<例会山行報告>
2003年10月 紅葉の三の峰 ・八年ぶりの三の峰
三の峰ひとくち感想 ・天ヶ森 ・野点
<例会山行報告>
紅葉の三の峰
日 時10月4〜5日(土曜〜日曜) 快 晴
参加者:山本(CL)・山口弥(SL)・本田・新美夫妻・山本綾・今在家・石川
・坪井・田中政・澤崎(里山ハイク)・正木(体験参加)・秋山 計13名
コース
 10/4 事務所(20:05)→敦賀IC→北陸道→福井IC→R175→上小池P(23:30)(仮眠)

   /5 上小池P(6:00)→登山口 (6:00)→六本檜(7:30〜40)→剣の岩(8:25〜30)→三の峰避難小屋(9:45)→三の峰(10:00〜15)→三の峰避難小屋(10:25〜11:30)→六本檜(13:00〜10)→登山口(13:55)→刈込み池分岐(14:00)→ブナ林散策→刈り込み池→上小池P(15:00〜40)→平成の湯(16:20〜17:05)→天狗ソバ(18:40)→事務所(21:30)

 10/4 定刻に参加者13名集合。山本車 新美車 石川車 の三台の車に分乗し事務所(20:05)を出発R161、R8経由敦賀ICより北陸道に入り途中南条SAにて休憩。山本CLより今回の山行に関し概要説明を受ける。福井ICを下りコンビニにて明日の朝食と昼食を調達し、今夜の仮眠地である上小池キャンプ駐車場へと向かう。山間地帯に入り鳩が湯温泉をすぎた辺りで2〜3匹の「タヌキ」と「鹿」が歓迎のお迎えをしてくれる。23:55上小池駐車場こ到着テント2基と車に分かれて仮眠。

  /5 山本CLの号令で5時過ぎ起床。夜半の冷え込み厳しく天候も良さそう。朝食後テントを撤収し登山準備。昨夜の冷え込みと寒さで少々寝不足気味ながらも皆、元気に6:00駐車場を出発。15分程で登山口に到着,いよいよ登山開始、スタートから急登、20分ほど登ると山腰屋敷跡があり 以前はこのあたりがキャンプ場となっていたそうです。杉林を抜けブナがまばらに生える中を登ると目先が明るくなり 伐採跡地に出て見晴らしがよくなる。この辺りから斜面が急になり登り切ると六本檜で稜線に出る。立派な檜が映えている。此処で小休止。稜線を左に行けば赤兎山に快晴で見通しがよく 下を見れば刈り込み池のある原の平、遠方の山々、上を見れば大きな山が切り立っている。あれがめざす三ノ峰か隣りは別山か 喧々諤々である。

三ノ峰避難小屋前 全員集合

刈り込み池の ブナ
 此処からは尾根歩きとなり、雲一つない快晴のもと、白山から三の峰、願教寺山等を仰ぎ また、所々の紅葉した景色を眺めながら尾根を歩く。剣ヶ岩が稜線に立ちはだかっている。此処からまた見上げるような登りが続き一番苦しいところだが皆頑張る。(石川さんここでギブアップするも皆で元気つける)最後の急坂を登り 三の峰避難小屋(9:45)に到着。小休憩後リュックを置き身軽になって三の峰に向かう。10時 三ノ峰(2,128m)に登頂。(駐車場より丁度4時間)
 頂上からの展望は誠に素晴らしく 目の前には別山が大きく立ちはだかっている。全員の記念撮影。各人それぞれのポーズで写真を撮り三ノ峰避難小星に引き返す。小屋の前広場で快晴の秋空の下で360°の展望を眺めながらの昼食を楽しむ,遠くに御岳山。乗鞍岳など望むことが出来万々歳
 山口さんの調理 女性軍による美味しい「トン汁」をご馳走になる。昼食中に大津山の会ケルンの二人に遭遇、トン汁をご馳走する。お礼に笹もちを戴く。11:30下山開始。途中 来た道を振り返り 良くぞ登ったなあ〜と思いながら下山。13時に登山口に着く。
 刈込池自然研究路(ブナ林の散策)を散策し駐車場こ戻る。このブナ林は素晴らしい、ここだけ来ても値打のあるところです。
 帰路には少し遠回りでしたが九頭竜温泉「平成の湯」にて汗を流し「天狗ソバ」でソバの夕食をとり21:30)事務所に帰る。
 参加者全員 日頃の行いが良かったのでしょう快晴でホントに素晴らしい山行でありました。皆さんお疲れ様でした。
 最後になりましたが山本さん新美さん石川さん運転ご苦労さんでした。
<  八年ぶりの三ノ峰 >

 初めて三ノ峰に登ったのは、記憶はサダかでないが八年ほど前だと思います。
避難小屋とまりのため重荷を背負って、健脚の皆についていくのが辛かった思い出があります。だから 三ノ峰と聞けば しんどい山やった。としか浮かんできませんでした。
 今回 訳あってリーダーを引き受け13名の大所帯を引き連れての山行は果たして全員無事ニ頂上に辿り着けるやろうか?との不安がありました。
 今回は 荷物ハ軽いが責任が重いものがありました。が幸い皆さん脚も 口も軽やかで無駄な心配でした。前回はひたすら後ろからついて行くだけで景色を眺めて楽しんでいるヨユウがなかったけど 今回は 快晴の中での山行とあって展望が抜群でしたのでしっかりと堪能出来ました。全員が頂上をクリアできてよかったです。途中から引き返すといっていた人もマイぺ−スで頂上に到着。大きな拍手。これが仲間なんだな〜と
 今回は別山は眺めるだけでしたが避難小屋泊まりで別山まで脚を伸ばせる山行も組んでみたいですね。別山はダメでしたが 刈り込み池のブナ林を散策して自然を充分堪能できて良かったです。
 最後の600段の階段が余計なおまけ付きでした。とにかく楽しい山行でした。
                                            やまもと:記
<  三ノ峰 ひとくち感想 >

 歩いて来た道とこれからゆく道が両方見えて、山の大きさを感じました。
 いつの日か別山から白山の方へ縦走してみたいなと思いました。帰りに寄った「平成の湯」は、いいお風呂でした。
                山口 弥生:記
<列会山行報告>
京都:北山「天ヶ森」813m
10月10日(日)
参加者;西村高・武藤・岡・堀部・中西 計5名
 先ず、機関誌「ぶな」の愛読者の皆さんに「天ヶ森」を知って機会を見つけて訪ねて頂きたいと思い武藤さんが用意して下さった,ガイドブックを引用させて頂きました。

 <ナッチョ(天ケ森・高谷山):813m>

三つの名を持つ珍しい山
 大原地区の北部亡位置するナッチョは、変わった山名を持つ山だ。天ケ森、高谷山とも呼び、三つの名前がある。
 小出石バス停から百井方面へ進むと、橋を渡った右手にある側壁の間に、登山道がある。沢沿いから西に向きを変えて尾根に入り、北に登る。稜線の山腹を西に行く。植林地に出て鹿避けネットを通り、百井分岐から再びネットを通って山頂に着く(このコースでネットの開閉は6回ある)。山頂からは、東側が少し見える。
 北に続く稜線を下る。琵琶湖、比良山系の眺望が素晴らしい尾根だ。アップダウンを繰り返して三谷峠へ。ブナの緑陰があり、涼風が西の安曇川側から吹き上げてくる。反対側の東へ下る。クマザサの斜面を横切って、植林の谷に近づくと、道が荒れているので注意する。三谷林道に出て、変化に富んだ谷を行くと、国道367号の三谷ロバス停に出る。
 三谷口バス停近くの道陰に車1台を置き、もう一台の車で全員が登山ロに向った。予報は改正であったのに雨を思わせるような空模様に「やはり今年の天候異変は・・・」と心配させられたが、間もなくその心配は消え爽やかな秋空に涼風さえあり気持ちよい山歩きになった。9時45分に登山口をスタート気温11°Cとのこと。
 楽しい会話を弾ませながらクッションのよい落ち葉の道をゆったりペースでうっすら汗かく程度で11時15分には頂上に到着。「大原の里10名山」の標識が出ていた。なる程木立が高くて京都側の展望は望めないが比良山系から琵琶湖、更には遠く伊吹山まで眺望は素敵であった。11時50分三谷峠へ向かう途中の琵琶湖側の眺めのよい山肌で昼食をとることに。
 さすがに手慣れた武藤さん、西村さんラーメン料理の始まり、しかもタラバ蟹入り、そこえ女性軍ご持参のきざみねぎと茗荷のきざみ更には大きな粗挽きウインナーまで入りグルメの極みであった。
 昼食事のみならず小休止の度にみかん、りんご、柿等々女性メンバーのご相伴にあずかり少人数で女性混成チームによる登山の特権なのか?
 どなたかの「山へ行く度に体重が増えるワ」の声にダイエットを指示されている私は一瞬ドキッとしたけど まあいいや よく登り よく食べる・・・食欲の秋だ。
 午後1時に三谷峠へ向い2時間45分に車の待つ三谷口に到着。楽しい会話に林道歩きも苦にならず、あっという間でした。紅葉には、まだ少し早かったけど楽しい秋山散策でした。
 帰路「大津市立 やまゆり荘」で入浴 大津市民、志賀町民 無料でした。
                         記:中西 怜
<秋の公開野点山行:登山祭典>
「朽木曇洞谷山(622.6m)
日 時  平成15年10月26日(白)
参加者 合計33名
会 員:西村高行、田中政行、秋山夫妻、天岡茂、堀部美智恵、松田祐子
     馬場夫妻、山田茂夫、中西怜、山口弥生、岡和子、今在家  
会員  14名(家族含む) ・一 般  19名(会友含む)
<コースタイム>
 和迩駅前:貸切パス(8:05)→小野駅前(8:10)→朽木新本陣(道の駅)→桑野橋(9:25〜9:50)→鷹ヶ峰(11:45〜12:20)→大彦峠(13:00)→雲洞谷山(13:50〜14:30)→岩瀬バス停(16:05)

<山 行 記>
 今日は、お陰様で絶好の行楽日和で一路朽木へ・・・・・
 車窓より山々を眺めると、紅葉には今少し早そうだし、同行の中に子供たちの姿が見られず、チヨット寂しい・・・・・
 朽木新本陣(道の駅)で一時、生理休憩。 此処で開店されていた日曜朝市は人・人一人で大賑わいでした。 桑野橋まで引き返し下車。受付・会費の徴収を済ませ会長の挨拶、山田さん指導でストレッチ体操、これでいよいよ山行スタート・・・
 登山口より、急登続きで30分程歩いたら汗ばんできたので服装調整の為、暫し休憩。 その後1時間過ぎた頃、紅葉には恵まれなかったが雑木林の景観を楽しみ乍ら小休止。ブナの大木を有する鷹ヶ峰こ到達し昼食を摂るる。
 ジッとしていると、流石に肌寒くなり予定を早め出発進行。 今日の登山道は、堆積した落ち葉等で絨毯の上を歩いている様にたいへん心地よくルンルン気分。
 大彦峠を通過、やっと雲洞谷山へ辿り着く。 風当たりも少なく、気温も程良くまずまずのコンデションで、参加された皆さんは野点を充分楽しみ満足された様子。
 野点を振る舞って下さったスタッフの方々、大変お疲れさまでした。 さて、気分の落ち着いたところで班毎に記念撮影、皆さんそれぞれ得意のポーズで納まり、イザ下山開始。 途中、赤松が林立している箇所があり、もしかして!!!松茸あるかもと心踊るもそこは団体行動、空しく前進あるのみ‥又の機会に期待しよう。
 沢の付近で一休みの後、16:05全員無事岩瀬の駐車場へ帰還。
爽やかな気候の中、貸切バスで帰路へ‥・・・
 本日のため、いろいろと下準備して頂いた役員さん始めお手伝い下さった皆さま大変有りがうございました。                              イマザイケ:記

雲洞谷山頂の野点風景