<例会山行報告>
2004年10月 ・山門水源の森 ・平家岳 
大谷山下見   ・一口感想
<例会山行報告>
天候不順で赤兎山諦め
山門水源の森散策
2004.10.11(祝日)・福井 雨・滋賀 快晴
参加者 西村高(CL)、石川、藤田、岡、本田、島田、中西 (計7名)
 コース:事務所(7:00)=敦賀I/C =福井北I/C =勝山.小原=小原林道途中で車パンク(10:35)スペア交換完(11:00)引き返し=敦賀I/C =8号線=西浅井町=山門水源の森入口到着(14:30)
 健脚コース(約5q 標高差300m)スタート(14:40)=散策完(17:05)約2時間25分
 
 福井地方は降水確率30%とは云え、台風も去り、晴れ模様の滋賀の朝からは好天の山行を期待すること無理からぬこと。
 2台の車で事務所を7時に出発、161号線を敦賀へ、ところが北陸道へ近づくにつれ空模様がおかしく、その内に雨は本降りになった。南条I/Cに到着(9時5分雨模様に対しての協議に入り回復が見込めそうもないので引き返して晴れ空が予想される「山門水源の森を散策しょう」ということになり、I/Cのハウスを出たところ、雨は止んでおり以外にも雲の合間に青空さへチラホラ。
 未練がましいは人間の常!「ヤッパリ登山口まで行ってそこで判断しょう」と云うことになり、再び北陸道を福井方面へ....
 福井北I/Cを降りた頃よりまたもや降り出した憎き雨、車1台通れる小原林道をそれでもガタゴト。
 突然先導車が水溜まりで深さの判らぬ窪みでパンク。雨中でスペアタイヤに交換、雨も止まずこれで赤兎山は断念。今度こそ引き返しとなった、時刻は丁度11時。勝山のガソリンスタンドでタイヤ修理交換。
 残念遣るかた無いがせめて永平寺蕎麦でも食べて行こうとそば屋でお蕎麦と持参の弁当、お腹は満腹。丁度お昼時でかなりお店は混んでいた。
 時間的に散策が可能かどうか気にしながら西浅井町近くに在る山門水源の森へと再び向かった。
     赤兎山よ覚えていなよ!!と
   (越前)そばでは癒せぬ恨み節

 2時30分山門水源の森入口に到着、ここはやはり晴天であった。森には湿原コース、散策コース、健脚コースと設定されており、雨に踊らされていた半日を少しでも癒そうと登山靴にはき替え2時40分健脚コースをスタート。
 森は日本海側のブナと太平洋側のアカガシが隣接分布している珍しい森で樹木の名前もよく表示され整備の状況はよく風邪が爽やかであった。5時5分出発点にもどった。標高差300m約2時間25分散策であったがヘトヘトにバテてしまった。体調不良と意気地無しが原因らしいが皆さんにご心配、ご迷惑を掛けてしまった。惨めな思いで記録を書くのも過去を振り返ると希なことでもなさそうである。
   悔しさ晴れない赤兎山、
    惨めさ流れる山門水源
                                            記録:中西
<例会報告>
        平家の落人伝説と高山植物の平家岳
日 時:2004年10月17日(日) 秋晴
参加者:武藤(L)、正木(SL)、天岡、秋山、石川、山田(茂)、岡、島田、
松田(昭)、堀部、林 <記>(体験)中西、西口 <計13名>
 コース:事務所=栗東IC=白鳥IC=九頭竜駅=面谷登山口〜林道終点〜徒渉点〜伊勢橋からの巡視路〜井岸山〜平家岳(1442m)〜井岸山〜面谷登山口=白鳥IC=栗東IC=事務所

 5:35 当初、集合時間は6時であったが下見山行の結果、30分早くなり、白みかけたなかを出発。
 栗東IC(6:20)から名神高速、一ノ宮JCから東海北陸道に白鳥IC(8:25)から、国道158号経由で、箱ヶ瀬橋(九頭竜湖に架かる吊り橋)、面谷橋を渡ると平家岳登山口まで5kmの標識があった。後僅かと思いきやここからが大変な悪路、幅の狭いゴロ石の凸凹道、時速15kmの低速で川沿いに上流に向かって進み昔、鉱山後の採掘土の山、石碑を通過し、車底を擦りながら20分かけやっと駐車場所に到着(9:22) 既に8台程停まっていた。

 9:40 秋晴れに恵まれ爽やかな気分で出発。少し暑そう。ススキを見ながら平家岳登山口、林道を通り谷川を渡ると直ぐに雑木林が殆どのジグザグのかなりの急坂。途中衣服調整 小休止(1分)

 10:30 桧の大木に到着。休憩(5分)

 11:05 尾根の分岐点を左に進み最初の鉄塔に到着。休憩(5分)ここからは少し霞んでいたが頂に雪を被った白山が見えて全員感激、また、荒島岳、経ヶ岳等も見られた。ここで最初の記念撮影。

 11:50 4機目鉄塔から下って5機目の鉄塔(32号)に到着 休憩(5分) 今日は秋晴れのため日差しが強く、送電線設置で切り開かれた稜線の歩行は厳しかったが眺望は素晴らしかった。

 12:10 杉やシャクナゲの林道を登って井岸山に到着。 休憩(10分)記念撮影ここからは平家岳山頂が良く見えた。

 12:35 井岸山から少し下って急坂を登ると平家岳山頂に到着。昼食休憩(50分) 既に数組のグループが昼食を取っていた。 天気に恵まれ少し靄がかかっていたが眺望は素晴らしく、360度の大パノラマは最高、山頂に雪を被った白山、荒島岳、経ヶ岳、赤兎山、能郷白山、姥ヶ岳等の福井の山が眺望できた。昼食は果物やお菓子等沢山の差し入れもあり和やかであった。昼食後武藤プロによる個人と全員の写真撮影会を開催。

 13:25 下山出発。帰りは往路を3回程度休憩を取り下った。 往路はかなりの急坂ではあったが下る感覚は登りよりもきつく感じた。

 15:45 平家岳登山口に到着 
 15:50 駐車場所に到着 準備(10分)
 17:00 白鳥IC近くの美人の湯到着美人の湯に浸かりお肌つるつるで美男美女に
 18:45 白鳥ICから往路と同じコースで帰路に着いた。

 今回の山行は晴天に恵まれ山頂の眺望は素晴らしく、ブナ林やダテカンバ林の原生林もみられ大自然を満喫できた。しかし紅葉が今一つだったのが少し残念でした。
(台風の影響と猛暑で落葉や枯葉が多いとか・・)
 平家岳はハクサンシャクナゲや高山植物が美しいところと言われている。花時の6月から8月頃に山行したいと思うが最後の5kmの悪路を考えると躊躇する。
 武藤さんリーダー・運転の二役、正木さんサブリーダー、石川さんと中西さん運転ご苦労様でした。そして有難う御座いました。

平家岳山頂にて全員集合
10/22(木) 大谷山下見 山行報告
(10/21の予定であったが台風23号の影響が残ったため翌日に延期)
天 侯:曇り時々晴れ、午後曇り一時小雨
参加者:西村高・小松・岡・秋山・正木の5名
 コース&タイム:マキノスキー場(9:10)〜ゲレンデ最上部(9:50)〜分岐(10:05)〜寒風山(11:37-12:18)〜大谷山(12:50-13:03)〜百瀬川右俣源頭部(13:32-44)〜石庭の車道(15:20)〜マキノピックランド(15:40)

下記に留意しながら歩く。
 1.大型バス進入の可否・トイレの確認  2.ゲレンデ部分のルート確認
 3.所要時間と休憩場所・昼食場所・野点の場所・集合写真場所の検討
 4.登山道の不明な個所や間違いやすい分岐の有無とテープ取付け
 5.ブナなどの紅葉具合。 6.台風による道の荒れ具合と整備

 台風による強風の影響と思われるが、黄(紅)葉はこれから深くなるというのに上部尾根筋はブナなどの葉がほとんど落ちて晩秋の感。でも裸木に近いブナ林もなかなかよい。
 一方谷筋のブナ林は葉の残り 紅葉し始めて素晴らしい。
 寒風山は広く、展望もよく 時間的な点からも昼食兼野点場所とすることに。寒風から大谷山は 左眼下にぴわ湖を見ながらのるんるん展望コース。
百瀬川右俣源頭部からの下山路は落下した枯枝が散乱し少し歩きづらい。大きなものは片付けながら歩く。
 全体として予想外に時間がかかり、本番は小野駅・和迩駅で受付を済まし、バスの中で挨拶や説明も済まし、バスを降りてからはトイレだけにして 極力早く出発する事が必要と一致する。 参加者の皆さんご苦労様でした。
                                    報告:西村高
<ひと言感想>
2004.10.24
秋の野点山行大谷山
 私にとって久し振りの終日快晴の山行でした。野点山行では、いつもほのぼのと爽やかな気分に包まれます。下見山行、野点の準備、当日の運営、参加者への気配りが爽やかな雰囲気を作り出しているのでしょう。春は69人、今回も69人と大変多くの参加者がそれを示しているのだろうと爽やかな一日を過ごさせて頂きました。関係者の方々に感謝致します。ありがとう。
    秋爽やかに大谷山はうすみどり
     紅葉煽る野点の毛氈
                                                 記:中西
<例会山行報告>
野点山行(大谷山)
10月24日 天気 晴れ
<参加者> 一般・・・40名・会員・・・23名・会員家族・・・1名
(1班)L・西村、SL・岡、(2班)L・秋山、SL・武藤、(3班)L・小松、SL・正木、(救急)松田裕子
 暑いくらいの良いお天気である。
 (8時15分)貸し切りバスで湖西線、小野駅を出発、和邇駅を経由してマキノ高原に向かった。会員はバスに乗り切れなかったので、武藤車、小松車、天岡車に分乗した。
 (9時45分)、マキノ高原を3班に分かれて出発。最初、ゲレンデの急斜面を登る。
ゲレンデはシーズンに向けてススキが刈られていた。
 (10時〜10時10分) 衣服調整の為、休憩。
ゲレンデを抜け、樹林帯に入る。その後、1班で1名、2班で1名ダウンされた方が出た。一班の武田さんには山田さん、松田裕子さん、小松さんが付き添われ、2班の方には奥野さんが付き添われた。取り合えず、寒風峠までゆっくり頑張ってもらう事に西村会長が決定された。
 (11時45分)寒風峠着。びわ湖が美しく広がる。少し、雲が出始め、風が強く、寒く感じられるようになってきた。お昼を食べ、野点をしているところに、付き添われていた、天岡さん、林さん、中島さん、西村さん、小松さんが武田さんと共に到着。下山の時間のこともあり、天岡さん、山田さんが付き添われて武田さんは残念だがここから下山されることになった。2班の方はお元気になられた。寒風峠から大谷山までは笹が美しく牧歌的な風景がひろがるおだやかな道である。
 (13時35分)大谷山山頂。日本海とびわ湖が望める眺望の良い山頂である。今年は台風の影響の為か、ぶなは葉が落ちているものが多く、又は、早くも枯れたようになっていて美しい紅葉は期待できそうにないのが残念である。
 (13時50分)大谷山出発。
 (14時15分)百瀬川右股源頭部あたりで休憩。ぶなの林が美しい谷で黄葉が始まりかけていた。清らかな流れもあり、ここだけでも来る価値のあるところである。
 (16時10分)ぶなの林、最後は杉の植林帯を通って、石庭に下山。お昼からは曇り空になったが雨が落ちることもなく下山することができた。付き添って途中から下山してくださった天岡さん、山田さん、L、SLの方々、救急の松田さん、又、それぞれの係りの方、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
                               本田:記