<個人山行報告>
2006年10〜12月 ・雪と紅葉の白山
三十三間山 ・白倉岳
<個人山行報告>  
雪と紅葉の 白山
日時  10月7日〜9日
参加者:山本(L)、浅場、上川、松田昭(記録)
コース:8日  別当出会――勘之助小屋――室堂小屋(泊)
     9日  室堂――御前峰――室堂――南竜分岐――勘之助小屋――別当出会
10/7
 20:00 事務所を山本さんの車で出発
 23:30 ひるがのSAで6人用テントを張り、仮眠

10/8 
 7:25 曇り空。大日ヶ岳のなだらかな裾野に虹がかか
っている。  
 岐阜県側ルートをとる予定で平瀬へ向け出発するが大白川への入り口で通行止め、予想外である。
市ノ瀬ルートに変更できないか?          
 スーパー林道を通れば何とか行けるとリーダーの判断でGO!

(大日ヶ岳を望む)
 林道に入り少しずつ高度が上がるにつれ、紅葉が色を増してくる。前日の雨で水量が増し、次々に現れる真っ白い滝がいいコントラストで目に飛び込んでくる。「名勝ふくべの大滝」は水しぶきで周りが白くなりすごい迫力だ。
10:15 市ノ瀬着。小雨が降っているので雨具を装着してバス停まで行くとバスは出たところで30分待つことになる。
 11:50 別当出会いを出発。鈴鹿山歩会の寺尾さん達が降りて来られていた。山頂は雪とのことである。初冠雪の期待と不安も少し。
 12:30 中飯場。 ダケカンバがみられる
 13:20 別当覗。 雨は少しやんだり、又降ったり。途中、道はドロドロにぬかるんでいたりする。
 14:15 勘之助小屋 小屋に入って温かいスープなどの昼食を取る
 14:55 南竜分岐 これから先、ちらほらの雪が少しずつ多くなる。
 15:55黒ぼこ岩。しっかり雪道登山になり風も強い。頂上まで寒風に吹かれ重い足取りで、弥陀ヶ原を抜け、凍ったハイマツの間を抜け、早く小屋が見えてこないかと、、、、
 16:30 小屋着。手がかじかんでおり暖を取りたいが、ストーブは少なく近寄ってもあまり暖かくない。小屋は空いており、部屋は20人くらいの二段式の部屋に他の1グループが一緒でほとんど貸しきり状態である。ハンバーグづくしの夕食をとり少し落ち着く。
明日のお天気に望みを託してフカフカの毛布で早めに就寝する。

(大汝峰・まさに白山です)
10/9
 6:30 起床。朝日が小屋に差し込んでいる。ヤッター!外を見ると雲ひとつないきれいな朝焼けである。
 8:30 凍結が少しゆるんできた頃、御前峰に向けて出発。昨日とうって変わって暖かく、空は抜けるように青い。滑りやすいのでゆっくりと登る。ハイマツに付いた透明な樹氷がクリスタルのようにキラキラ輝いてきれいである。
 9:40 頂上。360度の眺望、遠望に感激。白く雪をかぶった北アルプスの山並み、御嶽山、恵那山、日本海に浮かぶ白い雲、近くは別山と室堂につながる3方の尾根筋がくっきり。滅多にみられないこの景色をゆっくりと楽しむ。

(御前峰にて)
 10:30 下山開始する。
 11:10 室堂へ。荷物をまとめ、陽光の下で、早めにお昼ご飯を食べる。
 12:05 出発。南竜馬場の紅葉がきれいなので、エコーラインを通ることにする。木道が伸びる広々とした原に緑の草と草紅葉、白い雪のコントラストはみごとだ。振り返ると、雪をかぶった、美しい姿の白山が少しづつ遠くなる。
 13:30 展望歩道分岐。絵のような、あざやかな色で刺繍をほどこしたような紅葉である。薄い緑は笹原、濃い緑はトウヒ、その中に赤、黄の紅葉が点々とし、赤い屋根の南竜山荘がアクセントになっている。
 13:55 勘之助小屋
 14:40 別当覗。目の前の観光新道の長いラインを紅葉が色どる。
 16:00 別当出会。待っていたバスに飛び乗る。帰りはロスタイムなし。
 21:10 事務所着

 今回は3日間予定の穂高山行が2日間の白山に変更になったことで、幸いに好天に恵まれ、自然のきびしさと美しさを十分に味わうことが出来ました。初冠雪と紅葉が同時に見られたのも幸運でした。運転してくださった山本さん、同行の皆さん、ありがとうございました。
           松田 昭子:記
                  
※ 穂高例会山行はリーダーの都合と悪天候により中止しました。         やまもと

(弥陀ヶ原の雪と紅葉)
<個人山行報告>
12月3日 「三十三間山」
・11月26日の例会が天気のため中止になり、この日個人山行として催行した。
<参加者>(CL)山口弥生、(SL、車)金井喜久子、(救急)松田昭子、(車)小原堅、濱島茂、
(車)菅宏、菅泰子、上川多美枝、(記録)近藤 ひろみ
<コース>
 7:00事務所集合・車にて移動=(161号経由)=倉見駐車場〜草原尾根〜三十三間山〜倉見駐車場
=(161号経由)=事務所解散

 前日からの寒気の南下予報に、雪の可能性を感じながら朝を迎えるも、比良山系は良い天気。
 07:00 事務所集合。金井車、小原車で出発、和邇駅手前で濱島さん(新会員)を拾い、途中菅さん夫婦と合流、今津のコンビニで上川さんが加わって、全員そろったところで、本日の山行をどうするか検討する。ここから見える北側の山々は雪をかぶっている。おそらく三十三間山も積もっていると思われるが、行けるところまで行ってみる事になった。ノーマルタイヤの金井車を置いて、小原車と菅車であらためて出発。
 08:50 倉見の駐車場到着。雨が降っている。
 09:05 歩き始める。しばらく杉林の中の林道歩き。ちらほらと雪が積もっている。
 09:20 標識に沿って右の沢の道を行く。
 09:30 小休止。
 09:40 最後の水場で沢を渡り、離れて山道に入る。紅葉がきれいだ。
 10:10 尾根に出る。だんだん足元の雪が多くなり、落ち葉と雪で滑りやすい。
 10:25 夫婦松到着。10cmの積雪。三方五湖が見える。今回の山行目的のひとつである「コンパスの使い方」を少しだけ勉強する。天気が悪いので、じっくりとはできなかった。次の機会に期待する。
 11:05 小休止。ガスが出てきて視界が悪くなってきた。
 11:15 風神。名前のごとく少し風が出てきた。やがて草原へ出ると予想外に風がない。20〜30cmはありそうな積雪を交代でラッセルしながら進む。
 11:40 三十三間山頂上、無時到着。風はないが雪が降り出した。集合写真を撮って、昼食を取る場所を探して下る。
 12:10 20分ほど下って、食事にする。山口さんが豚汁の用意をしてくださった。具だくさんの汁で大満足!
 ごちそうさまでした。
 12:45 さすがに歩いていないと体が冷えてきた。そろそろ出発。
 13:00 夫婦松通過。下りの方がすべりそうで心配だったが、それ程でもなく一気に下った。
 13:45 倉見駐車場着。雨が降っている。
 15:30 今津のコンビニで菅さん夫婦、上川さんと別れ、事務所着。朝同様こちらは天気がいい。でも、常緑樹の緑と、紅葉の黄色や赤、それに雪の白でコントラストがすばらしい山行でした!お疲れさま。
 そしてありがとう。

《個人山行報告》 白倉岳  2006・12・10雨
 9日の例会が雨で流れ、天気予報では10日は回復の様子だったので
個人山行として実施することになった。
参加者・山本・岡・正木・田中操・菅夫妻・金井・浅場・近藤・浜島
 事務所7:30に出発。まずまずの天気に一同ホッとする。途中の辺りで綺麗な虹が。
カメラチャンスまずは一枚。
 しかし、朽木に入ってから空模様がややこしくなって来た。
 8:50 出発の時は雨具着用となる。出発の前の写真を金井さんの新しいカメラでパチリ。
いきなりの急登で足元が悪く滑ってばかり(自分だけみたい)
 菅さんが見かねてストックを一本貸してくれました。少し安定する。ストックの有難さを実感。南岳辺りから雪が・ミドレかな?
 中岳の大杉で記念写真を。
 11:50 白倉岳に到着。白倉岳は初めてという4人(金井・浅場・近藤・浜島)が写真に納まる。寒い中での昼食です。暖かいものがほしい・・・
 12:30 急勾配を慎重に下山開始。なだら雑木林で暖かい甘酒で体を温める。      
雨も上がり松本地蔵まで降りてそこから林道を歩く。    
 14:45 Pに無事下山する。
                     やまもと 記

白倉岳初登頂で〜す!

  雨でなかったら全員木登りなんやけどな〜!