<個人山行報告> | |
−2006年7月〜9月− | ・武奈ヶ岳 ・中央ア:木曽駒〜空木岳 |
<山行報告> 比良 武奈ヶ岳 7月22日(土) 参加者―槇・菅・菅奥様・松田昭・近藤・(岡・正木・2人は八雲より金糞経由で先に下る) |
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コース イン谷口〜旧リフト下登山道〜リフト釈迦駅〜カラ岳〜比良スキー場〜コヤマノ岳〜武奈ヶ岳〜燻る木の木場〜八雲ロッジ〜金糞峠〜イン谷 大普賢岳が雨のため中止になり、天気のましな本日、急遽この山行が決まった。 8:00 比良リフト前集合。みんな合宿のトレーニングのため、大きな荷物を背負っている。 8:30 出発。雨は降ってないが、山頂はガスがかかっている。マムシに会う。 8:53 神やの滝との分岐。本日は頂上で作業があり、作業員運搬のため、リフトが動いている。そのリフトの下2度、3度とくぐる。それにしても湿度が高くて堪らない、気温が低いのが救いだ。 9:56 リフト釈迦駅。曇っていて眺めは無し。荷物が重いせいか、何人か辛そうな人がいる。せみの声を聞き、白い夏椿の花が落ちているのを見ながら、この時期、花が少ないなあと思う。 10:16 釈迦岳分岐。相変わらず、ガスの中を歩く。ノリウツギが咲いている。 11:01 稜線に出る。このあたりから、解体された資材があちこちに置いてある。ガスの中にボーとアンテナ塔が立っていた。 11:30 遠くで重機の音がするなあと思っているうち、元スキー場に出た。目の前でコンクリートの建物を壊していた。左手奥のロッジらしき建物はまだ残っている。右手を行くと、網を掛けられた廃材がたくさん並んでいる。ヘリコプターで運ぶらしい。その先は、リフトが取り払われたゲレンデで、たくさんの重機が作業している。晴れ間が出た |
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11:50 作業車をよけながら、ゲレンデを下り、仮設の木の橋を渡ってキャンプ場に出る。ここで昼食。松田さんが担いでいた「そうめん」を頂く。その上、隣で食事していた別のパーティーから「スイカ」を頂いた。どちらもおいしかった。ご馳走さま! |
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12:40 岡さんと正木さんはここで引き返した。残り5人で武奈ヶ岳へ向かう。しばらくゲレンデ後の急登を行く。なんだか晴れて暑くなってきたぞ! | |
13:31 コヤマノ岳を通って中峠への分岐。階段をしばらく上がって見晴らしの良い尾根に出る。足元には鹿の足跡がいっぱいあり、目の前にはトンボがたくさん飛んでいる。ヒヨドリバナの群生があった。 13:50 ついに武奈ヶ岳山頂。蓬莱山方面は少しガスっているものの、おおむね晴天。リトル比良の先に琵琶湖が見え、伊吹の山並みも。京都側も良く見える。 14:15 もっといたい気持ちを抑えて、帰路に立つ。途中、道が崩れているところがあった。下から風が吹き上げていて気持ちがいい。 14:59 イブルギのコバ。 15:10 昼食をとったキャンプ場に戻ってきた。八雲が原の木道を通って更に進む。 途中には、色とりどりのテントが張られている。気持ちの良い奥の谷源流の横を歩く。そういえば、6月始め水質検査でここまで来たんだ! |
武奈ヶ岳山頂にて |
15:50 金糞峠到着。やっと下りです。 16:54 青ガレを通って大山口。疲れてきた。 17:30 イン谷口帰着、解散。全行程9時間もかかりました!お疲れさまでした! 記:近藤ひろみ |
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【個人山行報告書】 報告者 秋本邦和 期間 06年8月26日〜28日 目的地 中央アルプス(木曾駒〜空木岳) メンバー L;秋本邦和、利光徹、山田幸男 |
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・コース 8/26(土):名神竜王(6:40)(1回S・A休憩)=中央駒ケ根(9:30)=菅の台BC(9:35〜45)(タクシー)=しらび平(10:15〜11:05)(ロープウエー)千畳敷(11:20)〜乗越浄土(昼食)(12:05〜35)〜宝剣山荘(12:40〜45)〜木曾駒ケ岳(2,956m)(13:15〜45)〜宝剣山荘(14:15)〜伊那前岳(2,883m)(14:45〜15:05)〜宝剣山荘(15:30) 8/27(日):宝剣山荘(6:05)〜宝剣岳(2,931m)(6:25〜30)〜極楽平(7:20〜30)〜濁沢大峰手前(8:20〜30)〜檜尾岳(2,728m)(10:03)〜昼食(11:30〜12:10)〜熊沢岳(2,864m)(12:20)〜東川岳(14:05)〜木曾殿山荘(14:30) (昼食) (タクシー) 8/28(月):木曾殿山荘(5:45)〜第1ピーク(6:35)〜空木岳(7:15〜35)〜駒石(8:10〜15)〜2000m地点(10:30〜11:00)〜林道終点(12:45)=菅の台(13:15〜30)=こぶしの湯(13:40〜14:20)=駒ケ根IC(14:25)=駒ケ岳SA(精算)(14:30〜55)=内津峠PA(夕食)(16:00〜30)=名神竜王(17:30) 《感想》 8/26)薄曇りの中央道を快調に駒ケ根ICには約3時間で到着した。一般車が入れる菅の台はすぐだ。駐車場で登山準備をしているとタクシーの勧誘があり、3,700円でしらび平まで行くとの事。 バス代800円より割高だが、バス2〜3台は追い越せるとの事で利用する事に決定。標高差700m位を約30分でしらび平着。そこには驚く程の人人人。整理券を渡され小一時間待ってロープウエー乗車。7分で標高2,610mの千畳敷。ガスが晴れ、写真でよく見る千畳敷カールと聳え立つ宝剣岳があった。ストレッチのあと一般観光客に混じって乗越浄土めざして登り始めた。ワンピッチで登りきり、宝剣、中岳、千畳敷カールを眺めながら昼食。その後宝剣山荘に宿泊手続き。荷を預け、中岳を越え約30分で木曾駒ケ岳2,956mに立った。天候も安定しており、時間的にも余裕があったので伊那前岳に足を伸ばし、聖職の碑の舞台になった濃が池や将棋頭山などを眺めてから宝剣山荘に戻った。 8/27)今日は今回ルート中最難関の宝剣岳の登降がある。気を引き締めて臨んだ。手掛かり、足掛かりも十分で、登りはどうと云う事もない。頂上は狭く、各パーティー交代で写真を取り合い、下山に取り掛かる。南方面への下りは一部緊張する横這いもあるが、鎖も十分あり慎重に行動すれば大丈夫。あとは島田娘の頭、濁沢大峰、檜尾岳、熊沢岳、東川岳とアップダウンの多い稜線をひたすら南下する。花崗岩の露出箇所も多く、両手両足をフル活用してこなしていく。木曽殿山荘は崩れやすい砂地の急傾斜の鞍部に立っていた。近くの水場「木曾義仲の力水」は冷たくうまい。 8/28)冷たい霧が流れる中、最後のピーク空木岳をめざした。かなりの急登で、第1ピークまワンピッチで登ったがきつかった。第2ピークはどれか判らぬうちに通過。第3ピークが空木岳2,864m。昨日歩いてきた稜線の先に木曾駒、宝剣が遠い。木曾殿山荘の主人の勧めで空木岳頂上からタクシー会社に携帯から電話し、林道終点まで迎えに来てもらう事とし下山したが、駒石から先の樹林帯の4時間近い降りは結構疲れて足にきた頃到着し助かった。そこから1時間半の林道歩きに替るタクシー代は2,800円。菅の台から近くの‘こぶしの湯’でゆっくりと汗を流して帰途につきました。 《情報》@テント場は木曾駒〜中岳鞍部のみ。空木岳周辺は幕営禁止。Aシーズン中はロープウエー相当混雑する。待ち時間計算が重要。Bアップダウン多い。飲み水は多い目に準備したい。 以上 |