<例会山行報告> | |||||
2004年12月 | ・忘年山行&忘年会 ・Aコース ・Bコース ・忘年会 ・一口:忘年山行 ・比良:武奈ヶ岳 ・一口:武奈ヶ岳 ・芦谷山 |
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<例会山行報告> 忘年山行&忘年会 12月4日〜5日 参加者 西村CL、武藤SL、天岡(運転)、林、本田、島田、松田昭、田中操、槇、久保田、正木(記) |
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Aコース 村井〜ヨコタニ峠〜蛇谷が峰〜グリーンパーク想い出の森「くつき」 午後から雨の予報にリーダーの判断で横谷トンネルの手前から登るコースに変更となりました。 事務所7:30出発。途中コンビに立ち寄った後、村井の林道、鵜川村井線まで進み、横谷トンネルの少し手前に駐車。9:00 林道から横谷の沢に少し下り、トンネルが出来てからあまり歩かれなくなったという斜面を巻くようにある細い道を進む。尾根を登り始めるとそれまでかろうじて判った道も無くなり、赤いテープを目印に登っていくが、急斜面で軟らかく足元が滑りやすい。2,3回小さな落石も起き、気が抜けない。 |
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そんなところにエビネが2株あった。3箇所ほどあった赤いテープがなくなり、右に左に修正しながら進む。大分、上まで詰めてから左にとり獣道を進み、葉をすっかり落とした雑木のなかを稜線に向かう。ふかふかの落ち葉の絨緞を踏みしめながら歩くのは楽しい。程なく縦走路に出る。少し縦走路を引き返しヨコタニ峠の確認に行くも途中で仮のヨコタニ峠として記念写真を一枚。 10:10 右手に裸木を透かしてリトル比良の山並みがよく見えるなか、平坦な歩きやすい縦走路を蛇谷に向かって進む。本物のヨコタニ峠に10:26着。記念写真をもう一度。ボボタフ峠に11:00着。最近の地図にはボボタフ峠から須川の源頭に当たることからか須川峠と記されていると西村CLから伺う。道を探しながら歩くのも楽しかったね。という頼もしい女性陣。 (今回で2回目の参加の久保田さんには少しきつかったようですが。) 余裕を持って歩くうち、大木のモミの木に2本出合う。頂上は風当たりも強いところから少し手前で昼食タイムに。11:40 のんびりくつろいでいるところへCコース組の土方さん、田中さんの二人がはやばやと追いついてそのまま蛇谷が峰に向かわれた。足の速さにびっりです。12:00頃、私達も蛇谷を目指して出発。来春に咲くタムシバの蕾 がネコヤナギノの芽のように膨らんでいます。 12:24 頂上に到着。記念写真。土方さんたちはここで昼食を摂られていた。下山開始後、しばらくすると階段が現れ、これが結構きつく感じられたのでした。 そこへ 土方、田中さんがいとも簡単に駆け下りていかれるのを目の当たりにしてさすがにと納得。麓近くになってくると、白モジ、タカノツメ、ドングリの黄葉が目を楽しませてくれ、足元近くにはコアジサイの黄葉が林を明るくし、自然に足取りも軽くなる。 |
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13:40 グリーンパーク想い出の森駐車場に到着。A,B,C、コースと別れて歩いた皆さん無事に下山、合流することができました。宿舎の玄関前に着いた頃、雨がぽつぽつと落ち始め、ラッキーなことに雨に遭わずにすみました。 てんくう温泉に浸かり疲れを癒したあと忘年会が開かれました。忘年会だけに参加された人も加わりにぎやかな楽しい宴となり、そのあと宿泊場所に移動して福引きや不用品の交換会が行われ、楽しい宴がつづきました。山行中は涼しい顔をされていたのに、額に大汗をかいて熱演された土方さんの楽しい踊りにおおいに盛り上がったのでした。 翌日、それぞれの都合にあわせ帰路に着きました。 CL,SL,企画された人、運転された人、参加された人、皆さま、お疲れさまでした。来年も楽しい山行ができますように。 |
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<例会報告> 忘年山行: 桑野橋コース 12・4晴れ 参加者 山本(CL) 藤井進(SL) 秋山 今在家 石川 中西 6名 |
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Bコースタイム 事務所7:30−桑野橋登山口9:00発―小屋前9:40―天狗の森11:00−蛇谷が峰頂上11;21−分岐広場11:25〜12:00−温泉てんくう13:30 9:00 桑野橋登山口を出発、出発前にパチリ。コンクリートの林道を45分歩きです。 9:45 きのこ研究所の標識の掛かった小屋の前に到着。ベンチがあるので小休止。きのこを採りに良く来たという藤井さんの案内で林道を離れて山道に。直登で少し息が弾みますが林道よりましです。三週間前の下見のときは紅葉が綺麗でしたがさすがに落ち葉に・・・・・ 11:00 天狗の森 裸になったて見晴らしのいい雑木林を進みます。「クリタケがあった」藤井さんの弾んだ声。どれどれと駆け寄ると20個くらいの集団が・・やったね。 いっせいにきのこ探しが始まります。今在家さんが2個見つける。天狗の森です。シャクナゲの木が沢山あります。花芽も付いているので来年は花が沢山見れそうですね。今年はあまりお目にかかりませんでしたが。反射板のあるピークを過ぎていったん下って登り返せば蛇谷ガ峰の頂上です。 11:21 頂上男ばかり6人で写真に納まります。男だけもいいもんやねと誰かが・・ |
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他のコースに携帯を土方、田中のCコースがAコースを追い越して行ったとの情報。 さすが若手の脚と感心する。頂上から少し下ったところの分岐の広場で昼食を済ませて一路 宴会会場の温泉てんくうに13;30着でした。階段の続く下りには皆さん参っていたようでした。後は温泉に浸かって宴会で〜す。 やまもと:記 |
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<一口感想> 忘年山行「蛇谷ケ峰」 2004.12.4(土) |
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雨がいつ降り出すか心配な忘年山行日である。それぞれ体力、好みによってのコースを分けての山行に山岳会の豊かさを感じた。坊村から武奈ケ岳を経由の重縦走コースのCコースはオリンピック「競歩」強化選手チームに思えた。 東村井から地蔵峠を経由のAコースは参加女性の全員が中核となった中高年男女混合パワー軍団のイメージがあった。 桑野橋からの直行コースであるBコースは茸博士から野武士まで幅広いジャンルでの紳士の軍団。私は勿論Bコースで雪稜会入会後初めての経験する男ばかりのパーテイーで、これも さっぱり味で仲仲良かった。山行だけでなく、夜の忘年会に楽しさをと数々の景品を寄贈して下さった方、イベントのお世話をして下さった方々ご苦労さまでした。ありがとう。 樹木(きぎ)の葉落ちて 蛇谷ケ峰に今年も暮れる 夜の帳(とばり)の天狗の森に 手に手に景品二+六(付録)の笑顔 記:中西 |
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<忘年会> 2004年度「比良雪稜会」の忘年会 日 時:2004年12月4日(土)午後6時〜8時=5日(日) 場 所:朽木「天空」&グリーンパーク想いの森「くつき」 参加者:西村高、山本、林、天岡、本田、田中操、槇、久保田、武藤、 正木、松田昭、島田、石川、今在家、中西、秋山、藤井進、土方、 田中政、岡、藤田、武藤美、山口弥、岡田、山田、西村和(26名) |
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今年は、忘年山行の後、朽木「天空」で入浴&忘年会をした後に、グリーンパーク想いの森「くつき」で一泊して帰宅するという、「比良雪稜会」初めての宿泊付きの忘年会だそうです。 先ず、忘年登山は、3パーティー(A:村井=横谷トンネル〜横谷峠〜蛇谷ヶ峰〜天空・B:桑野橋〜蛇谷ヶ峰〜天空・C:坊村〜御殿山〜武奈ヶ岳〜蛇谷ヶ峰〜天空)が分散集中で朽木「天空」に合流し入浴後、忘年会のみの参加者と合流しました。 参加者も当初予想より増え、レストラン会場には入りきれず、天空側の好意で「大広間」で盛大な忘年会を開く事が出来ました。まず、西村会長の挨拶、山田副会長の乾杯に始まり、各自の自己紹介が和気藹々と進み、今回初参加の槇さん、久保田さんも結構楽しんでおられたようです。 |
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会場でのミニ会席の食事も終わり、今度は、席を移し宿泊場所の8畳2間を利用した場所に移動。抽選会が山本さんの企画進行の元に始まります。1、000円の会費に景品と1枚のジャンボ宝くじが来年の夢?をもたせます。まず、数字を書いた紙を取り、番号に合わせた福袋を貰うが中身を確認する間もなく他の番号の人と福袋の交換が進む、心地よい酔いも回り始めた頃、土方さんの恒例の踊りが始まりました。初めは、ビックリしていた女性陣も楽しく踊りに何時の間にやら参加、踊ったり、大笑いしたりの楽しい一時が進みます。 忘年会も時が過ぎ、帰宅組が腰を上げ帰り仕度する頃には、自然消滅的に各自が眠りに着き始めます。 翌日は、皆元気に朝食を取り直接帰宅する人達と朽木の朝市に寄る組と分かれて帰宅し、楽しかった今年の忘年会も無事終わりました。 |
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では、皆さん今年は色々とお世話になりました。来年もまた良い年を御迎え下さい。来年も楽しい山行計画を宜しくお願いします。 記:武藤(写真山本&武藤) | |||||
<例会山行報告> 比良・武奈ヶ岳&八雲ヶ原 12月11日(土曜日) 天気 曇り時々雨 参加者:CL山田・SL西村・天岡・松田・林・岡・秋山・中西・正木・久保田 計10名 |
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コース 事務所=坊村→(御殿山・西南陵経由)武奈ヶ岳→八雲湿原→大橋→牛コバ→坊村→事務所 7:00 事務所集合 7:45 地主神社駐車場で準備運動後出発。あまり天気が良くなさそうだ。雨が降らなければいいけれど・・。最初は急な登りばかりできつい。何も言葉がでない。「しんどくないのか。ケロッとした顔をしている」、と言われるがしんどくて何も言えないんです。ゆっくり歩く。何回か休憩をはさむ。 9:45 御殿山(1097メートル)山頂到着。折角の山頂だがもやがかかって何も見えない。空は暗くて風がきつい。 |
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10:30 雨が降り出してしまう。合羽を着る。 10:40 武奈ヶ岳(1214メートル)山頂。やっぱり周りはなにも見えない。雨も降っている。写真撮影。 11:15 道が荒れている。 11:30 「こんなに道が荒れているのは見たことがない。」と岡さん。 11:50 比良スキー場で昼食。雨もいつの間にか止んでいる。すると見慣れた人が・・山本さんと女性の会員の方だ。しばしみんながどよめく。「会うのはわかってるよね・・?」 12:25 さあ出発。八雲湿原の中を通り抜ける。 13:30 毘沙門岩。 13:40 「スリバチの水」比良の銘水。 13:55 樹齢200年のモミの木を見る。 立派な木です。この木全部にクリスマスの飾り付けをすると素敵だろうな・・。 14:15 沢で足を取られてしまった。靴の中に水が入ってしまった。松田さんに代えの靴下を貸して貰う。助かりました。沢を渡ると右手は崖状の道。「体重を右に掛けるんだ。」そんなこといわれても・・おそるおそる歩く。 3:00 牛コバ 3:45 地主神社駐車場、帰路へ。 途中かなり道の荒れたところもありましたが、沢の水の美しさには見とれてしまいました。池のようなところが幾つかあり水が透き通っているので底の方まで美しい青い色が見えました。 事務所に帰り西村さんにリンゴをおみやげに頂きました。皆さんありがとうございました。そしてお 疲れ様でした。 記:久保田 |
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<一口感想> 臨時例会 武奈ケ岳 2004−12−11(土) |
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初春山行も武奈ケ岳、仕事の無い私にとって御用納めの山行も武奈、地元に住み雪稜会にいるおかげでこの幸せ。でもいずれも天候不順、寒気で頂上には数分のおいとま。 スタートからの急登続きの御殿山コース、人間の勝手で栄華の跡のスキー場、なじみの八雲ヶ原も含め台風で痛めつけられたままの山中永年の飲み水調査の場所を知らされその苦労を思いつつ.......大橋小屋から牛コバに向かう雑木林の中「奧ノ深谷」の」せせらぎと巨大岩にトラバースの足元に気を取られながら比良山系の新たを観て意義ある締めくくり山行でした。 皆さんありがとうございました。 人間の為す業(ひとのなすわざ) 冬空鏡に写し出す くもりガラスの武奈が岳 記:怜 |
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<例会山行報告> 「50になっても雪は恋人」 2004年12月23日(祝) 参加者:小松(CL)、西村高(SL)、武藤、松田(昭)、岡、本田、山口(弥)、 正木、高村、澤崎、太田、寺尾、小山、小島(里山と鈴鹿山歩会の会員) |
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<時間記録> 登り口8時35分〜55分〜第一鉄塔9時25分〜第二鉄塔9時40分(コンター450M)〜第三鉄塔10時8分〜鞍部10時40分〜茶屋谷山11時15分〜12時〜元の登り口15時 冬。その素顔を見せた芦谷山のブナは期待どおりだった。 年末から新年にかけての異常な忙しさに、芦谷山の感激も遠い彼方の事のようになってしまった。 遠い記憶を辿るように、北芦谷右股源頭と芦谷の北のピーク、・792に延びる尾根の雪をまとったブナのことを思い出している。 タイトルを見て、うん?何処の山行報告?湖西路を北に向かうにつれて、雨が雪に変わっていく。その時、はしゃぐ弥生ちゃんの言葉。「雪は恋人」 これで決まり、今日の山行の題は、「50になっても雪は恋人」雪が好きで、好きで大好きでたまらない仲間の山行にぴったりの言葉である。雨か雪か、のんびり撮影山行には全く不向きな天候。そこで撮影山行から通常の山行に変更して、いつでも引き返す覚悟で目的地に向かった。 天気予報から判断すれば中止にすべきがリーダーとしての判断だろう。しかし、今冬初雪かも知れないと思うと、どうしても中止にする勇気がなく、行きたいと思う気持ちを抑える事は出来なかった。 芦谷山に登る表玄関、山(集落名)に着いた時は、雨。でも、誰も引き返す事など考えてないようだ。黙々と雨具を着け、さあ!行くぞ!といわんばかり。そんな、皆の判断は、正解だった。高度を上げるにつれ雨から雪に変わり、処女雪をまとった木々の美しさにみとれるばかりであった。来て良かった。皆の顔にはそう書いていた。 雪がしんしんと降り積むとまではいかないけれど、雪の洗礼を受けながら巡視路をたどり、三番目の鉄塔を過ぎ、見事なぶなが出てくると、芦谷と野坂の鞍部も近い。ここにも見事がぶながみられる。二人で抱えてもおつりが来るくらいの大きなぶな。その様は、正に森の聖者にふさわしい風格。ここで一休み。撮影山行よろしく、ぶなさん達の冬の表情にカメラを向ける。やがて野坂との別れの鞍部。野坂には広い道が切り開かれているようである。ここから野坂まで晩秋に藪こぎをしたのが懐かしい。鞍部より南には道はない。しかし、切り開きはあり、雪が道を教えてくれる。なだらかな尾根を南に進む。小ピークを過ぎると三角点のある茶屋谷山。以前春に訪れたときは三角点を見つけられなかった。今回は多くの仲間のお陰で三角点を見つけることが出来た。予想通り4等であった。 |
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稜線では、積雪も30センチを越えるようになり、少しラッセルの感触を味わえる。あたりは益々雪景色が美しさを増し、風の強いところでは小さなエビのしっぽが出来ている。雪の美しさを全身で感じる至福の時間である。 芦谷山の北のピークは、広い尾根が四方に広がり、素晴らしいぶな林で満ちている。この一円は横谷川流域とあわせて、それは、それは素晴らしい自然林の残る地域である。身近な湖北の山々にこれほどまでに美しい風景が残っている。大切にせねばと思う。地球は全ての生き物にとって大事なものだから。芦谷の北のピークから派生する、P792の尾根のぶなにも魅了された。ここを帰路に使いたかったが、それはまたにして、往路を戻る。 新雪の美しさを十分堪能した素晴らしい山行だった。来て良かった!それが参加したみんなの共通の思いだったと思う。 記:小松 明美 |