<例会山行報告>
2004年7月 銀杏峰 ・一口感想 
夏合宿:飯縄・雨飾山
一口感想
<例会山行報告>
銀杏峰(げなんぽう1440.7m)
日 時 7月4日(日)
参加者:武藤、中西、石川、正木、本田  計5名
                                          記:石川 忠雄
 コース:事務所(6:30=南庄SA(8:10)=福井IC(8:40)=登山口(9:40)登山開始(9:50)〜銀鉱山跡(10:05)〜標高1200m(11:00、これより急登、要注意の標識あり)〜頂上(12:00)昼食後、頂上出発(12:50)〜下山(14:30)

 台風7,8号が南方海上に発生とのニュースを気にしながら出発を30分早めて事務所を6時30分に出発する。事務所を出発したときは曇り空であったが、北陸路に入ると快晴である。順調に車を進めて登山口に到着する。
 準備体換の後、いよいよ入山である。登山口のあまり立派でない鳥居をくぐると、はじめから急登である、そして急登の連続で頂上の手前300mあたりまで続くのであった。

銀杏峰山頂にて
 銀鉱山の廃嘘跡で休憩して、登り始めたとき、登山道に鉱宰を細かく砕いて登山道に砂利のように撒かれていたのを見て不思議に思ったが、その原因が解った。これは銀を精錬したときに出る「カス」なのだ。汗を拭き拭き急登に悪戦苦闘しながら、いつかは平坦線に出るだろうと、期待しながら歩を進めたがついに出会えなかった。
 ところが頂上の手前300m付近に小規模ながらお花畑に出会い、いろいろな花が咲き乱れている光景を眺めて、その美しさに「ほっと」する思いであった。
 昼食後登ってきた道を下り14:30に下山その後、美浜森林温泉で汗を流すが、この温泉は脱衣場から浴場まで離れており、数10段の階段を上らないと温泉に入れないのであった。今日は最後まで登りに縁があるなあーと皆で話に花が咲いた。
 敦賀でおいしい寿司を食べて帰途につく。あとは家で1ぱい呑むだけだ!
          <一口感想 >          
 「銀杏峰」(げなんぽう)  7月4日(日)

 道を塞ぐ大きな石に悩んでいると、いつの間にか何処かへ消え去って、先が明るく楽しい気持ちが広がる不思議なことを幾度か経験した事がありましたが、今日もそんな日でありました。
 天気予報の数日前までは、恐らく中止になるだろう・・・、当日の朝さえ下山まで保つだろうか・・・。ところが終日好天と適度の風に助けられ厳しい坂道ながらの登山と愉快な道中を頂くことが出来ました。

 急登尽きない銀杏峰なれど
  展望拡げる尾根道は
   懲りずに来てよとチクリあざみの
    花道
                                                         記:中西 怜
<例会山行報告>
夏山合宿 飯縄山・雨飾山 
7/31〜8/1晴れ
参加者:西村高CL・山本SL・岡・今在家・藤野・島田・正木・松田昭子 計8名
 コースタイム
7/31 事務所5:00〜飯縄山登山口11:40〜頂上9:55〜登山口16:30オートキャンプ場20:00(テント泊)
 台風の影響で太平洋側が大雨の予報、沢の水量も多いだろうと聖行きを急きょ日本海側の飯縄山と雨飾山に変更。リーダーの西村さんは去年も行けていないので土壇場まで決断が付かなかったが、安全パイを取ってギリギリに飯縄・雨飾に決断(結果的にはいい決断でした)。

一日目(7/31) 飯縄山(飯綱山)花が咲き乱れている山
  5:00 事務所集合。出発北陸道をひたすら目的地の戸隠村に
 11:30 飯縄山登山口に到着、
 12:00 準備を整えて出発。高校生の集団に出会う。ハイキングコースとして生徒の野外授業の場所になっているらしい。登山道は広くて歩きやすく整備されている。
 14:00 お花畑に・・・こんなに花がたくさん咲いているとは誰も想像していませんでした。(花の名前は正木さんにお任せ)ちなみに8人全員がこの山は初めてです。
 14:45 頂上に到着。360度の展望台です。戸隠忍者の修業場所の戸隠山・高妻山・妙高山・火打山・黒姫山周りの山々が一望できます。                  


   お花畑の中で

標識が何故か飯綱山に・・・
16:30 駐車場に到着。入浴後、雨飾山の登山口のオートキャンプ場に向かう。     

*出会った花の名前はツバメオモト(実)、コオニユリ、ツクバネソウ、玉川ホトトギス(黄色)、マルバタケブキ、シモツケソウ、ヤナギラン、ギボウシ、ホーオーシヤジン、ホツツジ、トリカブトです。
  (正木)
 二日目(8/1) 雨飾山 北アルプスの展望台
コースタイム
 8/1:登山口6:00〜項上9:55〜登山口14:00〜鏡池14:30〜入浴15:00〜事務所21:00 

 6:00 オートキャンプ場を出発。テントは帰るまで張っておく。(料金は一緒)10年振りに来たけどキャンプ場が登山口の近くに変わっているほかは変わっていない。来た時期が違うので水芭蕉は大きな葉っぱしかお目にかかれなかったが。
 6:30 2〜30分の湿原の木道歩きの後、登山道に取り付きます。急登が続きます。
 山荘で泊まった20名の人が朝の弁当を食べていました。やはり人気の山やね人が多いわ。ブナ林に入るとホッとします。樹齢何百年の太いブナ林が続きます。荒菅沢で一息入れて。さらに急登が続く。
 9:30 笹平着く。正面に雨飾山が迫ってきます。休憩の後最後の急登にいどみます。気温25〜6度涼しい
 9:55 双耳峰の頂上です。360度の展望。北アルプスがガスに隠れたり現れたりして遊んでいます。わずかのガスの晴れ間を見てパチリと写真。大勢の人が昼食しています。我々もムシャムシヤと・・・・
 13:00 再びブナ林にて休憩。昨日今日と持ち歩いた、取って置きのものを皆さんにご披露。スイカです。沢の冷たい水で冷やした冷たいスイカ美味しい皆さんに喜んでもらいました。
 14:00 テント場到着。テントを撤収して鐘池に、10年前に来たときは鏡池の側にテント場があった。早朝のガスでむせぶ池の写真を撮った思い出があります。雨飾山荘で入浴して帰路に。花は少なめでした。
 ウツボクサが目立ち、他にヨツバシオガマ、ギボウシ、ウメバチソウ、コゴメクサ、荒菅沢ではミゾホウズキが咲いていました。  (正木)

記録:松田・島田・正木 

報告
 やまもと記

太いブナの木
<ひとくち感想>
 美しい名の雨飾山
 4年前にも会の山行があったが体調が悪く参加は出来なかった、山行報告を何度も読んで美しい名前の雨飾山に惹かれていたのでした今回は登頂する事ができて嬉しく感謝をしております。
 下山の途中荒菅沢で山本さんが沢の水をズックの袋に何回も入れておられて何をしているのかナ??と 不思議に思ったのですがブナ林に入り小休止の時に喉の乾きをと、西瓜を切って皆さんに「頂上で出そうと思
ったけれど涼しかったので」の言葉にビックリ
 重たい西瓜を背負って項上へ、感激と感謝、よく冷えた甘い西瓜に皆さんの嬉しい顔の笑顔が、山で冷えた西瓜を頂くなんて、こんな贅沢を、雨飾山の楽しい想い出が強く残りました。

 「山本さん美味しい西瓜をごちそうさまでした。」
                                               おか
 初めての山小屋泊、私にとっての大チャレンジ。楽しく無事に終えることが出来ました。リーダーや同行の皆様、留守番の家族に感謝、感謝です。
                                               しまだ
 雨飾は急登が続きなかなか厳しい山でした。久々の山で自信はなかったのですがつられて登ることが出来ました。
 飯縄山も花の多い山で正木さんから花の名教わりましたが、殆んど忘れてしまいました。
 また、山へ行かないといけなくなったな。
                                             藤野 健太郎