をした。今日は快晴〜真っ青の空、風も無く暖かいので薄着で歩き出した。今年は雪が多く降ったので残雪が多い。最初の階段が辛い、ゼイゼイ言いつつ30分ほど歩いた所で大きな岩の展望台で休憩。 日本海が遠くの方まで見える。気持ちのいい天気だ。
 そこから歩き出すと、だんだんと雪が増えてきた。いつもは歩きやすかった道に風雪で倒れた木が前に横たわり時々腰まで雪の中に・・・・なかなか抜け出せない。まるで障害物競争をしているみたいだ。
 途中 道をまっすぐ登りすぎて、下の方に修正し、左に巻いて登る。頂上まではまだ一時間くらい掛かるようなので12:30に風の当たらない日当りの良い場所で昼食を。食べてから少し登ると白山や大日岳や遠くの山々が美しく見えた。記念写真を撮ってから、3:20に登山口に無事下山した。
 そこから30分くらいで久々子湖近くの今夜のホテルに着く。それぞれ部屋に分かれ、風呂に入ってゆっくりする。この喜び最高〜しばらくして夕食!待望のカニ、ゆでカニ、焼きカニ、カニすき、お造り、その他いっぱいのご馳走にビールやお酒も進み、大満足でした。
 部屋に着くなりバタッーと倒れそのまま、朝まで寝ていたHさ〜ん貴女はえらい!部屋が暑くあまり寝られなかった人もいたみたいですが。
 朝風呂につかりいい気持ち・・朝食もご馳走いっぱいでこの安さ・・
 山本さ〜んお代わり!次は何処へ・・・などワイワイ ガヤガヤ
 山に登って温泉に入り美味しいもの食べて最高の山行でした。
 次回も楽しみにしています。     山口 弥生 記