<例会山行報告>
2003年9月 ・小松山荘 ・湖北:武奈ヶ嶽 
野点:下見山行 ・大日岳縦走
<例会山行報告>
「小松山荘」での焼肉パーティー
抽選会(豪華景品?)
 9月6日(土)〜7日(日)
参加者:西村高、山本修、石川、今在家、武藤、山口弥、堀部、岡  計8名
 久振りの野外パーティなので大勢の会員に参加をして欲しいと何度も声かけをしたのですが‥‥.夏山登山 聖岳参加者全員の無念会か?(一人足りない‥‥ 本田さんや)山口夫妻は少し遅れての参加ということで5時頃からドラム缶(半切り)に網を乗せ肉、野菜を焼き始める、冷たいビールで「??」!!車のドアを閉める音??
 タイミングの良い山口夫妻の到着、全員で「乾杯」肉の他にサンマ、イカ、ホタテ、炭火で焼くサンマの美昧しいこと私たちが子供の頃はヒチリン、カンテキ(方言か)で火を織して魚を焼いていました(歳が解る)。炭火は遠赤外線がでて中までホックリと焼けてグリルで焼くのは味が違います。
 美味しい物を食べている時の顔は柔和な幸せのひととき‥ オイシイオイシイ豪華?景品が登場 「大ジャンケン勝ち抜き戦」豪華賞品を得るためピール、お酒で赤くなった顔で最初はグー、ジヤンケンポン、アイコデシヨ、9本の腕がグー、チョキ、パー と童心に還りたのしいこと・・・ー諸に山行きはしてもこんなにユツタリと会話を楽しむ事はできなかった・・・・、夜空には月が(中秋の名月はすぐそこに)・・・・昼間の暑さも何処かへ涼しくて山本さんは暑いと言って短パンをズボンに替えてのイッパイ飲み会11時過ぎまで盛り上がりました。会員相互のコミニケーションの機会ですこれからも大勢の参加をお願いいたします。                        おか:記
<例会山行報告>
湖北 武奈ケ嶽
9月7日 晴れ
参加者:CL武藤、石川、今在家、山本、岡、堀部、山口や、山口ヵ  計8名
コース 8:55登山口〜9:20小休止〜10:15小休止〜10:25赤石山【740.3m】〜11:05武奈ヶ嶽【865m】
見晴らしの良いととろで昼食〜11:45下山〜12:25小休止〜13:10登山口

 R303を石田川ダム方面に入りすぐの所に角川生活改善センターがあるここに車を置いて、光明寺の右横にある登山口より登り始める。
 武藤さんをリーダーに昨日の洒を少しづつ抜きながら、まずは風通しの良いところで小休止、本当に風が気持ち良い。
 檜林と雑木林の間を心地よい風に吹かれながら足をはこぶ、所が次の小休止からハエのお出まし下山するこの場所まで一緒だった。
 山頂では二組の山岳会と合流、昼食を取りひと時の交流。
 なんと素晴らしい見晴らし、琵琶湖の竹生島・日本海の青葉山・湖北の山々、ハエのいない頃にもう一度と思いつつ下山。フロで汗を流し幸せを感じつつ帰路。
                                  記:山口ヵ
湖北:武奈ヶ嶽山頂にて
 <下見山行報告>
鷹ガ峰〜大彦峠〜雲洞谷山
9/23(火) 天気 曇り
 CL西村高・山本修・馬場夫妻・秋山・藤田・山口や・岡・堀部  計9名
 コース 桑野橋P(9:20)〜白倉岳登山口(9:30)〜鷹が峰(11:20〜50昼食)〜大彦峠(12:40)〜雲洞谷山(13:20)〜岩瀬・行者山分岐(14:20)〜下岩瀬(14:55)〜道の駅前バス停(15:30)

 登山口から鷹が峰まで所々急登有り、自然林の林の中足元にはドングリがいっぱい。皆で童心に帰りドングリを拾い拾い歩く♪ドングリ コロコロ ドングリこ♪♪秋だなぁー
 雲洞谷山は林がきれいで、いつ来ても癒される山です。
 10/26野点会場どこにしようか?色々と見て回る。岩瀬・行者山分岐の所で2組に分かれ、それぞれの道を行く、私達(西村さん・藤田さん・山口さん・岡さん・堀部)は岩瀬に下る方向に昔の峠道を思わせる様なとってもやさしい道、この道に決定か?所々に赤松の木ひょっとしたら「まつたけ」一度食べてみたいなぁー!ゆったりハイキングコース 10/26が楽しみです。
                                        堀部:記
行ってきました!剣岳の展望と紅葉&落差日本−の称名滝へ
北アルプス立山
室堂〜奥大日岳〜大日岳
【参加者:13名】
 西村高(CL)、山本修(SL)、秋山、本田英、武藤、田村、岡、藤野、堀部、松田、尾畑、山口弥、原
【時間記録】
 9月26日(金) 事務所(20:20)==北陸道==小矢部川sA(11:50)(泊)

 9月27日(土) 小矢部川川SA(5:30)==立山駅(P)(7:00)・・・美女平(ケーブル)==室堂(バス)室堂(9:00)〜雷鳥平〜新室堂乗越(10:25)〜奥大日岳(12:15)〜大日小屋(14:50)(泊)

 9月28日(日) 大日小屋(6:20)〜大日岳(6:35)〜大日小屋〜大日平山荘(9:50)〜大日岳登山口(12:30)〜称名滝展望台〜称名滝バス停(14:25)==立山駅(P)(14:50)==亀谷温泉==事務所

【コース記録】
 9月26日 20時に事務所集合。
 西村号、山本号、武藤号に分乗し、紅葉の立山めざして出発。呉羽PAで仮眠(テント泊)の予定だったが、テント場の確保を確実とするため小矢部川SAで泊まることとする。武藤号が遅れて到着。どうしたのかと思っていたら今夜のアルコール確保のため酒屋に寄っていたとのこと。さすが!
 6人用テント2張に女性5人、男性各人、車内で2人、私は持参した個人テント(2人用で2回目の使用です!)で泊まることに。
 設営が終わったら、ビールで前夜祭。このSAは売店・軽食が24時間空いており便利だ。しかし、明日が早いので12時15分には就寝。

 9月27日、5時起床。
 (山本さんから4時45分過ぎに携帯コール!!)5時30分には出発。富山市内のコンビニに立ち寄って食料等を確保し、立山駅前の駐車場へ向かう。駅前には7時に到着したが、駐車場は大分詰まっていて西村号と武藤号は河川敷の駐車場へ止めることになる。
 7時40分のケーブルに乗って美女平へ、そして臨時バスで室堂へ進む。美女平からは山の上はガスで見えませんでしたが、弥陀ヶ原付近になると雲ひとつない快晴へ。車窓からは大日三山が目の前に、そして剣岳も見えるではないですか。車内は少し興奪状態。武藤さんはさっそくザックからビデオカメラを取り出し、車窓からの雄大な風景を取り始めました。こうして室堂には8時35分頃到着。トイレタイムの後9時に出発。

地獄谷の風景

立山連峰&みくりが池
 室堂付近は登山客だけでなく観光客も沢山おり、みくりが池や地獄谷付近は少し混雑していましたが、我々も記念撮影をしながら、この辺りまでは観光客気分でゆっくりと歩いていきました。地獄谷の手前では、露天風呂のようなものを発見し 「露天風呂だ!露天風呂だ!」と大はしやぎをしたが、さて、あれは本当に露天風呂だったのだろうか?

全員で記念写真

みくりが池をバックに美女達!
* 雷鳥沢キヤンプ場といえば、98年8月の立山三山縦走と剣岳への山行を思い出します。私が比良雪稜会に入会して初めて参加した北アルプス山行で、初めての本格的な登山でしかもテント泊でした。いきなりの剣岳挑戦で無我無中で登ったことを覚えていますし、豪雨と強風の中のテント泊も忘れられません。
 そして、雷鳥沢キャンプ場の横をとおり少し歩くといよいよ本格的な登山道へ。登りきって稜線にでたところの新室堂乗越で休憩。時間は10時25分。この時点でガスによって景色はまったく見えない。天気予報は快晴なのに。山の天気は分からないものですね。この休憩では山本さんが持ってこられた「梨」を皆でいただく。これが美味い。
 ガスが晴れることを願いながら10時35分には出発。少し歩いていると、なんと 「つがい」と思われる雷鳥二羽がいました。一羽はどうも怪我をしているようで、足を引きずっていました。羽の色が白くなりかけており冬支度しているようでした。この雷鳥との対面に喜んでいると、他にも5羽以上の雷鳥が集団で歩いていました。例のカエルのような鳴き声をしながら。みんな、このシャッターチャンスを逃すなと、写真を撮りまくっていました。さて、綺麗に撮れているでしょうか。
 一回の休憩をはさんで、12時15分に奥大日岳に到着。ゆっくりと45分間の昼食大休憩。藤野さんがドリップを使って本格コーヒーを。美味い、美味い!山で本格コーヒーとは、ありがとうございました。13時に出発。200mほどの下り。ハシゴ等の難所もあり、慎重に進む。ガスの中の幻想的な七福園を通過。 
 14時50分、本日の宿泊場所である大日小屋に到着。今日は満員御礼状態の様子。私たちは本館(?)の前に作られている16畳ほどのプレハブ小屋が与えられました。なんと貸切です。さて、大日小屋は電気がなくランプの明かりで過ごすことになります。プレハブ小屋は寒い。隙間風がありそうだし湿気も。ランプをつけるとともに、藤野さん持参のガス・ストープにも点火し暖をとることにしました。

 * 小屋の中でガス・ストープを点火した藤野さん。酒のあてにと 「いかのスルメ」 を焼き、みんなに配ったところ「うまい、うまい」と大好評。これに気を良くした藤野さん。自分の足をストープの上において、「ゲソ焼きは?」 と。これには一同大爆笑。 

貸し切りのプレハブ小屋内
 夕食は17時40分からで、まだ3時間もあります。敷いてある布団を畳んで、車座になり宴会の開始。外は雨が本格的に降ってきましたが、我々は持参したつまみを食べながらビール・ウイスキーを飲み、あれやこれやと大いに議論が弾みました。それは、「山に来るための家庭のありかた」や「山小屋のあるべき姿」さらには「山小屋での男女の就寝のありかた」など極めて学術的な問題が真剣に討論された有意義な時間でした。
 さて、そうこうしているうちに夕食の時間。食堂はストープがあってとても暖かいのですが、やはりランプの灯だけで少し暗い中での食事です。早々に食事も終えて、底冷えのするプレハブ小屋に戻り18時15分頃には就寝開始の状態に。
 テレビで明日の天気を確認すると「晴れ」。外は雨も上がり雲が切れてきて、19時頃にほ満天の星空となり、明日の「快晴」を予感させる状態。

 9月28日、5時起床。
 残念ながら晴れ間も見えるものの全体に空はどんよりとし、目の前の剣岳もその頂は雲に覆われています。、5時40分に朝食をとり、6時20分過ぎに空荷で大日岳山頂にむけて出発。15分程で山頂に。記念撮影などして再び小屋に戻りました。剣岳を覆う雲は動きそうになく、小屋からの大展望は締めて7時25分に下山開始。

* 大日平の木道での休憩中。話が年齢のことに及び、あれこれと話がはずむなか、武藤さんの「青春は歳じやない」の一言に全員感動。
 「そうだ、そうだ」と共感の拍手が沸き起こりました!すばらしい!
 1時間ほど下ると水場があり、さらに下ると一気に視界が開け緩やかな大日平の一角にたどり着きました。しばらくは木道歩き。9時50分頃大日平小屋に到着。10時25分までゆっくりと休憩。藤野コーヒー店も開店し幸せなひと時。
 称名川の峡谷を隔てて弥陀ヶ原が広がり、その奥には薬師岳が見える。そんな中をゆっくりと出発。急坂の下りを経て、12時30分に大日岳登山口に到着。無事下山できました。
 登山口からすぐのところに称名ノ滝があります。各自のザックを置いて(尾畑さんが留守番をしてくれました)、空荷で見物にいきました。少し山道(といっても一般観光客もたくさんおられますが)を登って展望台に到着。落差35Omの迫力に大感激でした。見物が終わり道を引き返して道路を下っていくと称名滝バスターミナルがあります。バスの出発時間は14時25分。ここで各自昼食休憩。お湯を沸かしてラーメンを食べる人も。
 14時25分のバスに乗り立山駅に向かう。約20分で立山駅到着。

称名滝展望台にて
 登山口からすぐのところに称名ノ滝があります。各自のザックを置いて(尾畑さんが留守番をしてくれました)、空荷で見物にいきました。少し山道(といっても一般観光客もたくさんおられますが)を登って展望台に到着。落差35Omの迫力に大感激でした。見物が終わり道を引き返して道路を下っていくと称名滝バスターミナルがあります。バスの出発時間は14時25分。ここで各自昼食休憩。お湯を沸かしてラーメンを食べる人も。
 14時25分のバスに乗り立山駅に向かう。約20分で立山駅到着。
* 称名滝バスターミナルで立山駅行きのバスに乗り、この二日間の山行の感憩を我が雪稜会のメンバーが語り合っている時に悲劇が起きました。
 「いい山行だったけど、今朝の大日山荘からの 剣岳展望が見られなかったのが残念だったね!といったところ、パスに乗っていた他の登山客が「8時にはガスも晴れて剣岳がバッチリ見えましたよ」「あー、そんな話、聞かなければよかった」とがっかり肩を落とした雪稜会のメンバー。

 14時50分過ぎ立山駅を出発、途中、亀谷温泉でゆっくり疲れを癒し帰路につきました。
                    (記録:原)