2005年5月 ・頭巾山 ・扇ノ山 
・写真で見る扇ノ山・氷ノ山
・大日ヶ岳 ・ひと言感想
・ぶらり比良:Vol.3 ・ひとくち感想
<例会山行報告>
頭巾山(871m)
日時:5月1日(日)
参加者:武藤(CL)・岡(SL)・正木・藤田・林・菅・今在家・岡田・石川・中西:計10名
コース
 事務所=小浜=名田庄村=野鹿谷=登山口=頭巾山=登山口=入浴=事務所
    
(最初にお断りしておきますが記録係のことを聞いていなくてメモをとっておらずうろ覚えな山行記録です・・。)
 この日は雲行きがあやしく雨が心配されたがなんとか出発する。昼頃から雨が降るかもしれないので早めに頂上まで上がるようにする。
頭巾山・・これは「ときんざん」とよむらしい。京都の自然200選にも選ばれていてかの弘法大師の雨乞いの祈祷も行われたという古くからの水の守り神だそうです。(今も毎年4月にはお祭りがおこなわれているそうです。)
標高871メートルの山なのですぐ登れそう。
 
あった。本当ならここから青葉山などの若狭の山々を眺めることができるのだが今日はあいにくの天気で見えませんでした。雨も降り出し合羽を着る。天気が良ければここで昼食にしたいのだが今日はだめですねえ・・仕方がないのでシャクナゲのあるところまで降りてお昼です。花を見ながらお弁当を食べる。菅さんが自分で作ったというアスパラとベーコンの和え物(でしたっけ?)をくれました。美味しかったです。

 シャクナゲ

シャクナゲ

昼食場所にて

野鹿の滝にて
 下山し滝遊歩道を通り野鹿の滝を見に行きました。大きな滝でここでも記念撮影。
 帰りは小浜の「濱の湯」に寄りました。日本海を見ながらのお風呂は最高ですね。露天風呂などお風呂も色々あり楽しめました。そして精算。「今日は11人のはずなのに10人しかいないよ。」「??」「誰がいないの?」誰がいないのか皆わからず顔を見合わせた。「ミステリーだ!」いえ、いないのは藤田さんでした。みんな一緒にきた人を忘れないでー。
 この日は雨となりましたが目的のシャクナゲを見ることができてよかったです。
運転してくださった武藤さん、岡田さんありがとうございました。
 尾根をでたあたりからシャクナゲの美しい淡いピンク色が見えてきた。「久保田さんのような花がたくさんあるわよ」と岡さん、ヨイショしてもなにもでませんよ。
足元にはイワウチワもたくさんあった。
ここで撮影会です。一番美しいシャクナゲを選びパチリ。
山頂には祠がある。色々お願い事をした。その前には石灯籠、手水鉢もあります。祠の下に雨をしのげるような小屋も
                                   久保田(記録)
<例会山行報告> 
扇ノ山(1310m)
日 時:2005年5月21日(土)
参加者:山本(CL)・本田(SL)・今在家・中西・武藤・岡・正木・田中操:計8名
 6:05 山本車、武藤車ニ分乗して事務所を出発。
薄雲がかかっているが空気が澄んで爽やかな朝。西大津バイパスから名神・中国自動車道を西へ・・・。 
 7:45 社SA。
 8:25 安富SAで、それぞれ10分間の休憩をとる。
 8:40 山崎インターを降り国道29号線を北上。一路鳥取件若桜頂のふるさとの森に向かう。揖保川を過ぎると、小さな集落がいくつもあってよく手入れされた梨畑が目に飛び込んでくる。変化に富んだ渓谷、まっ青なダムを見ながら山の中を進んで行く。
 10:30 ふるさとの森に到着、キブシが黄色い花房を垂れて歓迎してくれた。谷沿いにはクルミの木、山にはホウやミズキ、トチなど大木の白い花が満開で緑と白のコントラストが不思議な世界を作り幻想的だ。そして、ここは山菜の宝庫らしい。山ウドをいっぱい抱えた地元の人が下りて来られた。良い香りが漂っていた。
 
シなど白い花が今盛りと咲き誇リ堂々としたブナの大木もその存在感をアピールしていた。やがて、雪で倒れた木々の下をすり抜け、急な階段を登りつめると
 13:10 立派な避難小屋の建つ扇ノ山頂上に到着。さらに100m程下がった所が見晴らしの良い展望台、鳥取市内や日本海が眼下に広がって、とても良い眺め。ここで突然体長5ミリくらいの赤い蜘蛛・・?(それとも赤いダニ・・?)が出没。昨夜、武藤さんの夢枕に現れてベットから落っこちたという、あの蜘蛛ではないかと大笑い!
その後、幸せを運んでくれる木のトンネルで賑やかに記念撮影。
   
 14:00 山頂を出発。元の道を山菜のネマガリを採りながら下山する。途中で、登る時正木さんが雪の中に埋めておいてくれたコンニャクゼリーを戴き「おいしいね!」「冷たいね!」と大感激。山本さんは一人谷間の残雪を踏みしめて、まるで少年のよう?
 15:30 駐車場到着、今夜の宿「氷太くん」に向かう。
 16:30 「氷太くん」着、夜は山菜ずくしのお料理、カタクリの酢の物、ウドやイタドリ、ハナイカダの天ぷら等、等、鍋には自分たちで採ったネマガリも加えて舌堤をうつ。そして明日に備えて早めの就寝。
  
 お天気に恵まれ美しい新緑の中、かわいい花たちと語らい楽しい一日でした。
 10:50 扇ノ山頂上を目指して出発。小さな滝を右に見ながら林道へ・・。石がゴロゴロしている。大きなデコボコもあって歩きにくいけれど道端にイワカガミやサンカヨウがかわいく咲いていて歩き辛さを忘れさせてくれる。
 11:40 ケルンの建つ残雪の登山口に到着。ここからは杉と雑木ノ林の中を歩く。谷には、まだ雪が残っていてユキザサやチゴユリは、まだ小さなつぼみを付けているだけ。
 12:00〜12:20 平らな所を見つけて昼食。ここからは急登な階段が延々と続いている。右に左にと折れて、やっと気持ちの良い尾根に出る。明日登る氷ノ山や但馬の山々が連なり美しい山並み、オオカメの木やコブ
田中 操(記)

愉快な新芽オオカメノキ

ブナ林にて
幸せを運んでくれる木のトンネル?

ブナの新緑とブナの花

扇ノ山避難小屋
<例会報告>
扇ノ山・氷ノ山
2005・5・21〜22 晴れのち雨   やまもと
新緑、青空、残雪、笑顔、申し分なしです!

残雪と新緑と青空と

ブナの大木の下にて

シャレた扇ノ山の避難小屋

氷ノ山の山頂にて
  <例会山行報告>
氷ノ山(1、510m)
2日目(5月22日)天候:くもり後雨
 高原の宿「氷太くん」で迎える朝は窓からさらっとした風が爽やかである、くもり空ではあるが大きな窓から眺める展望は幾層にも重なる中国地方の山々の稜線、眼下には田植えの終わったばかりの棚田(棚田百選の一つ)が絵のようである。広い高原の庭にはさまざまな形の人間大の自然の石が八個円形に座している。
 石そのものを人間にたとえてあるようで....そのことを前夜の寝酒と熟睡に満足そうな顔で朝を迎えたI氏に呟くと「人それぞれは違っていても皆んな仲良く円くおさまるようにと願っての造園者の意図ではないかなあ....」と相変わらず悟りのような言葉が返ってきた
私は3人タッグの鼾の攻撃を一人防戦するも堪えきれず寝不足で今日のスタミナが心配である。昼前後から雨は確実とのこと宿のご主人の配慮で朝食を7:00に繰り上げて呉れた、朝食ははやりのバイキング形式でお昼のおにぎりも用意して貰った。下山するまで降られない事を願って予定を繰り上げ
 7:40出発。
宿舎―仙谷登山口―仙谷分岐―氷ノ仙―仙谷分岐―氷ノ越―キャンプ場―宿舎
 即ち登り仙谷登山道を、下りは氷ノ越登山道のコースで標高差700M、歩行時間5時間の予定である。ふれあいの里内の舗装の道を通って登山口の7:55. 沢を千鳥に、沿った登りが続く、一カ所崖崩れであれた場所もあったが昨日の扇ノ山のように丸木で整備された階段はほとんどなくホウ、ブナ、トチ等かなりの巨木が密度高くみどりの濃い山中である。教えて貰って観たホウの木の花は白くて大きな立派な花であることが印象に残る。
 (いろんな草木の花が観られたが知識的に自信がないので記載は控える)
 私はいつもであるが!バテずに登れるように!の一心で本来の無口な人間に戻り一所懸命に下を向いて歩いている。でもお仲間の楽しそうな愉快なお話は聞き漏らさぬようにしている。
 日本海側の山は木々が豊富で山の形もおだやかでいいなあ....
 どうして中国地方の山は山(さん)とか岳(だけ)とは呼ばずに山(せん)というのかしら....
しんどいのと解らないので当然返事はしない。
 9:44尾根に到着、氷ノ山と氷の越への分岐である、雨を心配して先を急ぐ。
10:05氷ノ山頂上到着。 幾組かのパーテイ(20〜30人ぐらい)で賑わっていた。
頂上には避難小屋が2棟あり、風が強くなり小雨がパラつき始めたので雨具装着で混み合う中、我々もカッパを着て昼食は後のして下山スタート
10:15尾根と下山道の分岐氷の越に
11:10着、ここにも非難小屋があった。雨は小降りながら本格的に成ってきた、昼食は下山後入浴してから「氷太くん」でするとのことで先をいそいだ。
11:55キャンプ場着、
12:00氷太くん着。途中山陰のところどころで残雪を踏ませて貰い雪との名残をおしんだり、雨に出会ったとは言え緑濃い巨木の多い中国地方の山を楽しめた。
入浴後のおにぎりは一泊二山の満足気分を更に増幅させて呉れる美味しさでした。
14:00帰路に就きました。宿の手配、長距離の運転....山本さん武藤さんありがとう。

  高さばかりが山ではないよ
  ブナの巨木の新緑は
   トップクラスと自負する氷ノ山
                                  記 中西
≪例会山行報告≫
 ひるがの高原から「大日ヶ岳」1709m
2005年5月28日(土)〜29日(日)
参加者:武藤(CL)、岡、正木、天岡、山口、林、松田(裕)、
槙、松田(昭)、中西、島田、菅(記):計12名
コース/タイム
 8:25 登山口出発−10:00 いっぷく平−11:45 頂上・昼食−14:50 登山口

 下山後に報告担当者の都合で急に私にまわってきたので行動中のメモもないままに、うすらぼけの頭で書く記録なので、読者には申し訳ない旨、先にそのお断りを述べておきます。
 武藤・天岡両氏の車に分乗し、14:30過ぎ事務所を出発。ドライブオンチの私には、どこをどう走ったかは断片的にしか判らない。多分、名神高速→東海北陸自動車道を経由して、高鷲村ひるがの高原ロッジ“ホープ”に到着。
直ちに地元の温泉へ。最近各地にこのような施設ができてうれしい限りだが、自然保護とのかねあいを思うと複雑な思いにかられる。
 例会参加でアルコールの入った夕食は初めて。普段でも陽気なメンバーと一層楽しく時の経つのも忘れ、話もはずむ。部屋に戻り、再び酒盛り(?)口も滑らかとなり、小難しい話となり、迷惑をかけてしまったのではと反省する。
 窓の外が白み始めた頃、ロッジを抜け出し、周辺を散策する。カッコウのなく高原の朝は気持ちのよいものである。これから「登山」という気合が失せ、このままのんびりテニスでもと不届きな気になってしまった。
 朝食後、気を入れなおし車で登山口(簡易水道の貯水池横)に向かう。
ゆるい傾斜の登山道にいきなり入る。鉄塔を過ぎた頃から展望が開け、おおよその地形が把握できる。目指す頂付近には雪渓もチラホラ見える(さすがに北陸の山)。
 地形図からも傾斜のゆるい尾根(ブナやミズナラ等の新緑に染まったコースは至福のひとときである)と思いきやそれも束の間、やはり山である。結構な急登もある。これがあるから汗をかき、足腰も強くなる。高度もだいぶかせげた頃いつしか主稜線に出たのだろうブナの大樹の中、平坦な広場に着く。
 いやでも一服したくなる。誰が名付けたのか“いっぷく平”。
 十分な休憩の後両側に笹が密生するコースを進む。木々の様子が春への逆戻りの様相を呈してきた。コブシが残り、足元にはチゴユリ、ちょっとした湿地帯のブッシュの中にはザゼン草の名残も。麓では、シラカバが空へ向かっていたが、ここではダケカンバに変わり、風雪に耐えた姿を見せていた。いつまでこの長い尾根が続くのだろうかと思っているところで休憩。勝手に偵察に出ると100mそこそこで木々の間から頂上が見える所まできていた。全員揃うのを待ちながら足元を見るとツボミを持ったマイヅル草(林氏に教わる)ザックで押さえつけていないかと気にする自分がいじらしい(よくそこまで変わったものだ。これも皆さんのお陰か)。
 頂上直下の斜面には雪渓が、その横のコースは最後の急登か、樹々も低くなり展望できる小ピークに立つ。目前が頂上である。
 北方には白山山系が一望できる。“白山はどこや”ともめるが頂上でと一決。一度下り、再度登りきった所が、大日岳頂上ピーク。本尊である大日如来が祀られていた。信仰の力を見る思いだ。
 南方向に2つの踏跡があり、左を下って小ピークに立ち前方を眺めると前大日からスキー場へ下るコースは、マキノスキー場の地形をそのまま拡大した様だと武藤CLに話しかけると、同感と笑顔。
 またまた“白山はどこや”の論議。
白山方向に見えるのは別山で、その奥にかすんで見えないのが、白山であるということに落ち着く。やはり、ベテラン武藤CLの説が野坂岳でも正解だったのである。自分の中では野坂岳登山以来、心の中でこだわっていたのである。そのこだわりを晴天の野坂岳から白山を確かめ、そして白山に登りたいという思いを強くした。
 昼食にロッジで用意してもらった“おにぎり”のうまかったこと格別であった。
登路をそのまま下山にかかり、タケノコ採りに興じる。実に長い尾根下りの後、ロッジ着。同館の牧場にて乗馬をして童心にかえり癒された。
 温泉にひたり、山の事も洗い流し(?)家路へと。
 いつもながら、お世話頂いた、武藤・天岡両氏には感謝。感謝。
 参加の皆様お疲れ様でした。
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<ひと言感想>
  大日ヶ岳 2005−5−28(土)〜29(日)

 海抜800M以上になると、さすがに涼しい高原の宿でありました。一週間前の天気予報も好転して楽しいことが沢山の山行でした。皆さん有り難う。

白山 遠くに霞むとも 大日ヶ岳の林の中は
  ネマガリ採りに夢中の童子。

予報の雨も蹴飛ばして 木曽馬乗って
  童心騒ぐ 牧歌の里に夏は来ぬ。    記:中西

アズマイチゲ

クチナシ

イワナシ

チゴユリ

大日岳山頂にて

乗馬風景
<例会山行報告>
ぶらり比良探訪シリーズ B
ナガオ尾根〜釣瓶岳〜細川越〜スゲ原
5/15(日) 天気:晴時々くもり
参加者:CL西村高・藤田・山口弥・島田・林・天岡・松田昭・岡・中西・
菅・正木・槇・田中操・山田・久保田・秋本 (体験参加):計16名
コース&タイム
 ガリバー旅行村P(9:20)―大摺鉢(9:55-10:00)―道なし尾根取付(10:30)――991mピーク(11:30-40)―(ナガオ尾根)―昼食(ナガオ尾根の中間)(12:10-35) ―釣瓶岳(13:15-25)―細川越(13:50-55)―(スゲ原)―広谷分岐(14:35-45)―大摺鉢(15:50-16:00)―ガリバー旅行村P(16:25)

 体験参加の秋本さん(男性)を含め16名の大勢となった。 秋本さんは昨年の清掃登山・今年春の野点山行・先日の清掃登山に参加されている。いずれの清掃登山にも知人を3〜4人誘っての参加である事を付け加えておかなければならない。

 山行案内では触れてないが、実はナガオ以外にもう一つガイド地図に道のないルートを歩く腹積もりであった。大摺鉢を対岸へ渡ってから、広谷へ向かう登山ルートに平行した尾根を歩こうというもの。 25000図「北小松」や昭文社の2004年版「比良山系」の地図には薄い破線(登山コースでない小道)が記されている。

 大摺鉢で対岸へ渡り、そのまま目の前の小さな沢沿いの道を登る。10分程登ったところで沢を渡り、前述の991ピークから伸びる尾根を巻くように登る。
25000図では尾根の先端あたりで小道と交わるはずなのだが、判らない。 先端あたりは地形的にみると急傾斜すぎて「道」には不適。 一般登山ルートをもう少し進み、八淵の滝ルートへ下る分岐を過ぎた辺りが尾根へ登り易そうに見える。 

 尾根まで50〜60m位の近さ。 案外傾斜がきつかったが強引に尾根まで上がる。皆も後に続く。 道無き道の始まりである。
尾根は雑木が密生しており、「道」の状況に無い。 でも尾根自体ははっきりしており、枝をはねのけながら突き進む。 やぶ漕ぎ状態はほんのしばらくで終了、疎林となり尾根直登のため急ではあるが歩きやすくなる。
シャクナゲの花が次から次と現れる。 最初は終わりかけの花であったが、登るにつれ満開の見事な花に変わる。「シャクナゲ尾根」の発見である。
尾根上部は「小道」と言えなくもない風情。 右前方に釣瓶岳に続くナガオ尾根が見えるはずであるが、ガスでまったく見えず。

 明るい小ピークに上りつくと991mピークであった。 右(北西)に続くのがナガオ尾根である。 最初の少し下った鞍部から左へ行けば広谷へ下りられるはず。 我々は直進し釣瓶に向かう。 この尾根は志賀町と高島町(現高島市)の境界になっていて、その為か境界線上は切り開かれており明るい。 歩く人も結構あるみたいでテープも所々あり、すっかり道になっている。

 ナガオは小さなアップダウンを何回か繰り返しながらゆるゆると高度を上げており、楽々だ。 標高差は僅か120m位。 左右は雑木の自然林で美しい。 初々しい新緑だ。

 でも木々の姿は厳しい風雪を如実に物語っている。 花はシロモジが多い。 ムシカリなどの花も所々見られる。 至福の稜線漫歩である。 武奈ヶ岳北稜から釣瓶岳にかけての一帯は比良でも最も雪の深いところ。 釣瓶に近づくにつれ、雪解け間もない感が強くなる。今が芽吹きの真っ最中である。

 道が直角に左へ曲がると釣瓶岳は近い。 こんもりと杉が集まっているところが山頂である。 ブナの木も多く、よく見るとどのブナもいっぱい何かをサクランボ状にぶらさげている。 花が咲いた跡のようだ。 今年は大豊作なのだろうか。 やがて実となり動物たちの大事なエサになるのだ。 台風の来ない事を祈ろう。

 細川越への途中で、左手に 歩いてきたばかりのナガオがその美しい姿を見せる。
かってここを通る度に、その姿を見て 歩いてみたい思いに駆られたものだ。今、その思いが叶い、充足感に満たされて 幸せな気分である。

 スゲ原から広谷にかけては、稜線とはまた違う美しい風景を見せてくれる。
広谷からの下山路は一般登山コースをとる。 地図によれば 広谷分岐から100〜200mくらいの所で、991mピーク下からの小道と出合うはずであるが、分からない。

 「知られざるシャクナゲ尾根」「美しいナガオ尾根」と比良山系に二つの新しい魅力を発見出来、大満足の1日であった。

※ 昭文社の2004年版「比良山系」の地図上、ナガオ尾根の991m表示が誤り。(その地点の標高は1040〜1049m) 991m地点はナガオ尾根の最も南(広谷分岐の真東)のピーク。
                         〈 報告 西村高 〉

  <ひとくち感想>
 5月15日 比良探訪

 久しぶりに訪れた比良の山は木々の淡い緑と春の花々の持て成しで迎えてくれました。思いがけず出会った石楠花の群生地、五月の風に吹かれ、のんびりと歩いたナガオ尾根、楽しく爽やかな比良探訪でした。
                    記:田中み


 此の探訪シリーズは、参加を重ねるにつれて面白くなって来た。比良山系のどの辺りに、ましてや通常の一般登山道を外れることによる目に入る山容や、踏み込まれていない足下の草木にも何故か新鮮な感覚を与えられるようだ。山系地図に足跡を塗り込んでいると子供の頃、夏休みのラジオ体操で頂くハンコのカードを思い出し少しわくわく・・・続くこと、続けることを期待してます。

 春過ぎゆくも
  人恋しやのナガオ尾根
   新芽も小花も日陰にひっそり
                            記:中西