2005年2月 ・三峰山:写真 ・黒河林道 
・一口感想 ・蛇谷ヶ峰
<例会山行報告>
樹氷の三峰山を歩いて
 2005・2・6
参加者:やまもと、秋山、岡、山口弥、今在家、石川、
天岡、林、正木、本田、槇、澤崎(他会):計12名
予定のコースは歩けなかったけど、存分に樹氷を楽しめました。
  

不動の滝にて
 
樹林帯も真白
 
樹氷のトンネル
 

頂上にて
<例会報告>
湖北の雪山へ
(お天気様の気の向くままミステリー山行)
2005年2月20日(日)
 黒河林道〜三国山登山口
参加者:小松(CL)、西村高、中西、林、槇、松田昭、西村和、岡
コース
 小松山荘〜黒河林道〜三国山登山口〜往路

 事務所集合6時50分出発、朝から小雨が降っていました、天気予報では曇り後晴れのマークを期待して…参加者の中には「今日の山行は?何処へ行くのですか?」の質問に車内の中は大笑い、雨降りもなんのその雨をも吹き飛ばし‥.7:10槇さんと中西さんの待つ例のコンビニへ、小松車と槇車二台で大谷山に向かうが高島辺りから激しい本降りの雨、笑顔も「雨はイヤヤナー」に変化、石庭まで来ると雫まじりの雪、小松さんから「取り敢えず小松山荘で様子を観ましょう」と小松山荘到着8:05一時待機が思わぬ団欒の場と変わり暖かい部屋の中で恨めしく窓外を眺めていました。
 槇さんが「少しは歩きましょう、折角来たからには汗を掻きたい」の声でお尻に根が生えかかった腰を上げ黒河林道へ10:30 今日は会で買ったスノウシューの講習会に、まずは西村さんから体験、次は槇さん、松田さん林さんと交代で多少勾配はあるが林道では歩き易いとの事、ところが雪溜りが林道を塞いでいる箇所があり登りで迂回するとなるとスノウシューでは滑って登りにくいように見えました、ワカンの方が楽に登れた。
 雪山はワカンとスノウシューと場所に寄って使い分ける方が体力的にも行動が楽に出来ると勉強を致しました。12:30三国山登山口(お洒落なトイレ)此処で昼食、風と雪の避ける所が無くトイレの横で昼食、風が強く寒くて休憩もそこそこに13:00来た道を引き返す、新雪の雪山はいつ観ても見飽きない美しい景色と林道をそれて(はしょって)上の林道までよじ登る面白さ楽しさを経験しました。
 14:00小松山荘へ帰着と同時に和代さんの到着、和代さんは雪遊びだけに愛犬の「スズ」チャンを連れての参加、愛犬と共に雪に興じて居られ雪滑り等子供の遊びのように見えましたヨ、和代さんの差し入れのお菓子、善哉と団欒の続きが‥.アイゼンに雪の付着を防ぐにはアイゼンにワックスか油を塗ると良い又普段から薄い手袋の上に薄いゴム手袋をしてワカンやアイゼンの脱着の訓練をしていると厳寒期の雪山では冷たい思いをしなくても脱着が楽に出来ると小松さんからのアドバイスを受けました。成る程なあ〜と感心を15:30山荘の団欒はEND 帰路に.‥17:20事務所着
 何でもありのミステリー雪山山行でした。 皆さん楽しかったですね‥.
                                  記 おか
<ひと言感想>
   雪中散策「黒河林道」 2005.2.20(日)
 迷惑かけて、助けて貰いながらの山行ながら60半ば過ぎて初めてのアイゼンやワカンを着けて雪中を歩き樹氷の世界に入れて頂けるのは、ここ志賀に住み、雪稜会に仲間入りさせて頂いたおかげを一層感じた一日でした。スタート前とゴール後に身も心もポカポカの山荘気分も頂きました。有り難うございました。

  ダルマストーブ笑いの山荘
  しっぺ返しか極寒昼食
   樹氷囁く黒河林道行き景色
                                       記:中西 
  <例会山行>
2月26日(土)
蛇谷ヶ峰
参加者:武藤(CL)正木(SL)岡・堀部・松田昭・本田・今在家・槇・中西(記):計9名
コース&タイム
 朽木いきものふれあいの里(駐車場)→ (直登コース)→ 標高552M
 ・スタート(9:50) 〜標高約700M辺り(12:25)〜昼食後下山(12:50)〜下山完(14:10)
 ・今在家・槇両氏は昼食を後回しにして頂上(蛇谷ヶ峰頂上:901.7M)をきわめて我々の昼食地点へ12:50合流

 北陸方面大雪の予報に比良山系、福井側の天候は、ほぼ想像出来る。事務所を7時30分出発。
 武藤・槇両氏の車2台が朽木に近くなるにつれ路肩の雪も多くなり路面の雪も氷結の度が増してくる。時折雪が舞う中を休日らしく朝早くから京都・大坂方面からの行楽客の車が多くチェーンを巻いた車もあれば用心して、そろそろ走る車。除雪作業車も活躍している。そのうち目の前でくるくるスピンして前後を土手にぶつけてしまった車も、夕方復路は更に車同志のスリップ事故を2,3見せられる、そんな天候でした。
 予想外の道路状況で歩き始めは9:50でした。氷層危険も心配で直登コースを選び、無理せずに灰処谷方面との分岐まで行けば・・・とのリーダーの説明でした。最初からワカンを必要とし、途中勾配がきつくなるとストックの先がジャリジャリと新雪下の氷に刺さる音がしだし、次第にアイゼンに取り替える必要が出てきた。1メートル以上の積雪量であろう。木樹の枝は、その太さの2,3倍くらいの巾の雪を付着させており銀雪に占める灰色の木樹の姿は、ほんの一部にしかならない。
 途中ボソッ!ボソッ!と深みに足を取られながら遠望は期待出来ないまま眼前の神秘的な雪景色に雪山の味を堪能させて貰いました。
 結局、分岐手前、標高700M?当りで既に歩き始めて約2時間半、ここで昼食となりました。私の足がブレーキで全員が頂上に到着出来なかったようで悩みが残りましたが・・・やさしい皆さんは「いつまで行っても、よく似た景色の連続だし私達も精いっぱい」となぐさめの言葉を呉れました。
 それにしても健脚で頂上を極めてから我々の昼食地点に合流した槇さん、今在家さん羨ましいかぎりです。しかも馬在家さんはワカンもアイゼンも着けずにいつもピッケルすがたで・・・。
 帰路、天空温泉で心身清めなおし楽しい一日を授かりました。ありがとうございました。

    春待つ木樹の枝重く
   雪しんしんと
    蛇谷ヶ峰は冬のまま
                                      記:中西