2005年6月 ・清掃登山(南比良) ・(金勝アルプス)
・金勝コース ・夜叉ヶ池 
・写真で見る夜叉ヶ池 ・水質調査
<清掃登山報告>
 南比良(打見山)
6月5日:清掃登山報告
集合場所:JR志賀駅
会員参加者:CL西村・山口・菅・本田・石川・槇・正木・松田:8名
一般参加者:10名    合計18名
 今年は例年より南比良において参加者は少なくなっているとの事です。コースと時間 8時45分集合 9時までミーティング 9時5分出発 9時55分休憩 10時15分第一砂防ダム 11時30分一本杉 12時30分 クロトノハゲで昼食 2時寺屋敷にて記念撮影とミーティング 2時30分天気が悪くなり全員ゴンドラに乗って下山 2時40分ゴミ分別 3時バスにて志賀駅へ 歩きたい人は志賀駅まで歩いた。
 途中でビン類は重いので車が入れる所に置いて下山してから取りに行き持ち帰った。 ゴミのほとんどは山麓あたりに多く中途の登山道では大したゴミは見つからなかったので最近のハイカーもゴミには気をつけているのかもって所でしょうか。 今回の全ゴミの量は50キロ弱でした。このコースではあまり見当たらなかったが、隠れた道にはたくさんのゴミが車で持ってきて捨てられています。 もし貴方がゴミを捨てるのを目撃されたらどうしますか? もちろん注意して持ち帰りましょう。
                                   記録:槇 一美
  『清掃登山報告』
2005年6月5日(日)晴れ
金勝アルプスコース
参加者:会員8名 山本、藤田,岡, 武藤、藤野、田中政、田中操、今在家
 一般15名 子供1名    合計24名
コース&タイム
 JR草津駅8:00―桐生バス停出発9:00―鶏冠山山頂11:00−北尾根コース―天狗岩11:50~12:50−竜王山13:50~14:10―金勝寺14:40−こんぜの里15:30

 7時30分ごろより草津駅に集合して、一般参加者が集まってくるのを待つ。8時に帝産バスにて上桐生バス停まで行き、桐生キャンプ場にて開会式を行い本日の清掃登山についての説明などを行う。
 出発してしばらくは、植物が生い茂り、水の音が聞こえる平坦な道を歩く。今回参加された県の専門家である長崎康則から、歩いていく途中で出会った植物についての、香りや咲いている花や樹などについての説明を聞きながら、鶏冠山の頂上に向かった。森の緑と水のせせらぎを聞きながら歩くこの道は、森林浴をしながら歩くので気持ちが良い。その途中にある落ヶ滝に立ち寄った。鶏冠山からは北峰縦走線を歩いて天狗岩に向かった。この天狗岩まで登っていくコースは、草津や大津が見える一面に広がる琵琶湖の景観とさまざまな形の岩を見ながらの上る、今日のルートの中では、最も周囲が良く見渡せる場所である。
  
 こんぜの里についてからすぐに、みんなでごみの分別作業をした。その後、会員の車で一般の人を片山のバス停まで移動する。そこに迎えに来ていた帝産バスの中にて、、清掃登山への参加のお礼と閉会の挨拶をした。
 この時期の森林の中を歩くことは、ごみを集めると共に、かえって生きるエネルギーをもらって町に帰ってきた気持ちになった。自然を大切にする気持ちと、山から生きるエネルギーをもらってさわやかになる山の体験をもっと多くの人に、毎年の清掃登山によって広めて生きたいものである。                 藤田 悦史 記

 登山道に埋められたゴミの回収天狗岩にて昼食にする。金勝寺に向かうルートの途中で、道の中にごみを相当多く埋めている場所があったので、そのごみを掘り起こしてみんなのポリ袋に入れた。金勝寺では最後の休憩をした。休憩をしたあたりの木々の上のほうからは、さまざまな野鳥の声が聞こえていた。またこの時期の緑は、少し萌黄色を深くした色で周囲は草木の緑で多い尽くされていた。また金勝寺からこんぜの里までの広い道の両脇には、やはりごみが散らかっていた。
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  今年の金勝コースは・・・・ やまもと

 スタッフの要望と、今年の干支にちなんで、コースを変えました。
上桐生のキャンプ場の駐車場から鶏冠山を経て北尾根から天狗岩に、後は、例年通り白石の峰から金勝寺を経てこんぜの里に。
林道歩きが少なくハイキング的には良かったと好評でした。
 全体的には登山道のゴミは少なくルンルン気分でのハイキングでしたが 白石の峰のところに地中に埋められたゴミを発見。 ピッケルを借りてここ掘れワンワン ザックザックゴミの山
 昔はゴミは埋めていたと聞きましたが、そう古いゴミでもなさそうでした。???誰が 何時 何のために埋めたのか??です。
 森林管理署の方が二名参加されて一緒に行動しました。ミニ集会でも挨拶していただき 国民に親しんでいただける森林を造っていきたい。登山道の整備などもしているとのことでした。
 和やかな雰囲気で清掃登山が出来て参加者の皆さん、もっと堅苦しいかと予想していたが違った楽しかったとの感想でした。
 その後、二名の女性の方が比良に登りたいけど不安なので雪稜会の方に案内の要請があり今在家さんと久保田さんにお願いをして武奈ヶ岳まで同行していただきました。しんどかったけど楽しかったとの感想でした。お疲れ様でした。      

天狗岩で和やかに皆さん

<例会山行報告&ひと言感想>
 夜叉ヶ池
 同じ山でも多少季節が違ったり、ルートが変わると趣がこれ程までにと・・・。
 昨年は4月24日、今日より約1ヶ月半早い時期に福井側からのコースで樹氷や池端の残雪など冬が同居していたのを思いまだす。今回は岐阜側からの短コースで谷筋のところどころには、まだがっちりとした雪が汚れて固まって残っているものの陽に映えたニッコウキスゲが夏の近づきを知らせて呉れているようだ。モリアオガエルの白いたまごを花のように映した池の水の深いみどりも印象的だった。
 三周ヶ岳への足もとが見えない程の熊笹の尾根道では長い間の積雪がやっと解けたのよと知らせて呉れているようでひどいぬかるみだ。昨年は、ここにたどり着くまでにへばり込んでしまった岩かげに再会した。どなたかが思い出して呉れてこの一年の精進を称えて呉れるような言葉を呉れた。
 現役引退、空虚脱力、漫然飲食、体長不全、ヨタヨタ登山でご迷惑、沈みかけたる我が姿 、右も左もお手本会員、いつか見ていろ僕だって、心の入れ替えまだまだながら、立ち直れそうな気配がして来る、雪稜会のおかげだ。
三周ガ岳の一等三角点に到着、今日も息は上がっていない!
 皆さん有り難う。

 きのう梅雨入り 今日なか休み
  ニッコウキスゲに賑わうも
   深いみどりに 神秘漂う夜叉ヶ池     
                                        記:中西
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<写真で見る:夜叉ヶ池〜三周ガ岳>

夜叉が池:岐阜県側登山口

坊やの横顔の様なシルエット

夜叉が池をバックに咲くニッコウキスゲ

夜叉が池をバックに全員

アカモノの花

三周ガ岳山頂にて
<県連水質調査山行報告>
 比良・八雲ヶ原 (奥の深谷源流)
6/14(火)・天候:晴・暑い
参加者: 西村高 (記録・報告)・槇・正木:計3名
コース&タイム
 事務所(5:40)==イン谷口P(6:20)―青ガレ(7:0-10)―金糞峠(7:40-50)――採水地点(奥の深谷源流・八雲ヶ原手前)(8:20-40)―金糞峠(9:05)―青ガレ(9:30-40)―イン谷口P(10:20)==事務所==草津保健所(採水容器提出)(11:30-45)==事務所(12:30)

 昨年から比良リフト・ロープウェイが廃止となって下から歩かなければならず、この水質調査はまるっきり「比良登山」である。しかも時間に制約(保健所へ11時頃までに届けなければならない)があり、きびしい登山といえる。1人だと万一何かあった場合、対応が出来ず問題であり、複数の参加が必要。
 草津保健所に11時到着とすると、イン谷口10時下山でぎりぎりである。採水時間を含め、やや早足で往復4時間とみて、6時頃には歩き出す必要がある。正木さんには事務所5:40集合とし、槇さんとはイン谷口6時合流とする。
 登山準備を整え、イン谷口トイレ前Pを6:20出発。早朝で気持ちがよい。
昨年は歩き出しが7時頃と遅かったため花や景色に目もくれず、ひたすら急いで3時間で下りてきたが、空しい事この上なし。そのの反省(?)を踏まえ、今年は4時間あるので、少しは楽しみながらややゆっくりめで歩くことにする。
 大山口前後はウツギの白い花が溢れている。丁度満開で見応えあり。
青ガレを過ぎ、少し進んだところ、右斜面の小さな沢が大崩落し大量の土砂と大きな岩が正面谷に押し流されている。登山道はもちろん寸断されているが、月日が経ち、歩く人が多いせいか自然と巻き道が出来ている。昨年秋頃の大雨で一気に出水したのであろう。水の力はものすごいことを改めて思い知らされる。
 道脇にシライトソウが見られる。名前のとおり、純白の清楚できれいな花である。その他、タニウツギ(ピンク)・タニフタギ(シロ)など沢山見られる。足元にはタツナミソウもたくさんあり。金糞峠付近は見上げるとサラサドウダンが花をつけている。今日は暑く、ゆっくりでも汗が流れる。
 採水地点は奥の深谷源流の 八雲ヶ原の少し手前、ポンプ小屋と八雲側のコンクリート電柱の中間地点。目の前にちょっと色白の花をつけたサラサドウダンあり。

8:30容器3個に採水する。(気温20度・水温14度)
10:20無事下山。 花もいろいろ見られ、なかなかけっこうな早朝登山だった。

 正木さん・槇さんご苦労様でした。 私は保健所へ向けさらに車を走らす。
                                            以 上