<例会山行報告>
2004年8月 ・夏合宿:月山&大朝日岳1
・月山&大朝日岳2 ・一口感想:私の夏山・他
・比良:八淵の滝
<夏山合宿山行報告>
月山・大朝日岳
日 時 2004年8月11(水)〜16日(月)
参加者:CL山本,SL武藤,林、本田、島田、正木、小島(鈴鹿山歩会),澤崎(里山HC)
 8/11(晴)PM8:10比良雪稜会事務所=敦賀高速=南条SA=12:00小失部川SA(仮眠)山本車、林車2台7名(武藤氏後合流)渋滞もなくスムーズに走行。

 8/12(晴)AM4:00小矢部川=5:50大潟PA=7:35豊栄=7:50中条=鶴岡=12:00姥沢小屋リフト下駅⇔上駅⇒姥が岳14:10月山山頂⇒16:25下山⇒17:45朝日鉱泉小屋(泊)
 15〜6時間の長時間車走行運転者に敬礼!今日は半日山行(標高差500弱)なのでリフトを利用、草原を漂う緩やかなカールに沿い、右前方に雄大な月山の頂に目ざし牛首分岐から石畳250mの急な登りになる、久ぶりのヒイ!ハア!一汗かき山頂(1984m)月山神社にて邪を払い心身を清める。東北の山並みを三角点にて眺めまた一つ制覇できた。満足。

 8/13(快晴)5:20朝日鉱泉⇒8:50鳥原山⇒11:28小朝日⇒13:35銀玉水⇒14:25大朝日小屋(泊)
 武藤氏合流、小屋の山間から三角錐に見える大朝日岳に向かう、吊橋(朝日川)を渡り中つると明日降りる尾根コース分岐を過ぎると急な登りとなり昨日の荷と違ってずっしり重い、鳥原湿原ではもう咲き終りの花でしか見られずがっかり、今年は早く夏が来たからね、花には期待せず今日の最高の快晴に恵まれたことが何よりもうれしい。
 否や大朝日小屋目前で「出てきた!」昨年飯豊で満喫させてくれたマツムシソウに、出会えてうれしかったヒメサユリは今年も残念。銀玉水で大鳥池から縦走された中島さんと感動の出会い、電車利用なので荷が私たちよりはるかに重そう軽々と背負い一人で去っていかれた勇気に感動、いつまでも後を振り返って手を振る。小屋では80?才の小屋のご主人が3ケ月程登山者のお世話をされご苦労様感謝です。

 8/14(霧雨)7:08小屋⇒7:25大朝日岳山頂(強風)⇒8:85平岩山⇒晴れてきたので衣服調整⇒11:20御影森山(昼食)11:50⇒13:30上倉山⇒15:10朝日鉱泉小屋(泊)
 昨日と一変して荒れ模様、昨日のうち山頂に上がっとけばよかった時間もあったのに残念。平岩山過ぎてからバッと霧がはれ左後に大朝日岳が覗かせた。惜しむかのように時々立ち止まり見入った。樹林帯にさしかかり風雨も弱まりホット一息。いくつかのこぶを越え降り応えのあるロング尾根コースである、上倉山近辺のぶな林を通り過ぎ皆の足も疲れました。足を誉めてやりたいご苦労様でした。昨日と同じ宿で入浴後山間の夕日に照らされた大朝日岳を見ながら『お疲れさま宴』で賑わい愉しい思い出になりました。
 8/15(晴) 8:00朝日鉱泉小屋⇒R7瀬波温泉入浴⇒15:10新潟港16:30出港〜

 8/16(晴)4:30 敦賀港着⇒6:10 比良雪稜会事務所着

 記;里山HC 澤崎
 一口お礼:今回で2年連続東北山行に参加させていただき雪稜会には感謝しております。
              

マツムシソウ
寄稿   月山・朝日連峰山行の報告
       2004・8・11〜16日 鈴鹿山歩会 小島 正徳
 (参加者)
山本修・武藤釿二・林謙二・島田真理・正木真知子・本田英子(比良雪稜合)
 澤崎絹子(滋賀里山ハイキングクラブ)・小島正飯(鈴鹿山歩会)
(コースタイム)
 11日 比良雪稜会事務所20:00=北陸自動車道教賀IC=南条SA(休憩)

 12日 小矢部川SA(仮眠)=日本海北陸道中条lC=11:35月山登山口駐車場11:47
12:05月山リフト下駅=12:22月山リフト上駅(昼食)12:40〜13:00姥ケ岳〜14:20月山〜15:50月山リフト上駅〜16:20月山登山口駐車場=朝日鉱泉

 13日 朝日鉱泉5:20〜5:40分岐〜7:45金山沢〜8:50鳥原小屋〜鳥原山〜11:20小朝日岳12:10〜13:35銀玉水〜14:30大朝日小屋

 14日 大朝日小屋7:05〜7:25大朝日岳〜平岩山〜大沢峰〜ll:20御影森山〜13:25上倉山〜15:10朝日鉱泉

 15日 朝日鉱泉7:40=15:30新潟港16:30=

 16日 4:30敦賀港5:00=6:15比良雪稜会事務所

 毎年お盆休みは、一人で南アルブスに行っていたが、昨年は後悔が多い山行だったので、今年は北アルプスに行く予定でしたが、思ったように事が進まなかったので、比良雪稜会の例会山行に便乗させてもらうことにした。これで人任せで山行ができます。・・・五日に雪稜会の事務所でのミーティングに参加します。場所が遠くてもミーティング参加は当然です。
 11日の夜8時に事務所出発となった。こちらの家からは遠回りになるのですが、これも他会の例会に参加するのですから当然です。厚かましく途中で拾ってなどとは言えません。 車は二台で敦賀から北陸道に乗ります。出発して二時間ほどで南条のSAです。ここで休憩して、その後の運転は林さんと変わって、帰るまで運転をさせて頂きました。こちらの軽のワゴンRと違って楽に運転できました。オートマは楽ですし、車は大きいほうがいいで,ち 小矢部SAで仮眠です、テントと車に分かれて。日本海北陸道終点から鶴岡経由で山形の月山登山口に向かいます。
 月山登山口に到着し、時雨の関係もあってリフトで上がります。
 リフト上駅でコンビニで仕入れた食料をいただきます。多くのハイカーと一緒に姥が岳コースで一周します。花には少し遅く、少なめでした。お目当ての黒百合もダメでした。

姥ヶ岳頂上で全員集合

大朝日岳と避難小屋

中島さんとバッタリ記念の写真を

朝日鉱泉のテラスでご機嫌です

フェリーから見た夕日
 一時間以上かけて、朝日鉱泉に向かいます。途中から地道になり新車の林さんの車はドロドロです。朝日鉱泉に到着したらすぐ風呂です。その後、夕食となり、早々に就寝です。
 五時過ぎに出発ですが、朝食・昼食はおにぎり二個ずつです。宿で一個食べました。歩き出しは沢への下りからです。そしてつり橋を渡り左岸に移ります。川沿いの道を暫らくいったところで分岐となり、右の斜面の登山道に入ります。ここから急登となり、ザックの重みが応えます。金山沢に着いたところで、沢水を補給しますが、今回の山行はすべて沢水ばかりでした。鳥原小屋手前は湿原で、水芭蕉のオパケがありました。また良い撮影ポイントもありました。鳥原小屋で朝食の残りのおにぎりを頂きます。ここの非難小屋はピールが冷やしてありましたので当然、今夜の宿の朝日小屋にもビールがあるものと思いました。
 小朝日岳の登りもきつく、ヤットの思い出到着です。ここで昼食ですが、オニギリ を無理に押し込みます。そして果物の缶詰をみなに回しました。銀玉水で、単独で来られていた中島さんと出会います。一緒に山行する予定でしたが帰りの日程が合わず、単独で山行されたのです。雪稜会の女性は頼もしい人がいます。ここから先は花も多くなり、ゆっくりと小屋に向かいます。2時30分に到着です。ここで場所を確保してから、当初の予定の縦走路の偵察に出かけます。西朝日岳までは遠く、途中の中岳で引き返 してきました。いよいよ夕食ですが、期待していたビールは無く残念。またガソリンコンロの調子が悪く赤い炎から青い炎に変わりません。そこで山本さんのコンロを借りることに。まずご飯を炊きソーセージを焼いて、銀玉水を沸騰させ、梅酒のお湯割りを作ります。そして具を暖めてどんぶりを作りましたが、食欲が無く少ししか食べられませんでした。
−−  私の夏山「朝日連峰」 −−
 ぎりぎりに思い立って朝日連峰−−−大鳥池〜以東岳〜大朝日岳−−−に行きました。お盆でも思ったより人は少なく、縦走中は天気にも恵まれ、静かで雄大で、美しい風景にどっぷりと浸かる事が出来、満ち足りた三日間を過ごせました。寒江山山項でメールが使用可能になって連絡が取れ、最後の大朝日岳を少し下った「銀名水」と言う所で、雪稜会のメンバーを待って、逢える事が出来ました。山の中で仲間に会えるって面白い、楽しい事でした。
 小朝日岳のしんどい登り返しにも、コールがいつまでも聞こえてくるようで元気に登れ、最後の展望地、鳥原山では歩いてきた稜線が綺麗に延びて、いつまでも見飽きる事なく眺めていました。

〜ゴッゴッと山靴の音 友として
       ひとり朝日の 山旅終える〜
                                                       記:中島久子
月山・朝日連峰夏山合宿に参加して
 夏山合宿は今年の5月に入会した初老の新人、しかも標高差100Om以上は登ったことも無く、東北遠征、果たして体力的に迷惑をかけることなく付いていけるのか不安な気持ちで参加しましたが、体力的な心配は杞憂に終わり無事下山できほっとしました。
 また、当たり前のことですが歩き方の基本、装備、コンパスの使い方、地図の読み方、分岐点での確認等の必要性が良く判りました。
 今後はまず歩き方の基本をマスターできるよう心掛けるつもりです。山行としては好天に恵まれ、美しいブナ林や飯豊連峰、吾妻連峰、磐梯山等を眺望でき満足でしたがクロユリ、ヒメサユリ等高嶺の花を見られなかったのが心残りでした。
                                                   記:林 謙二
夏合宿に参加して
 12日(木)山本CLの本隊とは、別に東京のOB会の帰り、新潟からレンタカーで月山に向かう。同じルートを別々で歩くが帰路、通常ルートは災害で通行止め、巻き道を抜け、別々のルートで朝日鉱泉に僅かの遅れで現地合流。武藤さーんと言う声にほっとする。
 10〜11日鳥海山・12日、月山と疲れがピークに、朝日鉱泉の湯に浸かると不思議と翌朝疲れが和らいでいる。
13日、皆と大朝日岳に向かう、天候に恵まれ360度の展望と途中の銀冷水で不参加のはずの中島さんが単独で朝日連峰を縦走し待っている。感動的な再会を皆で喜び、銀冷水の美味しい水に疲れを忘れる!
 大朝日小屋には、80歳過ぎの名物親父が、宿泊者は少なくのびのびと寝る。翌日は、昨日の快晴とはうって変わり、霧雨と強風の中、大朝日岳のピークを越え、下山。途中から晴れ再び14日、朝日鉱泉に泊まる。夕食前、皆でテラスから朝日岳を望みビールで乾杯!
 翌朝15日、海岸美の日本海沿線を走り、日本海を望む温泉に浸り、帰路新潟でレンタカーを返し、フェリーで敦賀港に16日朝、帰着。
念願の朝日連峰に登れた事を山本CL始め、同行の皆に感謝致します。
                                   記:武  藤
<一口感想 >
朝日岳、山も良かったけれど至る所に出ていた湧き水、おいしかったです。
それに、ナチュラリストの家のステキなテラスで朝日岳を見ながら飲んだ、ビール、最高でした。
                                   記:ほんだ
<例会山行報告>
八淵の滝
日時:2004年8月22日(日)
参加者:武藤、山口、石川、藤田,岡  計5名
 コース:事務所(8:00)=青少年旅行村登山口(9:00)〜貴船の滝(10:20)〜八雲が原で食事と休憩(11:45〜12:45)〜八淵の滝(14:20-14:35)〜青少年旅行村登山口15:00)=事務所(15:00)

 当初7,8人で登山の予定が、結局以上の5人男3人女2のメンバーとなり、武籐さんのエスティマ一台で事務所を出発した。滝の水の涼しさを楽しめると思っていたが、現実は汗で衣服が濡れる行程となった。登る途中の道には、名前もわからないきのこが多く現れて、もう一月もしたらこの近くでもたけのこが現れていそうな予感を感じながら、歩いていく。その後には水量が多くなった川と滝の付近の鎖がつけてある険しい岩場を何箇所も登っていった。

八淵の滝にて
 最後の険しい道を上りきると、八雲が原と比良のロープウェイの駅に行く道の途中に出た。ロープウェイが廃止されて、この場所にたどり着くのは初めてだ。今までのこの付近が観光客や登山の人でにぎわっていた雰囲気と違って今は、人のけはいがないとても静かな場所となっていた。
 帰り道でまぼろしの滝と記された案内板を発展したので、その滝を求めて川を上るも、それらしき滝は発見できなかっ た。
 八淵の滝の付近では、多くの沢登りの グループを目撃して、帰り道が同じになったので、どこから来たのかと聞いてみると、「自然村〇〇」という京都の旅行企画会社が参加者を募って、実地しているとのこと。
 車で買える途中比良登山口近くの温泉にいくも、車がいっぱいで待たなければならないので、今回はやめてそのまま事務所に戻った。そこから私は家にバイクで帰ったが、途中から天気が怪しくなり、家にたどり着いたとたんに雨が激しく振り出してきて、間一髪だった。
                                        記録:藤田 悦史